イレコミ音楽
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2003年01月29日(水) 「キス・オブ・ライフ」シャーデー

「キス・オブ・ライフ」シャーデー
「Kiss Of Life」Sade 1992年


誰かがシャーデーは水の中にいるような音楽とのたもうた。
う〜ん、確かに同感です!曲を聞いていると、フラフラ♪
水の中を浮遊するイメージが伝わってきます♪
祝福された愛の歌は落ちついたムード♪シャーデーの住ん
でる感覚の世界は深海の奥なのかもしれません^^

「キス・オブ・ライフ」最初にこの曲に聞いた瞬間に好きだぁ
って思わされました。歌詞の内容はわからないけど、色っぽい
し、低いトーンでも突き上げられる感覚がたまらなく好みでし
た。なんでこんなに心地よくていいんだろう?って・・ね♪

なのに訳詞を読んでみてちょっと驚きました。色けとは無縁の
天から祝福された愛の歌をなのですよね♪あなたと出会って
全てが変わった・・って、喜びの歌だったとは!

「天使がいてくれたのね、天の恵みであなたに出会えたのよ
 空を見て 愛の色だわ あなたに会った時求めていた人だと
 すぐにわかったの 〜中略〜 あなたのお蔭で蘇ったの、
 あなたのキスで蘇ったわ♪」

ちょっと、恥ずかしいくらい歌詞ですね(大汗)そんなぁ
大袈裟な!って思えるけど、恋に落ちる時って全てが特別な事
に思えるものです。もしかしたらこの勘違いのような思い込みが
恋愛の極意なのかもしれませんよね。この勘違いな恋愛は転じて
個人のしあわせ、末は世界を平和に導くように思われます^^
凄い発展的な想像ですけど・・・(笑)これ天使のしわざ!?

イメージ的には深海の奥に天からの光が差して、大きな力で上
へと持ち上げられてゆく感覚♪こんなに崇高でピュアな気持ち
が曲に込められていたとは♪じっくり聞き直してみると・・
うわぁ〜かなり深い愛、運命の愛を感じますよね。くるくる〜
伝わってくるものは祝福だなぁ・・・^^なんかいいねぇ♪

タイトルの「Kiss Of Life」は人工呼吸という意味も含まれて
いるとか・・要は、生き返る程の尊いキスということになるの
かなぁ・・・そんな風に受け止めております。^^この曲って
最高のラブ・ソングだったんじゃん♪今、気付きましたよ(恥)


それにしても、生き返るほどキスってどんな味わいなのです?
味わった方、耳打ちして教えてください(笑)


<参考アルバム>
『Max -Best Hits In The World-』 SRCS 7500 1994年






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2002年12月15日(日) 「ナタリー」ハナレグミ 2002年

「ナタリー」ハナレグミ 2002年



 この曲は凍みちゃっいました!ハナレグミのアルバムに入ってる「ナタリー」って曲です。じわ〜んっと心に響いてきて、あったかい気持ちになれるんですよね〜♪

 お台場の観覧車が眺められる場所にクルマを停めて、このアルバムを何気なく流してたら、なんか泣けてきちゃってね♪たまたま自信喪失してた時だったからきっと反応しちゃったのかもしれませんけど・・・。

 みんなそれぞれ違った事情を抱えていて、絶えず順風満帆で生きてるわけじゃないもんね。時たましあわせな時もあれば、時たま悲しい時もあるんだから、凍みちゃう夜もあるわけかな・・・。

 でね、たとえ泣いてもね、やさしい気持ちになれるのっていうのがグーなんですよ。これ聞いてまたがんばろう!って思えるの、それはそれでしあわせなんだと思いました♪


 この曲の感覚が好きなのは、やさしい気持ちにさせてくれるから。
 

 これ〜昔聞いた何かに似てるって思ったんだけど、思い出せないのです。ケン&メリーのような、斉藤哲夫のような、なんとも言えない70年代フォークの香りがプンプンしてくるのです。20代はもちろん、30代だって、40代だって、もっと上の世代の人達もすんなり聞けてしまうと思うんですよね♪72歳の母がこの曲聞いてて、昔の曲みたいだねって言ってまして・・・ウン、本当にそうかもって思っちゃいましたよ。

 聞き終わると・・あったかいよ♪ 寒い夜には心があたたまります。




〈参考アルバム〉
ハナレグミ『音タイム』TOCT-24911 2002年






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2002年12月01日(日) 「鋼鉄の馬」キリンジ

「鋼鉄の馬」キリンジ 2002年


 旅に出たくなってしまう曲ってありますよね♪その中のひとつにこの曲を入れてしまいましょう。その位フラフラ〜っと、ユラユラ〜っと、のんびり〜っと、どこかへ行きたくなっちゃう曲なのです。

 マキシ・シングルでこの曲を聞いた時ストレスの頂点だったこともあって、即どこかへ飛んで行きたくなってしまいました(笑)逃避願望がバリバリで、炸裂気味なのでしたよん。うふふ♪

 さて、この曲「鋼鉄(はがね)の馬」何を意味してるのかなぁ?いろいろ考えてみたのですが、クルマの事かな?でも、歌詞の中に滑走路という言葉が出てきているから、もしかして飛行機のように飛べるものでもあるのかも。ということはハガネで出きたケンタウルス(笑)じゃなくて(想像したら恐いです。)ハガネで出きたペガサス・・・うーん、やっぱやだなぁ(笑)ハガネで出きたただの馬。これが一番いいのかも・・・♪

 アコースティックギターのストロークで爽やかなサウンドに、ハモリが輝いてます♪ややカントリー風のゆらゆらしたムードでついつい旅心を誘っちゃいます〜♪


 なんで人は旅に出たくなるんでしょう?本能のようなものでもあるのかな・・もしかしたら生まれた時からみんな旅人なのかもしれません、私も旅人の要素がたんまりありますしね。海外もさすらいたいし、国内もさすらいたいし、首都圏も、ほんの数時間でも、街の中ででも、身近でも、散歩でもさすらってしまいたくなるんですねぇ(笑)このブラブラしたいぞ〜!という感覚は小さなサスライなのかもですね♪

 「遠くへゆこう〜ヘイ・ベィビー♪ふりーふりーウェイ〜♪」
どうせゆくなら遠くがいいなぁ・・・♪



〈参考アルバム〉
「鋼鉄の馬」キリンジ WPC6-70008 2002 マキシ・シングル
『Omnibus』キリンジ WPC6-10236 2002






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2002年10月28日(月) 「家族の風景」ハナレグミ

「家族の風景」ハナレグミ 2002年


 ラジオで初めて聞いてから、そらなぜだか?気になってしまったのです。アコースティックで素朴で・・なんだろな?あまりつっこんでないのに大事な事歌ってる♪そんな風に感じたのでした。そうそう、ホントつい最近の曲なのですよ。

 “ハナレグミ”って一体誰なのかな?と調べてみましたら“SUPER BUTTER DOG”のボーカル・永積タカシさんであることがわかったのでした。永積タカシ・・・あ、そう言えば「はっぴいえんどトリビュートアルバム」で見かけた名前だったけど“SUPER BUTTER DOG”は聞いたことないなぁ・・♪ってなわけで、今度は興味がそっちの方へも向かって行くのでした。いつもそういう風に連鎖で過去へ遡って聞いてゆくんですよね(笑)音楽を聞く時の私の癖です。

 さて、このマキシシングル♪レンタル屋さんで借りてきたんですが・・ジャケットの絵が妙にかわいい♪まさにバリバリ好みなのです。CDに顔が書いてあるんだよ(笑)借りてきたけど「やっぱこれは買いだ!!」と思い込んでしまったのでした♪

 1曲目は「家族の風景」母親をフライパン・マザー♪って歌ってるんだよね、なんでキッチンにハイライト&ウィスキーグラスがあるのか?疑問だったけど、ウチラの世代では父親の象徴と言えるウィスキーにハイライトのセットなのかもね♪遠くて近しく照れくさい親達への愛しさを歌にしたように感じました。

 2曲目「音 タイム」ノリノリでさわやか〜♪乗っかると音楽をひっかけてる、なんともけだるさも漂うし・・・いいんだよね〜♪

 3曲目「心空」アコギだけで呟いて歌ってる。「キスの味を思い出す〜♪」恋のピュアさってこういう感じなんだろうな、きれいなメロディだよ♪

 4曲目「マドベーゼ」コレ実は一番好きかも。「君といて 僕を知る 何も もとめぬほど 伝わる愛♪」この曲聞いてるとこんな風に感じられる関係っていいなぁ・・なんて思えてしまいます。ようは押し付けなんかでない、互いの感覚が生み出すもの♪・・・きっとね。


 「家族の風景」を初めて聞いたのは箱根へ向かうクルマの中でした。父の運転する助手席にて、後ろには母が乗っていて・・これぞ家族なのですけど・・・我家のフライパン・マザーは70過ぎても毎朝キッチンに立っております。「ありがとう♪」・・そんな気持ちになれるホットな曲なのでした。


〈参考マキシシングル〉
「家族の風景」ハナレグミ GSCA-5003 2002年






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後日談♪買いましたよん!よくよく見てみると、このマキシシングルのジャケットのイラストは永積さん自身が描かれているんですよね♪センスいいわぁ〜。淡々としたシンプルな音、昼休みに聞くとほっとします。11/1


2002年10月12日(土) 「二人の絆」ハロルド・メルビン&ブルーノーツ

「二人の絆」ハロルド・メルビン&ブルーノーツ 1972年
「If You Don't Know Me By Now」Harold Melvin & The Blue Notes


 “ハロルド・メルビン&ブルーノーツ”となると、すぐにこの曲「二人の絆/IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW」が思い出されます。これは名曲の中の名曲、フィリーソウル(フィラデルフィア・ソウル)の代表曲でもあります。とにかく随分と聞き込みましたぁ。たぶん「George's」のジュークボックスから流れてきたのよね♪それを聞いてアルバムを買いに行ってから、じょじょにフィリーソウルの世界にハマっていったのでした。

 スローで哀愁のあるイントロ「IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW〜♪」とコーラスが入ると、力強いテディペンのボーカル(テディ・ペンダーグラス)で淡々と語られるように歌われています。でね、途中「ネバネバネバネバ〜♪」と訴えるように熱唱するんですよぅ、それがたまらんのですぅ。でもでも最後の方は「いふゆーどん、へへい、へへい、えっへへい♪」など短縮系ポイントで力強い歌い方になり、そらもうあっぱれです!!テディペンと言えばソロになってから、マーヴィンの次の世代のセクシー系でしたよね。その後交通事故にあってからの「Joy」も名曲なのでした。好きだったなぁ♪

 そうそう、“ハロルド・メルビン&ブルーノーツ”には他にも好きな曲がたっぷりあるんです。「Bad Luck」はファンキーでいいし、セクシー系なら「Be For Real」いいんだなぁ、これ。「Wake Up Everybody」はとても雰囲気あるんです。「I Miss You」なんぞは泣けちゃうよゥ♪「Satisfaction Guaranteed」は、ぅわ〜♪と叫び入りですよん(笑)それに「Don't Leave Me This Way」は最高に大好きです!イレコンでますよ〜(爆)

 さて、六本木のソウルバー「George's」どうしてもこの曲を思い出す原点でもあるのですが、昨年ママが他界したと連絡が入ってから店がどーなってるのか?先日昼間覗いてみました。でも営業してるのかはわかりません、そこで、ちょっといい気分でドライブしていた夜中、ちょっと気になってお店の前を・・・うわ!電気ついてる!店やってるじゃん!!ということで寄りたい気持ちを押さえながら、うれしさハイテンションになったのはいいけれど・・・渋滞に巻き込まれ抜けるまで30分もかかってしまいました(笑)うぅ墓穴、抜け道でなんとか交差点は通過しなかったけど・・・週末の終電間近には六本木交差点はクルマで通ってはいけませんにゃ、タクシーだらけで身動きとれませんでしたよ(笑)

〈参考アルバム〉
『All Their Greatest Hits!』Harold Melvin & The Blue Notes ZK 34232






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2002年10月04日(金) 「愛しのマイ・ガール」オージェイズ

「愛しのマイ・ガール」オージェイズ
「Used Ta Be My Girl」The O'Jays 1978年


 秋の日差しと落ち葉にはこのあたりの曲が似合いそうですネ、軽快なサウンドはここちよく秋の風と共に私の頬に吹いてきます。

 流れるギターソロ、軽快なリズムが聞こえてくると「しゅしゅ しゅーる♪しゅしゅ しゅーる♪」軽いコーラスが入ってくる〜。そして甘くって軽い声で曲がはじまるんですわ。これまた、最初の部分だけで気分ウキウキ陽気になってしまいます。このリズム、歩く歩調と一緒です♪

 なんと楽しそうなリズムに乗っかってくるのかしらん!いいわぁ♪ってことで、今回はオージェイズの「Used Ta Be My Girl」ですよ♪これは大好きな曲なんです。初めて聞いたのは例の六本木ジョージィズというソウル・バーだったように記憶しています。でも、いくら聞き覚えてても曲名を覚えないんだな・・これが(^^;;;いつものパターンでネ♪(笑)

 ある日、たまたま買ったフィラデルフィアのオムニバスアルバムを聞いてたら、入ってたんですよ「あ、これこれ!そうそう!聞いてたよぅ〜!」とひとりでえら〜く感動してノリノリになってしまったのでした。今にも踊りだしそうなはしゃぎようでしたネ(笑)

 「シー・ユゥスッビ〜・マァイガ〜ル♪」開放感が秋の日差しと一体になって、注いでくるよな感覚♪いろいろなものに祝福されてしまうような・・・そんなしあわせになれる曲なのです。うふふ♪


〈参考アルバム〉
Philadelphia Years 1977-1979 KNCD 82006






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2002年09月29日(日) 「マリズィナ」クレモンテーヌ 

「マリズィナ」クレモンテーヌ 
「marizinha」Clementine 1994年


 秋の私のテーマソングにしようか(^^)なんて〜思っている曲です。自作オムニバスCDの最初の曲に選びました。ボサノバの軽快なリズムに軽く、甘い、クレモンテーヌのボーカルが乗っかって・・・いいんですよねぇ〜♪

 この曲聞いてると、外苑の銀杏並木で黄色い落ち葉が散っている・・・その黄金のジュータンの上をヒールで闊歩している女性のイメージが湧いてきます♪自立しててひとりの女性としてイキイキしてる♪そんな魅力的な女性への憧れです(笑)そうなれるような気になってしまう曲なんですよね〜♪

 フランス語の響きってなんて色っぽいのでしょうか♪ささやき方にもよるのでしょうが、言葉はわからなくても感じや雰囲気で伝わってくるものがあるのですよね、好きだな〜フレンチ♪

 ボサノバっぽいリズムではじまるこの曲、訳詞を見てみると、美しいカリスマな女性「マリズィナ」のことをあれこれ歌ってるという感じです。アンニュイなボーカルには、色気と品とセンチメンタルがひと味効いてるみたいです♪この曲のイメージはカフェオレ・・・いやいや、カプチーノ、どーしてどーして、ドライケーキのウエストのリーフパイでしょう(笑)軽くって、甘くって、美味しいのさ♪

 選曲でわかってしまうでしょうけど、ジョジョに元気に前向きな気持ちになってます。弱い自分に負けない強い精神をも音楽で養おうとしてるって・・・(笑)まさに図星ですよ。

 

〈参考アルバム〉
Clementine『ils et elle(イル・エ・エル〜彼らと彼女)』SRCS7458






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2002年09月27日(金) 「ラスト・イン・ラブ」J.D.サウザー

「ラスト・イン・ラブ」J.D.サウザー
「The Last In Love」J.D.SOUTHER 1979年


 いろいろあると感受性が敏感になるものみたい。音楽を感じる力や、感じてる心がピュアさを増すものなのかもしれませんね。だからセンチメンタルになるのは、とても大事だと思えてしまいます♪ 恋をしたり、好きな人と別れたり、胸を傷める出来事があったり、自分の力でどうしようもない時とか、世に無常を感じた時なんか、この曲聞くと・・グッと、きますよぅ♪

 と、いうことで今回はイキナリ恋に落ちるかのごとく夢中になってしまったJ.D.サウザーの「ラスト・イン・ラブ」です。もぅ〜とにかく、優しすぎるよん(涙目)そんな風に歌わないで下さい「ドアの外はブルース♪」それだけでもぅ、たまらんですよぅ(;;)この曲聞いて何度号泣したことでしょう。人のやさしさに涙、自分の業に涙、世の無常に涙・・・。でもね、やさしくてセンチメンタルなのに、決して落ち込んだりする曲ではないのです。聞き終えた味わいはスーッと癒されている感じです。そこがたまらんので益々聞き込みたくなるわけで・・・。

 やさしい生ギターのソロからはじまるこの曲♪丁寧に心を込めて歌われているんです。でもね、しつこくないの。それに人に対する思いやりがあるんだと思うのです、だからこの曲は癒しがあるのだと思われます♪途中のピアノも泣いてますね(涙)なんとやさしくせつなく・・・ぐっとくるよぅ。ああ、もっと泣こう!泣いて泣いて泣きまくろうじゃないかぃ(笑)そして全て流してしまおう♪

 あまりに気になってしまったのでアルバム買ってみました。ジャケットのJ.D.サウザーさんの姿を見て・・やっぱ、この漂ってるムード、訴えてくるせつなさは彼の背負っている影の部分なのかも・・・と思えてしまいました。そーです、多分この哀愁を出せるってことはそれなりに切ない想いをされてきているわけで・・・おそらく彼は知ってるんだと思いますよ・・・せつなさを(^^)ネ♪


〈参考アルバム〉
『You're Only Lonely』J.D.SOUTHER SRCS 9236 1979年






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2002年09月10日(火) 「ゴッド(神)」ジョン・レノン

「ゴッド(神)」ジョン・レノン
「GOD」John Lennon 1970年


 この曲を聞いたのはいつだったろうか…?それまではなにげなく聞いてたジョン・レノンの曲。でも「イマジン」の映画を見て、彼の人生を知ってからは、ますますジョン・レノンの歌が好きになりました。

 再びこの時期にこの曲を聞くことになるとは(苦笑)今欲する音楽を追及すると、これになってしまうのよね。まぁ、人生の変わり目にいるので、本当の己とはなんぞや?なんてマジなことを突き詰めて考えているわけで、そんな脳のモードゆえ、この曲はビシバシ胸に突き刺さるのでありました。

 穏やかなピアノの音からはじまるこの曲♪まず衝撃を受けたのはその後の言葉のほとんどが否定文であったことです。「僕は〜を信じない♪」神も信じない…そんなこと言っていいのかぃ!?とかなり衝撃を受けたことが思い出されます。そして「僕だけを信じる〜♪」これにもショックを受けましたよぅ、この人はこんなこと考えたいたんだ〜!ってね…。しかも「夢は終わった〜♪」とくると…自らが作り出した伝説のビートルズでさえ、彼にとっては足枷になっていたのかもしれないなぁと思うわけなのでした。

 この曲から感じることは沢山あるのだけど、今思うのは、様々な概念にとらわれ、それに左右されていると、自らが枠や枷(かせ)を作り出して自らをしばりつけてしまうんでないかな…ってことなんです。だから、自分の信じていたものや影響を受けたものを否定してみるのかもしれないなぁ♪と、するっていと…全く違う世界が見えてくるんでないかなぁ〜♪なんて思うのでありました。

 それにしても、自分だけを信じる…とは、自分勝手?と誤解されそうだけど、自我を形成するのに必要な行為なのかもしれませんね。いつなんどきでも信頼できる自分でありたいものですよ、たまに苦悩しようが、感情が丸出しになろうが…ね(^^)

 ついこの間、ネットの知り合いが「アイソレーション」の曲が好きだって書いてたのを見かけて、そういえば聞いたことなかったかも…?と買ったのが実はこの『ジョンの魂』のアルバムなのでした。これにはもちろん「ゴッド」も収録されていて、再び聞いて感化されちゃったのかもしれません。ふ〜ふぅん♪このアルバムはビートルズからソロになるための1歩、自分らしくあるためのジョンの魂のようなアルバムだと感じましたよ♪すっごぃいいんだよね。


<参考アルバム>
『ジョンの魂』ジョン・レノン TOCP-65520 2000年


2002年08月30日(金) 「耳をうずめて」キリンジ

「耳をうずめて」キリンジ 1999年


 生きてると様々な事が起こるものです。まさか?そんな!?ってな事のひとつやふたつ、誰もが傷つきながらも懸命に生きてるのかもしれません。そして私もその中のひとりなんだろな・・きっと♪

 人生の一大事、そんな時何を聞くんだろう・・・?きっと無音でひらすら生きるだけなのかもしれないね。でも、私は音楽無しでは生きられないから、今日も昼は太陽の下、夜は星空の下、求める音楽を探しては聞くのでありました。
 
 こんな時、今の心境や状況にぴったりくるのはこれなんです。ちょいとセンチメンタルで、メロディは非常にやさしく、歌にそっと包み込まれながら耐えるのにもぴったりなのよね(涙目)ちょっと前からずっと聞いてて単純に好きだな〜って思ったのですが、どうも再びハマリこみました。聞いてると心がシーンとなる・・・この感じは、すっかり病み付き(笑)きっとまだまだ当分は聞き込みそうです。

 さて、この曲ですが歌詞カード片手に何度も聞き入ったんです。でもね、結局わけわからんのでした(爆)特にこの曲の歌詞は理解するものではないのかも・・・ただ感じるだけものかもネ。聞ききながら感じてると・・・なぜか癒される・・・それだけなのかもなぁ〜♪

 たとえどんな複雑な状況であろうと、谷底であろうと、辛くて苦しくて、様々な感情に押しつぶされそうになっても、結局最後は自ら元気出してひとりで生きてゆくのが人のサガじゃないですか、色々あっても前を向いて歩くだけ♪ふと立ち止まった時この曲を聞いてちょっと包み込まれて癒されて、そして再び歩き出す♪ってな感じなのかもしれません。

 唯一この曲の「僕ら音楽に愛されてる〜♪そう思うのか」って言葉(言霊)に自分自身が救われてしまったのが、この曲にハマル大きな原因ともおもわれます。なぜ?って、私も音楽に愛されてるって思うから(爆)これは相当な思い込みだけど、今はそれだけで生きてるんで、そこんとこは大目にみてよねん♪


 さてと、しばらくは“キリンジ”の音楽に耳をうずめて、英気を養いましょうか(^^)夏休みも終わり・・・そんな感じのまだ暑い午後だよ。


〈参考アルバム〉
キリンジ『47’45”』WPC6-10028 1999年


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