日々是精進(マジで)
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2006年04月03日(月) アニメおた真髄発揮!(ってほどじゃないか)

てなわけでお久しぶりでし。風邪引いたりジムに通ったり中断したり仕事詰めだったりしてます。…そろそろ余裕が出てきたか?!な!?
 …とか思ってたらなんか出張の話が…また5月かよ。つか、今年、異動したせいで半端なく出張生かされる可能性が出てきました。半分冗談だと思ったら周囲は冗談ではなかったようです。どうしよ…英語…つかスペイン語もだけど。
一番心配しているのはコンサとか舞台とかと重なるとイヤだな(死ね)

 まあそう言うわけですが、とりあえずおたばなしします。(笑)



 いまさらですがこれ以上古くならないうちに、「ノイタミナ」の話を。一話目の「四谷怪談」キャラデザが天野さんで唆されて見たのですが(あと元ちさとのエンディングCMがきれいな曲だなあと…きれいなはずだよ作詞作曲は最強の松任谷夫妻じゃねーか!奥様の方は正直歌はもうダメっぽい(少なくとも生歌はひどい)が、作詞の方は相変わらず美しい!)、わかっていたけどやっぱり天野絵はアニメ向きではなく、四谷怪談の構成そのものもあまり目新しいものがなく、そういったわけで、3回目で見るのをやめました。しばらく忘れていたら、「天守物語」の最終回をたまたま見たんです。感想?「…ラーゼフォン??」でした。あまり見てなかったんですが、印象とか動きとかカットとかが似ている気がした…気のせいかもしれませんが。で、その時の次回予告で、「化猫」の絵を見て、びびびっ!となって、また見始めたんですよ!

 化猫、凄かった…。ちょうどその前のクルーまでやっていた?「厳窟王」に美術が似ているんですが(「厳窟王」は見てなくて、公式HPのアップ画像しか知らないので実は詳しくないのですが、エンボスフィルター+色かぶせ、みたいな。CG処理によって実現する加工方法なんだけど反面とてもアナログな匂いがするのね。ザクザク感があって。リアリティの欠片もないけど、そこが「絵」としてはとてもいい。アートです(天野氏デザインの四谷よりはるかに)。そして何度か見ていて気が付いたのですが、影がほとんど入っていないんですよ。遠近法のみで距離感を演出していて、カット構成が斬新だった)。色彩感覚も派手なんだけど加工法のせいか画面としてうるさくはなく。

 デザイン(キャラのみならず、小道具、モノノケも含む)、演出、話の展開、小道具の使い方、カット、カメラワーク、アクションまで含めて、「スタイリッシュ」とか「ポップ」という表現がぴったり当てはまります。私の中で、2005年度のアニメのNo.1でした(ハウルなんか目じゃねー!)。(ちなみに次点は「虫師」。放送時間、移動して続けて欲しい…ダメだろうなあ…)

夏にDVD化されるそうです。「四谷」「天守」「化猫」の3枚でリリースするんだろうと思われます。他の2作品はいらないので是非「化猫」は見て下さい! 最終話に行くまではちーっとも怪談くさくないので、怖いもの苦手な人でも全然大丈夫。

 後から知ったのですが、素材の性質もあって、「四谷」は原点回帰、「天守」は近代風、「化猫」はとにかくオリジナリティを追求したようです。その意味では、それぞれの狙いは果たしたわけで、各スタッフは忠実に仕事をしたのだと思います。思いますが、アニメーションの存在意義は常に未来志向でなくてはならないのではないかと、近頃とみに思うのですよ。それは、CGを追求してリアリティを求めるという意味ではありません。そんなのはスクウェアとFFスタッフに任せておけばよいです。3GCGに走るとみーんな似た絵になっちゃうので元々好きじゃないし。画風とかデザインの特徴とか、原画作家の雰囲気は生かしつつ、常に新しいものを提起していく作品でなければ、アニメーションといえどいつか衰退する日は来ます。映画と同じように。な?特にジブリ!
 その意味で、「化猫」はなるべくしてなったのかなあという気もちょっとする。主役の櫻井さんの好演もよかった。ガッシュベルが終わっちゃってちょっと惜しい。上手になったよ、この人。

ちなみに後番が、「獣王星」…樹なつみはきらいなんだよなー(そして他の作品ではなくよりによってこれかよ…)。見る気ねえや。と思っていたら、光一さんがお声担当と言うことで、花明ちゃんのために録画することになりました…ううう。
アフレコ見たけど…やっぱり下手だね(辛口すみません)…しょうがないか…。

こうなると岡田のゲドが怖い、ゲドが。岡田大丈夫?!(><)(けしてキミが大根役者〜♪な認識はないのだけど!声優の演技って舞台とも映画ともドラマとも違うんで…HUDでの「うほほ」くらいの突き抜けぶりがあれば大丈夫とは思うけれども)(三田場は特典DVDの声しか知らない…あれはなかなか雰囲気あったけどもあそこだけでは判断できないし)。ハウルはアニメとしては最低だったがハウル役のキムタクは最高だった(キムタクくささが完全に消えていたので。改めて、この人は上手いんだと思いました)。



で、春の新番組ですが。
…他のどの時期よりも、アニメは作品数も多いがなんつかキャラものが多いのも春の新番組の特徴のような気がする。NANAだとかxxxとかはともかく、プリプリまでアニメ化するとは知らなんだ。今回原作付きが多いなー…ある程度ファンがいる方がいろいろ見込めるもんね。安全パイってことか。TVステーション(演技者の一回目放送日確認だけが目的だった)の特集欄を見るまではほとんど知らなかったのですが。
1日が土曜だったせいで、週末アニメの第一回はいくつか見ることができました…終わると思ったマイメロがまだ続くのか気持ち悪い。まあいい。大ウケしたのがこの二つ(つかこれしか見てないしこれで充分お腹いっぱい)

その1:「牙〜KIBA〜」
 アニプレックス配給なので、(少なくとも第一回の)クオリティはいいしまあ話も異世界突入系戦闘ファンタジーとしちゃあ王道なのかなあと思いつつ、引っかかったのはそこじゃありません。
 なんなんですか、あの白服眼鏡幼なじみ年上生徒会長かっこ病弱かっことじるは!
どっかの誰かじゃねーの?!びっくりしたぁ…(爆笑)
まあ、どうやらこの病弱年上美人(こら)がラスボスの模様なのですが。主人公、自己中で心配されっぱなしなのにこの年上に冷たくて大概ひどいのもどっかの誰かとおーんなじ。助けてくれたのに放りっぱにして勝手に異世界に行っちゃったよ…

その2:「デジモンセイバーズ」
 ガッシュベルの後番でCMを一番見ていたし、デジモンシリーズは嫌いじゃなかったんですが、そのデジモンシリーズの変遷が継続しているとは思いもよらなんだ(爆笑)。
 知らない方のためにご説明しますと、デジモンシリーズは、元祖「デジモンアドベンチャー」としてあの枠で始まりました。初代は声優陣も豪華で(なにせ、悟空+一休さんだ)、比較的重みのあるストーリーが中心。2ndシリーズがさらに重かった(通称02)。ちなみに私が見始めたのは02でした。日曜のあの時間帯にやるにはかなり度胸がありましたよ。あの9時台の枠は、一時期黄金期でした…。
 でも3作目(ティマーズ)あたりから怪しくなってきて、デジモンが変身(「進化」と言ってますが)して巨大化するようになり、4作目(フロンティア)に至ってはパートナーと合体しちゃった…さすがにこの4作目が不発に終わり、デジモンシリーズも収束してしまいました(その後始まったのがガッシュ)。
 で、今回のは、ラプター1(アグモン)のデザインが初代に酷似していたので、「復刻版?」と思っていたら、
なんですか?レンジャー戦隊系ですか、今度は?
 …びっくりしたなあ、もう(爆笑)
 冒頭の主人公のバカさ加減もかなり大ウケしました。吉野ちゃんがかわいいです。「牙」もだけどヒロインキャラが今回つよかわいい系でいいなあ! これまでと違って人物デザインが等身高くて、昔のかわいらしさが欠けてるのがちょっとアレですが…初代デジモンの時に小学生低学年だったお友達の取り込みを狙っているの?か?(中学生ともなれば部活だの遊びだので日曜の午前中は見てないんじゃないのかな…)
 戦隊ものの定番は、「5人」です。現行OPでは最近のお約束のとおり3人しか出ていなくてしかも二人分が黒で隠してあります。5人に増えるんですよね?夏までには。
 お約束を徹底的に網羅して展開していくつもりなのかもしれない。その意味では意欲作かも(笑)。とりあえず、笑わせてもらいました。面白かったー。ヒマだったら続きを見ます(先の展開の下手さ加減ではいい勝負かもしれないが、「牙」の方が気になる・笑)

 この歳になるともう一年も続くストーリーもののアニメを追っかける気にはなかなかならないんですよね…面倒で。おじゃる丸とかピタゴラスイッチにほのぼのしてしまいます。ところでめざましてれび?そろそろマージン払いなさいよね、NHKに。(めざましーんはぴたごらのパクリじゃろ、企画的に)(「おとうさんすいっち」はさすがにパクれないもんね)。

 ここのところ、微妙にめざましに対する風当たりが私の中で厳しい模様。39企画もあまり好きではなかった…つか、最近のテレビ慣れしている視聴者のイヤな面が目立ってとても気持ち悪かった。「めざうたコンペ」も同じ。
 ぶっちゃけ、女性アナ陣はまだしも、脂度が高くてさわやかくないんだよね、めざまし。O塚、軽B、I藤の3人が(うわ微妙に伏せ字が意味がない、この人たち・笑)。まだ当分、見るとは思いますが(朝の短い時間帯にスポーツ・芸能・ファッションまで情報が拾えるところは大変貴重なので)、そろそろ国営放送のあっさり加減がちょうど良くなるお年頃かもしれない、私。
 でもI藤さん土曜は絶対やめないで(単なるえこひいき・笑)


綾多