01年10月07日(日) 14:02開始　川越運動公園陸上競技場
　第９回Ｊユースカップ2001・Ｊリーグユース選手権大会　予選Ｄグループ
　対 大宮アルディージャユース（Ａ）

▼布陣
−−−−−阿部−−長沼−−−−−

−−−−−浩太−−深沢−−−−−

−仁科−−−−渡邊−−−−枝村−

−−−森山−−高山−−拓也−−−

−−−−−−−浅山−−−−−−−

交代：45分：渡邊→篠田（４−４−２に移行）

−−−−−阿部−−長沼−−−−−

−仁科−−浩太−−深沢−−枝村−

−篠田−−森山−−高山−−拓也−

−−−−−−−浅山−−−−−−−

交代：64分：枝村→大瀧（左ＭＦ、仁科が右ＭＦ）
　　　87分；杉山浩→高柳（同じくボランチに）

最後には、阿部を右アウトサイド、仁科をＦＷにするポジションチェンジも試みた。


▼得点
前半08分：阿部文一朗
深沢のＣＫは、低く速いボールをニアがそらし、中央で合わせる得意の形。長沼がバックヘッドでそらし、中央の阿部が合わせるが、ＧＫに防がれ混戦となる。最後は詰めた阿部が、今度は右足で決め、ゴール。

前半16分：長沼圭
阿部が積極的なプレスで、相手ボランチから奪取。そのまま、得意の重心の低いドリブルで中に切れ込み、ＤＦ止めに入ったところ、左で併走していた長沼へスルーパス。フリーの長沼が冷静にゴール。

前半28分：深沢良輔
左サイド、深沢から仁科に縦にスルーパス、仁科は飛び出したＧＫを交わし、左サイドに抜け出すも、トラップに手間取ってＤＦにコースを塞がれ、後方深沢に戻す。左45度で深沢は数回持ち直すと、ＧＫを確認して、冷静かつ狙い澄ましたループ。飛び上がったＧＫを僅かに越え、右サイドネットに美しく収まった。

前半39分：長沼圭
右に開いた深沢から逆サイドの仁科に、得意の斜めに走る正確なフィード。仁科は左サイドをえぐってセンタリング。ニアに走り込んだ阿部を越え、中央で待ち受けた長沼が頭で合わせてゴール。

前半42分：阿部文一朗
右で突破を図った枝村が戻すと、またも深沢から斜めに逆サイドに合わせるフィード。仁科が上げたセンタリングを、中央阿部がそのまま合わせ、ゴール。

後半16分：阿部文一朗
裏を気にして大宮ＤＦが下がったところ、中央で受けた阿部が突進開始。２点目と同じ力強いドリブルでＰＡ内まで侵入し、今度はそのままシュート。ゴール。

後半21分：長沼圭
中盤での細かいパス回しを経て、大瀧から柔らかい浮き球でのスルーパス。抜け出てフリーになった長沼が、右足で冷静にゲット。


▼選手寸評（数字に大した意味はありません）
浅山郷史　7.0　彼以外の選手も声を出してほしい。

杉山拓也　5.0　軽率に奪いに行って交わされる場面が目立ち、ベンチから名指しされる。
高山純一　6.5　さすが日本代表。余裕を見せた、中央攻め上がりも披露。
森山勇希　5.5　その左足と守備は、ＣＢのそれではない。

枝村匠馬　5.0　チームの流れに乗れず。機能的でなかった。
渡邊優希　6.5　奔放な前の深澤・浩太のスペースを素早く埋めて後見（誤字に非ず）。
深沢良輔　7.0　ゆとりある優雅な攻撃を後方から繰り出した。前半だけなら、8.0。
杉山浩太　5.5　受け手を考える深沢に対し、得点への最短距離を求めたが噛み合わず。
仁科克英　7.5　様々なポジションで満足できる動き。周囲との距離感が素晴らしい。

阿部文一　7.0　郎。速度を落とさず走りながら、スペースで受ける技術もほしい。
長沼　圭　7.0　決めるべき時は走る。ゴール前では生き生き。

篠田大輔　6.0　大瀧との左サイドに破綻なく、コンビで上手く攻撃に参加した。
大瀧義史　6.5　エンターテイメント性豊かな左足。
高柳亮太　---　私の見た中では、初めてのボランチ。


▼試合結果
大宮ユース　０−７　清水ユース