まゆ日記
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| 2006年10月03日(火) |
もどらない(ここいらの方言で、気が利かない・わからないの意)女房を持つまゆ旦那 |
今朝は旦那の食欲がいまいち。おにぎりはふたつのうちひとつしか食ってない。お味噌汁もだっぷりのこっている。 妙だなあと思ったら旦那は動く左手で自分の型や胸を指差すようなしぐさを繰り返す。 これがなんだかよくわからない。 さっき看護士さんに言われた、パンツタイプの紙おむつがないってことかなあと思ったらなんだかそうでもない。 もうご馳走さまちっくだったから車椅子を押して洗面台に向かうと、旦那が途中動く左足で車椅子を無理やり止めた。で、また自分の体を指すようなしぐさをする。 なんだか旦那の体のラインが曲がっているような気がする。で、旦那の後ろに回り背中から手を突っ込んでよいしょっと体を持ち上げて車椅子に座りなおさせてみた。 すると旦那、泣きながら、σ( ̄▽ ̄)に手を合わせるようなしぐさをする。ありがとうである。 「鈍い女房で、悪かったぁねぇ。そりゃまあ、σ( ̄▽ ̄)がパパみたいな病気になったらσ( ̄▽ ̄)の言いたいこと何でもかんでも察してくれるんだろうにね。σ( ̄▽ ̄)察することがからきしダメだからなあ。そういう女房をえらんだあんたの不幸だぁねぇ」 と、思わず笑いながら言ってしまった。他の患者さんのおじいさんやおばあさん達に笑われちゃった。 そんななか一人旦那がおいおい声を出して泣いていた。 「だーかーらー、わかったってば。体の向き変えただけだからさ」 と言いながら旦那に手を振って、その場を後にした。
車に乗ったとたん………なんだかわかんないけど、涙がこぼれた。 うっかり今日はマスカラし忘れたんだけど、してなくってよかったなあと思った。
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