バカ日記★ヤマアラシジレンマ。

昨日は結局、オオゴトにはしなかったけど、ダーリンに、電話はちゃんとしてくれるように、釘を刺しときました。
私はいつも、ダーリンの前でかなりバカみたいな話し方なので、釘をさす時のシリアスな様子は、かなり二人の間の空気を重くして、効果的面。
うんうん。
この調子だ。
いちいちつまらん事でキレて、「喧嘩」という名の「話し合い」をしてたらこっちの身がもたんわい。
ダーリンだってしんどいだろうし。
いや、「注意」よりも喧嘩がしたい時は、喧嘩すべきなんだろうけど。
ああ、もう付き合って三年半も経つのに、未だにつき合い方を模索中なんて。
なんか中途半端な感じでやだなぁ。
熟年夫婦の域に行けたら、つまらない事でムカつく事も少なくなるだろうし、付き合いはじめのフレッシュさだったら、相手の事をすべて許してしまうくらい、キラキラのラブがいっぱいだろうし。
何が中途半端って、この私が中途半端なんだ。
ダーリンは、付き合い初めからあんまり変わらないように見える。
私が変わってしまったのかな。
本当は無茶苦茶我侭なくせに、肝心な所の我侭を言うのが下手なんだ。
この場合の「下手」は、
「自分、不器用ですから。」
とか言って、それがプラスに取れるような類の物ではなく、相手を不快にさせてしまう類の本当の「下手」である。
私ってば、自分で言うのもなんだけど、家族でも、友達でも、凄い「受け入れる」タイプの人間だと思うんですよね。
家族や友達に対しては、
「まぁ人間だからそういう事もあるよね。あなたの好きにすればいいよ。あなたはあなたなのだし。私はあなたのする事ではなく、あなた自身をを見てるよ。」
と思えるんですよ。
ママンが彼氏をいつの間にか家に住まわせてた時も、
「んーまぁ、この家はママンの家だし、ママンだって女だから、そりゃ彼氏も大事だよな。私の生活が変わらないなら別にいいか。」
くらいの受け入れっぷりだったのですよ。
なのに、自分の彼氏となると、どうも受け入れられないことが出てくる。
それはきっと、「私自身」の事だからだと思うんですけどもね。
家族には家族の人生が、友達には友達の人生があって、私がそれに対して一般的な尺度で意見を言う事はあっても、否定したり口出しする事ではない。
本人しか解らない事情もあるのだろうし。
でも、彼氏は私自身が判断していかないといけない人。
家族や友達が、私自身に対して、私が嫌な事をするとなると、もちろんそれは嫌だと言いますが、母一人子一人で今まで仲良く、うまくやってきたママンに対しては嫌な事は滅多に起こらないし、友達も、基本的に嫌なら付き合わないので嫌な事はあまり起こらない。
でも、彼氏というのは厄介で、好きになってしまったら、どんだけ嫌な事をされてもなかなか気持ちが離れられなくて、なんとかしようとするので、しんどいものなんですよ。
その上、「嫌な事」に対するセキュリティレベルが、家族や友人と比べて、異常に高い。
些細な事で警報を発令してしまう。






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付き合いは、誰よりも密だと思うんですけどね。
密だからこそ、嫌なものが目に付いてしまう。
なんかで、
「毛虫は気持ち悪い、怖い。でも、少し離れるとその気持ちは少しなくなるでしょう?遠くに離れると、「毛虫がいるなぁ」位にしか思わなくなるでしょう?」
という言葉があったけど、まさにそれで、密だからこそ、嫌なものも密で、だけど、離れられない。
ヤマアラシジレンマ。
もう少し、離れることが出来たら、私が彼を私のとげで突き刺す事もなくなるのに。
でも、したくないんだ。
なんだか、まだ、そこまで割り切って付き合えない。
頭で理解して、実行できたら、とてもいい付き合いができるのだろうけど、なんか、そういうのってシステマチックな感じがして、まだ今は嫌なんだ。
これも、「情熱」と「意地」を履き違えてるだけなのかもしれないなぁ。


恋愛って、勘違いが多いと言うけど、身を持ってそれがわかる。
そして解ってる上で、直せないんだから、タチが悪い。
2004年06月16日(水)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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