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今日の私
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| 2005年04月19日(火) |
『離婚弁護士2』初回 |
我ながらどうなんだろうと思うんだけど、 1時間見ている最中ずっと、青木和馬のことを、 「さとしに似てるな〜、かっこいいな〜」なんて 思いながら、ドキドキしつつ見ていました(苦笑) だって、本当にさとしだと思うには、あまりにも 悪人面だったんで、事実認定しづらかったんだもん。
エンディングテロップで「橋本さとし」と出ても まだ信じられず、公式サイト確認しに行きました。 そして写真確認して、改めてがっくりしてました。 連ドラのゲストで悪人してる橋本さとしなんて、 結構見慣れているはずなのに、今更何なんだか。 でも、特に今日は凶悪だったんだよぉぉ。多分。
もとい。 前回は珍しいほど真面目に見た『離婚弁護士』、 パート2が今日から開始。とても期待していました。 天海@間宮弁護士といえば、「男の中の男」と 形容されてしまうくらい、かっこいいわけで、 なのに何だか、すごく女で、かわいい面も多々。 それは、パート2でも健在でした。嬉しいぞ〜。 肋間神経痛と恋のドキドキを勘違いしちゃうなんて、 あり得ねー!のに、納得できちゃうボケさがいい。
今回、そのボケ部分が少な目なのは寂しかったかな。 戸田恵子とのペアは、ボケ同士でいまいちだし、 瀬戸朝香相手だと、お仕事モードのかっこよさだし、 玉山君や津川さん相手でも突っ込み側に立っちゃうし。 蔵之介@柳田弁護士が相手だと、突っ込んでくれて 間宮貴子のボケかげんを際立たせてくれるんだけど、 新キャラお目見えが多かったせいか、出番極少だったし。
松重さんは顔見世程度だったけれど、陣内さんみたいに ドラマの中で間宮貴子の弱い面や可愛さを見せてくれる キャラクターになってくれるのかなぁ? 新キャラは、受付嬢は既にもう結構お邪魔キャラだし、 瀬戸朝香@佐伯弁護士も、読めすぎてイマイチだけに、 (このドラマに固定ライバルキャラは不要だったと思う。 「恋のライバル」としてなら有りだったと思うけれど) 松重さんのキャラが面白くなることに、期待します。 あ、あと、宇梶さんも。
・・・でもホントは、蔵之介と津川さん、玉山君と、 パート1からの継続メンバー中心に進めて欲しいかも。 恋愛に関しちゃ、いつも思い込みと独り相撲で、 ジタバタしてるってのが可愛げになってたと思うし。 戸田恵子が「実はちゃんと助言もできるのよ」キャラで、 いい感じで間宮貴子が大人の恋愛もできるように育つ、 な〜んて話になるんだったら、それもいいかもですが。
気がついたら『エンジン』終わってました。 まあいいんだけど。「キムタク様」には興味ないし。 SMAPしてる拓哉は嫌いじゃないんだけど、 どうも、個人活動、特にドラマは好きになれない。 それでも山南さんが出るし、もしかしたら 今年のコンサートでネタになるかもだから、 初回ぐらいは見ておこうと思ってたんだけどな。 まあ、そのうち1回ぐらいは見られるだろう。
『いいとも!』での宣伝だけは見ました。 慎吾がレーシングスーツを着てたんだけれど、 あの体型だと、休みの日の 家でくつろぎ服、 「つなぎ」のように見えてしまうんですが(^^; 最近ちょっと痩せたかなぁと思っていたけれど、 気が抜ける服を着るとダメだねぇ、お兄ちゃん。
でも、クイズコーナーで拓哉の隣にいる間じゅう いつも以上に猫背に丸まって小さくなって、 身長差をカバーしようとしている姿は、 彼なりに「キムタク様」ドラマの宣伝だという 事情を考慮しているようで、かわいかったです。 小雪との身長差を考えると、拓哉の方も、 シークレットブーツで努力中?という疑いが うちの職場では沸騰していたのですが。
そんな感じ。スマスマでは、 吾郎ちゃんと慎吾のNASA珍道中で、 慎吾の行動にひやひやしてる吾郎ちゃんが好き。 この特番の日は、ぜひとも見なくっちゃ。
| 2005年04月17日(日) |
『恋におちたら』、土ワイ、『義経』 |
TSUTAYAの前を通りがかったら、 何か聞き覚えのある音楽が流れていました。 ものすごく好きだった記憶のある曲だけど、 何だろう何だろうと悩んだまま電車に乗って数駅、 いきなり思い出した。大好きだったRomancing SaGa。 なんで今更〜?!と思いつつ帰宅して検索したら、 なんと、プレステ2でリメイクされるんですね。
やりたくなって引き出しをかき回してみたけど、 よく考えたら、スーファミ関係のゲームは全部、 前回の引っ越しの時に捨ててしまったんでした。 リメイク版でもいいからやりたい気もあるけれど、 新キャラデザ、細っこくて好みじゃないんだよな。 きっちり骨と筋肉の西洋人体型が好きだったのに、 どれも今時の子体型なんで、あんまり燃えない。 アルベルトなんて、生田斗真にしか見えないし、 何より、グレイがポニーテールじゃないなんて! うーん・・・、やりたいけれど、結構 悩む。
以下、今日は録りためたビデオの消化デーでした。
4/14『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』初回
つまんないんですけど。 「いい人」な剛は、見飽きたってば。 青年実業家な堤さんに、その片腕な谷原さん。 ちょっとヤンキー入った山本耕史。ありがちすぎ。 見たい人がぞろぞろいるってのに、みんな退屈。 山本君の登場シーン以外、全く わくわくしなかった。 刺身持ってかっこつけてる あんちゃんだけは、○。
しかも、ご都合&ちゃちにも程があるって話だし。 何なの?あの後半の警備員就職辺りからの話は。 テナントオフィスにふらふら入ってくる警備員に、 担当が1人しかいない薄暗いサーバールームに、 サーバー落としたらオフィス中停電するシステム。 何も知らない私でも、見ていてやたら気持ち悪い。 思いついて半日で警備会社に就職できたらしいことや 和久井映見が「剛は天才」記事を読んでいたとしても、 いきなり部外者にシステム触らせたご都合は見逃しても、 2話に何を期待したらいいのか分からないです。
ドラマ直後にあった『Meet Again』なる番組で、 山本君が数分語っていただけの方がずっと面白くて、 なんともいえない気分になってしまってました。 久々に見た山本マーク、やっぱり好きだなぁ。
4/16 土曜ワイド劇場 『グルメ弁護士VSダイエット検事』
駒田さんが出るというので見ていましたが、 主演が森公美に柴田理恵、広岡由里子も出てるし いきなり梅ちゃんがポテトサラダ売ってたりして、 結構 関係ないところでも楽しめちゃった感じ。
HP出演者リストになくて不安だった駒田さんは、 担当刑事の役。最初の方の現場捜査にだけ出て もう終わりなのかなと寂しく思っていたら、 後半、真犯人を見つけるために関係者を集めて 話す場面でも台詞ありの、ちょこちょこ映りので、 メイン話に絡まない割には出番多かったです。 分けてピッタリ撫でつけた髪型とかスーツとか、 あまり見ない姿だったけれど、こうすると やっぱり顔立ちは かっこいい人なんだよなと、 今更ながらに しみじみ見てしまったかも。
4/17『義経』
なんか、ますます頼朝にはまってます。 あの静けさというか、間がいいんですよ。 義経と最初に会った時は、諸将が彼に対して 本物かどうか多くの言葉を費やして問う間に、 じっと義経を観察し、これからの自分にとって どう関わる人物になるか見定めようとしていた。 そんな、幽閉生活の合間に培われた知恵もいい。
けれど、中には情もあふれていて、 情だけでは動けなくなった自分と状況を 必ずしも好いているわけではないところがいい。 いちいち、アホな犬ころのように話す義経に、 (たっきーは後一歩アホさが足りないけれど) じっと見つめ考えてから応えていく、その時の 羨ましいとも疎ましいとも感じる複雑な表情。 悲しい男だなぁ・・・。すごい泣ける。
静の出番が増えてきたりして、義経側は どんどん、どうでもいい度アップしてるけど、 とりあえず家にいて覚えている限りは、 テレビつけっぱなして頼朝だけは見続けるかも。
| 2005年04月14日(木) |
『ルル〜破滅の微笑み〜』 |
11日に行くはずだった舞台です。 某役者さんのところで前方席を取ってもらっていたのに、 「11日」という日付をすっかり忘れていて行きそびれ。 その日は、ある舞台の先行予約日でもあったのですが、 翌日2時過ぎに、「もしかして先行予約忘れてない?」と 電話があった時点で初めて、前日が11日だったと気づいて。 電話で話しながら、(11日って先行もあったけど、確か、 『ルル』だった気が、ものすごくするんだけど・・・)と 不安ムクムク膨れてきて、電話終えて慌ててチェック。 結果、ああ、やっぱり。
11日という日は、ごく普通に何も考えずに 帰りにご飯食べて帰ってきて日記書いて寝てました。 「11日=先行予約日で『ルル』の日」だということは 覚えていたのに、今日が11日だと一度も思わなかった。 一日中一度も日付を気にしないなんて事、あるのかなぁ。 まあ、実際にあったんだから仕方ないですが、不思議。 そして、あまりにも心残りで仕方がなかったので、 もう一回お金払って当日券で観てきた舞台の感想です。
『ルル〜破滅の微笑み〜』
<場所>世田谷パブリックシアターP列29番 (最前はF列のため、結構 観やすかったです) <時間>1幕100分、休憩15分、2幕80分 <原作>F・ヴェデキント <構成・演出>白井晃 <脚本>能祖将夫 <美術>松井るみ <出演> ルル:秋山菜津子、シェーン/ジャック:古谷一行 アルヴァ:増沢望、ゲシュヴィッツ:根岸季衣、 シゴルヒ(ルルの父?):浅野和之 シュバルツ(2番目の夫、写真家)他:みのすけ ゴル(ルルの最初の夫、編集長)他:小田豊 ロドリーゴ他:石橋祐、岸博之、まるの保
白井演出らしく、モノクロームの世界。 もともとの黒い床の舞台に、キャンバスのような色合いの 縦長の舞台が、奥を上げた八百屋状態でT字にクロスする。 ほとんどの演技は生成りの縦長の舞台上で行われるが、 左右にはみ出した部分も、時に、人が隠れる場所となり、 時に、着替えをする楽屋や物置となり、存分に使われる。 1幕4ヶ、2幕3ヶに分かれた物語部分の合間に、 コンテンポラリーなダンスで描かれたイメージが挟まる。 場面ごとに、上から垂らされる布が壁の役目をする。 使われる椅子や机は、やはりモノクロの服を着た 役者たち自身が不可解なダンスをしながら運び込んでくる。
いやまあ、ダンスは全く分からなかったのですが。 シゴルヒの言葉によって始まったプロローグ、 何もない舞台上で、踊るというか動き回っている人々は、 正直、あれ以上長かったら既に疲れていたかもしれません。 あまりにもシリアスで潔癖で、適当に観させてくれないし。 全編を通して、たまに少しずつ笑いも含まれているものの、 色合いと同様に、非常に純粋で潔癖な舞台。
それは、主人公のイメージにも通じていました。 「ルル」は、ファム・ファタルだと思っていたのですが、 サロメを演っている時ですら、そんなイメージはなかった。 何度も結婚し、次々と愛人を作っても、娼婦になっても、 私が見る限り「肉」や「性」といった言葉は彼女から遠く、 あくまでも、その肌のように透き通って白く汚れない。
なのに、男たちが彼女に見て求めているものは、 全く違うように見える。それぞれも、違う様相だし。 彼らが好き勝手なイメージで彼女を好きに呼んでいても ルルが応えるのは、彼女自身が、自分が何になりたいのか 分からないままの真っ白な状態だからなのでしょうか。
そう考えると、彼女を「ルル」と呼んだゲシュヴィッツが 女性の意識を高めるための運動をしていたことが気になる。 人の求めるようにばかり姿を変え、ついに自分自身で 求める自分を見つけられなかったルルの悲劇という話? でもそうなると、「破滅の微笑み」という副題が疑問。
ルルの父親だと一応 名乗っていたシゴルヒは、 彼女を何と呼んでいたか思い出せないことも気になる。 そして、オープニングでダンスの前に彼が現れた時、 どんな言葉で舞台の幕を開けたのかも思い出せない。 気になる、気になる、気になる。気になることいっぱい。 白井演出の舞台は、いつも帰ってきてから困らされます。
| 2005年04月10日(日) |
『ルルドの奇跡』(2日分まとめ) |
まず最初に。 岡@以仁王様、ご冥福をお祈りいたします。 さすがに、あそこまで秒殺されるとは思わなかったです。 「以仁王様はお逃がし申し上げた」とか言われてて、 彼らの死は結構かっこよく描いてもらっていたから、 ちょっとは期待したんだけど、ナレーションだけですか(^^; でも、鎧姿も亡霊姿も(笑)凛々しくて良かったです。
以下、同じ演目を2日続けて観た感想をまとめて。 キャストが違ったのですが、数個の役以外は、 違うということを認識するまで観られなかったので、 キャスト違いにはほとんど触れていない感想です。
『ルルドの奇跡』
<場所>芸劇中ホールC-14(4/9)、D-15(4/10) <時間>1幕75分、休憩20分、2幕70分 <主な出演(総勢49名)> ・Wキャストは、前半が星組(4/9)、後半が月組(4/10) ベルナデット:伊東恵里 父親:林アキラ、さけもとあきら、ペラマール神父:宝田明 ブーリエット(目の悪い石切り職人):竹本敏彰、高原達也 アントアン:中本吉成、佐野信輔、ドズー医師:戸井勝海 市長:山形ユキオ、警察署長:さけもとあきら、林アキラ 検事:高原達也、竹本敏彰、巡査:菅野良和、本田和男 クロワジーヌ(赤ん坊の母):深沢美貴子、青島凛 ジャン(クロワジーヌの夫):桜井章、中本吉成 マダム・ミレー(金持ちの有閑夫人):萩原かおり マダム・ミレーの使用人:向井玲子、三辻香織 ムッシュ・カステロー(ルルドの紳士):佐野信輔、桜井章
実は、5年前の初演で、くそみその感想を書いた舞台です。 二度と行くものかと思っていましたが、戸井さんが出演。 ミュージカル座が、戸井さんクラスのゲストを呼ぶなら、 必ず曲数を増やすだろうと思ったら観ないのも悔しくて、 ちょうど戸井モード入っていた友人がつきあってくれると 言うので、それならばと1回だけ、チケット取りました。
結果。あら、思ったよりずっといいわという感じ。 前回は、どうにも感情移入できない主役が1人いて、 それ以外は、描ききれていないキャラクターがぞろぞろと 3人組、4人組とかで出てくるだけで、どうにも散漫な印象。 いかにも「皆さんに均等に見せ場を作りました」という脚本で、 やたら多いキャスト(今回も同じくらい いることはいます)と 相まって、劇団研究生の発表会という雰囲気がありあり。 そこで「奇跡」を演じられても、はい〜?という感じで、 嘘くさい学校演劇を見た気分にしかなれなかったのですが。
多分、戸井さん演じた医者の2曲だけじゃなく、他にも 追加されて大幅に脚本も変わってるんじゃないのかな? ブーリエットやマダム・ミレーなど、すぐに「奇跡」を信じる 村人たち側の話は、あれくらいはあったと思うのですが、 市長側の人々や神父も多く描き、懐疑的だった医師が 変わる姿も描いたことで、少し舞台を信じやすくなった。 もともと、「ルルドの奇跡」を信じている人だけに見せるなら 別だけれど、それが何だかすら知らないような客たちに 「奇跡」を信じさせるためには、必要な脚本だと思う。
まあ、医師の役は「戸井勝海だから付け足しました」という 感じが有り有りで、歌にも付け足し感が強かったですが。 戸井さん自身も、似合いの役だし普通にこなしていましたが、 もう一声何かが欲しい印象もあったのは、そのせいかな? 彼とムッシュ・カステロー辺りがもう少し書き込まれると、 もっと入り込みやすくなるんじゃないかなと思います。 今回、村人の中でも、赤ん坊を泉に浸けようとする妻を 止めようとするジャン・ブオオールが割と印象に残ったのは、 演じ手が、知った役者さんだったからだけじゃないと思うし。 2人とも良かったけど、中本さんは9日のアントアンの方が より雰囲気に合っていて、個人的には好きだったかな。 修道院に行くベルナデットを見送った後のアントアンによる テーマソングの短いソロ、切なく温かくて良かったです。
そうなると、ぜひ削りたいと思うのが、 ミュージカル座定番の音楽とともにあるコメディ担当ですが。 ♪薪拾い とか、♪エリザの亡霊 とか、サクッと削りたい。 結局、姉妹なんだか隣の家の子なんだか区別もつかない 扱いしかしないなら、中途半端に見せ場を作らないで欲しいし キャスト表の名前も分からない状態で、「エリザって誰?」と 無駄な疑問を感じさせるほど、名前を連呼する歌も要らない。 (結局エリザって、少し前に死んだ村の子ってことなの?) ホッとさせる笑いは、わざわざ作らなくても演出で入れられる。 9日、ベルナデットが市長の部屋に呼ばれた場面で、 さけもとさんの警察署長がやる気なさげに爪を磨いていて、 市長がいきなり「署長は恐ろしい男だ。猫のように爪を砥いで お前をひきさくぞ」みたいなことを言った時の驚きかげんとか、 すごい好きだったし。今回、さけもとさん良かったな〜。
そんな感じで。 批判的な気分で行ったはずが、ついうっかり、 本当に奇跡が起きたかもしれないと思ってしまったし、 最初から最後まで信じることしか知らないという、およそ つきあいづらい主人公を、ふと愛おしいと思ってしまったので、 戸井さんの歌たくさんあるし、もう一回ぐらい観てもいいかなと 出来心を起こして楽日を追加してしまうくらいは好きでした。 ちょっとホロッと泣いてしまったりもしたし、良かったと思う。 それでも、最後にベルナデットに♪すべては愛のために と 歌われると、「そんな話だったっけ?」と思ってしまうのは 変わらなかったし、戸井さんが出なければもう一度は観ないかな。 カトリック教理と思うと、信仰=愛ってのは、つながるのですが、 普通に観客として観ていると、まだ「あれ?」って思うんだもん。 私の理解力が足りないだけなのでしょうかね?
| 2005年04月08日(金) |
『オペラ座の怪人』〜さよなら日比谷映画 |
やっとこさ『オペラ座の怪人』映画版見てきました。 今ごろ上映館を探したら、既に軒並み終了していて、 日比谷でも、上映最終日の最終回だったのですが、 大きなカメラ持った人がやたらと多いのが不思議。 オープニングCMで「ギアも踊るボールペン」が流れると くすくすと笑いが起きるくらい、ノリのいい客層。 エンディングテロップが終わって明るくなったら拍手。 驚いたけれど、舞台の最後にオケが終わった時点で 拍手するようなものだし、何となく一緒に拍手して。
でもさすがに、終演後のロビーでバイオリンを取り出し ♪蛍の光を弾きはじめる人を見た時にはビックリ。 それでやっと知ったのですが、上映していた映画館、 「日比谷映画」は、今日で閉館だったらしいです。 そうか、芸術座と同じビルだし、建て直すんですね。 それでこんなにノリがいい人たちだったのかと納得して、 私もロビー風景とかたくさん写真撮ってきてしまいました。 ちなみにこの写真、真ん中の青白い明かりの部分に 閉館のご挨拶があって、そのすぐ下に、件の バイオリンの人がしゃがみこんで弾いてます。

さて肝心の映画ですが、前半は不満。 あの・・・、ファントム派の私が「ラウルのがかっこいい」 なんて思っちゃう感想でも、いいんでしょうか?(^^; だってやっぱり、ファントムは歌が上手じゃなくっちゃ。 歌で うっとりさせて惑わせるのが怪人なのにさー、 鏡の向こうから歌い始めた時、ラウルの方が上手かも、 と思ってしまうのって、やっぱりダメだと思うんだけど。
しかもね、舞台だと、そう思ってしまう歌声の怪人でも、 何となく幻想的な暗いライティングの舞台装置に惑わされ、 演技でつくりだす雰囲気に惑わされて酔えちゃうんだけど、 この映画は、良くも悪くもしっかり描き出してしまう。 鏡の向こう、怪人の棲み処まで降りていく階段なんかも、 やけにリアルなせいで、そこでも酔えなかったんだよ・・・。 クリスティーヌも、口開きっぱなしでアホっぽいし、 前半はもう、ラウルしか見るもんないじゃん?!状態。 あ、でも、ブケーが追い回される場面はちょっと好き。
でもね、後半で泣けたから、もういいんだ。 全体としては良かったと、実はとても満足なのです。 この話で最も好きな『ドンファンの勝利』の場面辺りから 一気に盛り上がって、セクシーな怪人びしばしって感じ。 ある一点を越えてしまって、留めようもなく惹かれていく、 そんな、まさにThe Point of No Returnなクリスティーヌと、 彼女の気持ちに気づいてショックでうるうるしているラウル。 異常に完全に気づいていながら手出しできない袖の人々。
あそこは、怪人とクリスティーヌだけじゃなく、 他の人々も見せてくれてることで、誰も手出しできない 2人の世界がいつもより深く感じられてゾクゾクしました。 ちょっと麻薬みたいな快感。これがファントムよっ!と、 鳥肌立てながら思えたから、もうそれで十分。 ここでファントムにもちゃんと惹かれられて初めて、 最後のクリスティーヌの口付けが利いてくるんですよね。 「今見せてあげる私の心〜」(笑)が、切なくて泣ける。 愛されることを知らないファントムの衝撃が切なすぎ。 これが『オペラ座の怪人』よぉぉ〜と、密かに号泣しました。
そんな感じで。 まずは何よりも、怪人の歌がイマイチすぎーとか、 怪人の顔がきれいすぎて見世物の話が納得いかーんとか、 途中で入る現在の話は邪魔、とか、いろいろ文句はあるけれど 怪人が切なかったし、ラウルが行動的なバカだったし、十分! マスカレードの最中だったかな?怪人を見つけて、剣を取りに 行ったはいいが、戻ってきてみたらクリスティーヌは奪われ、 落とし穴に落ちてぐしょ濡れになる役立たずっぷりだし。 逆に、きちんと白馬に乗ってくれる王子様っぷりも素敵。
そういえばこの場面、クリスティーヌは馬車で、ラウルは馬で リアルに距離を感じさせられただけに気になったのですが、 怪人はどうやって移動してきたのでしょう?すごく不思議で。 稀代の建築家として、クリスティーヌが行きそうな所には 全部、地下道を掘ってあるなんて・・・まさかね(^^
| 2005年04月07日(木) |
「未来を創る」30人の素顔27・岡田浩暉 |
サンスポのレミゼ連載第27回。 今まで、駒田さんや東山さんの日を 教えてもらっていたのに、買いそびれたり 違うものを買ってしまってたり失敗ばかりで 27回目にしてやっと初めて目的を達せました。 今日の出演は岡田浩暉さん。これがまあツボというか、 今は岡田君関連なら何でもいいのかもしれませんが、 それにしても、どうにも顔がにやける記事で。
写真はレミパンフと同じなんですね。 でも同じだなぁと思いつつ、写真に向かって つい、「マリウス久しぶり〜。元気?」なんて、 手を振りたくなってしまう辺り、ただのバカ。 読み始めれば「柔らかく温かみのある声が魅力だ」 から始まる事に、最初からちょっと嬉しくなったり。
でも、本人の言葉として「」の中にある文で 一部、言葉遣いの変な部分があるのは気になった。 「客観的な発言は恐縮します」って、なに? ただ、「バルジャンと比べてしまうのでしょうか」と 続くので、バルジャンと自分をつい比べてしまうので 客観的にテーマを語るなんて恐れ多いと感じるって ことなのかなぁと解釈しつつ読んでみましたが。 言葉自体は岡田君自身のものなんだろうけれど、 まとめ方が変だと、文章がつながらなくなってしまう。 毎日 要約系の仕事をしている者としては、ちょっと 「担当編集者、こっち来い!」気分になったかも。
マイブームは、宮里藍ちゃんだそう。 つい先日、岡田ファンとして大先輩な友人が 藍ちゃんに似てるね、という話をしていたばかりで、 まったく関係ないのに、ちょっと羨望がわいたり。
文章のまとめは「ナイーブなマリウスが光っている」。 この編集さん、インタビューのまとめ方はイマイチだけど 始まりと終わりはファンのツボをきっちり押さえた感じで、 この人も岡田君のファンだったりするのかなぁ?なんて 編集さんにもいきなり、羨ましい気分がわいたり。 いいかげんにしろって感じです、私の頭の中。
これまたまったく関係ないけれど、この記事のすぐ隣が 白い水着のファイブスター・ガール写真なのも気になる。 このすごいスタイルの3人娘を目の前にした岡田君が、 「ほんと、すごいスタイルだね」とか、いつも通りに 微笑んでいるように見えたりもする配置なんだもん。 この妄想が止まらない頭を、誰か何とかして下さい(-_-;)
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