先日、新聞を読んだところ、群馬県の某所でAV男優が講演会を行ったという。 アイドルとかの講演会と思いきや、かなりまともな話だったようだ。 タイトルは『AVと性教育について』。
彼の話によると、AVというのは、おそらく、作り手以上に若い人に影響を与えているという。 実際、AVをみて、間違った避妊法を実施し実際に子供ができてしまうこともあるという。 そして、そういう相談を受けることもある(知識がないから子供なのだろうけど、もう少し年が行ってれば、クレームになったかも)そうだ。 また、いろんなシチュエーション(わかるよね?)があるから、そのシチュエーションを再現させようとする事件も多いようだ。
作り手の言い分は、「教育を観点にして作ってないから」 あくまで娯楽なのだそうだ。
そりゃそーだ。 教育委員会製作「明るい家族計画」のビデオのような、「健全な男女性交渉」なるビデオ見ても、面白くも何ともないわな。
でも、そういう観点で考えると、ビデオに限らず、漫画、アニメ、小説なんかも、かなり影響を与えているのかな、という気がする。 最近話題になる、暴力シーン。真似をする人は少なからずいるだろう。 実際、おいらの小学校の知り合いが、プロレス技をかけられて、後遺症が残るほどのダメージを受けた。
暴力、性欲、その他もろもろの欲望が満たされるからこそ、娯楽なんだと思う。おいらはね。 ということは、娯楽と教育とは相反するものなのだろうか。 確かに、教育を観点に作られたドラマなんかは、おもろないしねー。 多分、ここで、教育と娯楽を程よくしないと、日本が悪くなる、なんて書いておけば、入試レベルの論文は○なのかもしれない。
うちのガス馬車御者連中は皆50〜60. そういう人たちはAVを見てません。 というか、おそらくそういう器具はないでしょう。 『あぶな絵』とかを見ていた時代の人たちです(←違う) かといって、親からやり方を聞く人もいない。 そういう人たちに話を聞くと、やはり、やり方を教えてくれたのは近所のにいちゃんねーちゃんだという。 かっこいい男の子やかわいい女の子は、じきじきに。そして、ちょっとかわいくないこやかっこ悪い子は、かっこいい子たちの体験談を聞いて。 覚えていったのでしょう。
今、年齢の枠を超えて交流するのは珍しくなってきた。 よく言われるのはガキ大将がいなくなった、ということなんだろうけど、そういうつながりって、集団生活や、弱いものを強いものが守る、という以外にも、裏情報としてそういう勉強を嫌でも(多分みんな嫌がってないと思うけど)したんだろうね。
いま、それがなくなってるから、やり方すらわからない男が増えているという。 親は、「大事なところをいれるのよ」といったら、(亀じゃない)ほんとの頭を突っ込もうとした笑い話も。
ふっと思ったのは、正式な形として伝承されていないもののほうが、実際大切じゃないのかな、って。 某製鉄会社も、今伝わっているのは、鉄を作る際の機械の作り方。 でも、もしその機械が壊れたとき、どうやって鉄を作るのか。それを知る人間は、皆引退してしまったという。 その会社の現場のもっぱらの悩みは、そういうノウハウを持った人がいなくなること。 しかし、それを会社の上層部はしらない。 言ってみれば、昔の鉄の作り方は、民俗文化。
いろんな意味で、民俗文化って大切なのね、と思ってしまいました。 ちょっとまじめなお話でした(ほんとはギャグで終わらせようと思ってたのに)
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