〜徒然なるままに〜
日々これ行き当たりばったり。
人生なるようにしかなりません。

それなりの努力は必要だけれども。

2003年11月19日(水) 気持ち悪い

けど、とても可哀想なお話だと思うのです。





先週末、Aさんは飲み会に出掛けた。
男女4人ずつで場は盛り上がり、ノーマルな流れでゲームをすることになった。
そしてお決まりの罰ゲームを何にするかが話し合われ、店のメニューが開かれた。

そもそもお店が「天使メニュー」と「悪魔メニュー」をラインナップしているというこだわりの変な店(偏見)であり、そこから変なもんを選んで罰として飲ませよう、ということになったのである。

天使メニューには可愛らしいネーミングの料理や飲み物が並んでおり、一方の悪魔メニューはグロテスク系を想像させる文字が連なっている。

いわゆる「監獄料理」だと名前は変テコリンでも料理はフツー、というパターンが多いのですが、幸か不幸か ここは 本気(マジ) だった。



じゃあ何にする?ということで。



↓



「イグアナのカクテル」



・・・イグアナって・・・あのでっかい(体長最大2mとかの)緑なやつ?

カクテルと何の関係が?(汗)




いざ注文になって、その場で唯一の下戸だった男の子が店員さんに冗談交じりで聞いた。


「この『イグアナのカクテル』って 食べれます? 」


が、店員の反応は真面目だった。


「・・・え・・・・・・・・・・・・いや、食べたら お腹壊す と思いますけど・・・・・・」





食べれるもんがついてくるっての?(汗)





まあどうせゴム人形が中に入ってるとか、ハブが焼酎に漬けられてるのを真似してみたとか、その程度だろう。

その場は取り敢えずそうなった。





が。





出されたカクテルは予想通りのグリーン色。
中身は普通の飲み物で、イグアナを連想させるものは色以外にはなかった。

・・・中身は。





何故イグアナかと言えば、体長20�僂曚匹両�さなイグアナがグラスのふちにしがみつくようにくっついていたからである。










ホンマもんのホトケさん(ホルマリン漬け)が。





(ぞわわわわ〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・)





強烈なホルマリンの匂い。
長く保たせるために内臓を取り除かれたと思われる、そのお腹の傷跡。
小さくてもイグアナなそのトゲトゲした体表。





さすがにそのグラスに口を付けて飲む気にはなれず、そこから別のグラスに移したカクテルを飲むことになった。

Aさんは2回飲んだらしい。(爆)





が、やはり気分が盛り下がった感は否めないため、食べ物に変更することになった。





↓





「カエルの唐揚げ」





「下半身 が来ますから。」


(う”あ”あ”あ”あ”〜〜〜〜〜・・・・・)


「じゃあそれ、2つに割ってください。」


(う”ぎゃあ”あ”あ”〜〜〜〜〜・・・・・)




やってきたかえるの足×2はピンと伸びて、まるでトリの手羽先状態だった。

Aさんは思った。





・・・負けられん。





そうして逆に冷静さを取り戻したAさんは、人間心理を読みきった作戦に出て見事連勝し、かえるさんを食さずに済んだ。

ちなみに会計時も「勝ったら3000円、負けたら4000円」で、それも勝ったそうだ。(笑)





可哀想でしょ。
何で死んだ後の体まで好き勝手に遊ばれなくちゃなんないの?

そもそもこのイグアナさん、皿を下げたあとはどうするんだろう・・・。
再びホルマリンのビンに納められちゃうんだろうか。

酔った勢いでふざけてカクテルにドボンさせられて、そのカクテルを飲まされた男の子が「うわ、変な味がする」とか言ってたそうな。

ちなみに下戸の男の子は罰としてちゅーさせられてたらしい。
・・・これはこれで不幸だよな、お互いがお互いに。



こういうことを本気で楽しむ人がいたら、いつかの未来に宇宙人が地球侵略にやってきてひょいひょいと征服されて人間がペットとして扱われる日が来たときに、同じように内蔵抜かれてホルマリン漬けにされてグラスにひっかけて飾られることがあったとしても文句言えないと思う。

土にさえ還れないなんて、可哀想だ。





というわけで、この店には絶対行かない。


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雪飛