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2006年05月13日(土) JY: 練習試合 東海大翔洋高校1年戦

Jrユース
 06年05月14日 (日) 09:30開始 鈴与三保グラウンド
 練習試合
 対 東海大学附属翔洋高校1年 ※30分×3
 天候:曇り

▼試合展開
[1本目]
−−−−−−−−長島−−−−−−−−
−−加藤−−小澤−−山崎−−西川−−
−−−−−−青木−−山田−−−−−−
−−石原−−−−−−−−−−柴原−−
−−−−−− 畑 −−櫻井−−−−−− 21分:畑→田代

09分、清水、山田が相手をブロック、こぼれたボールを柴原が左足アウトで裏に出す。櫻井の左クロスを畑のボレーで、1−0

翔洋1年      清水エスパルス
2(0) シュート 7(4) ◎畑、 ×青木、○櫻井、○山崎、×青木、×青木、○櫻井
2(1) 右クロス 7(0) ×加藤、×石原、×石原、×石原、×石原、×青木、×青木
0(0) 左クロス 4(3) ◎櫻井、○櫻井、○西川、×柴原
0(0) 右側CK 1(0) ×石原
0(0) 左側CK 1(0) ×石原
0(−) 犯OS数 1(−) ・山田
0(0) ファウル 3(1) ・青木、×加藤、・田代


[2本目]
−−−−−−−−長島−−−−−−−−
−−加藤−−植野−−山崎−−小澤−−
−−−−−−柴原−−山田−−−−−−
−−大島−−−−−−−−−−西川−−
−−−−−−関口−−田代−−−−−− 21分:小澤→荒井、西川→本川

15分、清水、DFと交錯した大島が体勢を立て直して田代とワンツーから右クロス、関口がスルーして駆け込んだ西川、2−0
23分、清水、空中戦のこぼれ球を大島が縦パス、強引に突破した関口がマイナスの右クロス、PA手前から柴原ミドル、3−0
27分、清水、相手陣内でボールを奪った大島が柴原とのワンツーでカットイン、シュートはGK弾くが、関口が詰めて、4−0

翔洋1年      清水エスパルス
1(0) シュート 11(8) ○山崎、×田代、○田代、×山田、×田代、○田代、◎西川、◎柴原、○大島、◎関口
               ○大島
0(0) 右クロス 8(2) ×大島、×関口、×田代、×関口、◎大島、◎関口、×加藤、×大島
2(1) 左クロス 5(1) ○西川、×小澤、×小澤、×西川、×本川
0(0) 右側CK 4(1) ○加藤、×加藤、×加藤、○加藤
0(0) 左側CK 1(0) ×西川
1(−) 犯OS数 0(−)
1(0) ファウル 1(0) ・山田


[3本目]
−−−−−−−−長島−−−−−−−−
−−石原−−小澤−−植野−−西川−−
−−−−−−大島−−荒井−−−−−−
−−関口−−−−−−−−−−本川−−
−−−−−−田代−−櫻井−−−−−− 15分:小澤→加藤、西川→山崎

25分、清水、サイドチェンジを山崎がPA左角前の荒井とのワンツーからスルーパス。右から斜めに田代が抜け出して、5−0

翔洋1年      清水エスパルス
2(0) シュート 4(1) ×荒井、×櫻井、×櫻井、◎田代
6(0) 右クロス 5(0) ×関口、×関口、×石原、×石原、×関口
0(0) 左クロス 5(0) ×本川、×本川、×山崎、×本川、×本川
1(1) 右側CK 0(0)
1(0) 左側CK 0(0)
1(−) 犯OS数 1(−) ・関口
1(0) ファウル 5(1) ・小澤、・石原、・石原、×荒井、・??


清水エスパルスJrユース 5−0 東海大学附属翔洋高校1年

 クラブ選手権静岡県予選、3次決勝トーナメントを翌週に控え、最後の調整試合。対戦相手は名門・東海大翔洋高の1年生チームである。とはいえ、翔洋中は進路を選手に任せる傾向が強く、そのままエスカレーター式に高校に進むわけではないので、入学1ヶ月の現時点ではチームの完成度は低い。選手個々を見ても高校から本格的に部活動を始めた子もいるのだろう、かなりレベルに違いがあった。しかし、やはり選手の体格、特に横幅は中学生に比べてがっしりしており、なかなか有意義な対戦となった。なお、翔洋高はビブス着用で番号もころころ変わっていたので、布陣は割愛したが、フォーメーションは一貫して4-2-3-1である。

 中盤中央が厚い相手に対し、ストロングポイントの青木・山田のCHが自由になる機会は少なかったが、その分、柴原・石原のサイドハーフが起点になった。彼らを起点にSBの西川や加藤が追い越してみせたり、或いは2トップの畑や櫻井がサイドの前のスペースに流れたりして、多彩な攻撃を披露。途中サイドに攻撃の起点を作りながらゴール前での動きが少なくなり、結局青木の精妙なキックに頼りがちになったのは反省点だったが、1対1に強いDFを基盤に終始主導権を握って、1本目は1−0で終えた。
 2本目の2トップは打って変わって関口・田代の長身コンビになったが、彼らがサイドに流れてSHに絡む戦術は変わらない。特に田代は、動きの質・量共に特筆もの。ただ、まだ体幹がしっかりしておらず (174cmあるけど)、要所で「強い」プレーができないところがある。また関口もスピードに乗ったサイド突破を見せ、結果として全3得点に絡んだ。このスピードがありながら、3本目など最初からサイドで使われると今一つなのが、彼の不思議なところだ。柴原・大島の活躍については、「個人的好印象選手」の欄で。
 3本目は普段と違うポジションで使われた選手が多く、ボールを中盤から前線で落ち着かせることができずに、相手へ主導権を渡してしまう。特に2本目残り9分で交代したとはいえ、久々のSH起用で張り切っていた西川に疲労の色濃く、だいぶスピードで突破されていた。かなり際どい状態が続いたが、それも15分の交代まで。慣れないSB起用ながら、山崎は高い位置でボールを奪うことで支配率の向上に貢献。ワンチャンスを田代が確実に決め、3本とも勝利を収めることに成功した。3本目はあまり内容は良くなかったが、その中では石原の粘り強い守備が光っていた。


▼個人的好印象選手

山崎 教史  (CB、LB): 巧みに体を使い、力に頼らず前に出ながらの守備に安定感があった。奪った後のパス出しも早い。
柴原 誠  (LH、CH): CHの位置でのキープ力が特筆。トラップを必ず足下に置く。筋力があり、キックに伸びがある。
大島 慎太郎 (RH、CH): 無骨に前に進む姿勢は、このチームでの希少価値が高い。プレー幅が狭いため、CHでは今一歩。


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ひかる。 @H.P. [MAIL]

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