ゆーきのずぼら日記
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2006年05月21日(日) 幸せなひととき ☆

今日はこおのさんと一緒に、池袋の東京芸術劇場で舞台を観てきました!

劇団岸野組さんの「森の石松外伝2 石松と土佐のよばれたれ」です。


きっかけは、私の大大(中略)だーいすき! な、声優の関俊彦さんがゲスト出演されることを、mixiの関俊彦コミュで知ったからでした。
きっかけは俊彦さんだったのですが、舞台観るのもすんごく久しぶりですし、既に観た方は皆さん大絶賛なのでとても楽しみにしていました!


と、その前に。
お昼をサクラカフェで食べました。
浪漫堂は一度行ったことがありますが、カフェは初体験☆

一番の目当てはノンアルコールカクテル(コースター付)だったのですが、ちょうどコースターの入れ替え時期で巴里は全部なくて、帝都もレニだけ、紐育はジェミニ・リカリッタ・サジータ・ラチェットのみ。
私はジェミニ、こおのさんはリカリッタで☆
リカのコースターのノコがめちゃかわいい!
カクテルは普通に美味しかったです。
ただ、ジェミニは生のオレンジがついてて、店員さんが「オレンジを絞ってお飲み下さい」と言うので絞ろうとしたのですが……グラスに差すためにカットしてあるので上手く絞れない!
結局食べました。

食事は私はグリシーヌのドリア。こおのさんが新次郎の肉じゃが定食。
グリのドリアはドリア(御飯入ってる)なのにパンもついているというツワモノでした。
美味しかったけど、チーズの固まってるところが噛み切れなかった(笑)

お喋りしながらお食事をしていたら、いつの間にか会場時刻間近に。
サクラカフェは東口、芸術劇場は西口です。(移動大変!)
この前池袋に来た時に偶然劇場を発見したのをいいことに、地図を読めない女ではなく読まない女・ゆーき。
非常に迷惑でした(ごめんなさい)


会場は小ホールというだけあってなかなか小さいホールでした。
ホール内でいえば後ろの方の列でしたが、それでも舞台に近く見やすい位置で、役者さんの表情もはっきり見えましたよ。
ただ、空調が効いているのでドライアイにはつらい……観ながら必死にまばたき、そして照明が落ちる度に一生懸命目薬さしていました。
本当はまばたきしないで見つめていたいくらいなのに!(痛)

前日からとっても楽しみで興奮していたので、正直俊彦さんが現れた瞬間にお芝居そっちのけで心の中でキャーキャー興奮して、俊彦さんしか見てないような痛いことになったらどうしようとか思っていたのですが(それくらい好きなんだ!/笑)、お芝居そのものがとっても面白くって、夢中になっていたのはそっちにでした。
半分以上笑いだった気がします。
途中はあまりのおかしさに、笑い過ぎて気持ち悪くなるくらいでした(笑)

俊彦さん以外にもゲスト出演された声優さんがいて、飯塚雅弓さん、渡辺菜生子さん、くじらさんです。
もう、くじらさんが素敵過ぎでした!
最初くじらさんだと気付かなくて、声を聞いて「あ!」と思いました。
くじらさんは声がとってもハスキーで、よく男性を演じられるのですが……とってもオジサンな役だったんですもの(笑)
変装姿も素晴らし過ぎでした。
渡辺さんも、非常に気と腕っ節の強い俊彦さんの姉役で、「血みどろ血みどろ〜♪」とはしゃいでる姿や、味方側で順番にくじらさんをどつくシーンでは最後に一人で他の人の倍以上びしばしされてました。
役柄としては、このお二人がとても好きです。
飯塚さんは、「あ、飯塚さんだ……」という感じの(まて)
石松役の岸野座長も、mixiで公演のことを教えて下さった小吉役の大倉さんも、とーっても良かったです!

お目当ての俊彦さんはいつもの俊彦さん(いい声、いい笑顔、面白い人柄(役だけど))って感じで、とにかく素敵でした。
最初に踊りだした時の彼は、顔の筋肉を最大限まで使った凄い笑顔。
生姿に生ヴォイス……!(うっとり)
非常に幸せなひとときでした。


ただ、問題もありました……
舞台そのものは本当に素晴らしかったです!
でも、マナーの悪いお客さんがいた。
最初のうちから、笑い出すタイミングが妙に早くて気になっていたと思ったら、突っ込みというかお芝居に乗って大き目の声で何か話したり……
最悪だったのは見せ場のところで、ずっと秘密だった俊彦さん演ずる若侍の正体(歴史上の人物)が、なんとなくわかるところがあるんです。
完全に100%明かされるのではなく、それまでに少しずつ伏線を張っておいて、山場でお姉さんが彼の下の名前を叫んだところで「もしかして?」と思わせて、これまでの伏線を思い出してじわじわ理解させていくようなそんな作りだったのですが……名前を呼んだ瞬間にその人たちが、フルネームでその名前を口にしたんですね。
私も気付いたけれどまだ完全に理解した段階ではなく、普通にしていれば自分できちんと確信を持てたのに、マナーの悪い客の一言のお陰で一気に感動が冷めました。
その後しばらくそのことでムカムカしてて、完璧にお芝居に集中できてなかったと思う……
凄く声がはっきり聞こえたから、最初は真後ろにいるのかと思ったら二列後ろだった。
真後ろにいたら絶対注意してた。
終わった後に文句言おうかと思ったけど、これ以上気分を害したくなかったので(注意ってする方も嫌じゃないですか)放っておきました。
秘密がわかって驚くことが出来る喜びを、無神経な客に奪われたことは、本当は首をキュっと締めて口にティッシュペーパー詰め込みたいくらいムカついてたんですけどね。


でも、本当に舞台は面白かったです。
しかもこっそり格安な入手方法を教えていただいたので、4300円だったんです。
このお値段でこの質のお芝居というのは、かなりお得でした。
最初は俊彦さん目当てだったんだけど、本当に素晴らしい舞台で、岸野組さんのファンになってしまったかも。
次回の舞台も、行けたら行きたいな♪

とにかく、満足な一日でした。嫌なことは宇宙の彼方に放り投げて、嬉しいことや楽しいことだけを覚えていよう!


軽い生地のふわふわしたスカートをはいていったら、二度もマリリン・モンローのような事態(下からの風にスカートがめくれる)が起きて焦った……(笑)

珍しく写メ日記も更新です。



返信です。
>霧の歌姫を読んで下さった方(ネタバレありの為反転)
楽しんでいただけたようで良かったです。
お気に入りはアリシアなのですね♪
彼女は本当に皆さんに好いて頂いて、予想していなかったのでとても驚いています。そして4話の状況になって、それでも好きと言って頂けるのは作者として本当に嬉しいです。
お別れになってしまってごめんなさい、どうしても彼女とミストを離すことは初めから決定していたことなので!
アリシアは退場となってしまいましたがお話はもう少し続きますので、これからも楽しんで頂ければ嬉しいです。
ありがとうございました!


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