〜徒然なるままに〜
日々これ行き当たりばったり。
人生なるようにしかなりません。

それなりの努力は必要だけれども。

2008年06月12日(木) 人生相談。

「・・・を受けなきゃいけないから帰り遅くなりまーす。」


と言って家を出てきた昨日。
会社終わってから近くのカフェでお茶しながら愚痴を聞く。
というより、如何に穏便に会社を辞めるのか、という話がメインだった。

「会社を辞めるぞ大作戦」のシナリオを何本か披露し、矛盾点や動機の弱いところはないかどうか、粗探しを管理人に依頼してきたわけだ。
何でアタシ?


部署は違いますが、その人が職場でずーっと嫌な思いをし続けているのは知っていたので、本当に長い期間に渡り(笑)昼飯時には愚痴を聞かされ続けていたのですが、最近そういう話しなくなったんですよ、その人。

・・・あー、もうすぐ辞めるかもなー。

って思ってたら当たった。
一緒にご飯食べてる別の人は「愚痴を言わなくなったから良くなったのかなー」と思ってるらしいんですが、そうじゃない。

人間、覚悟を決めて腹を括ると黙るんですよ。
自殺と同じ。



引き止めることが正しいとは思わないし、他人が「まーもうちょっと頑張れよ」なんてお気軽に言うことでもない。
その人の人生だから、生き方だから、それはその人が決めること。
意見を求められたら自分の考えは言うけど、選ぶのはその人だからね。



ただ、これは言ってないんだけど。

過去を振り返るに、その人には必ず職場の天敵がいて、そいつが転勤でいなくなると別の天敵が現れる、という繰り返しでした。
かれこれ5年以上。(長いなー・・・)

ついでに確実に敵がレベルアップしていく訳だ。
こんなくだらない奴いるんだなー、と傍目で見ていて思うようなやつを軽々越えてしまう(正確には下回る?)奴がきちんと登場する。

それまでの敵は男ばっかりだったので、女子の仲間内で愚痴を言っていれば済んだんだけど、とうとう女の敵が現れた。
管理人にとってはその敵ってただのガキンチョなんだけど(自分が一番仕事できると思い込んでる典型的に痛い人)、割り切ることの出来ない人なんで、いろいろあってとうとう限界超えたわけです。
「天罰下って欲しい」って本気で言うくらいには。


でも、天罰ってないと思う。

天が裁きを下すのではなく、自分の行いが廻りめぐって戻ってくるのを「天罰」と呼んでいるんだよ。
天知る、地知る、我知る、だからね。


どうしてこの人に次々と天敵が現れたのか。

それは、ひとつとしてこの人がその障害を乗り越えることが出来なかったから。
ただうずくまって嵐が去るのをじっと待っていただけだから。
逃げていただけだから。

天罰が下って欲しい、なんてこと言ってるうちは、また同じことが起こると思う。
それは自分の手を汚さずに、自分が悪者にならないように、いい子のままで相手の不幸を望んでいるだけだから。
うずくまったままで。



最後に一発ぶん殴るくらいの気概がなければ、世界は変わらない。



でも、言っても通じないだろう。
人に言われてやるようなことじゃないし、そんな気合があるんだったら辞めようなんて思わないでしょ。



世界を変えられるのは、いつだって自分なのに。
いつまで待ち続けるんだろう。





・・・辞めるためのシナリオを誰かに相談してる時点でちょっと甘いかもなー・・・と思ったり・・・・・・

せめてひとりにでも言わなければ気が済まない、というのは分かるけど、本当は管理人も騙しきって辞めていく、くらいのシナリオを作って一人で演じきるだけの努力は必要かな、とか思いました。
辞めたあとの職場の人は大変だろうなー、と素直に思うけど、職場にうんざりしたはずなのにその後のことまで心配してんだからさ・・・ドコまでお人よしなんだか。(苦笑)


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雪飛