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今、ちょこっとハマッているもの、 それは、「岡田浩暉」だったりします(^^; 結構、キャーッ(*^^*)と思いつつも、本人に対して キャーッ(*^^*)したら引かれそうな印象が心配で、 本人のことは遠巻きに、文章を繰り返し読んだりしながら 毎日毎時間毎分、何かの折ずつ幸せになっています。
始まりは一昨年5月、オーディエンスキャンペーン、 最前列上手サブセンターに座った私の目の前で、 惜しげもなく振りまかれた笑顔にクラクラ。 7月に始まったレミではその笑顔について 「赤ちゃんに笑われると、思わず釣り込まれて、 にこ(*^^*)ってしちゃいますよね?あんな効果がある」 なんて形容していて、ヤバいだろお前、状態に。
「こんなのマリウスじゃないーっ!」と叫びつつ 「でも好きなんだよなぁ」と悩みつつレミコンまで。 その最中に出会ったのは、『恋するハニカミ!』。 ドレス姿で駆け寄ってくる雛形あきこを受け止め、 抱き上げてクルクルッと回してくれたりしてる姿。 「男の子なんだなぁ!って思った」とか言われていて、 その無邪気さ、頼れる男の子っぽさに私もドキドキ。
すっかり「気になる男の子」ポジションに はまってしまっていた状態での今度のレミでも 相変わらず、マリウスとは思えない姿なんだけれど、 開き直ったかのようにキャラクターを確立している。 エポに手を引っ張られて「おっとっと」してたり、 プリュメ街で柵を乗り越える時に足を滑らせてたり、 どんなに急いでいても、走る時は すささ・・・と、 足を擦るような、とても妙な独特の走り方だったり。 「岡田浩暉マリウス」が、すっかり完成。
その雰囲気はカーテンコールでも完璧で、 初日、振り返り振り返り、高速お手振りする姿に、 ノックアウト。思わず公式を見に行ってしまえば、 文章までが「ただね、○○なんだよね」と浩暉調。 あまりに、本人そのまんまの雰囲気ある文章なので、 本人を見ているよりも文章読んでいるだけの方が リアルに本人を感じてしまうというくらい。
友人に言わせると、 「すごいね、そこまでアイドルできるなんて」。確かに。 本人はそういう言われようは不本意だと思うけれど、 徹底したイメージ戦略をしているのかと疑うほど見事に、 統一されたイメージを持っているとも言えるかも。 でも、「ハマりそうだから餌を与えないで」と言った私に 昔からずっと彼のファンである別の友人が貸してくれた 10年も前の雑誌を読んでいても、感じるものは同じ。
だからきっとこの人、 どんな時も素直に彼自身が感じられるくらい、 飾らず自然体でいられる術を持っている人なんだと思う。 その走り方のように、急いでいても ある種の落ち着き。 表出形は違っても、祐一郎さんに近いバランス感覚かも。 バランスのいい人を好きな私が、つい気にしてしまうのは、 ある意味、当然のことなのかもなという気もしてきました。 でも、そんな宗教者みたいな安定を保ちつつ、 音楽をやってるって、そこだけは不思議かな。 それとも、安定を保つために必要なことなのかなぁ?
| 2005年03月21日(月) |
『荒神』(長いだけ感想) |
もともと全部出勤予定だった連休2日目残業帰り、 「明日なら休んでも大丈夫だよ」と言われました。 火曜以降も休めないことは分かっていたので、 ぜひ!と飛びついて、とにかく終電まで飲みまくる。 明日はどうしようと思って、インフルエンザの友人が マチネのレミを余らせてしまっていたと思い出す。 じゃあそれを引き取ろうと決めた時間は既に3時、 人に連絡する時間じゃないし起きたら電話しようと、 寝て起きたら、11時。目をこすって見ても、10:58。
結局、彼女のチケットを無駄にしてゴメンと、 こっそり心の中で謝って速攻で思い出したのが『荒神』。 13時開演。1時間前から当日券抽選開始。間に合う。 「つまんないけど、じゅんさんファンなら観ろ」と言われ、 チケット譲渡サイトをいくつか流浪すること1週間、 ちょうど、諦めの境地に入りつつあったところ。
ダッシュで準備して電車飛び乗って時間を計算して、 あれ?と、間に合わないらしいことに今さら気づく。 帝劇12時と青劇12時、所要時間は15分も違わなかった。 じゃあ、映画でも見に行こうかなぁと思いながらも、 何となく足が青劇に向かい、せっかく来たからと、 一応、財布を抱えてサバき待ちポーズをしていたら・・・、 チケット降ってきました。嘘みたいな本当の話。 S列どセンター。ちょっと結構、とっても幸せ♪ 以下は、ほとんどネタバレ意味なし長文感想です。 ちゃんと編集したいとは思っているのですが、 これ以上日付がずれるのも悲しいので、アップ。 いつか書きなおせるといいなぁ・・・。
新感線☆NEXUS『荒神』
<時間>休憩なし2時間15分 <主な出演> ジン:森田剛、イービル・ツボイ:粟根まこと、 ドン・ボラー:橋本じゅん、サラサーディ・更紗姫:緒川たまき 風賀風左衛門:田辺誠一、剣風刃:川原正嗣 蓬莱つなで:山口紗弥加、蓬莱新九郎:河野まさと 疼木餅兵衛(蓬莱兄妹のじいや):逆木圭一郎 チャーリー:前田悟、エンジェル:山本カナコ
「あらホント、噂どおりイマイチだわ」って感じ。 病弱なサラサーディ(人間)に惚れ、永遠の命を与えようとした結果、 魔物にしてしまった罪で、壺(ツボイ)に封じ込められているジン。 1001個の人間の願いをかなえれば解放され、ついでに 1つだけ望みがかなう。望みは彼女をもとの人間に戻すこと。 今回、彼を呼び出したのは新九郎&つなでの兄妹で、 望みは城を手に入れること。その城には、人の魂を喰らう姫がいた。 その姫がサラサーディにそっくりで、魔力使えて記憶がなくて、 サラサーディなんだろうと思ったら、実は・・・!なんていう、 新感線らしい どんでんもあったりするんだけど、何かたるい。 なんでといったらやっぱり、主役が薄いからじゃないかなぁ。
何だろう、森田君が要領よさげに見えるのがまずいのかな? 人間「なんか」に本気で恋しちゃって、目の前から彼女が 消えた今も、必死に彼女のために一途に頑張るって話が、 どうも現代っ子っぽい雰囲気とかみ合わなくて変な感じ。 アツヒロがやったんじゃ いかんかったんかい?と思って、 なんだ、これって『犬夜叉』じゃん、と思ったりも。 なのに主人公が一途バカじゃないのは致命的。
彼の殺陣は、川原さん相手が多かったので助かってたかも。 じゅんさん相手だと、まあまあかなぁという感じなんだけど、 川原さんが相手になると、結構いけて見えるのがすごい。 大勢を相手にする時は、魔力の剣でレーザービーム!(笑) いや、誰がかっこ良かったって、じゅんさんより田辺誠一より、 とにかく今回は川原さん!相手を上手く見せる殺陣なのに、 いつもより美しいのは、メイクのせいだけじゃないかと。 ブルーのシャドウつけた田辺誠一より美しかったです。
今回は、新感線役者たち目立ってたと思う。 といっても、私は実はあまり見分けついてないんだけれど、 橋本じゅんさんファンなら観ておけ!も本当だと思った。 ジンを追いかける魔界刑事役なんだけど、「あーもう、 君ってばホントに新感線なんだね(^^;」って感じの、 無駄で無意味でどーしよーもない変な踊りとしゃべり! 暑さと、お約束のドジ。ベタすぎるギャグ。 田辺さんにはガラかめネタ、森田君にはもちろんジャニネタ、 自身は、衣装についたおヒゲで、ハグリットとハリポタネタ。 そんなもんに救われる自分もどうかと思いながら、 安心して笑って、さーて忘れようかモードに入れる。 そういえば、「蜷川マジック!」で牛が落ちてきたり、 いのっち人形なんてものまであったような。
でも、思わず「うわぉっ!」と拍手してしまう見せ場は 外さずカタルシス与えてくれる辺りも、さすがの じゅんさん。 バイクにまたがり登場シーンも、待ってました!だったけど、 存在感のない殿(磯野慎吾)改め→「生まれ変わった殿」が 再登場した時の気持ち良さったら!青劇最後列で大拍手。 バカ殿髷にキンキラ衣装であんなにかっこいい人って、 この世にいてもいいのかしら〜?ってほど、嬉しい登場。 ボラーは後でもう一度生き返って再登場という辺りは、 こっそり、いのうえさんに贔屓されてるかもという気もしたり。 今回の基本衣装は、部下のチャーリー&エンジェルともども 黒のピタピタ光り生地制服にヒゲで、これもまたお似合い♪
何しろ観終わって覚えているのが、 ボラー、ツボイ、剣風刃、次点で風賀風左衛門だもんなぁ。 ジン、サラサーディ、つなで辺りの人間関係は薄くって。 チケットほとんどV6で売れてるのに、こんなに新感線ネタで いいんかいってぐらい、いつもの新感線メンバーの感じ。
申し訳なかったなと思ったのが、チケットを譲ってくれた人が 森田君ファンだったらしいのですが、観終わってから 「今度で何回目なんですか?」と聞かれてしまったこと。 初回ですと答えたけれど、たくさん笑っていたからと言われ、 やっぱりそうだったのかなぁと少し反省モード入っていました。 一応、前列の反応とか見つつ少しは気にしていたんだけど、 でも、ごめん、じゅんさん登場で一番盛り上がって。 ごめん、壺が眼鏡柄なだけで喜んだり、凶悪犯リストに 轟天があるの見つけて思わず反応しちゃったりして。 ごめん、「ザンス」とか言ってる人で思わず嬉しくなってて。 ゲスト様のファンにチケット買ってもらって青劇埋めておいて、 結局は、自分たちの好き放題しただけのような気もして、 ちょっと申し訳ない気分にもなった帰りでした。
朝からお昼休みもぶっちぎって仕事して、 それでも開演に間に合わず、帝劇着7時。 2幕始まる直前に駆け込んで半分だけ観劇。
「今日はすごく良かったよ」という友人に んなこと言われたってさぁ・・・と愚痴りつつ 終電まで飲んで帰る途中に受信したメールで いきなり気づいたのは、今日は日曜だという事。 今日、『Mの悲劇』最終回だったじゃんよ・・・。
だってさ、一応は月〜金の定時仕事のはずなのに 昨夜は10時まで働いて、今日も残業して明日休み。 先週の休みは水曜と日曜。感覚も狂うって。 前の仕事みたいに完全ローテーション制なら、 曜日は自分で気をつけるけど、忘れちゃうよな。
そんな訳で『Mの悲劇』最終回ビデオ募集中です。 今期唯一、フルに見ていたドラマなのに、 しかもエンディングまで気になっていたのに、 最終回だけ見逃すなんて、マジで悔しすぎ。 よろしくお願い申し上げますm(_ _)m
| 2005年03月17日(木) |
『レ・ミゼラブル』(山口・鈴木) |
『レ・ミゼラブル』
<場所>帝国劇場B-20番 <出演>山口、綜馬、知念、岡田 ANZA、駒田、森、マルシア、坂元 局田奈都子、藤井結夏、福田夏未 伊藤グラン、横田クール、SINGOジョリ、 上條コンブ、清野フイイ、高野レーグル、 若泉バベ、原ブリュジョン、山名プルベール、 横沢モンパ、沓沢クラクス、三木:買入れ屋、 石川マテロット、鈴木ファクトリーガール、 史桜ジベロット、井上珠美マダム、楠見:少年1、 浦壁多恵:少年2、亜久里夏代:かつら屋
仕事はバタバタでチケット売りまくり、 花粉が飛んで体調悪くストレスたまりまくり、 苛々の絶好調で、でもこれは絶対観るぞと行った舞台。 駒田テナでは一番前の席なんですよね。サブセンだし。 で、観ていて、一応満足して観終えた舞台でした。
駒田さん、目に焼き付けるぞ〜!と行ってみたら、 オープニングの囚人シーンでは、何を持っているのか あまりに軽い工具で作業していそうで、ちょっとコケ。 隣の岡田君の方が、まだ大変そうな作業に見えて、 をいをい、駒田さ〜ん(^^;と焦りモード。 工場の場面などは、後ろにいるから見えないし(泣)
でもテナになってからは、やっぱり好きだ〜!を実感。 特に今日の一家だと、駒テナの普通さが際立つ感じ。 「朝起きて、仕事して、夜寝る」の仕事内容が違うだけ。 場合によっちゃ夜勤もあるけれど、違いはそれぐらい。 普通に、おかあちゃんや娘を好きだったりするんだよね。 あんまり貧富の差が見えてこないのは問題かもだけど、 人を殺してそうな凄みが必要なわけじゃないし、 こういうテナってありなんだな〜と、ついニコニコ。
エポも、普通の娘さんの片思いっぽい可愛いANZAだし、 いい家族だよなぁと思っちゃったりしながら観ていて、 ふと今日 疑問に思ったんだけど、もしかすると、 テナ夫妻がエンディングの♪「民衆の歌」にいないのは、 まさか、まだ死んでないからだけだったりする? 山形テナとかでは間違っても思ったことなかったけれど、 つい、いてもおかしくない気がしてしまって・・・。 だって多分エポも、神様に関しちゃテナと同じ考えよね? その彼女がいるってことは・・・と思ってしまったよ(^^; そんなふうに思っちゃうテナは、やっぱり少し違う?
知念コゼは、今日がお初。 なぜか動くたびマイクがブツブツいって、まともに聴けず。 でも多分、歌は私にとっては問題ないんじゃないかな。 問題は、演技。誰に対しても愛情が全く見えてこない。 結婚式でもエンディングでも、何かしら不幸そうで、 若い2人に集約していく愛情というカタルシスがない。 ANZAエポが本当に「みんな あげていいの〜」な、 可愛さを見せているだけに、気の強さが気になる。 もっと素直な笑顔が見たいんだけどなあと思うのは、 キャストが決まった当初からの不安どおりで残念。
前回、なんとも嫌な気分になってしまった綜馬ジャベ、 今度は色がなくなってしまったようで、逆に不安。 気持ち悪くなるような歌の揺れはなくなったけれど、 きれいに歌ってしまい、演技もとてもきれいで、 どんなジャベールなのか、最後まで読み取れなくて。 何となく、初期の今ジャベを見ているような気分です。 今日は祐一郎バルジャンの歌と演技のバランスが とても好きだっただけに、ジャベが透明だったのは残念。 何が前回ジャベと違うんだろうなぁ・・・。
岡田マリウスは、相変わらず微笑ましく。 私の好みとしては、マリウスは、男らしさがあって、 きちんと自分で選んでバリケードに向かって戦える 人間であってほしいんだけれど、もはや岡田マリは、 何か文句をつける余地もないほど確立されていて(^^; テナ一家が普通の家族に見えちゃうのは、もしかすると このマリウスの存在もあるのかもと今にすれば思う。 だって、エポのこと、普通の女の子扱いしてるから。 「彼女」じゃなく「友達」ってだけ。普通だよなぁ。
コゼットとかジャベとか、少々文句はあれど、 割とバランスよく気持ちよく観られた舞台だったと思う。 でも、人生が変わるほどの衝撃とか、胸が締め付けられる ほどの辛さとか、涙が止まらなくなるほどの浄化とか、 そういうものがない、薄め統一レミゼだったと思う。 まあ、それが、相手役と共に演技を深めるなんて やってる暇がない新生レミゼの特徴でもあるし、 新生としては、最もいい状態のレミを観られたのかも。
『レ・ミゼラブル』だと思わなければ、文句はない。 個々に良かったよ、うん。 でも・・・・、ちょっと四季だったかも。 (って、私にとっては最大の文句かもしれないよなぁ苦笑)
| 2005年03月16日(水) |
『ギルダ』東京楽、『Mの悲劇』簡単感想 |
長期間サボりまして。 というか、まだまだサボりは続きそうなのですが。
いや、花粉負けしているだけなんです。 大した花粉症もちではないのですが、この時期は辛い。 頭痛いわ目は痒いわ洟は出るわ微熱は続くわでイライラ。 薬なんざ飲もうものなら、眠気・だるさも追加で最悪。 今年はやっぱりいつもよりひどいのかなぁ・・・? そんな時期に、仕事でも研修担当になってしまって、 自分の仕事は進まないわ、自分のタイミングで 休みを取ることもできないわで、ますますイライラ。 毎日 何だか疲れて、甘いものとお風呂とお布団、 それだけしか考えられない日々が続いてます。あう(泣)
まあでも、明日は久々観劇できる予定なので、 その前に感想をサクサクッとすませておきます。
『ギルダ〜愛の設計〜』(3/13東京楽)
幕間に「来て良かったですぅぅ」と泣いてました。 初日の、どうしようもない退屈さとは雲泥の差。 まだ「とても面白い」というレベルではないけれど 絵麻緒さんが随分可愛いらしく魅力的に見えてきて、 会話に説得力ができたため、眠さが減った。 まだ、2幕後半の瀬下&蓉さんだけの場面は、 だんだん単調になってくるのが辛いかな。
でも本当に、ファンだから遠慮したくなるけど、 正直な感想を声を大にして言ってしまおう。 この舞台、戸井さんがいて良かった! 相手までよく見せるほどの上手さがあるとは、 思ってなかったです。ちょっと、嬉しい♪
『Mの悲劇』 先週のほうが面白かったかな。 明のやったことを弁護しすぎてるのが気になる。 美沙に関してもそうだけど、どんなに不幸でも 確かについ同情したくはなってしまうけれど、 やっていいことと悪いことがあると思ってしまう。 それでも衛の誠意によって変わるって話? 何がどう終わっても後味悪くなりそうで不安。
<ちょっと追加>源さんが出てて嬉しかった♪ 未だに、見ると何だか和んじゃうんだよな〜。
| 2005年03月10日(木) |
『レ・ミゼラブル』(別所・鈴木) |
もはや、いつの日記をいつ書いてるんだ(^^;状態ですが (現在3/13朝)とり急ぎ、書けるだけ書いてみます。
そういえばこの日、『BOY FROM OZ』と 『プロデューサーズ』が発表になったんでしたね。 坂本君の舞台は観たいし、『プロデューサーズ』も 英語だと分からないかなと不安で取ってないから 日本語版大歓迎だけど、きっとチケット取れない・・・。
他のジャニ舞台はともかく、トニセン舞台だけでも、 ジャニーズFC内販売比率下げてくれないかなぁ。 ぴあとかじゃ取れないか、取れても思い切り端席だし。 個人のファンじゃないからイベントは要らないけど 舞台だったら結構な比率で絶対観たいと思うのに。 観てくれさえすれば結構気に入ってくれそうな ミュージカル仲間もいるのに、観られた試しなし。 いつもギリギリの譲渡で手に入れるから余裕ないし。 何とかしてほしいものです。
『レ・ミゼラブル』
<場所>帝国劇場D-33番 <出演>別所・綜馬・坂本真綾・マルシア 剱持・泉見・駒田・瀬戸内・東山 局田奈都子・蛭薙ありさ・森本芽衣 ほか
何がショックだったって、綜馬ジャベ。 つくりが全く変わっていて、非常に卑しい感じ。 絶対このジャベール、サンプリス修道女に会わない。 目的のためなら嘘をつくことなんて屁とも思ってない。 バリケードに、仲間としてやって来て入り込めた時、 なんて馬鹿なヤツらだと冷笑した姿を見て、心底、 この男は嫌いだと思った。高嶋兄ジャベの場合は、 単なる小者、俗物としての卑しさを感じたけれど、 もっとひどい。徹底している。
ジャベールのつくりに関しては、もはや、 大抵のことでは驚かないつもりだったけれど、 これじゃもう、バルジャンに対する者としての、 裏主役としてのジャベールじゃないと思うと、悲しい。 以前の綜馬ジャベの「神」への思いが好きだっただけに、 前日の今ジャベのつくりが好きだと思った後なだけに、 更に、相当、辛いかもしれない。綜馬ジャベメインで チケット取ってあるんだけど、どうしよう・・・。
逆に好きな方向に変わっていたのが泉見マリ。 前回は「すかした色男」状態をどうにも受け付けず、 ごめんよと思いながらも、岡田君メインに取った。 東京レミコンでは とにかく禅マリ主体だったので、 「良くなったよ」という言葉は気になったけれど、 結局、観ずじまい。それだけに、驚き。
相変わらず かっこいいんですけどね。でも、 妙にかっこつけたミュージシャンくささが消えて、 真っ直ぐな男らしさが見えてきているように思う。 ♪「カフェソング」はまだ、歌としていいだけで、 これがマリウスにとってバリケードから何日後なのか 舞台の中の流れとして、♪「エブリデイ」との間隔が つかめないのが観ていて少し辛いですが、それは 岡田君でも同じだし、ちょっと安心したかな〜。 真綾エポとだと、見た目のバランスも割りと○。
別所・マルシア・剱持は、安心して再会しました。 特にマルシアファンテは、既にMyベストファンテ。 ほとんどファンテーヌの歌を聴くと条件反射で 眠くなるのですが、その条件反射にも負けないくらい 華奢ではかなく切なく、でも芯の底から本当に強い。 別所バルの根っこの太い愛情がまた彼女に似合うし、 好きなペアだなぁと、病院の場面でも思ったり。
東山アンジョ、今日も良かったのですが、 ちょっと、あれ?と思った部分も少しずつ。 ♪「恵みの雨」最中にグランに目を向けるのは何故? 私が前日に感じたアンジョの気持ちの流れに沿うと、 まだそこではグラン云々まで意識が行ってないはず。 彼の行動にまで思いが至るのは、♪過ぎた日に乾杯 辺りで十分だと思うんだけどな〜。違うの?
前日も気になった点としては、♪「カフェソング」。 あそこでは亡霊じゃなくてマリウスの意識として 現れているんですよね?なのに、なぜグランに 肩に寄っかかられたりして笑顔でいるの〜? アンジョがグランを拒否しなくなったのは、 マリウスが意識を失ってからのわずかの間なんだから、 あそこは誰かと仲良くするなら逆サイドの隣にいる コンブとにしてくれぇぇ(泣)と思ってしまう。 伊藤グラン、どのアンジョでも必ず寄りかかるけど、 少しは相手の演技との関係性も考えてくれと思うのは、 トリプル、クワドラプルキャストという商品レミで アンサンブルにまで求めちゃいけないことなのかなぁ?
ま、簡単にそんな感じ。 ちびコゼちゃんは、前日の子よりは良かったけれど、 やっぱりイマイチ。歌も演技も厳しかったです。
| 2005年03月09日(水) |
『レ・ミゼラブル』(山口初日) |
観劇が日記に追いつかない日々が続いているので、 とにかく書くだけ書いておこう日記という感じです。 単発感想×数個のみ。まとまっていません。
『レ・ミゼラブル』(山口初日)
<時間>1幕:13:00〜14:30、2幕:15:00〜16:10 <場所>帝国劇場G-44番 <出演> バルジャン:山口祐一郎、ジャベール:今拓哉 エポニーヌ:ANZA、ファンティーヌ:井料瑠美 コゼット:剱持たまき、マリウス:岡田浩暉 テナルディエ:駒田一、テナルディエの妻:瀬戸内美八 アンジョルラス:東山義久、ガブローシュ:大久保祥太郎 リトル・コゼット:春山椋、リトル・エポニーヌ:戎怜菜
グランテール:伊藤俊彦、クールフェラック:横田大明 ジョリ:SINGO、コンブフェール:角川裕明、フイイ:清野秀美 レーグル:高野二郎、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一 プルベール:萬谷法英、モンパルナス:森隆二 クラクスー:小暮清貴、買入れ屋:三木麻衣子 マテロット:高島みほ、ファクトリーガール:鈴木智香子 ジベロット:史桜、マダム:荒木里佳、少年1:村井麻友美 少年2:井上喜代子、かつら屋:今泉りえ
祐一郎バルジャン初日です。 というか、私にとっては東山アンジョ初お目見えデーで、 もはやデフォルトと化した駒田テナの初日でもあり。 駒田テナ、相変わらず好き。今日は特に地下道が好き。 テナルディエの生き方に納得させられちゃうんですよね。 ♪これ、市民の勤めよ〜とか言われて、「そうかも」って。 ゴミ片付けてリサイクルしているように見えてきちゃう。 この場面以降は、テナが出てくるたび誤魔化されそうになり、 しっかりしろ、自分!と戒めなければならないこと多々。
東山アンジョは、第一声、驚くほどいい声が前に出て。 おおっ、岡田マリウスに負けてない!と感動。が、 そういう声の出し方にまだ慣れてないんだろうけれど、 どうもまだ不安定で、音が揺れたり外れたりしがち。 きっちり出る時と出ない時の差も まだ大きいし、 声に関しては、期待はできるけれど まだまだな感じ。 歌でなく台詞の部分は、男っぽい美声です(^^) 演技は統一感あり。神経質で一途なアンジョルラス。 ABCカフェでは、仲間たちの意識が何かというと 革命以外のことに行きがちな状態に、苛々してる。 小さくて細身の外見が、鍛えられた筋肉によって しなやかに動く姿は「雰囲気きれい」だし、 革命以外を否定する冷たさが全面に見える。
ただ、そんなアンジョルラスでも私も親しめたのは、 エポの死に動揺を見せ、情が見えてくるからかも。 「女と子供ある者は去れ」に、うまくつながる気がする。 そして、撃たれたマリウスに駆け寄った後。グランと 目が合った時、初めて彼に笑顔を見せ、肩をポンと突く。 「あ!」と思った。原作のアンジョルラスを思い出した。 1発の弾丸で共に死ぬ許可。アンチアンジョの私が、 そんな場面を思い出したことで、今日のアンジョは十分。
他の新人さん。 ガブローシュは声がいいし、演技も割りといい感じ。 初日でこんなにできてるなら、今後に期待できるかも。 ちびエポはそんなに観てなかったので、詳細不明。 ちびコゼは、歌が上ずってた。緊張だけならいいけれど。
岡田マリウス、今更だけど本当にかわいい〜(*^^*) 何がすごいって、プリュメ街で初めて柵を乗り越えた時、 足を滑らせて、数段おっとっとという感じになったこと。 慌てっぷりの愛嬌は地のように見えたけれど、その地が、 何の違和感もなく岡田マリウスにも溶け込むのがすごい。 未だに全くマリウスだとは思えないんだけれど、もはや そんな事は気にならないくらい、岡田マリウス完成。 何がどう転んでも、この男に娘を預けて自分が消えるのは 不安ならないだろうと思うのに、関係ないんだよなぁ(苦笑)
レミコンですばらしくて期待していた今ジャベ、 初期の色のなさはどこへやら、熱いジャベールを見せる。 少し村井さんぽいかな?自分の中の熱さを必死で抑え、 法の体現者として畏怖される自分であろうと努力してる感じ。 ANZAエポ、いい感じで切なくて可愛かったと思う。 完全に女性に見えるけれど、岡田マリ相手ならそれもOK。 井料ファンテは、大きすぎるビブラートをやめるか、 まともに演技するか どちらかだけでもお願いします。 祐一郎バルは、丁寧に演技している印象が強かった。 個人的には祐一郎さんの「怒り、泣き、笑い、疲れ」と、 バカッ単純明快なバルジャンが好きなので残念ですが、 多分、評判は良くなるんじゃないかな・・・。
アンサンブルは、静かめだけど、ハモりはきれいだった。 ♪学生たちよ、よく聞け〜!が、すばらしい伸びで嬉しい。 アンジョルラスをよく見て意を汲み、学生たちにマメに 伝えて回っているかのようなコンブフェール、好き。 ♪「恵みの雨」で動揺したアンジョルラスが、短期間で ようやく見つけた答「このバリケードの最初の死者」に 小さく頷いてから ♪戦おう彼女のために と唱和して、 「これでいいんだな?」と確認するかのように、 もう一度アンジョを見上げた姿が、ちょっとツボでした。
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