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2006年01月21日(土) JY: キンパラカップ 浜松東部中戦 + 静岡学園中戦

Jrユース
 06年01月21日 (土) 10:45開始 磐田スポーツ交流の里ゆめりあ 多目的グラウンド
 キンパラカップ争奪 第21回静岡県中学ジュニアユース新人サッカー大会
 (兼 第11回東海ジュニアユース新人サッカー大会)
 対 浜松市立東部中学校サッカー部 ※25分ハーフ
 天候:小雨

▼布陣
先発:                後半16分〜:
−−−−−−鍋田−−櫻井−−−−−− −−−−−−田代−−関口−−−−−−
−−−−−−−−柴原−−−−−−−− −−−−−−−− 畑 −−−−−−−−
−−西川−−山田−−青木−−加藤−− −−本川−−石原−−滝戸−−大島−−
−−−−小澤−−山崎−−植野−−−− −−−−荒井−−植野−−小澤−−−−
−−−−−−−−長島−−−−−−−− −−−−−−−−長島−−−−−−−−
交代:後半00分:加藤→関口、青木→荒井、柴原→畑、鍋田→田代
   後半12分:山田→滝戸
   後半14分:西川→本川、櫻井→大島 (大島を右WB、関口をFW)
   後半16分:山崎→石原 (荒井を左DF、石原をDH)

浜松市立東部中学校サッカー部:
先発:
−−−−−−鴨下−−黒田−−−−−−
−−− 宇佐美 −−−−−酒井−−−−
−−−−−−永谷−−寺田−−−−−−
−−大西−−岡部−−松原−−本庄−−
−−−−−−−−鈴木−−−−−−−−
交代:前半17分:永谷→市川
   後半08分;市川→福森
   後半15分:酒井→藤波

▼試合展開
[前半]
01分、左からの展開を跳ね返され二次攻撃。拾った青木のスルーパスから加藤がマイナスのクロス、櫻井が正確に頭で、1−0
10分、自陣で奪った青木が持ち上がるとクサビ、加藤が捌いてサイドに流れた櫻井がクロス。山田がトラップから左足、2−0
12分、右に開いた加藤の横パスをPA内で柴原が粘り、得意のターンから後ろに戻す。櫻井が低く正確に左へ突き刺す、3−0
19分、青木の左CK、ふわりと上げたボールを、中央でDFがクリアしようとするが後逸。ループ気味にオウンゴール、4−0

浜松東部      清水エスパルス
0(0) シュート 9(5) ◎櫻井、×鍋田、×柴原、◎山田、◎櫻井、×鍋田、×青木、○鍋田、○青木
0(0) 右クロス 4(2) ◎加藤、×青木、×青木、◎櫻井
2(1) 左クロス 6(2) ○柴原、×柴原、×小澤、○小澤、×西川、×柴原
0(0) 右側CK 1(0) ×青木
0(0) 左側CK 2(0) ×青木、×青木
0(−) 犯OS数 3(−) ・加藤、・鍋田、・鍋田
1(1) ファウル 3(0) ・柴原、・青木、・西川

[後半]
浜松東部      清水エスパルス
2(1) シュート 6(4) ○畑、 ○田代、×関口、○大島、○田代、×関口
1(0) 右クロス 5(1) ×関口、×山田、×関口、×山田、○大島
0(0) 左クロス 3(1) ×石原、×畑、 ○本川
0(0) 右側CK 1(0) ×山田
1(0) 左側CK 2(1) ○石原、×滝戸
1(−) 犯OS数 3(−) ・西川、・関口、・田代
4(0) ファウル 7(0) ・西川、・荒井、・荒井、・荒井、・??、・石原、・大島

清水エスパルスJrユース 4−0 浜松市立東部中学校サッカー部

 先週の雨中の暁秀中戦を、引き分けで終えた清水。この大会は4チームによるグループから、僅か1チームしか決勝トーナメントに勝ち進めないため、早くも追い込まれた格好となった。とはいえ、公立中学との実力の差は明白。電光石火のパス回しと青木・柴原らのキープ力で中央に起点を築き、空いたサイドに捌いて相手の視点を乱す。教科書どおりの攻撃で、引きこもった相手を確実に攻略。ハーフコートゲームを展開し、4点差をつけて前半を折り返した。
 3時間後の静学中戦を睨んでか、後半頭の4人交代に始まり、最終ラインの植野・小澤を除いたフィールドプレーヤー8人を交代。中央の軸、青木・柴原・鍋田が抜けてボールを支配できなくなり、攻め倦む。相手にも攻撃を許すが、サイドに追い込む確実な守備で対応。破綻はなかったが、カウンターを繰り出すには奪う位置が低すぎた。それでも前線の大型FWに単発的にシュートチャンスが訪れるが、田代のシュートは弱く、関口は2度バーに当てる。結局、4−0のまま試合を終えた。

▼個人的好印象選手

 櫻井 翔太 (FW): このチームで最もシュートの巧い選手。身体的には恵まれてないが、他の仕事もそつなくこなす万能型。
 小澤 蓮 (左DF→右DF): もともと体格と運動能力に恵まれた選手だが、ミスが減ってプレーが安定。花開きつつある。

[相手方好印象選手]
 宇佐美佑介 (左OH)



Jrユース
 06年01月21日 (土) 13:45開始 磐田スポーツ交流の里ゆめりあ メイングラウンド
 キンパラカップ争奪 第21回静岡県中学ジュニアユース新人サッカー大会
 (兼 第11回東海ジュニアユース新人サッカー大会)
 対 静岡学園中学校 ※25分ハーフ
 天候:曇り

▼布陣
先発:                後半13分〜:
−−−−−−鍋田−−櫻井−−−−−− −−−−−−鍋田−− 畑 −−−−−−
−−柴原−−−−−−−−−−関口−− −−−−−−−−柴原−−−−−−−−
−−−−−−山田−−青木−−−−−− −−西川−−山田−−青木−−加藤−−
−−西川−−山崎−−植野−−加藤−− −−−−小澤−−山崎−−植野−−−−
−−−−−−−−水野−−−−−−−− −−−−−−−−水野−−−−−−−−
交代:後半00分:櫻井→畑
   後半13分:関口→小澤 (3-4-1-2、小澤を左DF、柴原をOH)

静岡学園中学校:
先発:                後半20分〜:
−−−−−−−−森田−−−−−−−− −−−−−−−−森田−−−−−−−−
−−−−−−宮原−−近藤−−−−−− −−−−−−宮原−−中村−−−−−−
−−和田−−服部−−落合−−一瀬−− −−和田−−服部−−落合−−近藤−−
−−−−河村−−鈴木−−岡田−−−− −−−−河村−−鈴木−−岡田−−−−
−−−−−−−−安藤−−−−−−−− −−−−−−−−安藤−−−−−−−−
交代:前半20分:一瀬→玉置 (近藤を右WB、玉置をOH)
   後半18分;宮原→中村
   後半20分:玉置→宮原


▼試合展開
[前半]
静岡学園      清水エスパルス
2(2) シュート 3(2) ○鍋田、○山田、×加藤
1(0) 右クロス 5(1) ×加藤、×加藤、×加藤、○関口、×柴原
2(0) 左クロス 2(0) ×柴原、×西川
2(1) 右側CK 1(1) ○滝戸
1(0) 左側CK 0(0)
2(−) 犯OS数 0(−)
1(0) ファウル 2(0) ・山田、・関口

[後半]
14分、加藤に警告 (ラフプレー)
16分、青木が中盤からPA内にロビングフィード。カブった岡田の裏に飛び出した畑が右アウトでゴール右へ流し込む、1−0
24分、鍋田の反転スルーパスから畑が右クロス。走り込む山田の頭はGKとバー、落ちて転がったボールを柴原が詰め、2−0
24分、青木がまたも中盤からPA内にロビングフィード、PA内左へ抜け出た西川を鈴木が掴み、PK。鍋田が決めて、3−0

静岡学園      清水エスパルス
2(0) シュート 6(5) ○山田、◎畑、 ×鍋田、○山田、◎柴原、◎鍋田
1(0) 右クロス 4(1) ×関口、×加藤、×加藤、○畑
1(0) 左クロス 2(0) ×柴原、×西川
0(0) 右側CK 0(0)
2(1) 左側CK 1(0) ×青木
0(−) 犯OS数 0(−)
4(2) ファウル 2(1) ・畑、 ×加藤

清水エスパルスJrユース 3−0 静岡学園中学校

 2連勝の静学中との、決勝トーナメント進出を賭けた一戦。引き分けでも勝ち抜けとなる静学は、開始からボールを奪うとロングボール一本のサッカーを徹底する。清水は攻勢ながら、2トップが上手く3バックに守られ、中央で起点を作ることができない。相手を中央に引き寄せられず、守備組織がスペースを埋めた状態では、両サイドハーフが突破口となれなかった。CKから鍋田のシュートと山田ミドル以外にシュートチャンスがなく、攻め倦む選手の焦りを静学監督代行の胴間声が煽り、清水の展開の幅はますます狭くなっていく。
 一方、静学のワントップ森田には山崎・植野がついて前を向かせなかったが、森田がサイドに捌いた後、飛び出してくるOH・WBの2人をSBと誰 (CH? SH?) が見るかが、不明瞭。岡田のアーリークロスが流れてバーに当たった跳ね返りを、宮原に突っ込まれ (水野が好セーヴ)、逆に決定機を与えてしまう。危ない場面はそのぐらいだったが、PAの左右 (特に右) 深くまで攻め込まれることで、時間を稼がれ、速攻のチャンスを封じられていた。

 後半の清水は、畑が中盤に下がってボールを受けたり、柴原が中央に流れたりと起点を築く努力も見られるが、流れはあまり変わらない。サイドを深く抉られる点も変わらず、左CKから河村にヘッドを許す場面もあった (枠外)。だが13分、小澤を入れて相手と同じ3バックに移行したころで、スペースのギャップが減り、対処しやすくなる。そして、サイドを攻め込まれ、低い位置でボールを奪いながら、青木が1本のロビングロングフィードを通し、速攻を成功させる。
 追う立場となった静学だが、開始からロングボール攻撃を仕掛けてきた代償か、守備を整えた清水を崩すだけのアイデアに足りない。そして先制した清水は、自陣右サイドで奪取すると、細かく、しかし素早く縦に繋いで、再び速攻を成功させる。終了間際には、青木がまたもロングロビングフィードを操って、一人で速攻を成功させた。結局、3−0という試合内容を反映しないスコアで、勝ち抜き決定。アイビーカップ、群馬チャレンジ、県クラブ新人戦、ジュビロカップと各種大会で優勝に慣れ親しんだチームが、声とプレーでプレッシャーをはねのけ、また一つタイトルに近づいた。


▼個人的好印象選手

 青木 達也 (CH): 平面スペースを見つける選手すら稀なのに、彼は俯瞰して立体的スポットへパスする。小野伸二の視点。
 畑 直樹 (FW): 清水第八出身。下がって鍋田と中盤をリンクし、青木のパスを感じて裏へ出た。静学の木下は何を思う?

[相手方好印象選手]
 森田 隆廣 (FW): 山崎より高い大型FW。巧みなポストを見せたが、戦術上の問題か、前を向いてのプレーが少なかった。


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ひかる。 @H.P. [MAIL]

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