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| 2005年12月20日(火) ■ |
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| 物部日記・『ヘルレイザーは静かに境を越えて』 |
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妙に卓見した風なヘルレイザーさんとなんだか久しぶりに会ったのが先週の今ごろだったから、もう一週間も経っていることに気づいた。あの人強烈だからなかなか印象が風化しない。 ああいう人格ってどういう生活していたらなるのだろう。なんだか周りを見るとそういう『できあがっている人』っていると思う。個性っていうのか、社会的見地というのか、パーソナリティというのか、まあなんでもいいけれどしっかりとした意見と相手を尊重できる意識のある人間になりたいものです。
昨日の晩、上の部屋からまた二人分の足音がした。 ヘルレイザーさんの部屋に、もう一人。 やっぱり風呂の音。 結構私の周りには同棲している人が多いので素直に無視しておいた。 それに、またうどんを作りすぎておなかが痛かったからそっちの方が問題だったのだ。 ああ、明日ツタヤ行かなくちゃ…… また声がした。
男の声である。 その後老人のものらしい声もした。
……あり? 上には若い女性が一人で暮らしているんじゃないのか? なんとなく、半年前に蒸発した隣の家族のことを思い出したが、とりあえずお腹が痛いのですぐに頭の中から消えていった。 そういえば、今日はヘルレイザーさんの原付は、まだ帰ってきていない。
けれど、私は物音を無視する。 本人が言わないのなら、聞かないほうがいいような気もするし。
一時間もして、腹痛も境を越えた。
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