| バカ日記★大殺界 |
急に、つけてたTVが砂嵐になって、びくっとしたよ。 子供のころから砂嵐が怖い。だって、あのうにゃうにゃ動いてるつぶつぶに、意識を集中すると、自分が一番見たくない、怖い物が見えるような気がするんだもん。
と、いう事で、今二日の午前2:44です。 金曜までいい子で早起きとかしてたのに、今日は、ダーリンが、 「もうちょっと寝る〜」 と駄々をこねたので、結局二人で昼過ぎまで寝てしまいました。 で、夜型生活逆戻り。あーぁ。
今日は(一日は)大変でした。 朝からものすごく切ない夢を見て、それをダーリンに話している時、思わず泣いてしまったのが、何かを予見していたのでしょうか。
灯油が切れてたのと、ビデオを返しに行かないといけないのと、100均に行きたかったのと、夕飯のお買い物をしたかったのとで、ダーリンと車でお出かけしたのですが、最後に夕飯のお買い物で近所のSATYに駐車した時、悲劇は起こりました。
話をしながら、二人とも車から降りて、私がいつも半ドアにしがちなので、用心してドアを締める瞬間。 「あ、待って!」 ダーリンが言ったのですが、私は、 「へ?」 とか言いながら、ドアを締めてしまったのです。珍しく半ドアになる事もなく、一発でバタン。 「あぁ〜〜!!」 ダーリンが力なく叫びました。 そう、インロック(鍵を車中に入れた状態でロックする事)してしまったのです。 「え!?まじ!?」 と、私も叫びましたが、時すでに遅し。 しかし、ダーリンを見ると、そんなに慌てていない。 「大丈夫大丈夫。家にスペアキーあるから・・・・ってリカ、家のキー持ってなかったっけ!?」 「うん・・・持って来てないよ・・・。JAFとか入ってないの?」 「入ってない・・・まぁ、大丈夫。前もやった時、針金ハンガーで開いたし(真似しないでください。つーか開きません)。針金ハンガーを買えば。」 と、100均へ。 ところが、最近の100均はいい物しか置いていないので、針金ハンガーもなかったのです。 「・・・俺、コンビニ行っていいのないか見て来るわ。その間にリカは買い物しといて。」 「わかった。」 と、二手に別れて行動。で、お買い物も済み、車に戻って見ると、ダーリンは買ってきた針金を曲げていた。 「そんなんで開くの?・・・あ、そうや。こないだ加入したカードのサービスで、ロードサービスあったやん。」 「うん・・・でも、その電話番号が解らん・・・確かここに(と財布を出す)入れてたんやけど・・・あ、あった!リカ、電話してきてくれる?」 「よしきた!」 と、私は電話しに。こんな日に限って二人とも携帯を持ち歩いてなかったりするので、公衆電話へ。 だけど、電話したら、車種だの、年式だの、ナンバーだの聞かれて、しどろもどろになった私は、またかけ直すと言って、ダーリンの元へ戻った。 すると、隣の車の家族連れが、明らかに家族全員戻ってるし、もう用もないだろうに、ダーリンの事を不信がって、車の中から様子を伺っていた。 確かに不信人物だわな(爆) 針金でキー開けようとしてるし。 で、ダーリンに、 「ロードサービス電話したけど、車種とか、年式とか聞かれて、解らんから、やっぱり電話してきて。」 と、その家族連れに聞こえるようにお願いして、電話しに行ってもらった。すると、家族連れは安心したのか、車を発進して、帰ってしまった。 で、さっき電話したときに、私はよっぽど焦っていたのか、テレホンカードを置き忘れてしまったので、 「一階!!はやく取りに行って!!」 と、ダーリンを走らせた。 つくづく使えない彼女である。 で、車の番をしていると、テレホンカードだけ取って、ダーリンが帰ってきたので、一緒に公衆電話に行く事に。 電話してみると、さっき電話したときに、もう近くの作業員さんを手配していてくれたらしく、20分ほどで着くとの事。 私達はひとまず安心して、100均で時間を潰し、車に戻ると丁度作業員さん登場。
ところが。
悪夢はここから始まった。 プロの作業員さんがきた事だし、すぐに開くだろうと思っていたのだが、作業は難航。 「これ、最新型だから、ガードかかってますんで、もうちょっとかかると思います・・・」 とか言い訳しながら、もくもくと作業を続ける。 私達も、いつ開くか解らんから、立会い。 駐車場で作業していた私達は注目の的。 恥ずかしい・・・(泣) ダーリンは、じっとしてられないのか、時々私を置いて針金を探しにいったりする。 頼む、一人だと余計恥ずかしいからじっとしててけれ。 ま、途中で私も駐車券にはんこ押して貰うのを、忘れてるのに気づいてダーリンを一人置いて押してもらいに行ったけどさ。(余談だが、私はこの時、一人で思いっきり滑って転んで膝を強打した。)
そして約一時間が経過。 作業員さん焦る。 私達イライラ。 ダーリンは、 「針金さえあれば・・・」 とぶちぶち。で、私もその発言に、 「聞こえたら気ぃ悪いやろ!」 とぶちぶち。 ついに作業員さんは応援を呼ぶ事に。 「○○式だと思うんだけど・・・ガードがかかってて難航してるんだよね・・・。」 と。 それから30分、作業員さんBが登場。 作業員さんBは、来るなり、 「これ、○○式じゃないっすよ。△△式ですよ。」 と、作業員さんAの間違いを指摘。 わおー・・・でもまぁ、なんちゃら式もわかったし、これで開くだろうな、と、ほっとしたのも束の間。
それから一時間。
開かないんだわ、これが。 SATYは店じまい(駐車場は23:00位まで開いてるが)。店内の電気も消されて、車も閑散としていた。 「・・・ここに入ったの、18:30位なのに、もう21:00か・・・さぶ・・・」 私は疲れて、排気ガスまみれの地べたに座りこみ、ダーリンは痺れを切らして、駐車場の係員さんに針金を貸してくれるようにお願いし、係員さんをエレベーターまで見送った時・・・ 「がちゃ。」 「わぁ!!電気(室内灯)ついた!!!」 「開きましたよ!!」 「はっ!!ちょっと待っててくださいね!ヨウちゃん!!ヨーウーちゃーん!!ちょっと待ってーー!」 私は、係員さんにもういらない針金を持ってきて貰うのが申し分けなくて、止めようとした。しかし、もうエレベーターは行ってしまっていた。 「あぁ〜・・・開いたのに〜!!」 「え!?開いた!?」 ダーリンは係員さんの事も忘れて車のほうに走り出した。 ドアが開いた車を見てダーリンは大喜び。 鍵を開けては締め、開けては締めを繰り返したあげく、私が座る助手席の鍵を開けて、締めて、そのまま作業員さんに挨拶に行ってしまいかけた。ま、途中で気づいて開けてくれたけど。 私が車内で一服していると、係員さんが針金を持って登場。 「あ!すいません!今さっき開きました!」 「おーそうか。しかし時間かかったね。これ(針金)だったら・・・クイって一発で開いたのにネ(笑)」 と、にこやかに去って行った。いい人だ。・・・つーか、開けた事あるみたいな言い方だったな・・・(爆)
今回は、 ・携帯忘れた(持ってたら、「開いたら電話してください」とか言って近所のバーで飲んでられるのに) ・私が家のキー持ってきていなかった(持って来てたら、徒歩で家に帰ってスペアキー取りにいけるのに) ・買い物した事もあって、珍しく後ろのドア(荷物つむとこ)の鍵もかけていた。 ・私が珍しく、一発でドアを締めた(半ドアだったら、ドア開けられるのに) ・ダーリンが話に気をとられてインロックしてしまった ・来てくれた作業員さんが、鍵の種類を勘違いしていた&下手だった と言う不幸が重なって、えらい目に会ってしまった。
ちなみに、私は、家の玄関でもすっころび、 「まったく今日は大殺界のアルマゲドンだよ!!」 と喚いたのでした。くすん。
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2002年12月01日(日)
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