日々是精進(マジで)
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2007年08月12日(日) 旅行の時の愚痴を。

…なんでだろう?まだ時差ボケが抜けてない?

今回の出張は南米でした。と言うか、当面南米にしか用はないのです。
2回目でしたが、前回の時より、出張の重さは遙かに高かったのに、体力的には楽で、精神的ストレスはほとんどなかったみたいです。この前の時は帰りの便のトイレで白髪をメチャクチャ発見してショックを受けた…今回は一本もお目にかかってません(笑)。でも、時差ボケが抜けない…どうして?

昨日も、朝4:30前に目が覚めて、16:00から意識が抜けた。気が付いたら「受験の神様」やってた(TT)
着付けの練習は休みました。試しに家でやってみたら、微妙ながら着物は着れたのに、帯がわからなくなっている…ううううう。なんでー?どうしてー?帯が巻けないとお外に出られないよう。

そしてあと一週間で夏コミだというのに、原稿に取りかかれません(TT)
…ああ…今日は家で閉じこもって仕事の書類見直しです。うううう…



で、ついでなので旅行の時に溜めた愚痴を吐き出そうかと(笑)。

とにかく今回一番辛い思いをしたのは飛行機、特に帰りでした。
一番安いからとトータルでAAでしたが、ソレが悪かったのか、整備不良で欠航し、一日遅い便に振り返られました。悪いと思ったのか、アメリカ国内移動便だけファーストになりましたが…AAのファーストシートってむしろ座り心地悪い…無駄に皮張りで椅子の真ん中が盛り上がってて座っているんじゃなく乗っけられてるカンジ。足が宙に浮いてるし(笑)。
それから、振り替えの時、確認しなかった私も悪いが(だって乗れるか乗れないかが一番問題だった)、それまで通路側だったのが中側の席になってしまいました。現地出発便とアメリカ国内移動便はそれでも構わないけど、日本便は長時間フライトだから、本当に辛いです、閉じこめられると!(TT)

通路側の席に座っていたアメリカ人のお兄さんが、予想通り途中で爆睡してしまって、動けなくなりました…通路に出られない!
ど真ん中の列だったので、反対サイドの中国人のおじさんが、やっぱり時差のせいかほとんど起きていたので、そっち側通らせてもらうことができたからまだマシだったかも…

そしてキャビンアテンダント。
さかのぼること行きの便。はじめのドリンクサービスで、起きていたのに見事にスルーしたおばちゃんがケチの付き始め(それをむっつりと主張したら、対応してくれたおっさんが意外と愉快だったので帳消しに(笑)。<や、「コーヒーミルク」をそのまんま英語で言っちゃったんだけど(カフェラテとかCoffee with milkでないと通常は通じないのを忘れていたのよ)、本当に、コーヒーにミルクをなみなみと注いで寄越してくれた。なんか笑えた)。
 さらに帰りの日本行きでダネ。トイレ終わって席戻ろうとしてたら食事サービスのワゴンが戻ってくるのね。で、そのワゴンを通そうと、おばちゃんが言うわけよ、「あっち行け」
 私がいたのは最後尾で、トイレとキッチンブースの間にはわりかし通路幅があって、すれ違うことは可能だと思われるし、おばちゃんが言う「あっち行け」のあっちは私の席がある方とは反対側で、そっち戻ったって私は席に座れない。
 「オレの席はあっちで、席戻りたいんだ」と(目で半分)訴えて、おばさんの言うことは無視しましたが、これで判明したこと:客よりワゴンを通そうとするのがAAの流儀らしいよ。
 いかにも「てめーはじゃまだ」と言わんばかりだったからね。ANAでもJALでもそういう扱いされた記憶はないな。
 そして同じおばちゃん。
 mealは食えなかった代わりに、(寝ていたので持ったままだった)朝ご飯のサンドイッチを着陸2時間前にパクつき始めた変な日本人は、喉が渇いたので「みるくをおくれ」とお願いしました。ちゃんと聞き直したのに、おばちゃんは、その後席には戻ってきませんでした…
 牛乳がないとパンが食べられないんだよ日本人は!(違う)。
 終わりの方だったので牛乳は出せないかなくなっていたかもしれませんが、それにしたって、「なかったよ代わりのモンでも飲むか?」くらいは聞きにきやがれ!
 男性CAはそうでもない、と言いたかったが、そういや同じ便で、お休みタイムに喉が渇いたから水を、とお願いしたら、コップに入れた水を2杯持ってきて、「こぼすといけないから早く飲めよ」とおじさんが言った。…親切なのか拷問なのか?(とりあえず、実際手が空かないので、一杯目はすぐ飲みましたが…)(エコノミー症候群は出しちゃならんので、普通は水をくれというと嫌がらせのような大きなペットボトルでくれたりするのですが…あと妙にまずいアルミ製の蓋の付いてるコップのヤツ。蓋なし出されたのはこれが初めてでした)。

しっっかし本当に機内食がまずかった…気持ちが悪くなるんだもん。パンはそこそこイケましたが、mealの肉類に付け合わせの米がまずい、米が!
炊き方はもちろんなっていないのだが(多分アレは煮てるのだろう)、付け合わせの肉(逆では…)の臭みが移って、すんごいイヤな味になってるんだもん。お米がかわいそう!!(><)
 それで、気分が悪くなるので、機内食を抜いたのです。2回も。

 それから、国内便はスナックサービスがないAA。行きの便でお腹が空いたのでちょっと困りましたが、でも機内販売でサンドイッチ売ってたので
買った。5ドル。イタリアンサラダのラップサンドで、生ハムとチーズと
レタスがたーっぷり…量もすごいが期待したより美味かったのでこれは○。
 空腹だったのは私だけではなかったらしく、お菓子を求める人多数。軽食の機内販売があるのはいいのだけど、でもそこもアレでして、ファーストで配布したポテトチップスのロング缶を乗っけたままのワゴンでエコノミーも回るんだよね。
 「このチップスはもらえないのか」とストレートに聞き、「やれねえ」とストレートに返すアメリカ人同士。…キミタチなんのデリカシーもないのね…不思議。
「やってもいいよ」と言われると、ソレはソレできっと「…これはファーストのおこぼれなんだな」とイヤな気分になりそうだなと、心の狭い日本人は思いました(笑)。

でもスナック・軽食類の機内販売は日本でもやって欲しいな…この前の帰省の時、本当になにも食べてなくて辛かったんだもん、2時間。(日本国内便は、確かビールとおつまみしか売ってない)

あと、さっきの通せんぼの話で思い出したけど、アメリカ人って空間把握能力に欠けてるんじゃないのか、と思った例がもう一つ。
現地出発便は「こっちの席に変えてくれ」と2回連続言われて、しかも手荷物チェックが激しい。不安になったので、2回目の席の交替の際に、「後ろのデッキに空きはないからこっちに入れて」と随分離れたところに置くハメになった自分の荷物を移動させることにする。だって実際は、あとで配る用の毛布が乱雑に詰まってただけだったし〜。毛布をキチンと並べればいくらでも空くじゃねえか、と思ったの。でもそれは一回目のチェンジをした席のデッキで、2回目チェンジの時は、自分の真上のデッキに空きはほとんどなかった。仕方なく、通路を挟んだ反対側のデッキを見ると、なんかやたらとスカスカに荷物が置かれています。少し寄せてもらえば私の荷物が入る余裕ができるわ!と思って、その荷物の持ち主とおぼしき人に、キチンと丁寧に、「荷物を動かしてもいいですか?」と聞いてみた。

ら、返ってきた答え「陶器が入ってるから動かすのはヤだ」

…このグリンゴめが!!!

勝手に動かしてやろうかと思ったのだけど聞いた手前ソレはできなくなり、「でもちょっと動かすだけでいいので見てくれないか」と頼んだものの、家族連れのオヤジとおぼしき太ったおっさんは、席を立ってデッキをちらっと見して、「イヤ無理だな」で終わりやがった。

…あー、この件が一番むかつくわ。他の人たちは、「席を替わってやってくれ」と言われたら素直に譲ってあげたり荷物の上げ下ろしを協力したりしているのに。
そんなに荷物が気になるならファースト行きやがれ、と心の中で呪いながら座るしかなく。その後、たびたびその荷物が入っているデッキに向かって「壊れろ〜、壊れろ〜、全部くだけてしまえ〜」とことあるごとに念じていました。九字も切ってやろうかと思いました(やめろ)。
ちなみに私も陶器のおみやげがありましたが、ぎっちり詰めたってどれも無事でしたよ…つか、陶器が壊れないようにするコツは、柔らかいもので隙間を埋めた状態で極力動かないようにするのが一番なので、デッキに無理矢理荷物を押し込むようなことをしないのであれば、隙間はない方がいいハズなんだけどな?

あの家族連れの陶器がどうなったかは、知る由もありません。でも自分の行為に、スティーブン・キングの「痩せる男」のネイティブアメリカンの精神を見てしまった私(笑)。あははは…

で空間把握能力のことから話が外れますが、「グリンゴ」という言葉についてもちょっと思ったことがあったので覚え書き。

ラ米圏で、アメリカ人のことを指す「グリンゴ」は、完全に侮蔑の意図があります。が、当のアメリカ人は気にしていない、らしいです。
なにせAAのキャビンアテンダントは平気で「あいつらグリンゴだからわかかってない」って言ってたしな…隣の席にアメリカ人がいる横で、他の乗客と「あの入国チェックは凄まじいよね」「うん、グリンゴってバカじゃね?」とスペイン語で会話してたりしたんだけど(おいこら)。

語源が今ひとつわからないのですが、昔は英語を話す人すべてを指していたそうですが、今は完全にアメリカ人のみです。でもね、マイアミとかはスパニッシュ系のアメリカ人も多くて、スペイン語話せる人が本当にゴロゴロしてたんだよね。でもそういう人に国籍聞くと「アメリカ人」って答えるの。
 でもAAのCAの会話を聞いてから、すごく不思議になったのが、移住したスパニッシュ系の子孫にとっても、「グリンゴ」は「グリンゴ」になるらしい。他方で、現在形で米国外に住んでいる人にとっては、移住したスパニッシュ系アメリカ人は「グリンゴ」になるのかならないのか?
 どうも、片言のスペイン語を話しているとグリンゴと見なされるようですが(英語圏人のスペイン語は妙に訛る)。
 同じ北米でも、メキシコを境にものすごく複雑な民族意識があるんです。ラテンに肩入れしているアジアのよそ者は、ちょっと珍しいアメリカ人に対する侮蔑語をこれまで面白半分に使っていましたが、最後の最後で改めて、その複雑さに首を傾げてしまいました。
 どうせ呪うなら、「この毛唐めが!」とかにっこり日本語で言った方が良かったかしら?(笑)



ところでアルバム。またしてもの3形態。
…いや、ここまでされたら3バージョンとも買うしかあるめ?コンサートのソロコーナー、これやること確実だし。ん?でもそうすると、今回はコンビはやらねってことかしら?トニ曲とカミ曲でそれぞれ2曲もストックできちゃってるしな。
コンサートのチケットの当選発表もそろそろのハズですよね…舞台のチケットも含め、当選確認がこあいです…取れているといいなあ…休みその時期まで温存しておくことにしたんだし。


綾多