STOCKHOLM DIARY
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2005年11月14日(月) 東京

毎回日本に帰ると感じるんだけど、北欧デザインとか家具とか雑貨ってかなり日本で関心高いですよね。実家の近所の本屋さんに行っても女性誌がおいてある所に北欧デザインの雑誌が数冊いつも並んでる。今回帰った時は、テレビ(多分教育テレビだったかな)で、スウェーデンに行ったことのあるらしい女性がアドヴェントカレンダーの手作りの仕方を紹介していたりしてたし。

実際にスウェーデンに住んでると、普段あんまり北欧デザインとかそういうことを意識しないんだけど、こうやって改めて見るとやっぱりスウェーデンのデザインってシンプルでいいなあ、って思う。私は編み物とか刺繍や手芸系はスウェーデンに来てからはほとんどやってないんだけど(実はかなり凝り性なので、ハマッてしまうと怖いというのもある)、時間がある週末にでも、クリスマスのお買い物がてらゆっくり北欧デザインものを物色してみようかな。

でも、日本にいれば本当になんでも手に入るんですよね。ほんとすごいと思う。ストックホルムなんて東京に比べれば本当に小さな中都市です。私も1年に最低1回は東京に行かないとやっぱり都会の喧騒がものすごく恋しくなります。

そういえば、最近会社の同僚が日本への旅行から帰ってきたんだけど、彼女は職場復帰したその足で私の所にきて『いままでの人生で訪れた中で東京は文句無く一番エキサイティングで豊かな所だった』とすごく興奮して報告してきました。私は個人的に彼女のために新宿にホテルを予約してあげたり、いろいろ旅行前にアドバイスしてあげたりしたので、こういう報告を聞いてホント嬉しくなった。

彼女はその後も職場で会う人ほとんど全員に東京がどんなに大都会ですごい所かを興奮気味に話すので、私は内心「もっとやれやれー☆」とほくそえんでいます。だって私が同じ事言うと自慢してるとしか聞こえないもんね。ちなみに私は彼女に『何でわざわざあんな素晴らしい東京を離れてストックホルムなんかに住んでるの?』なんて言われてしまった(汗)。うーん、自分でもなんでだろう、と本気で考えこんでしまうことあるしなあ。あ、でもストックホルムもすごく好きなんですけどね。

でも、東京に住んだりすると、もう世界中のどの、いわゆる『都会』に行ってもびっくりしないと思う。東京の凄さはいろいろな外国に行くようになって改めてしみじみとわかるようになりました。ちなみに東京の中の私のお気に入りの場所は、通学したり通勤したりしたことのある馴染み深い場所の他には、やっぱり明治神宮から始まる表参道から青山の一帯にかけてかなあ(ミーハーだけど)。あ、でも渋谷のあのカオスも強烈に懐かしくなることある。渋谷なんて住んでた時はなるべく避けてたのに、不思議。


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