昼食の後、引っ越し整理をしていましたら、玄関のチャイムが鳴りました。出ると、昨日うちの外装のペンキ塗りをしていたメキシコ人の職人さんのうちの一人が立っていました。すっごい早口で、スペイン語訛りの英語を話すので、ちっとも聞き取れません。私の隣にいた娘が聞き取って、英語で言い直してくれました。↑押すと文字が変わるエンピツ投票ボタン「Nobody came today.」と答えた後、私に聞き取れないスペイン語訛りの英語と、おじさんに聞き取れない日本語訛りの英語で、じれったい会話が続きました。「つまり、あなたのボスは、昨日あなたが働いた分を払ってくれてないってこと?」「そうなんだ。連絡つかなくて困っちゃったよ。今朝は8時から仕事するって言われたから7時半にここに来たのに現われなかったし。彼と一緒に仕事をするのは昨日が初めてだったんだけどね、こんなにいい加減なんじゃ、もう彼とは仕事したくないな。今日は何時に来るか知ってる?」「何も聞いてないよ。第一、ペンキ塗りは先週だって家のオーナーから聞いてるけどぉ」「いやいや、今週なんだ」なんじゃそりゃ。まぁ、こっちのそういうテキトーさには、もう慣れたけどね。「もうしばらく待ってみるよ」「ここで?」「うん。車の中にいるけど、いい?」「いいよ。私はやることがあるから。じゃあね」今日はとても暑かった一日。車の中でしきりに携帯で電話するおじさんが、なんだか可哀想になってしまって、冷蔵庫で冷えたボトルの水を差し入れしてあげました。3時過ぎ、ボスと連絡ついたおじさんは、去り際にわざわざ水のお礼を言いに来てくれました。↑押すと文字が変わるエンピツ投票ボタンおじさん、ちゃんと日当もらえたのかなぁ。ちなみに、おじさんが去った1時間後、昨日とは別の職人さんたちが来て、あっという間に仕事を終えて帰って行きました。今度は全員白人でした。