今日は久しぶりに演劇を観に行きました。 劇団仲間さん公演の「ふたりのイーダ」。 小さいころ松谷みよ子さんの原作を読んだ事があったので、なんだか懐かしくて。 公演会場は200名ぐらいが入れる小ホールだったんですけど、ほぼ満席。 けっこう子供連れが多かったです。
夏休み、直樹くんとゆう子ちゃんという兄妹が祖父母の家に預けられるます。 そして二人は「イナイ、イナイ……」とつぶやきながら歩く不思議な椅子と出会います。 その椅子は一緒に暮らして遊んでいた「イーダ」という女の子をずっとずっと待っているんですが、女の子は(劇中で)二十数年前の原爆投下の日に広島にいて被爆し、そのまま帰ってきませんでした。 それでもイーダを待っていた椅子は、ゆう子ちゃんをイーダと思い、一緒に楽しく遊ぶんですけど……。 結局ゆう子ちゃんが、自分が待っていたイーダではない事を知り、壊れてしまうんです。 でも実は本物のイーダは……。
……って話なんですけど、もう涙が出ちゃいました。 どーも私は昔から戦争ものとかに妙に弱くて。 アニメ番組でも戦闘シーンなんか観てると妙に涙が出てきてしまったり(−−;)> でも隣の席やら会場のあちこちからすすり泣きの声が聞えてきたので、なんだみんな泣いてんのね、とちょっと安心しました。 しかし椅子はどーやって動かすんだろうと思っていたんですが、年配の男優さんが擬人化した椅子を演じてました。 そーだよね、椅子に演技は無理だよね(^^;) でも最初に、本当に椅子が「イナイ、イナイ……」ってイーダを捜してひとりで動くシーンがあって。 不思議でしたが素晴らしかったです! 黒子も糸も見えなかったんですが、……ラジコンかな?
劇中で、三歳のゆう子ちゃんが「戦争ってなに?」とお祖父さんに聞くシーンがありまして。 息子を原爆で亡くしているお祖父さんは、「戦争は、悪い悪いじゃ」と答えました。 本当にね……。 いま現在現実の事を考えるに、戦争は本当に悪い悪いだと思います。
ちなみにこの作品、イーダの本名にものすごく馴染みがあったり、私の生まれた年やらが出てくるので、そういう意味でもなんだか妙になつかしかったです。 そのうち図書館で原作借りてこようっと。
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