イレコミ音楽
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| 2002年03月07日(木) |
「イッツ・ア・シェイム」スピーナーズ |
「イッツ・ア・シェイム」スピーナーズ It's A Shame / The Spinners 1976
この曲を聞くと、震えます(笑) ま、そのくらい感動を覚えるのですが、そうそう♪この曲も、ソウル・バーのジュークボックスから流れてたものなのでありました。まさか、プロデュースをスティービー・ワンダーがしていたとは!今日まで知りませんでした。これでまた発見がありました。
軽いギターソロからはじまって・・・ドラムの音が心臓の鼓動の如く胸打つ感じ・・・それで「イッツ・ア・シェ〜〜〜〜ゥム♪」とGC.キャメロンのボーカルが入ってきます。これがまたいいんだな〜。聞いてると高揚してきます、サビのフォルセットは特にキマすよ〜。
スピーナーズはベスト盤を買ってよく聞いていました。好きな曲が多くて、この曲とはまた別に、「Games People Play」「I'll Be Around」「Mighty Love」「Ghetto Child」「Then Came You [With Dionne Warwick]」「Could It Be I'm Falling In Love」 フィラデルフィアより愛をこめてなどなど、落ち着いたムードがあったり♪洗練されてて、グー! スタンダードのようで、聞いててここちよいのです。
それにしても「イッツ・ア・シェイム」直訳すると“それははすかし い〜♪”だとばかり思ってましたが、どうやら“それは残念〜♪”という意味で歌ってるようです(^−^)英語って奥深いのね。
〈参考アルバム〉 The Spinners「THE BEST OF THE SPINNERS」MCD09008MD(1973~) The Spinners「The Best of Spinners」ATLANTIC19179-2(1973~78)
| 2002年03月06日(水) |
「横浜ホンキートンク・ブルース」エディ藩 |
「横浜ホンキートンク・ブルース」エディ藩
グループサウンドというのはどんなのなの?と興味を持った時、たまたま「ゴールデン・カップス」のアルバムに出会って、そくイカレました!もっと早くに生まれてたら・・・(この話はまた後日!)
そして「ゴールデン・カップス」のメンバーの中に、エディ藩さんがいることを知りました。そーいえば、横浜在住のイトコの姉さんが、遊びに行く度、エディ藩さんがかっこいい!とか、店が中華街にあるから〜とか、聞かされて潜在意識に組み込まれてしまった!?のか(笑)エディさんがどんな音楽やるのかな?とアルバムを見つけた時、何の気無しに買ってみたのでした。
エディ藩「BLUE JADE/Neon City」1982 東芝EMI
確かに!彼のソフトな声には魅了されます、それにブルースがいいですね。アルバムに写る横顔も素敵だし(^−^)イトコが夢中になるのもわかる。アルバムの中で「MISSY BLUES」や「YOKOHAMA」もよくて、聞くと横浜へ行きたくなる〜感じがしてきます。でもでも、やっぱこの曲!
「横浜ホンキートンク・ブルース」は特にもぅ〜たまりません!歌詞を書いてるのが、俳優の藤竜也さんというのは驚きでした。作曲はエディ藩さんで、もちろん藤竜也さんもこの曲を歌っていますし、その他、原田芳雄さんや、故・松田優作さんなどもこの曲を歌っています。
エディさんのやさしくて、ソフトな声で歌われる「横浜ホンキートンク・ブルース」は、いいですよ〜!歌詞もすごいいいし、聞いててぐっときます。これは・・・・哀愁のナンバーです。
そりゃぁ、ひとり飲む酒はわびしくて〜♪ ですよね。
| 2002年03月05日(火) |
「アイ・サンキュー」サム&デイヴ |
「アイ・サンキュー」サム&デイヴ I Thank You / SAM & DAVE 1967
サム&デイヴといえば「ホールド・オン」や「ソウル・マン」「ソウル・シスター、ブラウン・シュガー」様々なノリノリ〜の名曲があるのですが、私はこの“ちょいのり”感覚も好きなんです。サム&デイヴの「アイ・サンキュー」はそんな曲。
歌に入る前に「えぶりばでぃ〜ほにゃほにゃ〜」とリズムに乗って語ってるあたりは・・・皆!立ち上がって手拍手よろしく〜!って感じのこと言ってるらしく・・・(笑)なんかうれしくなります。
それに、この曲は語呂がとてもよくて、リズムに刻まれ繰り返される You didという言葉という感じもおもしろいんです。そしてとにかく「アイ・サンキュー」っていうのは気持ちいいですよね!この曲を聞いていると、拍手しながらと軽く踊りたくなる♪しかもアイ・サンキューの時には両手ぶりをつけたくなるんです(^−^)
R&Bを語りだしたらきりがないんですが、サム&デイヴはかっこいい! 聞いていると、どーしても踊りたくなるよな力強さのあるサウンドです。 この時代もR&Bは好きなんだなぁ〜。
| 2002年03月04日(月) |
「霧の浅瀬」カール・ジェンキンズ |
「霧の浅瀬」カール・ジェンキンズ Palus Nebularum / Karl Jenkins 『イマージュ』emotional & relaxing 2000 より
リラックスしてみたくなったので、この1曲を・・・。今日は難問がひも解けて、急にポカン♪となったの夜なのでした。今までずっと気が張り詰めていたこともあり、今夜はどーも癒されたいモードのようです。このような時に求めるのは、違う世界へ入っていく感じのこの曲。
この曲を聞くと脳がぐわぁ〜っと上がって行く感じになってきて、特にコーラスの部分の繰り返しは違った意味で頭が高揚してきて、でも精神的には落ち着いてくる・・・とても奇妙な感覚に陥ります。
この癒し系、こういう音楽には何か潜んでいるような気がしてならないのです。でもそれが何?なのかは不明なのですが、目に見えないけど存在している息吹きのようなものがあるように思えてきます。
私のiMac+ハ−マン・カードンスピーカーでこの曲を流しながら、画面上にビジュアル(音楽に反応して様々な色や模様になるもの)を出していると、もっと更に楽しさ倍増します♪
目をつぶって聞き入ったとしても、更にリラックスできそう♪です。
| 2002年03月03日(日) |
「裏切り者のテーマ」オージェイズ |
「裏切り者のテーマ」オージェイズ Back Stabbers / The O'Jays 1972
この曲で思い出すことは、六本木の防衛庁の一角にある「Geoge's」というソウル・バーのこと。古いセガ製のジュークボックスからは、いつもソウルミュージックが流れてました。インテリアは1950年代あたりの雰囲気、カウンター席しかないのに、週末となると満員電車の如く、人であふれてしまう、それでも、皆 踊ったりしながらお酒を戴く。私にソウルミュージックの師匠がいるとしたら、あのジュークボックスなのかもしれないです。相当100円玉をつぎ込みましたんで・・・(笑)
その店で覚えたのがこの曲、ピアノの振動音から始る・・・リズムの感じといいグ〜〜なんです!力強い二人の掛け合いボーカルもいいし、ぐっとくるようなファンキーさがお気に入りです。聞いているだけで高揚しそう♪ この曲が流行った当時、ステップを踏む踊り方も同様に流行ったそうで、その世代の方々の踊りはカッコイイんですよね、私もその世代の方々からちょっとだけ、教わって踊ったことがありました、(拍手と手振り付きでね)でも、ステップは意外に難しかしく足がこんがらがりそうにまりましたよ(笑)
昨年10月、友人から店のママが突然亡くなったと連絡が入りました。 この店には歴史があるので多くの著名人や有名人も訪れていたらしいです。 ネットで調べていると細野晴臣さんや松本隆さんも行かれてた時期あったとか、なんと奇遇!うれしいかぎり、皆、ハマってたのかな!?謎ですが。
遠い空からシルビア似のママのご冥福をお祈りして、今でも、店のジュークボックスからは変わらずこの曲が流れていることを、望んでいたいものであります。
「天気雨」荒井由実 1976 アルバム『14番目の月』より
思入れのあるアルバム、その中の1曲です。
小学生の頃、兄にユーミンを勧められました。 「これからはニューミュージックがいいらしい!お前はユーミンを聞いとけ!」 と言った兄は中学生だったんですけど(笑) どーいう兄妹なんだろ、自分でも解釈不明です(くっくっく)
というわけで、ユーミンのLPを借りてきては聞くようになりました。 ほぼ大体聞いていると思われます。なので曲をあげれば切りがなく、アルバムに関しても様々思入れがたっぷり、想い出もたっぷり、嫌になるくらいあるんですよ(笑)おいおいまた話題に出しますね。
特に今日の一曲にはね。明るくて健康的!開放的!リフレッシュ!きれいにはじまってくる感じいいですよね〜(^ー^)いい時代だったわ〜(しばし物思いにふける・・・)ユーミンの声もかわいいし、若さがはじけてる感じです。軽快なリズムは、思わず一緒に歌いたくなりますね♪
この曲は当時よくラジオからも流れてきていて、そのことがとても印象残っています。楽にきけて今でも色あせないなぁ〜♪
| 2002年03月01日(金) |
「ララは愛の言葉」デルフォニックス |
「ララは愛の言葉」デルフォニックス La-La Means I Love You / THE DELFONICS 1968
この曲を聞くと、文句なしにいかれてしまう・・・、マジにね。 本当に言葉は無用だな〜、スローでやさしく吹いてくる感じです。
この曲を聴いたのは1990年のリバイバルヒットしたあたりでした。 そうそう、例のジュークボックスのお店でよく掛かってたんです。 そのうち曲名を覚えて自分でもよくリクエストして掛けてました。
フォルセット(男性の高めの声)のコーラスグループは数々あれど、 この曲は渋い。これより甘めになると、それこそ聞いてて辛くなる(笑) フォルセット・ボーカルの甘い声で囁かれながらも、どこか神秘的で、 シンプルでピュアなムードが漂ってきます。なんだろぅな〜、とにかくたまらなく好きなんですよ、この曲。フィラデルフィア・サウンドはかなりの好みなのです。
この曲をカバーしているミュージシャンも多いようで、レゲエ風になってたり、また、スイング・アウト・シスターも都会風に歌っています。
でも、やっぱ原曲のデルフォニックスにはかなわないのねん! あの甘いハモリは何とも言えないかも・・・。
| 2002年02月28日(木) |
「ジェラス・ガイ」ジョン・レノン |
「ジェラス・ガイ」ジョン・レノン
ビートルズを知ったのは、小学生の頃だったかな・・・? 記憶が定かではないけれど、覚えているのはポスターの事。 “レット・イット・ビー”のLPが流れる兄の部屋には、 「レット・イット・ビー」と「ヘルプ」のポスターが貼られていました。 ジョン・レノンが亡くなってからは、毎年、命日になると兄が ジョンレノンを聞いてたのも思い出されます。
短大の卒業旅行でヨーロッパを回っているとき、ホテルのテレビから、 ジョンとヨーコが川でボートに乗っている映像と共に「ジェラス・ガイ」 の曲が流れてきて、見入ってしまったことがありました。 当時、恋をしていたわけでもなかったのに、なぜだか無性にセンチになり、 その世界へ引き込まれていったのでした。 それ以来、気になる存在ジョン・レノンの足跡を追うようになったのです。
イマジンの映画が公開されるとまっ先に見に行きました。 「リアル・ラブ」で始まる・・・というのは、それだけでグっとくる! 感動して映画のパンフレット抱えて家路に・・・ いや?夜の街へ飲みに消えたんじゃなかったかな(笑)
さて、この「ジェラス・ガイ」非常にセンチメンタルなのであります。 恋をして、みっともなく弱い自分を歌っているんだけど・・・ 切なさも時には大事な感情ではないのかな、 きっと心の肥やしになるように思えますです。 大好きな曲です。
| 2002年02月27日(水) |
「ショー・アンド・テル」アル・ウィルソン |
「ショー・アンド・テル」アル・ウィルソン 「SHOW AND TELL」AL WILSON 1973
黄色いロールスロイスに二人の女性を従えて、中央にキマッテ写っている 男性のジャケット♪ 部屋の壁に掛けてあるLPがあります。 アル・ウィルソンを知ったのは、たまたま、一か八か?勝負で買った 一枚のこのレコードからはじまるのでした。
80年代後半、週末通っていた六本木のソウル・バーがありまして、 そこの常連客のジョージが、店のジュークボックスで 「SHOW AND TELL」をよく掛けていました。 英会話がままならず、個人的にはホトンド話せなかったけど、 彼が仕事で日本を去る日まで、彼と彼女(現・奥様)と常連の皆で 楽しく過ごしたことが思い出されます...。
「SHOW AND TELL」は、彼のテーマソングと思えてしまうのですが、 古めのソウルとは対象的に新しめだったことが、彼のイメージと結び ついて、忘れられないのかもしれませんです。(^ー^)
しかし曲名だけは覚えたのですが、誰が歌っているか?全く不明でした。
ある日、友人と偶然入った千住のソウルバーで、曲名だけリクエスト してみました所、マスターが3曲かけてくれました。しかしその中には 当時聞いていた「SHOW AND TELL」はなかったんです。
その後、お茶の水のディスクユニオンで「SHOW AND TELL」だけを 頼りにレコード探してて、この一枚にゲット!どーかな?と不安半分、 でもジャケット的にはすごくいい雰囲気なんだけど、当たるか?(^ー^) ドキドキしながらレコードに針をおとしてみましたら・・・ うーん、スローでありながらも、あ、これこれ!当時のではないけど、 探してたのはまさにこれだ!うれしかった〜! このアル・ウィルソンの「SHOW AND TELL」は、聞き込めば聞き込む程に 味が出てくる♪するめ的魅力が備わってましてね。 逆にアル・ウィルソンの「SHOW AND TELL」に惚れ込んでしまったのです。
NHKでやっていた「SOUL TRAIN」特集で、アル・ウィルソンが出演 した時はうれしかったな〜♪動いているアル・ウィルソンを見れて(笑)
というわけで、いまだ、当時聞いてた「SHOW AND TELL」は 見つからないままなのですが・・・・きっと、いつかわかるでしょう! いつかね!
追記(2011/7/21) アル・ウィルソンは2008年に亡くなられてたみたいで残念です。最近になって、元歌はJohnny Mathisさんで、1989年にPeabo Bryson もカバーしてると聞き、両方とも耳をすませて聞いてみたんですが、違うんですよ。一体どなたが歌ってるのか?もっとテンポが早くてカッコよかったんですが…引き続き探します♪
| 2002年02月26日(火) |
「パーティ・ダウン」リトル・ビーバー |
「パーティ・ダウン」リトル・ビーバー 1972年 LITTLE BEABER 「PARTY DOWN -PT.1-」
この曲を聞いたのは、1990年頃のこと。 FM東京の永井博さんのラップの番組でかかったのがきっかけです。 聞いたとたんにシビレました!なんとカッコイイんだろうってね。 けだるいようなリズムに乗って、彼のセクシーなボーカルがはじまり、 微妙に身体を揺さぶられるようなムードが満天なんです。 サビでは、ジョージ・ベンソンを彷佛させるギター&歌のハモリのソロが あったり、曲の始まり部分はエラクかっこよい。 「ドゥン」ベースの1音から、パーティのざわついたムードもいい感じ。 「ヘイ、ベービー、クールダウン、ごにょごにょパーティーダウン」 このつぶやき具合もたまらんのでっす。
実はこの曲「PARTY DOWN -PT.2-」という続きがあるのですが、 ボーカルなしのバージョンでギターが歌ってます、それもまた魅力♪
曲の内容を推測してするに…よぅ、みんな、パーティーは終わった ぜぃ!って感じの曲のなのかな…不明ですが(笑)
この1曲に惚れ込み、リトル・ビーバーのアルバムをソウル専門 中古レコード屋さんで探していたんですが見つからず、 暫くしてT.K.レコードのオムニバスのCDで、ようやく発見したの でした。これはマイアミソウル、サザンソウルということになるのかな…。 この曲は全米で、かなりヒットしたらしいです。
昨年、念願のアルバムをゲットしました。すると、無名時代の ジャコ・パストリアスが参加しているらしいとか! アルバムはソウルフルな中に、ボサノバやジャズ、フュージョンも 香るマイアミサウンドです♪ちと、マニアックの雰囲気も漂ってましたが、 何度聞いても飽きがこない曲は「パーティ・ダウン」なのです!
永井博さんは大滝詠一さんのLONG VACATIONのアルバム・ジャケットを描いたイラストレーターです。 ソウルやラップなどのブラックミュージックのレコードコレクターとしても有名な方です。
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