イレコミ音楽
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2003年10月16日(木) 「オレンジの雨」野口五郎

「オレンジの雨」野口五郎 1973年


秋の夜長に歌謡曲はいかがですか?

「そんなこと〜どうでもいいじゃなぁ〜い♪
 いつだって〜愛してるじゃない♪」

そうそうこの歌詞でしたね、たまりませんわん!
燃えるような恋につきまとうのは決まって別れの予感や不安です。
そんな恋だからこそ、燃えちゃうんでしょうけど(笑)
ちょっと危なげなムードが歌詞からにじみ出てるんですよね♪
しかも、短いのにまとまってて的を得ている…この曲の歌詞には
納得させられてしまいました。昔の歌詞は実に面白いのね。

「二人なら火遊びと言われていい♪」
「狂うほど愛するもいい♪」

なるほど、恋は盲目なものだから〜そそられます。
最近恋をしてる友人もこの曲を聞いて、しみじみと
たまらないわ〜♪と申しておりました(笑)

もちろんこの曲をリアルタイムで聞いていた私です。
9歳でしたから、一部意味不明で聞いてたんでしょけど、
大人の恋愛って!凄いみたいな甘酸っぱくイケナイものを
連想していたものでしたよぅ(しみじみ)

イントロはこの時代の歌謡曲特有の新鮮で弾けるパンチ風♪
エレキとラッパのコラボレーションなんだなぁ〜♪
しかも「オレンジの雨」というタイトルも憎いです。
オレンジは欲望を表す色、欲望のままの恋を感覚的に表現してる
のかもしれません。最後の歌詞「恋はいつもきまぐれ〜♪」
再びイントロ同様のエレキとラッパのコラボレーションでしっかり
締めくくられるんですよ。なんたって作曲は筒美京平さんですしネ♪

わずか2分40秒の中にロマンあり、切なさあり、哀愁あり・・
70年代の歌謡曲って、本当に素敵です!ラブリー♪

そうそう最近の五郎さんですが、再び筒美京平さんで
「Sweet Rain」という曲を出しましたよね♪
ソウルフルな曲の仕上がりでなかなかグーでしたよん!
中年のくたびれた感じがたまりませんねぇ〜♪


<参考アルバム>
『A side collection』野口五郎 07TR-1190 1989年






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2003年07月25日(金) 「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」スリー・ドッグ・ナイト

「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」スリー・ドッグ・ナイト
「Old Fashioned Love Song」Three Dog Night 1971年



 なかなか梅雨が開けないですねぇ、じめじめしちゃってイヤンなっちゃう!こんな時は懐かしい洋楽がここちよく響いてきます♪

 先日スリー・ドッグ・ナイトのベスト盤を手に入れて聞いていたのですがびっくりしました!おお!この曲!懐かしいじゃん!というわけで、すっかり「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」に魅了されてしまいました。当時小学生だった私の心に刻まれた哀愁のサウンドだったんですよね♪もちろん「喜びの世界(Joy To The World)」もファンキーでいいのですけど、私はこちらの方が好きなんです^^

 わずか3分24秒しかないのにこの貫禄!どうですか!!特にイントロ部分、哀愁のオルガンで始まるあたりなんざぁ鳥肌モノであります。そして、ささやくようなボーカルが「ジャストノオーファションラ〜ヴソン プレンノォンザレディオ〜♪(Just An Old Fashioned Love Song Playin' on the radio)」 とぶ〜ん、ぶ〜ん、ぶ〜んという腹に響くベース音と共に入ってきて・・・くぅ〜!憎いよぅ。そしてジョジョに哀愁を漂わせながらも高揚してくるあたりもたまりません♪マイナーコードからメジャーに変わって陽気になって、そしてまたひとりぼっちのような〜哀愁のメロディに戻るのよね〜♪最後は繰り返しながらフェイド・アウトする・・・お決まりのパターンにも安心してしまうんだな♪

 この曲を聞いているうち、当時流行った西部劇のイメージも出てきて「う〜マンダム」のブロンソンのCMとか思い出されました(笑)そういえばこの頃ってCMも映画も音楽も全部ごちゃ混ぜで輸入されてた感じでしたよね。特に洋楽のくくりは、ロックもポップスもソウルというジャンルもなかったしね^^

 更に色々記憶が蘇って参ります。当時の時代背景♪北向き窓の薄暗い四畳半のラジオからギンギンに流れてくる〜「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」というムードです。長髪で痩せてギターケース持った団塊の兄さん達って感じも漂うのです♪
 

 しかし今聞いても充分イケテマスねえ♪この混迷の時代にも、はっきりしない気候、ぼんやりした空模様にもなぜだかピッタシしっくりきてしまいます!この頃のサウンドは実にシンプルでエエデスワ〜♪胸に染入りながらも元気にさせてくれるのね♪



<参考アルバム>
『The Best Of Three Dog Night』 WMC5-19 1989年






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2003年06月15日(日) 「スウィートソウル」キリンジ

「スウィートソウル」キリンジ 2003年


 「余裕がない時って・・ほんとないのよね」
ご無沙汰しておりました、やっと余裕で好きな音楽を楽しめるようになりましたよぅ。ということで、3月末発売だった“キリンジ”のニュー・シングルをようやく買うことができたのでした。久々にリアルな音楽にふれるのは新鮮でいいね。

 何気なく流して聞いていると聞き逃してしまう♪そんなイメージの「スウィートソウル」です。たまたま雨が降り出した朝、ちょっと贅沢をしてタクシーで仕事場へ向かった時の事、フロントガラスにポツポツ落ちてくる水滴をなまけものモードのワイパーがシャカ・・・シャカ・・・ラジオから流れてきたのがこの曲でした。歌声を聞いただけで、そく“キリンジ”じゃん!と解って感動ひとしお!そして忙しい朝のワサワサしてた気持ちが一瞬にして穏やかになってしまったのでした。そうそう、タクシー中ホワホワなくつろぎムード♪へ・・・(笑)

 いつも思うのだけど「無条件にやさしい♪」感覚って好きなんです。疲れて元気のでない時など、ちょっと人様からやさしくされたくなるものです。誰かのなにげない一言で救われたり、笑顔で救われることもあったりするんですよね。そんな何気ないやさしさのエキスが含まれているのがこの曲です。聞いてるだけでどんどん癒されてほわほわ〜っとなってくる♪キリンジの歌声を聞くとほっと安心するのね〜これって一種の魔法かもしれませんね。
 
 やさしさのエキス入り「スウィートソウル」でしあわせを満喫したら、今度は私からやさしさのエキスださなきゃ・・♪とチェルシーを食べたときと同じ感覚になるのでした。
「チェルシーあなたにもわけてあげたい♪」(笑)
やっぱ題名通り「スウィートソウル」はチト甘めで疲れた魂に効く音楽だね^^


<参考アルバム>
『スウィートソウル EP』キリンジ TOCT 25002 2003年






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2003年03月08日(土) 「Angel」萩原健一

「Angel」萩原健一 1988年


 銀座通りを晴海に向かって、勝鬨橋を渡った次の交差点の角に小さな豆腐屋さんがありました・・・そうドラマ「豆腐屋直次郎の裏の顔」の舞台になったお豆腐屋さんなのです。思わずドラマの中に出てきた店を見に行ってしまった事があったのですが、ミーハーです(笑)既に閉店になったお豆腐屋さんでロケしてた様でした♪

 やっぱ、ショーケンといえば子供の頃から「太陽にほえろ!」「くるくるくるり」「傷だらけの天使」で慣れ親しんでいたので、特にこのドラマは昔のような感覚で本当にハマってみておりましたよぅ。普段は普通のお豆腐屋さんをやっているのに、色々な人の絡みでどうしても泥棒をしなければならなくなって・・そして任務遂行♪するわけなんですね。佐藤B作さんとセットでね(笑)しかも奥様役は渡辺えり子さんだもんね♪


 そのドラマのエンディングテーマがこの「Angel」という曲だったのですが、カッコいいんだわ。ショーケンって独特の感性を持っていると思うんですよ。テンプターズの頃から「前略おふくろさま」のあたりまでは至って素直に歌われてたんだけど、或時期から崩して歌う感じになって・・・それが少しイッテしまっててカッコよかったんだよねぇ。友人が昔、ショーケンのコンサートへ行ったそうなのですが、横見ても、前見ても、後ろみても・・・バンダナ&サングラス、といったショーケンのようなカッコしか人ばかりだったとか!?この現象って多々あるでしょ。実は原田芳雄さんのライブの時にもそうだったんですが・・まま、この話はいずれしますね(笑)

 それにしても、曲の始まり方としてもファンキーでかっこいい!「踊ろうよ〜ベイビベイビベベベベベイべエェ〜〜♪」感性の人ショーケンというイメージで独特の歌い方をなさるのがたまらないのです。じょじょに高揚していって〜歌も演技の如く演出されてる感じがするんですよ。ここまでフラフラっと持ち上がってゆく感覚はショーケンの独特なものかもしれません。引き上げといてフラフラ♪と、とても自由な歌い方ですよん^^たまらん! ちなみに私の手持ちはシングルCDでして、カップリングの「Ma いいかァ I Love You」もスローでじっくり、しんみりとよかったりするんです。

 最近ではヤンチャなショーケンもすっかり落ちつかれて、NHK大河ドラマでの活躍は頷くばかりの好演でありましたよ。その他にも番組で四国巡礼などなされたり・・・歳を重ねられたらそれなりに変化してゆくショーケンの姿を見ていて、それもまたいいかもって思えるのでありました。まだまだいいドラマでの活躍を期待したいです。また歌ってください♪


<参考アルバム>
「Angel」萩原健一(SCD)1988年






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2003年03月03日(月) 「相合傘」はっぴいえんど

「相合傘」はっぴいえんど 1973年


今日はどしゃぶり、ひさびさに靴まで濡れる大雨でした。
どしゃぶりといえば「降ればどしゃぶり」なんて曲を亀渕友香さんが歌ってましたね(笑)あ、これは余談ですぅ。どしゃぶりでコンビニで傘を買ったんですが、傘を開いたとたん骨が曲がってしまって・・・さすが380円だよって思ってしまいました。しかも傘をさしてもずぶ濡れじゃ無意味なのでありましたぁ♪

そんなわけで今日の雨、ふ〜っと思い出してしまったのが、はっぴいえんどの「相合傘」なのです。さりげない生ギターのイントロがいいでしょ♪しかも「相合傘」っていう表現が粋なんですよね〜♪20年を経た今聞いてみても、実にラブリーなので〜す♪

それは昨年のことでした、初めて“はっぴいえんど”を聞きました。中学生の頃からその存在&名前だけは知ってたのに、アルバムを聞いた事は無かったのです。音楽面で私に影響を与えた方々の中にも、なぜか?“はっぴいえんど”を聞いている人はいなくてね。ところがHPを始めてから知り合った方から影響を受けまして、突如、聞こう!と思い立ったのでありました。(ありがとうございます!!)聞いてみたら・・・・あら!!!ってかなり驚きましたよぅ♪もぅ〜これはかなり大好きな路線♪すっかりドツボにはまってしまったのでした。うーん、なんか似てる・・・私の音楽箪笥の引き出しにあるもの。自分なりに探ってみるとそれは細野晴臣さんと関係があるようなのでした。

私の好きなミュージシャンの多くのアルバムには、ことごとく細野さんが参加されているのでありました。これにはたまげましたぁよぅ♪中川イサト、加川良、ユーミン、高田渡、遠藤賢司、友部正人、ガロ、ブレッド&バター・・・まだまだ、切りがないほど・・・だもの、細野さん抜きでは日本の音楽は語れない程なのかもしれませんよね。


さて、この曲「相合傘」はアコースティックで明るくて軽快でいいんです♪単純な歌詞というのもとても気楽で好みです(笑)もしかして細野さんがラブラブモードの時にでもこさえた曲なんでないかな^^(想像中)細かいですが「路地はひっそり閑(カン)♪」と歌われてまして、この“閑”っていう言葉の使い方に「しかり〜♪」と思ってしまいました。

楽しい事を考えてる、かなりポジティブな曲でして、ラフなのも好み♪相合傘で彼女といちゃつけるのと、明日が休みでうれしい〜♪という単純明解な姿勢。このスタンスって、なんかうなづけます。ウンウン♪私も同感ですよ、人間は単純な方が楽ですから・・ね(笑)


<参考アルバム>
はっぴいえんど『HAPPY END』KICS 8801 1973年






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2003年01月29日(水) 「キス・オブ・ライフ」シャーデー

「キス・オブ・ライフ」シャーデー
「Kiss Of Life」Sade 1992年


誰かがシャーデーは水の中にいるような音楽とのたもうた。
う〜ん、確かに同感です!曲を聞いていると、フラフラ♪
水の中を浮遊するイメージが伝わってきます♪
祝福された愛の歌は落ちついたムード♪シャーデーの住ん
でる感覚の世界は深海の奥なのかもしれません^^

「キス・オブ・ライフ」最初にこの曲に聞いた瞬間に好きだぁ
って思わされました。歌詞の内容はわからないけど、色っぽい
し、低いトーンでも突き上げられる感覚がたまらなく好みでし
た。なんでこんなに心地よくていいんだろう?って・・ね♪

なのに訳詞を読んでみてちょっと驚きました。色けとは無縁の
天から祝福された愛の歌をなのですよね♪あなたと出会って
全てが変わった・・って、喜びの歌だったとは!

「天使がいてくれたのね、天の恵みであなたに出会えたのよ
 空を見て 愛の色だわ あなたに会った時求めていた人だと
 すぐにわかったの 〜中略〜 あなたのお蔭で蘇ったの、
 あなたのキスで蘇ったわ♪」

ちょっと、恥ずかしいくらい歌詞ですね(大汗)そんなぁ
大袈裟な!って思えるけど、恋に落ちる時って全てが特別な事
に思えるものです。もしかしたらこの勘違いのような思い込みが
恋愛の極意なのかもしれませんよね。この勘違いな恋愛は転じて
個人のしあわせ、末は世界を平和に導くように思われます^^
凄い発展的な想像ですけど・・・(笑)これ天使のしわざ!?

イメージ的には深海の奥に天からの光が差して、大きな力で上
へと持ち上げられてゆく感覚♪こんなに崇高でピュアな気持ち
が曲に込められていたとは♪じっくり聞き直してみると・・
うわぁ〜かなり深い愛、運命の愛を感じますよね。くるくる〜
伝わってくるものは祝福だなぁ・・・^^なんかいいねぇ♪

タイトルの「Kiss Of Life」は人工呼吸という意味も含まれて
いるとか・・要は、生き返る程の尊いキスということになるの
かなぁ・・・そんな風に受け止めております。^^この曲って
最高のラブ・ソングだったんじゃん♪今、気付きましたよ(恥)


それにしても、生き返るほどキスってどんな味わいなのです?
味わった方、耳打ちして教えてください(笑)


<参考アルバム>
『Max -Best Hits In The World-』 SRCS 7500 1994年






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2002年12月15日(日) 「ナタリー」ハナレグミ 2002年

「ナタリー」ハナレグミ 2002年



 この曲は凍みちゃっいました!ハナレグミのアルバムに入ってる「ナタリー」って曲です。じわ〜んっと心に響いてきて、あったかい気持ちになれるんですよね〜♪

 お台場の観覧車が眺められる場所にクルマを停めて、このアルバムを何気なく流してたら、なんか泣けてきちゃってね♪たまたま自信喪失してた時だったからきっと反応しちゃったのかもしれませんけど・・・。

 みんなそれぞれ違った事情を抱えていて、絶えず順風満帆で生きてるわけじゃないもんね。時たましあわせな時もあれば、時たま悲しい時もあるんだから、凍みちゃう夜もあるわけかな・・・。

 でね、たとえ泣いてもね、やさしい気持ちになれるのっていうのがグーなんですよ。これ聞いてまたがんばろう!って思えるの、それはそれでしあわせなんだと思いました♪


 この曲の感覚が好きなのは、やさしい気持ちにさせてくれるから。
 

 これ〜昔聞いた何かに似てるって思ったんだけど、思い出せないのです。ケン&メリーのような、斉藤哲夫のような、なんとも言えない70年代フォークの香りがプンプンしてくるのです。20代はもちろん、30代だって、40代だって、もっと上の世代の人達もすんなり聞けてしまうと思うんですよね♪72歳の母がこの曲聞いてて、昔の曲みたいだねって言ってまして・・・ウン、本当にそうかもって思っちゃいましたよ。

 聞き終わると・・あったかいよ♪ 寒い夜には心があたたまります。




〈参考アルバム〉
ハナレグミ『音タイム』TOCT-24911 2002年






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2002年12月01日(日) 「鋼鉄の馬」キリンジ

「鋼鉄の馬」キリンジ 2002年


 旅に出たくなってしまう曲ってありますよね♪その中のひとつにこの曲を入れてしまいましょう。その位フラフラ〜っと、ユラユラ〜っと、のんびり〜っと、どこかへ行きたくなっちゃう曲なのです。

 マキシ・シングルでこの曲を聞いた時ストレスの頂点だったこともあって、即どこかへ飛んで行きたくなってしまいました(笑)逃避願望がバリバリで、炸裂気味なのでしたよん。うふふ♪

 さて、この曲「鋼鉄(はがね)の馬」何を意味してるのかなぁ?いろいろ考えてみたのですが、クルマの事かな?でも、歌詞の中に滑走路という言葉が出てきているから、もしかして飛行機のように飛べるものでもあるのかも。ということはハガネで出きたケンタウルス(笑)じゃなくて(想像したら恐いです。)ハガネで出きたペガサス・・・うーん、やっぱやだなぁ(笑)ハガネで出きたただの馬。これが一番いいのかも・・・♪

 アコースティックギターのストロークで爽やかなサウンドに、ハモリが輝いてます♪ややカントリー風のゆらゆらしたムードでついつい旅心を誘っちゃいます〜♪


 なんで人は旅に出たくなるんでしょう?本能のようなものでもあるのかな・・もしかしたら生まれた時からみんな旅人なのかもしれません、私も旅人の要素がたんまりありますしね。海外もさすらいたいし、国内もさすらいたいし、首都圏も、ほんの数時間でも、街の中ででも、身近でも、散歩でもさすらってしまいたくなるんですねぇ(笑)このブラブラしたいぞ〜!という感覚は小さなサスライなのかもですね♪

 「遠くへゆこう〜ヘイ・ベィビー♪ふりーふりーウェイ〜♪」
どうせゆくなら遠くがいいなぁ・・・♪



〈参考アルバム〉
「鋼鉄の馬」キリンジ WPC6-70008 2002 マキシ・シングル
『Omnibus』キリンジ WPC6-10236 2002






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2002年10月28日(月) 「家族の風景」ハナレグミ

「家族の風景」ハナレグミ 2002年


 ラジオで初めて聞いてから、そらなぜだか?気になってしまったのです。アコースティックで素朴で・・なんだろな?あまりつっこんでないのに大事な事歌ってる♪そんな風に感じたのでした。そうそう、ホントつい最近の曲なのですよ。

 “ハナレグミ”って一体誰なのかな?と調べてみましたら“SUPER BUTTER DOG”のボーカル・永積タカシさんであることがわかったのでした。永積タカシ・・・あ、そう言えば「はっぴいえんどトリビュートアルバム」で見かけた名前だったけど“SUPER BUTTER DOG”は聞いたことないなぁ・・♪ってなわけで、今度は興味がそっちの方へも向かって行くのでした。いつもそういう風に連鎖で過去へ遡って聞いてゆくんですよね(笑)音楽を聞く時の私の癖です。

 さて、このマキシシングル♪レンタル屋さんで借りてきたんですが・・ジャケットの絵が妙にかわいい♪まさにバリバリ好みなのです。CDに顔が書いてあるんだよ(笑)借りてきたけど「やっぱこれは買いだ!!」と思い込んでしまったのでした♪

 1曲目は「家族の風景」母親をフライパン・マザー♪って歌ってるんだよね、なんでキッチンにハイライト&ウィスキーグラスがあるのか?疑問だったけど、ウチラの世代では父親の象徴と言えるウィスキーにハイライトのセットなのかもね♪遠くて近しく照れくさい親達への愛しさを歌にしたように感じました。

 2曲目「音 タイム」ノリノリでさわやか〜♪乗っかると音楽をひっかけてる、なんともけだるさも漂うし・・・いいんだよね〜♪

 3曲目「心空」アコギだけで呟いて歌ってる。「キスの味を思い出す〜♪」恋のピュアさってこういう感じなんだろうな、きれいなメロディだよ♪

 4曲目「マドベーゼ」コレ実は一番好きかも。「君といて 僕を知る 何も もとめぬほど 伝わる愛♪」この曲聞いてるとこんな風に感じられる関係っていいなぁ・・なんて思えてしまいます。ようは押し付けなんかでない、互いの感覚が生み出すもの♪・・・きっとね。


 「家族の風景」を初めて聞いたのは箱根へ向かうクルマの中でした。父の運転する助手席にて、後ろには母が乗っていて・・これぞ家族なのですけど・・・我家のフライパン・マザーは70過ぎても毎朝キッチンに立っております。「ありがとう♪」・・そんな気持ちになれるホットな曲なのでした。


〈参考マキシシングル〉
「家族の風景」ハナレグミ GSCA-5003 2002年






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後日談♪買いましたよん!よくよく見てみると、このマキシシングルのジャケットのイラストは永積さん自身が描かれているんですよね♪センスいいわぁ〜。淡々としたシンプルな音、昼休みに聞くとほっとします。11/1


2002年10月12日(土) 「二人の絆」ハロルド・メルビン&ブルーノーツ

「二人の絆」ハロルド・メルビン&ブルーノーツ 1972年
「If You Don't Know Me By Now」Harold Melvin & The Blue Notes


 “ハロルド・メルビン&ブルーノーツ”となると、すぐにこの曲「二人の絆/IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW」が思い出されます。これは名曲の中の名曲、フィリーソウル(フィラデルフィア・ソウル)の代表曲でもあります。とにかく随分と聞き込みましたぁ。たぶん「George's」のジュークボックスから流れてきたのよね♪それを聞いてアルバムを買いに行ってから、じょじょにフィリーソウルの世界にハマっていったのでした。

 スローで哀愁のあるイントロ「IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW〜♪」とコーラスが入ると、力強いテディペンのボーカル(テディ・ペンダーグラス)で淡々と語られるように歌われています。でね、途中「ネバネバネバネバ〜♪」と訴えるように熱唱するんですよぅ、それがたまらんのですぅ。でもでも最後の方は「いふゆーどん、へへい、へへい、えっへへい♪」など短縮系ポイントで力強い歌い方になり、そらもうあっぱれです!!テディペンと言えばソロになってから、マーヴィンの次の世代のセクシー系でしたよね。その後交通事故にあってからの「Joy」も名曲なのでした。好きだったなぁ♪

 そうそう、“ハロルド・メルビン&ブルーノーツ”には他にも好きな曲がたっぷりあるんです。「Bad Luck」はファンキーでいいし、セクシー系なら「Be For Real」いいんだなぁ、これ。「Wake Up Everybody」はとても雰囲気あるんです。「I Miss You」なんぞは泣けちゃうよゥ♪「Satisfaction Guaranteed」は、ぅわ〜♪と叫び入りですよん(笑)それに「Don't Leave Me This Way」は最高に大好きです!イレコンでますよ〜(爆)

 さて、六本木のソウルバー「George's」どうしてもこの曲を思い出す原点でもあるのですが、昨年ママが他界したと連絡が入ってから店がどーなってるのか?先日昼間覗いてみました。でも営業してるのかはわかりません、そこで、ちょっといい気分でドライブしていた夜中、ちょっと気になってお店の前を・・・うわ!電気ついてる!店やってるじゃん!!ということで寄りたい気持ちを押さえながら、うれしさハイテンションになったのはいいけれど・・・渋滞に巻き込まれ抜けるまで30分もかかってしまいました(笑)うぅ墓穴、抜け道でなんとか交差点は通過しなかったけど・・・週末の終電間近には六本木交差点はクルマで通ってはいけませんにゃ、タクシーだらけで身動きとれませんでしたよ(笑)

〈参考アルバム〉
『All Their Greatest Hits!』Harold Melvin & The Blue Notes ZK 34232






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