Aという営業所とBという営業所がある。 Aという営業所は、はげが自分の気に入らないガス馬車御者を大量に送り込んだ営業所。そして、Bははげが気に入っているのと、トラブルを起こすからAには送れないガス馬車御者がひしめいている。 AよりBの営業所のほうが売上が良い。
Aの所長が、Bのガス馬車御者を二人よこせ、といい始めた。 しかも、古い順に、だという。 古い順にやるとすると、Aに行くなら辞める、と断言しているBのガス馬車御者。例のや○ざ上がりの人。 そして、ゴリさん。 ゴリさんは別に行くのは嫌がらないだろう。しかし、一人抜けるのは辛い。そして、A営業所の熊五郎も、一人増えるなら辞める、と宣言している。
もし、この異動をないものとするなら、Aの所長(大型ガス馬車御者)はぶんむくれて、辞めるといいかねない。 どちらにしても、辞められては困る。 現状ではや●ざ上がりの人にしろ、Aの所長にしろ、辞められたら人手が足りなくなるのだ。元はといえばはげの人事が招いたことなのだが、その辺ははげは考えていないだろう。辞めたら新しい人を入れたらいいというが、新しい人が来ないのだから仕方ない。 新しい人がくるなら、辞めさせたい人間はいっぱいいるのだ。
ということで、人事異動なしで、Aの所長の気を静めなければならない。 もともと、Aの売上が低いのと、Bの売上がよいことが問題なのだ。 大型ガス馬車御者のA所長もわがままなのが問題。 しかしその一方でAをよくするために一生懸命やってくれている。 顔を潰したくない。
やく●上がりの人をAにやる事をしないのが、「Aにやると、やく●あがりが辞めてしまうから」という理由にするのはまずい。やはり、そことは関係なく、Aの所長が何も言えなくなるような理由を見つけなければならない。 というか、納得できる言い訳を考えなければならない。
そこで、おいらがやったのは、『THE 根回し』
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今度、Aの所属する場所も、Bの所属する場所も合併する。そして、おおきな市となる。 それを利用した。
「AとBの所属する市の合併に伴い、現行の体制全般を見直すことを視野に入れた体制の変革を社長以下数名の上層部が検討中である。そのため、人の移動を目的としただけの人事異動は、今すぐは行なえない」 という方向でBの所長に説明し、うまく矛をおさめてもらう手に出たわけだ。おいらが。 変革を視野に入れた検討だが、その検討の結果、現行のままという可能性は十分にありうる。変革の計画による予期された結果より、現行のほうが良いとされれば、現行のままとなる。つまり、人事異動がないという可能性もありうる、ということだ。 そして、この説明をするために社長の名を使うことも許可を取った。
あほ臭いといえばあほ臭い。 自分の意見が通らないことでぶんむくれる上司など、社会人として論外だ。もっとも、そういうのも五万といるだろうが。 しかし、実際にありうる以上、手を下すしかない。
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そういう報告をし、Aの所長を黙らせることに成功した。 一安心。
ところが、社長から課題が。 「なんちゃん、Aの営業所の取扱他、Bの営業所の取扱をどうすればいいか、検討して、試案としてまとめてきてくれ。」
あの……、何度も言いますが、おいらはヒラです。 ヒラに事業計画立てさせるな(−−;
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