雑記
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一昨日、今さらながら購入した文庫版の「ネジ式ザゼツキー」を読了。 最後尾の出版日を見てみたら、2006年10月。道理で文庫の上部が日焼けしているわけだ。 ハードカバー版を手に取った覚えもあるけど、それはいつのことだったのか、定かでない。
島田作品を読むのは、去年の11/3に「光る鶴」を読んで以来。 御手洗ものは「魔神の遊戯」以来だから、もっと前になるか。 どこか「眩暈」を彷彿とさせる今作、懐かしさとともにどこか物足りなさを感じた。 文体の違う挿話が、個人的にちょっと読みづらかったりというのも、昔と変わらない。 物足りなさを感じたのは、御手洗が完全に安楽椅子探偵に徹してたのが原因かなと。 それでも、久しぶりに一気の読ませてくれる本を読んだ。というか、読書自体が久しぶりだった。
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