本日、飲み屋に行くお客さんを乗せる。 彼からよい話を聞いた。
『守破離』
知っている人は知っているかもしれない。 『道』についてのお話。 守は、基本を守ること。 破は、基本を踏襲しつつも、応用をしてみること。 離は、基本の本質を見極め、独自の基本を打ち立て、新しいものを想像していくこと。最初の基本から離れる、といういみ。
茶道だの、華道だの、道について、ということで説明を受けたが、 おいらは、他の全ての事柄に通用することだと思った。 たとえば、おいらの原稿。 原稿は、先人が組み立てた方法がすでにある。 おいらは、それを知らずに、自分の思うがままにやっていた。 だが、本当にそれでいいのか、と思ってしまった。 確かに、自分の好きなようにやるのは必要かもしれない。 けれど、読んでもらうのが大前提。他の人が読んで面白くなければ、読みやすくなければ意味がないのだ。 それに気づき、基礎を学ぶ。 それが、おいらにとっての、守、である。
おいらはその話を身につまされて聞いていた。 早く、破、離の仲間入りしたいね。 でも、破は、受賞。離は、売れっ子作家のようなきがする。 まだまだ道のりは遠いじゃん(−−;
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