| 2003年12月05日(金) |
限られた命をどう生きるか その2 |
2002年5月1日のなんにゅうに、ガンで余命半年のじーちゃんの話を書いた。
まだまだご健在でございました(^^;
先日、あるガス馬車御者が、彼を送って病院に。しばらく待って、また家に連れて帰ってきた。俗に言う往復仕事。専門用語でいえば『上下』(笑) 上下にも二種類あって、行った先でメーター切って、もう一度迎車メーターでまっているパターンと、賃走メーター入れっぱなしで待っているパターン。 どっちがよりやすいかというと、実は微妙。待たせる時間が長いなら、迎車パターンのほうが安いし、すぐなら入れっぱなしのほうが安い。
今回は、どうやら迎車パターンだったらしい。 で、彼は年金を貰っているので、役場にガス馬車代を請求できる。 したがって、このときに発行された領収書は二枚。 所が、そのうちの一枚が白紙だったらしい。 はげがでんわぐちで散々怒られ、そのフォローアップにおいらがいく。 手書きの領収書を持って、場合によっては、役場の往復も面倒を見る。
営業ガス馬車ではないが、久しぶりのお客さんとの会話だった。
おいらがこのお客さんで気になっていたことは、「ガン」の事と「相棒犬」の事。 詳細は2002年5月1日分を見てもらうとして、その経過を。
どうやらガンではなかったらしい。 嚥下(物を飲み込むことね)の違和感は、かつて脳からとった腫瘍の思い込みと、糖尿病の併発による勘違いだったようだ。 ということで、現在糖尿病で歩けなくなってこそいるが、元気でした。 ただ、余命は二年らしいけど。(っつか、この人の余命はあてにならん(^^;)
相棒犬。 彼は、今年の10月15日に亡くなったそうだ。 老衰。眠るように死んだのだろう。じーちゃんに見守られて。 さびしいけれど、一安心だ、と彼は言う。 彼は余命半年と医者に言われた時、(この医者もろくなもんじゃねー(爆))まず考えたのが、この犬の今後だったそうだ。 自分が死んだら、この犬はどうなってしまうのだろうか。でも、自分が死んだら一緒に棺おけに入れてもらうわけにもいかない。 そこのところで凄く悩んでいたそうだ。
おいらは、一瞬迷ったが、正直な感想を言うことにした。 「寂しいけれど、良かったですよね」 「なんちゃんもそう思うかい? 俺には正直な所はわからない。ただ、そう思っていたいなって思うんだよね」 守るべき相手より先に死んでしまうこと。 これが、どれほど心残りになるか。 他人のことでありながら、痛切に感じた。
ゆずより先に死んではいけない。 そのうち子供ができたら、子供を残して死んではいけない。 親は子を残して死ぬものだけど、きちっと一人前にしてから、だよね。
でも、おいらはかなーり心配性だから、死ねないかも。 いっそのこと妖怪にでもなって、何千年も生きるかね(^^;
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