夫の義妹が山大工学部に無事、合格したそうだ。 本当なら夫の実家は義妹の受験一色であったはずなのに、夫の発病と入院騒ぎでそれこそ勉強も手につかない、落ち着きのない日々を過ごさせることになってしまっていた。それがなにより気がかりだった。 よかった って思ったら、心の中のしこりのような塊が溶けていくような気分になった。 夕方の事務室で一人、はしゃいでしまったまゆぼうである。