| バカ日記★アイツとの関係を清算 |
「BULL SHIT!この間なんか流しの三角コーナーにうじ虫がわいてたんだぜ!」 「飼ってたのよ」 ゆりは活字を目で追いながら平然と言った。途端にロバートはがっくりと肩を落とした。 「飼っていたのか・・・」 うなだれている大男を目にし、ゆりは気の毒になって言葉をかけた。 「でも、いいのよ。もう、そろそろ、うじと私の関係を清算しようと思ってたのよ。」 「ほんと!?」 「ほんとよ、ロバちゃん」 (ラビット病 山田詠美)
えー、いきなり詠美姉さんの小説を引用させてもらいましたが、水曜は大変でございました。 暖かい季節になって困るのが虫関係。 我が家はごみをダーリンの会社で捨ててるのですよ。 でも最近ほら、ダーリンが忙しくてごみが捨てられなくって。 ごみが溜まる一方だったのですね。 そんで私はラビット病のゆりさんほどうじと仲良くできるものでもないので、虫がでないようにこまめにごみを片付けてたんですけど、最近やたらと小さなハエがプンプン飛んでたのですよ。 ダメだ。やはり奴らはどこかで繁殖してやがる。 忌々しく思いながら、殺虫剤嫌いの私が台所で殺虫剤を振り回して一匹しとめたので、ごみ箱の横に落ちた死骸をしゃがみこんで拾おうとした時、私は固まってしまいました。 ごみ箱の裏手に小さな点々が。 「・・・・・もしやこれは・・・(冷汗)」 よくよく見ると予感的中。 奴らがもう羽化した後の抜け殻だったのです。 「ひぃえええぇぇぇぇえぇぇ!!」 ええ、もううじうじ君じゃないのですけどね、うじうじ君の名残を残したそれは私の恐怖の対象になりえたのです。 速攻で今帰宅中のダーリンに電話。 「ねぇ・・・今日、やっぱりごみ捨てられない?」 「うーん、できんことないけど。なんで?」 「あのね、お家がね、大変なの。台所が怖いんだよぉ!」 「あははは。」 で、お仕事でお疲れのダーリンに申し訳なく思いながら、ごみを捨てに行ってもらったのでした。 私は冷汗をかきながら床掃除。 いや、生き地獄(自業自得)。 その後ぐったりしながら晩御飯を食べてると、今度は前歯がかけて、から揚げと共にのみこんでしまうし、もう踏んだりけったり。 お疲れのダーリンと一緒にお風呂に入って、そう言えば私、昨日のAM1時から寝てないやって事で風呂上りに速攻二人で寝てしまいました。
会社のごみ捨て場がいつでも捨てれて分別しなくていいし楽だって!というダーリンの言葉は嬉しいのですが、もうアイツ(うじうじ君)との関係は一切清算したいのでございます。
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2003年07月09日(水)
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