いやあ、うちのガス馬車御者は、還暦以上の奴らが多い。 そして、そういう奴らが話し出すのは、必ずと言っていいほど、自分の武勇伝。 会社で、ああいったこういった……。 学生のときにどんな奴をぶっ飛ばしてかわいい彼女をゲットして……。
昔話を懐かしむのは勝手だが、それを説教に混ぜるな。 年寄りの自慢話など聞きたくもない。 大体、年寄りがほざく自慢話って、概して時代遅れであることが多い。 家を立てた際、通常のローンよりも早くローンを返し終わっただって? 車十数台乗り換えたって? 仕事のとき、こういう判断をして会社に貢献したって?
どうでもいいけど、全部時代遅れジャン。 いまどきの給料で、家が平気で立てられる奴は、親の手助けがあるか、やばい商売してるかどっちかだ。 普通においら達の年代で家を建てようと思ったら、まず無理。 金がないし、何より銀行が金貸さんって。 車だってそう。おいら達の給料で十数台乗り換えてみって。 あんたの話聞いてるけど、その状態でその判断は間違ってるぞ。 ヨーク聞いてみると判る。 その判断をしたときの、部下の大変さにあんたは気づいているのか?
お年寄りの話は大切です。(これ重要) ただし、自慢話や成功談ではない。 お年よりの話が役に立つのは失敗談について。 成功は、時代によって代わってくるもの。その結果も、その過程も。 でも、失敗に関してはどの時代でもそう大差はない。 人間関係の失敗とか、仕事の失敗とか。 そういうところを語って欲しいんだけどね。 語りたくない気持ちもわかるけどさ、年寄りを大切にしろというのなら、それくらいがんばってもらわないと。
成功談は、時代によって変化する……の具体例。 山本リンダの歌で、 「うだだぁぁぁうだだぁぁぁ…(中略)…いつかぁのるわぁ玉の輿」 と言うフレーズがあります。 時代を感じますな。 今の時代なら、女性は玉の輿に乗るより、自分がビッグになることを考えるでしょう。 それが許されなかった、というより、選択肢になかったあの時代、女性にとってはつらいじだいだったのかもしれない、などと感じてしまう、おいらって変?
でも、ちびまるこちゃんでわずかに与えられたチャンスを見事に生かし、カムバックを果たした山本リンダもある意味たいしたものである。(−−;
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