ゆーきのずぼら日記
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2006年08月06日(日) Calling You

今日も暑かったけれど、埼玉は昨日や一昨日の方が暑かったですね。

本日の購入本。
・『夏目友人帳』2 緑川ゆき
・『失はれる物語』 乙一

夏目は昨日発売日だったのですが、今日出かけたら一軒目で売り切れで、急遽別の店にも連れて行ってもらいました。
田舎が困るのは、こういう時に自分で買いに行けないこと。
車がないとつらいです……
寮がある方だったら、バスがきちんと通ってるし、自転車で行ける距離にいくつも本屋があるのですが……


乙一さんは、何年か前に友人にスニーカー文庫で出ている『さみしさの周波数』と『君にしか聞こえない』を借りて、その繊細で切ない物語にとてつもない感動を覚えたものです。
今回『失はれる〜』を買ったのは、表題作が凄く好きというのもありますが、一番の目的は角川文庫のブックカバーが欲しかったから(笑)です。
でも今まで買わなかったのは、今年のカバーデザインが微妙だったから。
今日はつい勢いで買ってしまったのですが……買って良かった!

まだ全部読めていないのですが、スニーカーで既に読んでいる「失はれる物語」「傷」「Calling You」を読んだところです。
「失はれる〜」は、主人公の静かな一人称の中から伝わってくる深い絶望と愛情、そして台詞から彼の妻の心理を感じて涙がこみ上げてきます。
「Calling You」は今読み終えたばかりなのですが、結末を既に知って読んでいたので、あーあ……と思いながら読んでいて、ラストの一文を読んだ瞬間にぶわっと感情が沸き上がって、丁度持っていたタオルで顔を覆ってしまいました。
「傷」はとても可哀想なお話だけれど、主人公とアサト、全く性格の違う二人のそれぞれの優しさが切ないながらもあたたかくて、ラストは救いがあって良かったです。

残り作品も読むのが楽しみ♪


霧歌は現在原稿用紙で14枚。
4日でこのペースでしたので、毎日3枚を目標に頑張ろうかと。
そして順調にそのペースで書き続けることが出来たなら、来月には書きあがっている計算になります。今までくらいの枚数に収まれば。
順調に行くことがまずあり得んと言ってしまえるのですが、出来る限り継続して行こうと思いまする。


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