白。...... author 風梨
  透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。



ぐるぐる廻る。/2005年07月22日(金)

ちょっと前の、友達との会話。
捨てないと得られないということ。
なにかに秀でた人になるには、同じ分だけの何かを捨てなければならないということ。
そういうことを教えてもらった。

いうなれば、今はその時期じゃないといって逃げてしまいたい。
捨てるという選択肢が、今の私にはない。
可能性を放棄するのはとても勇気のいることだ。
夢は持ち続けていないと叶わないのだもの、と私は私を正当化する。
たとえ何か別のことを仕事にするにしても、その仕事を一生のものにするなんて限らないのだし。
就職することは、あきらめる、ということではないと思う。
好きでいる限り、続けていたい。
甘い考えだといわれたとしてもね。追ってみようと今は思うんです。
色んな可能性を。

あなたは気が多いのよ、と母に言われる。
さっきまで髪を切ることを考えてたと思ったら、今度はバイトのことを考えている。
そう思うと学校の課題のことを考えていたり、部屋の片付けについて相談する。
一つずつやっていかないから終わらないのよ、とおこられる。
もっともだと私も思う。
でも、こんなふうに生活するのになれてしまっていて。
こればっかりはどうしようもできないのです。

とりあえずもうすぐ、髪は切る予定。


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