バカ日記★酔っ払い

この土日はダーリンの車を車検に出したり寝たりセックスしたりしまむらで安い服を買ったりおいしい飯屋を発見したりの休日でした。
まぁ普通の休日。


金曜も横浜出張から帰ってこれないはずのダーリンは金曜(正しくはもう土曜になっていたが)の夜中にべろんべろんになって電話をしてきたのですよ。
電話が鳴って、
「はいもしも・・・」
と、でたら、電話の向こうでダーリンの喚き声。
「ばーろーんなろーおめぇのせいで俺帰れないんだぞーこんなろー」
うわ。誰かに絡んでる。
面白かったのでしばらく黙ってその話を聞く事に。
話を聞いていると、どうも絡んでる相手は後輩らしく、ダーリンはすっかり
「酔って絡む先輩」
になってしまっているのでした。
と、いっても冗談半分の絡み方なので、しばらく面白がっていたのですが、調子に乗ってしつこかったので
「もしもし?ようちゃん?」
と話かけると、
「んなろーお前が・・・・リーカピーン!!後輩がヨウピンをいじめるんだよー!」
と、いきなり幼児口調。
いやいや、いじめてるのはあんただし。
そして幼児プレイを見せつけられてる後輩が気の毒だし。
グスングスン鼻を鳴らす真似をしながら
「ちょっと代わるからー。」
と後輩さんに代わられた私。
「あ、どうもすいませんほんと。」
後輩、何故かいきなり謝罪。
「あ、いえいえこちらこそいつもお世話になってます。すいませんなんか絡んでるみたいですね。」
「あ、ちゃんと責任もって帰しますから!」
後輩さんはテンパって話が噛みあわない。
うわぉ。酔っ払い二人なのか?
「あー、今日帰らないって言ってて、そのつもりでしたから。気になさらないでください。」
「いえいえいえいえちゃんと帰しますんでッ!」
あーあー。
おそらくダーリンがなんか吹き込んだんだな。鬼カノが待ってるとかうちの娘(私)が寂しがってるとか。
後輩さんと話してる最中にも電話の向こうで後輩に絡むダーリン。
「O宮まで行けてもO宮から電車動いてねーよーどうしてくれんだよー」
ダーリンにまた電話変わって、
「もうSさん(後輩)に絡んだらあかん。解った?」
「だぁってーこいつのせいで俺は帰られへんねんもんー」
「O宮からタクシーで帰ってきたらいいやん。」
「電車動いてないよー」
あぁ、ダメだ。完璧駄々こねる子供状態。
私は面白いけど、後輩さんがかわいそうだから
「うだうだ言ってる間に電車なくなるよ。とりあえず電車にお乗り。」
と促した。電車乗ってる間に酔いが冷めるだろうと思って。
「O宮ついたら電話しなさいね。」
と言っておいたのだけど、待てど暮らせど電話がこない。
もしかして寝てしまって乗り過ごして見知らぬ土地の道端で眠りこけているのではないかと心配してメールや電話をするが出ない。
ダーリンは以前、酔っ払って道端で眠りこけてバックやカードを盗まれるということが2度ほどあったのです。
私がよみがえる悪夢に心配しているとやっとダーリンから電話があって、
「タクシー乗り場人がいっぱいで、並ぶの嫌やったから道をふらふら歩いてたら、タクシーつかまったねん。」
あぁ、良かった。そのままタクシーが通りがからなかったら、確実に道で寝てたねこの人は。
やっとうちに帰ってきて、フラフラしながら部屋をうろうろしていたので、
「早く着替えてもう寝なさい。」
と言うと、ダーリンは部屋の玄関にあった段ボール箱を撫で始めた。
「どうしたん?なんでなでなでしてるの?」





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ダーリンはドナドナドーナードーナー♪と悲しげに歌いながらそのダンボールを撫で続けるのだった。
私がゲラゲラ笑いながら酔っ払いのダーリンがかわいくて撫でてあげると
「ヨウピンも捨てるのッ!?・・・ドナドナドーナードーナー・・・」
と歌い続けた。
やっと着替えて、もう寝るのかとおもいきや、ソファに座ってTVを見だしたダーリンに
「Sさんいじめたらあかんでしょ?ようちゃんは先輩やねんから。」
と注意すると、
「ええねん。前から足蹴ったり頭ぐーで殴ったりしてるねん。」
と調子に乗ったことを言ったので、髪の毛をガッとつかんで
「もうやったらあかんよな?」
というと、
「はい。」
と素直になった。
「よーしよし。ええこやな。」
と撫でてあげると犬のようにはしゃいで、しばらくして寝てしまった。
翌日、その話をすると、ダーリンはまったく覚えていないと言った。
そして恥ずかしがって
「そんな事言ってないやい!」
と否定し続けた。


ダーリンは酔っ払うと人前でも幼児全開である。
きっと後輩さんに人格疑われているに違いない。
2004年04月11日(日)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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