他人の価値観。
<人物A>
「昨日からうちの母が入院しちゃって」
「え”!?大丈夫なんすか?」
「腸梗塞なんだけど、もう4回目だからねー、病院にいるし大丈夫でしょ」
「それは大変でしたね」
「今日も帰りに見舞い行くつもりなんだけど、バスと地下鉄とどっちがいいかなあって」
「うーん、今日は雨降りそうだからバスは道が混むんじゃないですかね?」
「じゃ地下鉄にしよ」
翌日。
「ねえねえ、地下鉄で○○駅(病院まで徒歩1分)に行くときって、乗越したらいくら?」
「は?・・・○○駅ですよね? Aさんの定期券なら200円じゃないっすか?」
「やっぱり!? しまったー、乗越出来ないと思ってたから60円損した!!!」 *本気で悔しがってしばし沈黙。
・・・・・・・・・・・・いや、60円と親の見舞いを天秤かけられても何も言えねぇよ・・・・・・。
もったいない、と思うのは仕方がない。 思うこと自体は仕方がないが、別に言わんでもええやんか。 なんかこっちが滅入った。
<人物B>
「旅行って来週からでしたっけ?」
「そうなんだよー。でもお金全然なくってさー、ドルも高くなってるし。って言っても両替するお金もないんだけど。出発の前日が給料日だから、その日に美容院行って化粧品買って服も買って、て予定で大変なんだよね」
なら行かなきゃいいじゃん、ラスベガスなんか。
「それで会社の斡旋で目薬注文したんだけど、届くのが出発後になりそうなんだよね」
「はぁ。」
「あとこれだけしかないんだよねー、足りるかなぁ」
目薬くらい買えよ! 服なんて買う必要ないだろ。 これでどうしてラスベガスなんて行くんだろ。
<人物C>
「昨日、化粧品買いに行ったらマッサージクリーム勧められたんだけど」
「? 何すかそれ?」
「化粧水と保湿液の間に使うんだけど、試しにやってもらえるか聞いたら出来るっていうから、勧められたのの中で一番高いヤツ頼んだんだよね」
「・・・・・・はぁ・・・・・・で?」(ちょっとゲンナリ気味)
「やってもらったらやっぱり高いやつだからいいよねぇ。で、最後にどうします?って言われたから、最初から買うつもりだったファンデーションだけ買っといた」
世間ではそれをオバハンと言うのでは?
他人から見れば管理人も相当に金銭感覚おかしいんだろうけど、それでも自分なりのルールはある訳よ。 例えば、金をかけるところにはとことん(笑)、絞るところはぎりりっ、とか。
人様にどうこう言われる筋合いはないと思うのなら、人様に対してもどうこう言う権利はないんですが、それでもなんか、ちっぽけでいいから生き方というプライドは必要だと思った。
ちなみに、上記A〜Cは同一人物です。
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