イレコミ音楽
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2007年10月20日(土) 「踊る人たち」ハナレグミ (10/16ワンマンライブ報告)

「踊る人たち」ハナレグミ 2005


ここんとこ頭ぐ〜るぐるしてる曲です。ハナレグミのライブ以来、それまでは気に留めてなかったのにどんどん入ってくるんですよぅ。生ギターのイントロ、けだるめのリズム...リラックスしてる声、軽やかでここちいい♪

というわけで、10/16 ワンマンライブ行ってきました!
久々のライブ〜しかも初めて子連れ参加です。今回のライブ、ハナレグミの配慮で託児所があったり、小学生以下はキャッシュバックがあったりと、子連れでも行ける環境が整っていたので、ママ達にとっては助かる^^そしてなんと言っても観客の皆さんもとても子供に優しいまなざしで見ていてくれたのが何よりありがたかったです^^ハナレグミファンは彼の歌みたいに優しいんだ。

さて、内容♪

弾きが旅だよ人生は!《YOYOGI DE 360度ステージ囲みまくって熱唱しまくっちゃいナイト》

というタイトル!一瞬演歌かぃ!と突っ込みを入れたくなりましたが、この名の如く、ぐるっとステージを取り巻いて代々木第二体育館はちょうどいい感じの広さ。中心ステージは、応接間風、観葉植物やレトロなフロアスタンドにいくつも暖かい明かりが灯り、アットホームなムードを漂わせておりました。ハナレグミひとりで弾き語る際には奥のテーブルで他のメンバーがまったりお茶してたりして....

1日目 10/16

01.かこめかこめ
02.マドベーゼ
03.そして僕は途方にくれる
04.people get ready
05.ハンキーパンキー
06.かえる
07.Three Little Birds〜ヒライテル
08.督促状
09.踊る人たち
10.jamaica song
11.さらら
12.うららかSun
13.音タイム(with オオヤユウスケ&高野寛
14.Wake Upしてください
15.アーバン文法(with スチャダラパー)
16.今夜はブギーバッグ(with スチャダラパー)
17.明日天気になれ ?
〜アンコール〜
18.WALKING IN THE RHYTHM
19.Musica
20.家族の風景
21.きみはぼくのともだち(新曲)
22.サヨナラCOLOR


こんな感じの曲順でした^^
実は開演前にバスローブ姿でちらっとステージ上に現れた永積くん、娘が「あ、ハナレグミいるよ」って...前触れなしでちっとも気がつきませんでしたよぅ。
そして開演、グリーンとオレンジのパンツ姿で登場した永積くん、素敵でした。

一発目「かこめかこめ」は替え歌になってて「子供は託児所あずけてさあかこめ♪」何て感じで大盛り上がり。そのあとはしんみりん^^「マドベーゼ 」聞いてて涙ぐみましたよぅ、いやぁ、とにかくよかった。そして「かえる」効果音までしっかり演奏してくれた曽我大穂さん、いいコンビネーションでこの曲は娘のお気に入りになってます♪
「督促状」のあたりからは永積くん果然やる気モード!会場では皆スタンディングしはじめる!ここいらへんの盛り上げ方もすごい上手。この後は拍手しなくり踊りまくり。ゲスト参加で「音タイム」もじわじわっと盛り上がり「Wake Upしてください」で一緒に唄い♪スチャダラパーの登場で一気に加速、「今夜はブギーバッグ」だもん、たまりませんでしたよぅ。「明日天気になれ」で一旦奥に引っ込み。
着替えて、さらにロシア風帽子をかぶってもっと自由になった永積くん登場!「WALKING IN THE RHYTHM 」トランス風、冬モードでやりたい音やってる風でありました。「Musica 」「家族の風景」は聞かせてくれました(涙)お隣りのお姉さん達も涙ぐむ...。新曲「きみはぼくのともだち」は太田裕美さんに提供した曲、これがまたいいのなんのって、心にしみますよぅ。で、「サヨナラCOLOR」でしめでしょう。もぅ会場の皆もどかーんと心にきて、この余韻で帰宅するんですから....たまらんかったと思います。


とにかく、観て、聞いて、踊って、唄って、ノリノリになって、泣いて、笑って... 本当に楽しいひとときで、幸せを分けてもらった感じです。ハナレグミのライブを共有した皆とは同士って感じです。会場の皆と一体感を感じてすごく気持ちがよかった、またライブへ行きたくなりました^^っていうか、行くぞー!

ハナレグミ ありがとう♪


2007年09月20日(木) 「フレルマインド」ハナレグミ

「フレルマインド」ハナレグミ 2003


急に“ハナレグミ”ワンマンライブに行けることなりました。
うまくいく時はトントン拍子に決まるもんです。
そこで改めて深〜く“ハナレグミ”を聞いてみております。

最近のお気に入りはコレ「フレルマインド」ヘビーローテーションしてる。
ボサノバ調、ジャジーでしっとりと、そしてじ〜んと心に染み入ってくる。
この頃、ずっと深さについて考えてて、歌詞の深さ=理屈っぽさじゃないって
「フレルマインド」だけでなく「ナタリー」でも思ったんだけど、
ハナレグミ=永積タカシって人は深いぞ、と感じちゃいました。
彼は心のひだが普通の人より多い気がして、気にしないことまで感じてしまい
こういう歌詞や唄になってしまうのかもしんないなぁ...。

「人が去ってゆく そこには わけもあって 愛もあんだ」
「ふれるまい おうまい ふれるまい とうまい」

なんと語呂合わせもさりげなく素晴しく、ボサにも合ってる♪
フレルマインド=ふれるまい 粋だぁ♪
おぅ、高田蓮さんのスティールギターも泣いてるねぇ。
どこか聞いたことあるようなムードはどっから来てるのかな。
鈴木惣一郎さんのプロデュースによるものかな..。

歳を重ねたからか、少しだけわかったことがある。
真実や事実、白黒はっきりさせることが正解じゃなく、
見守り、わかっててもわからなくても 言わない 触れない
という形を変えた優しさもあるんだな〜と知った。
相手や自分に対しても同じなんだけどね。
何にも言わない でくのぼう らしき人って実はそういう一面だけではなくて
全てを踏まえてニコニコ笑ってそこにいるだけの存在だったりするんだ。
あぁ、そういう人に私もなりたい。少し宮沢賢治が入ってきたかな?(笑)
スピリッツは一緒かもしんない^^

どっちゃにしても、こらぁ〜バーボンでも飲みながら聞きたくなるよ。




〈参考アルバム〉
『hana-uta』ハナレグミ TOCT-25816 2005年






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2006年03月14日(火) 「Universal」Nate James

「Universal」Nate James 2006

春も近くなってくると明るくなって気持ちもノリノリになりやすくなるわけで...こんなときそれなりの音があるともっと高揚しやすいものでございます。それなりの音って何なのよ?? ということでこの一曲をどうぞ!
Nate Jamesの「Universal」とてもわかりやすいソウルでノリノリになるんです、しかもファンキー加減もちょうどよくって聞きやすいんですわよ〜。一瞬、スティービー・ワンダーっぽい?とも思えるけど、声の渋さやセクシーさは彼の方が上のようです。さて、Nate Jamesさん、やっぱイギリス出身です。この頃はソウルもヨーロッパ人の方が強いのもしんないね。

そうそう、年末遅まきながらiPod nanoを購入した我が家です。音楽を取り巻く環境も少しづつ変わってきてiTunes Music Storeで曲を買うのにもようやく慣れてきました。そんなわけでわずか30秒の試聴で当たりかはずれか?見極めるって〜のも非常にまた面白いものであります。ってなわけで、今回はこの曲をチョイスいたしました。

ふわふわな春には健全なソウルがよく似合うみたいよ。


〈参考音源〉
「Universal」Nate James 『ユニヴァーサル - Single』2006






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2005年10月15日(土) 「James」Pat Metheny Group

「James」Pat Metheny Group 1982


ひさびさの更新であります。この間「なんばしちょったの?」と問われれば、「いやぁ、ちょっと息子を産んじょりましたわ」と答えねばなりませんです。(笑)

このところPat Metheny Group『Offramp』というアルバムの中の「James」をよく聞いておりました。産後ってこともあって、気持ちの急くような音楽はよう好かんし聞かん!というかね。(笑)iMacのすぐ横に息子が寝てることもあって、環境にも新生児にも自分にもやさしい音楽を求めてしまいました。産後ソング?とでもいうのかな(笑)

さてこの「James」という曲ですが「なんと心地よいのだろう、聞きやすいねぇ♪」という印象を持ちます。Pat Methenyの曲と知る前から聞いてた事あるよな。ネットで知り合った方を通じて教えてもらった『Offramp』のアルバムなのですが、ネットの友人曰く「James」は親友のような愛犬のイメージかな〜と言ってたんですよね。そんな印象も手伝って、この曲はとてもいいイメージが残っていました。あれから数年が経ち、4月に念願のライヴでこの曲が演奏された時の感動たるや!!とろける寸前のクリームプリン状態!やはりメセ二ーさんの歌うギターの旋律は、いつ何時とて非常に心地よく胸に響いてくるのでありましたぁ。

ピアノに載せられ階段を軽快に降りてくるかのようなイントロ♪グーですよね、まさにイリュージョンを超えたフュージョンでしょう。劇的に盛り上がる訳ではないけど絶えずこの金属製のリズムに揺さぶられている感じはさりげなくかつたまらないのでありまする。確かにJazzというよりPops寄りであるけど、さらっとした大衆モダンな気もするわけで...。

そんな事を思いながら夜な夜な聞いてまして、ひとつ疑問を持ちました。はてさてこの「James」とは一体誰のことなんだろう??

さっそく調べてみるとどうやら「ジェームス・テイラー」のことらしいのです。
ジェームス・テイラーって誰??彼をミュージシャンとは知りつつも曲は知らないなぁ...と次はアマゾンで試聴してみることにしました。う〜ん、なんとなくいい感じやんかい!カントリー色が多少色濃く出てるけど、生ギターの感じは好きだしとても聞きやすいんだものね。なんと細野晴臣さんもテイラーを好きだったとか、そかそかそれで私の好きな音楽が次々繋がっていくわけなのか。(ひとり納得)
試聴しながら『Gorilla 』『One Man Dog 』というアルバムはまるごとじっくり聞いてみたいなぁと思いました。どなたかジェームス・テイラーのお勧めアルバムやお勧めの曲などありましたら教えて下さいね、よろしく!

余談はさておき、メセニーさんはきっとジェームス・テイラーの曲が好きだったのでしょうね「ジェームス・テイラー様、限りなくご尊敬申し上げております。」と曲を通して言ってるでは?なんて思ってしまいました。超個人的な推測ゆえ事実はどうなのかわかりませんが、親しみのこもった曲と感じました。

午後のテラス、やさしい日差しの中で紅茶をいただきながら、愛犬と共に聞きたい曲かなぁ♪ほんわりん♪とね。

〈参考アルバム〉
『Offramp』Pat Metheny Group UCCE-9035 1982






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2005年08月13日(土) 「雨を見くびるな」キリンジ

「雨を見くびるな」キリンジ 1998年


最近また気になってる曲がありまして、またしても“キリンジ”ってのが自ら苦笑いしてしまってます。しかも堀込高樹(兄)さんの作詞作曲の曲というのがミソ!どーも彼の感性とリンクしてしまうところがあるようで、例えば、内心はとても熱く、だからこそどっか冷めたそぶりしちゃうところとか...ひねくれて無理してる部分も多いんだけど(汗;

さて、今回上げたいのは「雨を見くびるな」です。梅雨の憂鬱な時に聞きたくなってから、何かひっかかって、よくよく歌詞を見て聞いてみたら..そうだったのね♪と一人頷いてしまったのでした。


「夜中には止む。」この雨を見くびるな...♪ってかぃ。
悪意の波長は荒れ模様♪...ってかぃ(笑)
それにしても、高樹さんは面白い表現するんだよね。


夜中にこの曲を聞いてたら色々な事が頭を巡ってしまいました。人間関係って上手く行く時ばかりではないですから、感情的になったり、相手とすれ違ってどうしようもない時ってあるんですよねぇ。違う者同士だから補えあってもいけるというのに、違う者同士だから歯車が狂うと深〜い溝ができあがるわけでして。時に男と女、恋愛はとっても面倒くさいモンなのですぅ。わたくしも深〜い溝に陥らないように注意だわ。(くわばらくわばら♪)


アルバム『ペイパードライヴァーズミュージック』を流して聞いてると...
「雨を見くびるな」から「甘やかな身体」そして「P.D.M.(Instrumental)」あたりへ行く、憂鬱でけだるくセンチメンタルな空気感にたまらないものがあるんですよね。歌詞の言霊だけではなく、この流れには何らかのエキスのようなものが入ってるのかも...!久々にけだる〜いちょいとしたセンチモードになれたかな。



〈参考アルバム〉
『ペイパードライヴァーズミュージック』キリンジ WPC6-8474 1998






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2005年04月21日(木) 《高田渡》

一泊温泉旅行から帰宅した翌日の朝の事でした。朝の情報番組にて“高田渡”さんの訃報を知りました。まだ56歳、若過ぎるよな。お酒の飲み過ぎだったのかなぁ..なんて勝手なことを思って、生前のドキメンタリー番組での姿も思い出されるんですが。やっぱね、吟遊詩人と言われる人物の生き様はこれでいいのかもしれません。さびしいけど、きっとね。

でも、もう一方で「あぁ、これでまたひとつ昭和のともしびが消えてしまったんだなぁ。時代が変わってしまったんだなぁ」と実感させられてしまったのでありました。うぅ、これもさびしい。まぁでも、彼の音楽は確実に残っていくと思うから、若い世代でも高田さんのファンも沢山いるようですし、最近では「タカダワタル的」という映画もあるようですし...見てみたいと思うのでありましたぁ。まだまだ知らない高田渡がそこにあるのかも^^そういえば後半のCD聞いてないものもあったしね。コツコツボツボツ集めて大切にひとつひとつ彼の唄を聞いて感じて行きたいな。

高田渡さんといえば、とにかく詩がよかったんですよ。詩人の歌詞を用いながらも「大正・昭和初期の演歌」を彷佛される演歌師のような社会派な部分もあったり、社会を見つめながらそれを皮肉とユーモアたっぷりで表現しちゃうあたりも好きだったなぁ。つぶやくように歌うというか、そっと語りかけるような独特のスタイルも魅力でしたよね。もちろん、牧歌的なやさしい曲もよかったのよね。

人間とか、人生とか、逃れられない性とか、矛盾まみれの世の中とか、何か無数な見えないのモノを唄から感じとることができたのって、彼を唄を通して学んだことなのかもしれません。

ここ数日は、ずっと彼に関連した様々な事を思い出しています。もちろん彼の唄のこと、取り巻きミュージシャンと絡んだ思い出とかなどもたくさんあるんですよね。
加川良さんの歌った「下宿屋」哀愁の詩人高田渡の真の姿が歌われててね。
中川イサトさんのインスト「漣」渡さんの息子の名の曲でね、軽快なリズムに乗せた息子への思いというか、取り巻きメンバーの祝福ムードが感じられるんですわ。(超個人的意見ですが)
渡さんの曲「コーヒーブルース」にて京都のイノダコーヒーを知って、京都に行く際には行つけにしてしまったこととか、「魚つりブルース」「生活の柄」「年齢・歯車」「私は私よ」「鉱夫の祈り」「系図」「夕暮れ」...曲をあげればきりがないっす。
そして、『ごあいさつ』『系図』『石』のアルバム3枚は私にとって永久保存版です。
(ちなみに昔「イレコミ音楽」にて
『ごあいさつ』のアルバムの事を書いてます。)


中川イサトさんのサイト一寸一服(日記)にて
大塚まさじさんのサイトの掲示板にて。
有山じゅんじさんのブログにてそれぞれコメントが載っておりました。ほんとさびしいですよん。

渡さん、色々な見えないモノを分けて下さって、どうもありがとうございました。
どうぞ安らかにお眠り下さい。合掌


2004年09月30日(木) 『Studio 150』ポール・ウェラー

『Studio 150』ポール・ウェラー 2004年


すっかりご無沙汰してました。駆け込み9月の書込みで〜す!その間イデオロギーがどうとかこうとか紆余曲折ありまして...笑、ウソウソ単に忙しさにかまけてて、今日の書込みとなったわけで...ご登録の皆様方どーもすんまそん!m(_ _)m ワタクシ相変わらず音楽だけは好きですねん、愛してますねん、ご尊敬申し上げておりますねん、これは一生変わらないのねん!ということで、最近とってもいい新譜があったので書かせていただきまする♪

どう?ね?遥かイギリスの香りがするでしょ?心にガチンときます。後からフツフツと勇気が湧いてきます。喫煙者はきっと一服して遠くを眺めたくなるでしょう。そんな「Black Is The Colour」です。ニーナ・シモンをはじめ数々のフォーク系シンガーによって歌われてるトラディショナルソングです。 本題は「ブラック・イズ・ザ・カラー・オブ・マイ・トゥルー・ラヴズ・ヘアー」なんとなくニュアンスが解るよな...髪の毛の色...誇りって感じなのでしょうか。

さて、このアルバムかなり盛りだくさん!特に先行発売の日本盤ではボーナストラックが2曲プラスされてるんです。その1曲「Family Affair」に釣られて買ってしまったんですけどね(苦笑)もちろん文句なしによかったです、パンチ&迫力があって、スライの原曲と聞き比べても引けを取らないです、おもしろい♪

元々スタイル・カウンシル好きなこともあり、このアルバムは非常に魅力的、しかもカバー曲集なので知った曲も沢山あるし、アレンジもよくってかなり聞き応えありました。同時にポール・ウェラーの背景にある音楽感を知ることができてそちらの方も大変興味深いものでした。

1発目の「If I Could Only Be Sure」偉いカッコイイんですよ。ソウルだもん!たまりませ〜ん。
そして「Wishing On A Star」美しいです。私は女性ボーカルのこの曲しか知らないので、男性声ではどーだろ!?と躊躇しましたが、いやいやこれがまた美しいメロディにポールのハスキーボイスがエラク合うんです、心にジ〜ンと染みいってきました。
「Close To You」はカーペンターズとはえらく違ってて渋くてこれまたカッコいいんだ♪
「Thinking Of You」シスター・スレッジの曲です、古いようで新しく、ギターソロのムードも最高なんです、やさしく吹く風のよ〜♪
そのほかにもいい曲だらけ...きりがないのねん。

日曜の午後に聞き流すのに...夜の首都高ドライブにも最適なアルバムです♪



*追記*
フジテレビ“とくダネ!”のオープニング・ソングはスタイル・カウンシル「シャウト・トゥ・ザ・トップ」でとても印象的なんですが、最近、お天気のコーナーのBGMにポールの「Close To You」がかかってるんですねぇ〜♪番組スタッフにポール・ウェラーのファンがいるのでしょうか?私としてはとってもうれしく思ってますです♪ (2004.10.4 追記)



<参考アルバム>
『Studio 150』Paul Weller V2CP200 2004年






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2004年06月11日(金) 「You And Me」キリンジ

「You And Me」キリンジ 2004年


「ねぇ どーよ? ねっ たのしでしょ♪」って言われてる感じがする“キリンジ”の「You And Me」です。5月12日にリリースされてからけっこう聞き込んでるんですが、私の好きな中間乗りの心地よいサウンドが魅力なんです。

軽快なリズムに乗っかって、例によって例のゴトク、堀込兄弟・弟の泰行さんの甘い歌声が聞こえてくるわけで...彼のいつもの真っ直ぐなイメージからすると幾分踊って歌ってるようにも感じられます。とてもわかりやすいバラードはソウルフルで広がりがあるからとても好感が持てるし、やはり聞いててしあわせな気分になるんですよね♪

歌詞もとても面白くてネ、おおまかに言うと「携帯やネットでつながっているの世の中にいる君と僕、さあ外へ飛び出そうよ!」ってニュアンスなのかな、なんて解釈しています。前回書いたビートルズの「アクロス・ザ・ユニバース」に偶然にもサビ部分の「溢れるユニバース!つながるユニバース!」のところがつながってるようにも思えて・・。それにしてもユニバースという言葉、今の時代の象徴なのかもしれません。グローバルコミュニケーション時代なのか...うむうむ。キリンジから社会へとえらく発展してしまいましたけど(笑)

さて、この曲はinterFMでも頻繁にかかってたらしいんですが、interでかかる日本のアーティストは限られてて、知ってるだけでもラブ サイケデリコ、白鳥マイカ、宇多田ヒカル、など数少なくて、その中にキリンジがかかるなんて!とファン魂がうづきニマニマになるのでした♪(笑)

そうそう、キリンジは3ヶ月連続リリースをするらしく、今月は初のシングルベスト盤、来月にはニューシングルも出るそうです。それに加えてツアーもあるんだけど...^^ひとりじゃ、行ってもねぇ〜(笑)というわけで、ワタクシは手を打ちました。→実はこの曲をパートナーにカラオケで歌ってもらう約束になってるのです!キリンジの歌を歌うのはかなり難しいので歌えるのでしょうかね?ちと不安なのですが、後日談もお楽しみに♪

<参考Single>
「You And Me」キリンジ TOCJ-4719 2004年






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2004年04月23日(金) 「アクロス・ザ・ユニバース」ビートルズ

「アクロス・ザ・ユニバース」ビートルズ 1969年


前回のCMで使用されてた「アクロス・ザ・ユニバース」を
追求をしてみました。すべてはなにげなくテレビから流れてきた
CMソングに心をうばわれたことにはじまります。
今はもう流れていないけど、SMAPの5人が出演していた
NTT東日本のCMで一時期集中して流れていたのでした。
歌っているのは「speech」とだけ。彼はヒップホップのDJで
日本へもチョクチョク来日されてる方でした。
でも、どこ探してもCMソングに使われてカバー曲は見つからない
のです。CD化されてないのかもしれません・・不明ですm(_ _)m
ここまでしかわかりませんでした。

というわけで、改めて原曲を聞くべくThe Beatles『Let It Be』 を
レンタルしてきました。昔、兄の部屋に壁にかざってあった
青いリンゴマークのアルバムを懐かしく思い出します♪
当時は何も意味もわからず耳にしていたものです。
そのアルバムの背景にあるグループの解散なども知らずに。

ひさびさにじっくり聞いてみたらば・・やっぱエエデスね♪

私はジョン派なので「アクロス・ザ・ユニバース」はまさにツボ!!
また過去の歌に魅了されてしまいました。

素朴・・ぼくとつ、浮遊感、インドっぽい仏教的ムードは一部の
インド語の歌詞とシタール?かと思えるトレモロのせいなのかな。
しかし生音感がたまらない・・是非ヘッドフォーンで聞いとくれ。
コーラスの重なりが雄大な宇宙を想像させ、淡々とした生ギターと
真っ直ぐなボーカルがジョンだけの存在を強く主張しているよう。
トレモロのかかったギターはなつかしかぁ〜^^
しかもくり返しフェイドアウトして終わってるのもね、
あの時代を感じさせてくれました。
やはりCMソングに使用するにはジョンのボーカルは強すぎたのかも
しれませんね^^

当時、兄はアルバムを買いこみ『Let It Be』の映画を見て、自室の
壁にポスターを張り、きっと何回もレコードに針を落としていたの
でしょう。でも、そのうちに一番大切なレコードを自ら割っちゃった
んですよ。「もうオレのビートルズは終わってしまった!(涙)」
と言ったかどうかは実際の所は不明ですけど(笑)
そんなニュアンスの心境だったのかな・・・推測の域ですね。

一時心奪われしもの・・時代と共に去る・・のが世の常なんだけど
もっと時間が経つと、美しいくらい愛おしく思えるものです。
ジョンの「アクロス・ザ・ユニバース」はまさに それ だわ♪
私的には サブタイトル「脱皮」としましょうか(笑)

<参考アルバム>
『Let It Be』The Beatles CP32-5333 1969年






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2004年02月17日(火) 「ACROSS THE UNIVERSE」

「ACROSS THE UNIVERSE」


非常にヒサビサの更新なので〜す!よろしく!m(_ _)m

ここんとこNTT東日本のCMがよく流れてるんですが、SMAP5人の空想的素顔のような〜ここちよいCMがとても気になっています♪特にバックに流れるアコースティックサウンドの洗いざらし感がより一層CMを引き立ててる感じ♪それは「ACROSS THE UNIVERSE」ビートルズのカバー曲なのですが、一体誰が歌っているのでしょ??発音がたどたどしいからてっきり日本のアーティストだと思ったんですが^^不明いうことで・・アーティスト名は「スピーチ」らしいです。(追って書き足しますです)素朴で癒されるんですよね。

さて「ACROSS THE UNIVERSE」子供の頃から聞き覚えがあったのに、こんな歌詞だったとは知りませんでした。しかも大好きなジョン・レノンの作品。この曲には精神世界的な意味が隠されていて、宇宙を行き交う言葉を通して、宇宙と自分(個)との関係を歌になっているのではないかと思われます。(ジョン派の私としてはこの曲をもっと深く追求したいので後々調べて行きたいわん^^)

中でも「Nothing's gonna change my world」というの言葉〜何ものも 私の世界を変えることはできない〜のような意味なのですが、とても大事な言葉のように思えて、ズシンと胸に響いちゃいました。SMAPの「世界でたったひとつの花」とも通じるところがあるのかな、個性を大事にする現在にドンピシャなのかも。自分の世界を持つことの大事さってあるように思うのです。今の世の中って個人と社会との関わりが難しくて、心っていう意味では粗悪になってしまいがち、そんな中で自分を見失わない勇気を与えてくれるように思んですよね、シュールな気分、小雨の午後3時に最適な曲なのかも♪

一説にはジョン・レノンが松尾芭蕉にインスパイアされ作った曲とか。ますます興味津々です^^




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