イレコミ音楽
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2002年10月04日(金) 「愛しのマイ・ガール」オージェイズ

「愛しのマイ・ガール」オージェイズ
「Used Ta Be My Girl」The O'Jays 1978年


 秋の日差しと落ち葉にはこのあたりの曲が似合いそうですネ、軽快なサウンドはここちよく秋の風と共に私の頬に吹いてきます。

 流れるギターソロ、軽快なリズムが聞こえてくると「しゅしゅ しゅーる♪しゅしゅ しゅーる♪」軽いコーラスが入ってくる〜。そして甘くって軽い声で曲がはじまるんですわ。これまた、最初の部分だけで気分ウキウキ陽気になってしまいます。このリズム、歩く歩調と一緒です♪

 なんと楽しそうなリズムに乗っかってくるのかしらん!いいわぁ♪ってことで、今回はオージェイズの「Used Ta Be My Girl」ですよ♪これは大好きな曲なんです。初めて聞いたのは例の六本木ジョージィズというソウル・バーだったように記憶しています。でも、いくら聞き覚えてても曲名を覚えないんだな・・これが(^^;;;いつものパターンでネ♪(笑)

 ある日、たまたま買ったフィラデルフィアのオムニバスアルバムを聞いてたら、入ってたんですよ「あ、これこれ!そうそう!聞いてたよぅ〜!」とひとりでえら〜く感動してノリノリになってしまったのでした。今にも踊りだしそうなはしゃぎようでしたネ(笑)

 「シー・ユゥスッビ〜・マァイガ〜ル♪」開放感が秋の日差しと一体になって、注いでくるよな感覚♪いろいろなものに祝福されてしまうような・・・そんなしあわせになれる曲なのです。うふふ♪


〈参考アルバム〉
Philadelphia Years 1977-1979 KNCD 82006






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2002年09月29日(日) 「マリズィナ」クレモンテーヌ 

「マリズィナ」クレモンテーヌ 
「marizinha」Clementine 1994年


 秋の私のテーマソングにしようか(^^)なんて〜思っている曲です。自作オムニバスCDの最初の曲に選びました。ボサノバの軽快なリズムに軽く、甘い、クレモンテーヌのボーカルが乗っかって・・・いいんですよねぇ〜♪

 この曲聞いてると、外苑の銀杏並木で黄色い落ち葉が散っている・・・その黄金のジュータンの上をヒールで闊歩している女性のイメージが湧いてきます♪自立しててひとりの女性としてイキイキしてる♪そんな魅力的な女性への憧れです(笑)そうなれるような気になってしまう曲なんですよね〜♪

 フランス語の響きってなんて色っぽいのでしょうか♪ささやき方にもよるのでしょうが、言葉はわからなくても感じや雰囲気で伝わってくるものがあるのですよね、好きだな〜フレンチ♪

 ボサノバっぽいリズムではじまるこの曲、訳詞を見てみると、美しいカリスマな女性「マリズィナ」のことをあれこれ歌ってるという感じです。アンニュイなボーカルには、色気と品とセンチメンタルがひと味効いてるみたいです♪この曲のイメージはカフェオレ・・・いやいや、カプチーノ、どーしてどーして、ドライケーキのウエストのリーフパイでしょう(笑)軽くって、甘くって、美味しいのさ♪

 選曲でわかってしまうでしょうけど、ジョジョに元気に前向きな気持ちになってます。弱い自分に負けない強い精神をも音楽で養おうとしてるって・・・(笑)まさに図星ですよ。

 

〈参考アルバム〉
Clementine『ils et elle(イル・エ・エル〜彼らと彼女)』SRCS7458






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2002年09月27日(金) 「ラスト・イン・ラブ」J.D.サウザー

「ラスト・イン・ラブ」J.D.サウザー
「The Last In Love」J.D.SOUTHER 1979年


 いろいろあると感受性が敏感になるものみたい。音楽を感じる力や、感じてる心がピュアさを増すものなのかもしれませんね。だからセンチメンタルになるのは、とても大事だと思えてしまいます♪ 恋をしたり、好きな人と別れたり、胸を傷める出来事があったり、自分の力でどうしようもない時とか、世に無常を感じた時なんか、この曲聞くと・・グッと、きますよぅ♪

 と、いうことで今回はイキナリ恋に落ちるかのごとく夢中になってしまったJ.D.サウザーの「ラスト・イン・ラブ」です。もぅ〜とにかく、優しすぎるよん(涙目)そんな風に歌わないで下さい「ドアの外はブルース♪」それだけでもぅ、たまらんですよぅ(;;)この曲聞いて何度号泣したことでしょう。人のやさしさに涙、自分の業に涙、世の無常に涙・・・。でもね、やさしくてセンチメンタルなのに、決して落ち込んだりする曲ではないのです。聞き終えた味わいはスーッと癒されている感じです。そこがたまらんので益々聞き込みたくなるわけで・・・。

 やさしい生ギターのソロからはじまるこの曲♪丁寧に心を込めて歌われているんです。でもね、しつこくないの。それに人に対する思いやりがあるんだと思うのです、だからこの曲は癒しがあるのだと思われます♪途中のピアノも泣いてますね(涙)なんとやさしくせつなく・・・ぐっとくるよぅ。ああ、もっと泣こう!泣いて泣いて泣きまくろうじゃないかぃ(笑)そして全て流してしまおう♪

 あまりに気になってしまったのでアルバム買ってみました。ジャケットのJ.D.サウザーさんの姿を見て・・やっぱ、この漂ってるムード、訴えてくるせつなさは彼の背負っている影の部分なのかも・・・と思えてしまいました。そーです、多分この哀愁を出せるってことはそれなりに切ない想いをされてきているわけで・・・おそらく彼は知ってるんだと思いますよ・・・せつなさを(^^)ネ♪


〈参考アルバム〉
『You're Only Lonely』J.D.SOUTHER SRCS 9236 1979年






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2002年09月10日(火) 「ゴッド(神)」ジョン・レノン

「ゴッド(神)」ジョン・レノン
「GOD」John Lennon 1970年


 この曲を聞いたのはいつだったろうか…?それまではなにげなく聞いてたジョン・レノンの曲。でも「イマジン」の映画を見て、彼の人生を知ってからは、ますますジョン・レノンの歌が好きになりました。

 再びこの時期にこの曲を聞くことになるとは(苦笑)今欲する音楽を追及すると、これになってしまうのよね。まぁ、人生の変わり目にいるので、本当の己とはなんぞや?なんてマジなことを突き詰めて考えているわけで、そんな脳のモードゆえ、この曲はビシバシ胸に突き刺さるのでありました。

 穏やかなピアノの音からはじまるこの曲♪まず衝撃を受けたのはその後の言葉のほとんどが否定文であったことです。「僕は〜を信じない♪」神も信じない…そんなこと言っていいのかぃ!?とかなり衝撃を受けたことが思い出されます。そして「僕だけを信じる〜♪」これにもショックを受けましたよぅ、この人はこんなこと考えたいたんだ〜!ってね…。しかも「夢は終わった〜♪」とくると…自らが作り出した伝説のビートルズでさえ、彼にとっては足枷になっていたのかもしれないなぁと思うわけなのでした。

 この曲から感じることは沢山あるのだけど、今思うのは、様々な概念にとらわれ、それに左右されていると、自らが枠や枷(かせ)を作り出して自らをしばりつけてしまうんでないかな…ってことなんです。だから、自分の信じていたものや影響を受けたものを否定してみるのかもしれないなぁ♪と、するっていと…全く違う世界が見えてくるんでないかなぁ〜♪なんて思うのでありました。

 それにしても、自分だけを信じる…とは、自分勝手?と誤解されそうだけど、自我を形成するのに必要な行為なのかもしれませんね。いつなんどきでも信頼できる自分でありたいものですよ、たまに苦悩しようが、感情が丸出しになろうが…ね(^^)

 ついこの間、ネットの知り合いが「アイソレーション」の曲が好きだって書いてたのを見かけて、そういえば聞いたことなかったかも…?と買ったのが実はこの『ジョンの魂』のアルバムなのでした。これにはもちろん「ゴッド」も収録されていて、再び聞いて感化されちゃったのかもしれません。ふ〜ふぅん♪このアルバムはビートルズからソロになるための1歩、自分らしくあるためのジョンの魂のようなアルバムだと感じましたよ♪すっごぃいいんだよね。


<参考アルバム>
『ジョンの魂』ジョン・レノン TOCP-65520 2000年


2002年08月30日(金) 「耳をうずめて」キリンジ

「耳をうずめて」キリンジ 1999年


 生きてると様々な事が起こるものです。まさか?そんな!?ってな事のひとつやふたつ、誰もが傷つきながらも懸命に生きてるのかもしれません。そして私もその中のひとりなんだろな・・きっと♪

 人生の一大事、そんな時何を聞くんだろう・・・?きっと無音でひらすら生きるだけなのかもしれないね。でも、私は音楽無しでは生きられないから、今日も昼は太陽の下、夜は星空の下、求める音楽を探しては聞くのでありました。
 
 こんな時、今の心境や状況にぴったりくるのはこれなんです。ちょいとセンチメンタルで、メロディは非常にやさしく、歌にそっと包み込まれながら耐えるのにもぴったりなのよね(涙目)ちょっと前からずっと聞いてて単純に好きだな〜って思ったのですが、どうも再びハマリこみました。聞いてると心がシーンとなる・・・この感じは、すっかり病み付き(笑)きっとまだまだ当分は聞き込みそうです。

 さて、この曲ですが歌詞カード片手に何度も聞き入ったんです。でもね、結局わけわからんのでした(爆)特にこの曲の歌詞は理解するものではないのかも・・・ただ感じるだけものかもネ。聞ききながら感じてると・・・なぜか癒される・・・それだけなのかもなぁ〜♪

 たとえどんな複雑な状況であろうと、谷底であろうと、辛くて苦しくて、様々な感情に押しつぶされそうになっても、結局最後は自ら元気出してひとりで生きてゆくのが人のサガじゃないですか、色々あっても前を向いて歩くだけ♪ふと立ち止まった時この曲を聞いてちょっと包み込まれて癒されて、そして再び歩き出す♪ってな感じなのかもしれません。

 唯一この曲の「僕ら音楽に愛されてる〜♪そう思うのか」って言葉(言霊)に自分自身が救われてしまったのが、この曲にハマル大きな原因ともおもわれます。なぜ?って、私も音楽に愛されてるって思うから(爆)これは相当な思い込みだけど、今はそれだけで生きてるんで、そこんとこは大目にみてよねん♪


 さてと、しばらくは“キリンジ”の音楽に耳をうずめて、英気を養いましょうか(^^)夏休みも終わり・・・そんな感じのまだ暑い午後だよ。


〈参考アルバム〉
キリンジ『47’45”』WPC6-10028 1999年


2002年08月21日(水) 「ガット・トゥ・ビー・リアル」シェリル・リン

「ガット・トゥ・ビー・リアル」シェリル・リン
「Got To Be Real」Cheryl Lynn 1978年


 ファンキーな曲の中でもファンキーな1曲!若かりし日々によく聞きました(笑)というか、ディスコへ行く度よく掛っていたと記憶してます。この曲がかかるとテンションが上がるというか、解放される気がしたんですよね♪
 
 浪人あけの19の春のことです。大学に合格したお祝いに友人がディスコへ連れて行ってくれました。六本木の透明エレベーターを昇ってゆくと、そこは見た事のない世界が広がっていました。とくかく初めての体験ゆえドッキドキ♪中は暗くフロアのまん中だけに怪しく照明が当たってる。そこでは芋を洗うように人々が踊り、異様な熱気に包まれておりました。場慣れしている友人はさっさとフロアで踊り出し、踊ろうと誘われたのですが、今一恥ずかしくて隅の方でジクジクしていると・・・、ダンスフロアを囲む台に外人ストリッパーのお姉さんたちが表れて踊りだすし・・・唖然・呆然・口があんぐり!終いには真っ暗になってチークタイムはあるわ(笑)こんな世界があるなんて〜!そらもうぅ〜びっくりましたよぅ・・・

 この曲を聞きながらふっとそんなことを思い出しました(笑)


 ファンファーレから刻まれるリズム、そしてシェリル・リンの伸びてはじける声♪この曲は解放系ソングですよ〜。とにかく明るくって天にも昇る気持ちになれて、陽気で素直に楽しめる曲です。単純に踊りたくなるのかも〜(笑)

 例によって訳詞を見ながらじっくり聞いてみると・・以外にも積極的な女性からの愛の歌のようでした。「あなたの愛は本物であってほしいの〜♪本物でなくちゃいけないの〜♪」って繰り返して歌ってるようです。ちょっと恐さを感じてしまいますが(笑)情熱的なのもたまにはいいのかもね。

 85〜90年頃はディスコからクラブへ変換の時代、どの店でもDJの方がこの曲を選曲されてました。盛り上がるのには欠かせない曲だったのかもしれません。この曲がかかると「ひゅーひゅー」とみんなが声を上げて踊ってたことが思い出されます。非常に懐かしいですわ♪


〈参考アルバム〉
ディスコ・ナイト SICP 141 2002年






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2002年08月14日(水) 「あなたにいてほしい」スウィング・アウト・シスター

「あなたにいてほしい」スウィング・アウト・シスター
「Now You're Not Here 」Swing Out Sister 1996年


 そっと肩をたたかれ、後ろを振りかえったら、傘を回してコリーンが歌い出してた・・・・そんなイメージがしてくるのです(微笑)

 ドラマ「真昼の月」の主題歌で1996年にドラマの為に作られヒットした曲です。ドラマは見てなかったんですが、なぜか?この曲だけは気になっていたのでありました。

 この曲を聞いていて思い浮かぶ記憶の風景は20歳の頃の東京青山です。女友達と朝まで飲んでて朝日を見に行こう!と骨董通りの望めるマンションの最上階へ上がってぼっと街を眺めていました。歩いてる人もいなくて、ただ、ディスコTOKYOからはモデルのような外人さん達が集団で出てきてて、そこだけが賑わっていた♪・・・そんな都会の朝を思い出してしまうんです。東京の光景が浮かぶのはこの曲が東京で作られたからかもしれませんネ。

 ボーカルのコリーンは英語の発音がはっきり♪うーん、流石ブリティッシュイングリッシュという感じ、どーにもこの感じが好きなんです。私の好きな“スタイル・カウンシル”などと都会的なイメージがリンクしてるようにも感じます。実は彼女はアートスクールの出身でファッションデザイナーでもあるのですが、音楽からもアートの部分が見えるような気がしてなりません。

 シーンとした高いピアノの音で穏やかにはじまるのこの曲。刻まれるリズムは軽く、どこかすり抜けてゆくボーカルのアンニュイさ♪たまりませんネ。ちょっと声がかすれ掛るあたりもセクシーさもいいし・・・、最後は「なよなひぃー♪」って歌ってる?いえいえ「Now You're Not Here 」ですが、訳すと「あなたはもうここにいな〜い♪」と歌ってるわけなのです。なんとなし〜「なよなひー」というイメージでしょ(笑)

 本当は失恋ソングで訳詞を読むとどん底なはずなのですが・・・なぜか?そう感じられないのはクールさがある都会的サウンドだからかも♪そこいらへんもとても面白く感じるのです♪


〈参考アルバム〉
「The Best of Swing Out Sister」PHCR-1460 1996年






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2002年08月13日(火) 「レモンを買おう」空気公団

「レモンを買おう」空気公団 1999年


 “キリンジ”に興味を持ったことから、この“空気公団”を知りました。70年代のソフトロックを集めた「喫茶ロックシリーズ」の中に、現代のソフトロックを集めた『喫茶ロックnow』というアルバムがあるんです。そのアルバムの中に入っていた「レモンを買おう」という曲にすっかり魅せられてしまいました。何度聞いてもいいんだな〜♪単純に好きなんです。

 そんなわけで“空気公団”に興味を持ちました。女の子3人組のバンドのようなものです・・・と紹介に書かれてましたけど(^^)音楽だけでなく、イラストを描かれたり、本や冊子、グッズなど作っているようです。彼女達のスタンスが面白くて楽しくて、HPもとてもよくできています、コラムや日記などもあって、身近なミュージシャンという感覚なのかもしれません。

 さて、この曲「レモンを買おう」は、なんでもない曲なんですよね。ボーカルの山崎さんがつぶやくように歌ってて、なにげなく流しながら聞いてても、そっとやさしさが伝わってきます。歌詞カードを片手によくよく聞いてみると、更にズドンと胸に届くものがありながらも、ほのぼのとしちゃうんです♪

 「何の意味もなく生きているようで、いつでも何かを忘れてはいなかった♪」このフレーズがリフレーンしながら、心に残るんですよね。

 聞き終わった後、単純に「がんばろう」って思えました。(^^)なんか魔力のようなものが曲の中に潜んでるようですよ、うふふ♪



〈参考アルバム〉
『喫茶ロックnow』FVCC-80149 2002年
『融』空気公団 TFCC 88178 2001年






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2002年08月09日(金) 「シルクの似合う夜」アイズレー・ブラザーズ

「シルクの似合う夜」アイズレー・ブラザーズ
「Between The Sheets」 The Isley Brothers 1983


 おお、なんと色っぽいんでしょ!思わずのけぞってしまうほどイケテル「Between The Sheets」です。この曲を知ったのは1990年頃、日本にもようやく黒っぽい音楽を歌う人が現れたと注目していた久保田利伸さん。彼が選曲したオムニバス・アルバムの中に入っていたんです。そして、すっかりこの曲に魅せられてしまったのでした。

 シンプルで落ち着いたムードから始まるこの曲。「へイ・ガール♪ホントに夢じゃないんだね〜♪」なんて歌いはじめてしまうあたりも実にグーなのです、たまりませんわ。拍手とべ−ズのリズムが身体に響いてくる感じもかなり好みです。静かに丁寧に歌い込まれているボーカルに「ウン♪」と吐息の掛声が入るのもセクシーですし、すんなりと耳に届いてくるその甘さ&柔らかさは絶品です。

 “アイズレー・ブラザーズ”と聞くと、もう1曲「ソウルレディ/That Lady」がインプットされておりまして、こちらももちろんグーなのですよね。そのムードと言ったら高級スモークサーモンのとろけるような甘さとファンキーの組み合わせが絶妙でたまらないのです。でもまぁ、落ち着いたアダルトムードと言ったら「Between The Sheets」の方だと思われます♪

 さて、この曲の英語タイトルを見ていただければ、だいたいの方ならピンとくる♪と思いますが、ソウルミュージックを聞いていくと、必ず出会うメイク・ラブ系セクシーソングです。ここまで歌ってしまうのは黒人音楽ならではの感性と受け止めております。それもストレートで逆にいいのかもしれません、たしかに色気たっぷりで恋人との愛を囁く系音楽ですが、決して嫌らしくなくスマートな品があるので、BGMにもグーなんですよね♪でも、まぁ日本語タイトルがセクシー過ぎてなくて含まれてて救われますです(笑)


 海辺のバカンス、熱い日差し、濡れた水着、そんな日のシルクの似合う夜・・・こんなムードを想像して聞いてみるのもいいかも・・・ネ♪



〈参考アルバム〉
『KISS MY THANG』久保田利伸セレクション CSCS 5337
『Between The Sheets』 The Isley Brothers SRCS 6125






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2002年08月07日(水) 「愛の奇跡」ヒデとロザンナ

「愛の奇跡」ヒデとロザンナ 1968


 突然、“愛”について考えてみたくなりまして・・・(笑)というのは大袈裟ですが、どーしても“愛”という言葉で思い出してしまうのは“ヒデとロザンナ”なんです。そして“愛”で思い出す歌も「愛の奇跡」なのでした。子供の頃から聞いてて、とても印象に残っている情熱的な“愛”の曲なのです。

 この曲の魅力は、ヒデのセクシーで伸びる声と、ロザンナのかわいらしさの漂う声♪そして二人のハーモニーにつきます。最も忘れられないのは間奏の部分なのでした。ヒデの「ララララ〜ラァラララ〜♪」にロザンナの「アモ〜レ♪アモ〜レミォー、てあも〜てあも〜てあぁ〜も〜〜♪」この部分が聞きたいがために曲を聞いているようなものですヨ(笑)非常に出来過ぎな歌謡曲なんですよね〜。

 前奏は衝撃的なタンゴっぽいイメージではじまります。全体的にドラマ仕立ての歌なんですが、むしろそこがゾクゾクするほど大好きな所なんです。それに外人サンがたどたどしい日本語で歌うのって無条件にかわいく思えてしまうもので、「くちびるが〜忘れられなくて〜♪」のロザンナの「る」の発音がなぜか色っぽくて思えてしまって、たまらないのです♪

 この歌を聞いているとレコードの音源より、テレビ番組内で歌われていたものの方がずっと迫力あったように記憶されています。ついつい白熱してしまう情熱の歌謡曲だったな〜。やっぱ、今聞いても大好きなままかもしれませんです、ハイ!

 その他にも「粋なうわさ」「ローマの奇跡」「愛は傷つきやすく」などもそれぞれいいのだけど、「愛の奇跡」は前奏だけでもドキドキしてしまう(笑)そんな大好きな曲です。うーん、情熱的な“愛”・・・いいですわ♪昼ドラの世界とも共通しそう♪


〈参考アルバム〉
「恋すれど廃盤大全集」COCA-6977~78 1990






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