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| 2005年03月08日(火) |
『ギルダ〜愛の設計〜』(厳しめ感想) |
『レ・ミゼラブル』初日。 一応チケットは取ってあったのですが、 諸事情により売り払って『ギルダ』2回目を観る。 まあ、駒田さんも東山さんも初日は翌日だし、 綜馬さんは2回目を観るからいいかなと思って。
そして ふと気づけば、徳井テナがゼロだった。 3月は駒田テナ、4月は限定アンジョ&テナ、 5月はスペシャル中心にチケットを取った結果。 皆に避けたんだろうと言われまくって見てみれば、 確かに登場回数はダントツで多いんですね。 3か月で13回取っておきながらゼロなのは、 ・・・無意識で避けたのかもという気がしてきた。
つい最近、小鈴アンジョがないことに気づいて 買い足したばかりなのに、またしてもキャスト コンプリートを逃すのは悔しい気もしますが、 現時点で足りない観たい組み合わせといえば、 一孝-綜馬、一孝-今、泉見-知念、藤岡-知念。 どれも欠勤しないと徳井テナとは当たらない。
という訳で結論。 山口楽が降ってきたら、キャストコンプリート。 可能なら、最後のチャンスかもしれないから 一孝-綜馬だけ追加すること。以上。 そして結局、どんどん増えるんですよね・・・。
<以下、結構きつい感想です>
『ギルダ〜愛の設計〜』
<作>ノエル・カワード <演出>竹邑類 <時間>1幕40分(10分)2幕70分(15分)3幕45分 <場所>博品館劇場C-22(2列目上手ブロック) <出演> 絵麻緒ゆう、瀬下尚人、蓉崇、戸井勝海 鳥居かほり、小野妃香里、山本道子 村國守平、藤本道、倉門勇次
今、公演詳細を書こうとして気がついた。 上演時間が、初日と違っているのは何故? 私がメモし間違えたのかなぁ・・・? でも、2幕が一番長いのは間違いないです。 にも関わらず2幕が比較的一番楽しめるのも、事実。 1幕なんて、今日は開演に20分遅れてしまったのに、 残りたった20分で退屈できるほど長く感じましたから。 ただひたすら、会話が同じテンポで続くんだもん(泣)
3幕も、メイン3人の会話は同じテンポで続くけれど、 鳥居さんのキャラがうまくテンポをずらしてくれるし、 周りに村國さんたちがいて演技してくれているので、 そちらに目を逸らしていられて、苦痛度は低め。 後半に戸井さんが出てきてからガガッと話が 動く辺りは、多分ひいき目じゃなく面白いし。 戸井さんって「上手い」役者なんだなと しみじみ。
2幕は、ウロチョロする山本@掃除婦さんが 単調なテンポを崩してくれるし、アドリブも可愛い。 何とも愛嬌のあるキャラクターを見せてくれて、 彼女が出ている間はホッとしながら観ていられます。 後半になると、戸井@アーネストが再登場。 前にも共演していてテンポがつかめているのか、 絵麻緒さんも台詞を言ってるだけではない感じで、 「おお、舞台を観ている!」と思いつつ過ごせる。 まあ、その時間が終わった後にある瀬下@レオと 蓉@オットーの長い長い会話は、またしても 同じテンポで続き、途中で飽きてくるのですが。
何がいかんって、これは演出を責めるべきなのかな。 コメディといえばテンポが命。テンポというものは、 中で演じている役者より外の人間の方が見えるはず。 間を取らせ、ちょっとした言い方でニュアンスを変え、 舞台全体のバランスを整えることが、何より肝心。 そこに手を抜いたとしか思えない出来上がりだし。
まあ、他も、必要なところには 手がかかっていない、と感じてしまうんですけど。 衣装に関しても、1幕のドレスは、ちゃんと採寸して 作ったのかすら疑問に感じるものだし、3幕のものは、 絵麻緒さんの体型の悪さを強調して見せる形だし。 最後に衣装換えまでしてのダンスシーンがあったり、 不思議なところには力が入っているのを感じるので、 竹邑さんが、この脚本を自分のテリトリーに入れて 演出しようとした結果、失敗したという事なのかなと、 役者だけでどうなるものでもないのかなと感じています。
| 2005年03月07日(月) |
何となく嬉しかった話。 |
まるで「ごきげんよう」のタイトルのようですが。 久しぶりに岡さんのブログを見に行ったら、 駒田さんの誕生日会があって出席したこと、 バカラのグラスをプレゼントしてくれたことが 書いてあって、ちょっと嬉しかった。
でも、一番嬉しかったのは 「駒田はじめちゃん」って書いてあったことかも。 もう「駒田一」になってから随分たつんだけど、 「はじめ」は、駒田さんを知った頃の表記であり、 かつ、親父なくせに可愛らしい雰囲気のある彼に とても似合うと思ってしまっていただけに、 未だに とても思い入れがあるんですよね。 苦楽を共にした岡さんが そう書いてくれると、 何か、すごく嬉しくなってしまったのでした。 それだけ。
あ、『ハチロー』と『不機嫌なジーン』は 先週から完全に脱落いたしました。 2週続けて月曜日に観劇してしまって、 そのビデオがたまっていく一方だった上に、 先週は家にいるのにテレビを無視してDVD。 この時点で、もうダメダメでしたから。 今クール、観続けられたのはMだけだなぁ。
とり急ぎ、日付が変わらないうちに これだけ書いてしまいます〜。
駒田一さん、誕生日おめでとうございます〜(*^^*)
後から、大河とか『Mの悲劇』とかF1(ネタバレ有)とか 『情熱大陸』とか、ちょこちょこ書きます。
・・・というわけで、後から追加。既に翌朝です。 駒田さんも、すぐにレミ開幕だし稽古中だっただろうけど、 稽古場でパーティーやってくれたりとかしたのかな? ついこの間の戸井さんの誕生日、ギルダの稽古場での パーティーなんかは写真だけでも雰囲気良かったけど、 レミほど大人数だと、いちいちやってられないかな? まあ、仲のいい連中と楽しくやってれば、 誕生日なんてそれでいいんですけどね。 今年も舞台漬けっぽい駒田さん、嬉しいです〜♪
以下は、サクサクと短い感想群です。
『F1オーストリアGP』 あまり感想なし。見事に予習していなかったので、 レギュレーションの変更内容も知らないし、誰が誰やら、 どれがどこの車なのやら ちっとも分からなかったので、 雑誌の開幕準備号と画面を見比べて必死のうちに、 レースが終わってしまったようなものだったので。
でも、フィジコ優勝は おめでとう!嬉しかった。 優勝は2回目だけど、ポディウムのてっぺんに立つのは 初めてなんだもんね。前回の荒れまくったGPでの 2位判定に、リアルタイムで不満を感じていた者として、 彼の優勝は しみじみと嬉しかったです。良かった〜。 あと、デビが元ジャガーに来たのは、ちょっと感慨深し。 最初からいい感じの結果出して、嬉しい半面微妙な気分も。
『義経』 私は、義経が今どこにいるのか頭では知っていても、 感覚的には全く理解していなかった事が発覚しました。 「頼朝のところに行くだろうから追え!」と言われて、 な〜んだ、逆方向じゃん、良かった良かったと思った。 何のせいかな〜、あんなに「京都に居させてはいかん」 と言われまくっていたのに、京都に居る気がしてなくて、 東京辺りから奥州に出発した気がしてたんですね。 伊豆は逆方向。なのに、なんで名古屋を通るの??と、 悩んだ時点で、やっと理解できました。アホ〜。 しかし、装備を整えて旅に出た途端に、 やたらRPGノリで仲間が増えていきますね(^^;
『Mの悲劇』 ラスボス、佐々木蔵之介(笑) あの細い体で、脅迫者を殴り倒してしばりつけて、 風呂に閉じ込める姿も想像すると ものすごく怖いけど、 脅迫者もバカだなぁと思ったり。最初の300万時点で、 「どこへ行くんだ」「・・・銀行。」の表情に異変を感じろよ! こいつはどう見てもヤバいだろうが。プロなら気づけ! まあ、だから所詮チンピラだったという話もありますが。
でも、成宮君がやったのが、見捨てた事だけだったのが、 ちょっと残念だったかも。もう少し何かしてて欲しかったような。 先週の、脅迫者と話す成宮という画はフェイクだろうと 思っていたけれど、フェイクじゃない事を祈ってたのに。 でも、すべては蔵之介のせい、という大魔王っぷりな蔵も 素敵なので、この展開も結構 好きかな〜。 そろそろ、1話から見直したくなってきた。この話、 伏線とか、ちゃんとしてたのかどうかが気になってきて。
『情熱大陸』 森山未来って最近なんで目立ってるの?と思ってました。 私にとっては、まずは『BOYS TIME』、 次に、よりにもよって、『mama loves MANBO』。 後は『火の鳥』でも出演していたような・・・だったから。 ドラマでも特に出ていたという記憶はないし、 なんでいきなり、ミュージカル主演してるの?と。
でも、あの「セカチュー」に出演していたんですね。 漫画版だけ、職場に転がっていたから読んだけど、 はあ、そうですか、で終わっちゃった話だったからなぁ。 『BAT BOY THE MUSICAL』も、友人連中が、 石原さん出てる〜とか、貴一出てる〜とか言って、 別の出演者目当てで観に行っておきながら、 なんとも微妙な観想を言ってくれただけだったし、 速攻完売なんて言われて、そうだったの?!状態。
30分見て、20歳っぽい感じの青くささや小生意気さが、 嫌いじゃないなと思ったけれど、それ以上ではなく。 ビデオも録ってなかったのが、問題ない感じだったけど、 でも、そんなに人気ということは、もしかして、 次の舞台もチケット取りにくかったりするの?! やば〜、一応 行こうかと思ってたのに・・・。
| 2005年03月05日(土) |
帝劇祭最終回&『ハウルの動く城』 |
前日から友人が泊まりに来て準備して、 最後となった「帝劇並び」に行ってきました。
チケット発売日の朝の帝劇の名物。 朝8時までに帝劇前の列に並んだ人全員に 抽選予備カードを配り、その順番に購入券を抽選、 購入券には、購入順番と時間が書かれていて、 指定された時間に購入する部屋の前に集まって 順番通りにチケットを買っていくシステム。 8時までに集まって運が良ければ、1番に買える。 1,200番以降を引いた人は、購入時間は翌日。 今日はお引き取り願って、明日また来てください。 1人8枚までだけれど、席は選びたいほうだい。
そんな、運だけが頼りの比較的公平なシステムは、 (まあ、地元在住で、一族郎党や友人連中を 引き連れて来られる人が、若干は有利ですが) 空席を目の前で見ながら選べることもあって 帝劇オタクたちに愛され親しまれてきました。
長期公演や地方公演が多くなった昨今では、 互いの贔屓役者がかぶる人でないと、劇場で 偶然 友人と再会することも減っていたけれど、 発売日はたった1日。その日に帝劇周辺で、 「久しぶり〜!」と飲み会に行くのも楽しく、 一種のお祭り、イベントと化していたのに。 今回は、最後とあって祭気分の人も増えたのか 最終的には3,000人近い人が並んだらしいです。 そんな中、友人の隣が、97年レミの頃に 同じHPでさんざん騒いだ人だったりもして。
でも、あまりに手間だと判断されたのか、 今回で終わり。もう早起きもする必要がない。 その代わり次回からは、プロのゲッターに 有利な電話とネットによるシステムのみ。 丸一日電話してつながらず、一日の終わりに、 ヤフオクなどに出品された予約番号を見つめて 悲しい気分になるファンが増えるばかり。
せめて、引き取りの時に予約した本人であると 証明するものを見せるようにさえすれば、 予約番号の出品ぐらいは減るだろうになぁ。 チケットを高値で売る人も嫌だけれど、 意外に売れなくて足が出る場合もある。 でも、自分には何のリスクもなく予約番号を 売る人だけでも、何とか駆除してほしいです。
私は友人に引きずられて 7:20頃に着いたので 前売抽選予備カードは1401番。待っている間は 2階E列27番という席に座っていました。 引いた購入券は968番だったかな?17:50購入。 この時間まで待っていても、希望する日は ロクに残っていないだろうなぁと思いつつ 隣の友人を覗き込んだら、なんと 18番!!
ものすっごい一孝さんファンの子なので、 岡田ファン、鹿賀ファンたちと一緒に、 愛が運を引き寄せるんだねぇと感心していたら、 スペシャルの方が取りにくいんだからと、 自分はそれほど興味のないSPも買ってくれて。 最後まで、友人にお世話になってしまって、 こんなんでいいんだろうかと顔が笑ってます。
彼女が8枚購入してきた後は まったり。 一緒だった残り2人は、18:20購入の回と、 翌日購入の回を引いたのですが、念のために 私の購入順番の残席は見てみようということで、 17:50まで時間つぶし。ファーストキッチンで朝食、 12時半ごろからシャンテの地下で おかゆの昼食、 そして、『ハウルの動く城』観賞。
『ハウルの動く城』(映画)
場所:スカラ座1、J列24番(センター) 時間:13:50〜(2時間弱)
年に何回もないくらい早起きして眠かったし、 絶対に寝ると思っていたら、意外に起きてました。 でも、面白かったかと言われたら「まあまあ」。 ほぼ全員の感想は「初登場時のハウルは良かった!」 微妙にアンチ木村拓哉気味の私でも、とても好き。 後半になるほど「へったくそ、あそれ、へったくそ」と、 心の中で野次を飛ばしたくなる場面が多かったけれど、 登場シーンだけは無条件で、キャ〜!(*^^*)気分。 とにかく かっこよかった。空中散歩、いいなぁ・・・。
心に残る名台詞といえば、ダントツで、 「美しくなければ・・・(以下伏せ字)」でしょうね。 原作があることは分かっているけれど、ほとんど 「キムタク」当て書きのようなキャラだけに大笑い。 いや本来は、そんなことを言っているハウルが、 ドロドロになっても何かを守ろうと必死になるまでに 成長する姿に感動すべきなんでしょうけれど、 その場面の頃には既にこの作品、私にとっては 「ネタ」扱いになっていて。そういえば今年は SMAPコンサートあるから、ネタになるかもしれないし 見ておいて良かったな〜扱いになってました。ごめん。
でも、最も笑ったで賞は、カブの魔法が解けた場面。 おそろしくやる気のない絵で描かれた彼の正体が、 また おそろしく陳腐な設定を語る場面は、 どうにも堪えようがなく本当に笑ってしまいました。 隣は空席だったし、そう迷惑じゃなかったと思うけれど、 あの場面でも静かって、映画を見る客ってあんなもの? しかし、あれ原作にもあるの〜?原作で読めば、というか あの絵がついてなきゃ、シリアスに読めるの〜?
そんな、ネタ探し映画になってしまったのは、 多分、声優さんが云々というだけではなくて、 作品としての完成度が低いせいもあると思う。 登場人物の顔が、最初は宮崎アニメらしくない 大人っぽさを見せていたのに、最後になったら すっかり、いつもどおりになってしまっていたり、 遠景になると、誰なんだってぐらい絵が崩れていたり。 CGも多用されていて、丁寧に作られた感じがしない。 そういうアラが見えるたびに、何だかなぁと感じて、 物語に のめり込めなかったのも、相当 大きいかも。 こんなの、宮崎ブランドで出してもいいのかなぁ?と、 ちょっと疑問を感じながら観終えました。 まあ、面白くなくはなかったんですけどね。
| 2005年03月04日(金) |
『ギルダ〜愛の設計』初日ソワレ感想 |
昨日観てきた舞台の感想です。 明日はレミ発売で早起きしなくちゃいけないし、 その準備で人が泊まりに来ているし、しかも、 ブレーカーが落ちて、ここに書こうとしていた文章が 途中でポンッと全部消えてしまったりしたので、 今回はもう本当に、簡単感想にしようと思っています。 書きたい感想といえば、実は1つだけだったりするし。 本当は、勤務時間中にこっそり書きたかったけれど、 とてもじゃないけど そんな時間はなかったから。 つまりは、お昼寝タイムもなかったというわけで、 既に半分まぶたが落ちながらの殴り書き感想です。
『ギルダ〜愛の設計〜』
<作>ノエル・カワード <演出>竹邑類 <時間>1幕40分、2幕60分、3幕50分、休憩各15分 <場所>博品館劇場C-17 <出演> 絵麻緒ゆう、瀬下尚人、蓉崇、戸井勝海 鳥居かほり、小野妃香里、山本道子 村國守平、藤本道、倉門勇次
きっと、お洒落な話なんだろうなと思う。 あらすじも気に入ったと思う。 多分 私は、脚本自体は とても楽しめると思う。 でも1幕は眠かったし、2〜3幕は台詞のテンポが 良くなっている場面では面白みを感じたけれど、 全体的に、何かどうにも足りないなという印象。
あらすじは、簡単に書くと こんな感じ。 売れない画家オットー(蓉崇)、若手劇作家レオ(瀬下尚人)、 画商のアーネスト(戸井勝海)は かつての親友同士。 3人とも、ギルダ(絵麻緒ゆう)に惹かれている。 ギルダがオットーと暮らしているところから始まって、 成功したレオと暮らし、アーネストと結婚し、最後は・・・? こんな話だけに、ギルダが魅力的に見えなかったのが 何よりも辛かったなぁというのが一番の感想。
絵麻緒さんって、顔立ちは 本当にきれいなのに、 仕草や体形から男役が抜けてない印象が強いんです。 なのに、体にフィットしたドレスなどばかり着せるから、 余計に女性らしさが今一つと感じられるんだと思う。 さらに何よりも、演じているご本人が多分、とても 自制の効いた方だというのが見えてしまっている。 そのため、自分の感情に素直であることを何より重視する ギルダという女性像がハマっていない。 彼女の奔放な愛情という本自体は納得いくものなのに、 台詞から浮き上がっている絵麻緒ギルダが寂しかったです。
でもまあ初日だったからというのも大きいのかも。 膨大な台詞量なので、台詞のテンポが良くなれば、 それだけでも相当魅力的な舞台に見えてくるだろうと思うし。 実際、2幕最後の方の、オットーとレオの場面など、 ふっきれてる2人のやることなすこと楽しかった。 多分、テンポは日を追うごとに問題なくなると思う。 問題は、絵麻緒さんがどこで ふっきれてくれるか。 舞台が面白くなるか否かはそこにかかってると思います。
あ、最後にファンモードで少し。 戸井さんは今回、唯一ともいえる「常識人」役。 とても似合っているし、本人もやりやすいだろうと 思うのですが、個人的には勿体ないなぁという気も。 オットーかレオ役で、殻を外しまくる戸井さんが観たい。 できたら絶対、もっと魅力的になれるのにな〜。
私自身は、感覚だけならギルダたちの方に近いのか、 最後は「ごめんなさい、本当に悪いことをしたと 思っているわ。でも、永久に分からないかもしれない けれど、私たちはこれが幸せなの」と思っていました。 そう共感するところがあるからこそ余計にどうしても、 ギルダを演る人に対して、厳しくなってしまうのかな? でも、後は彼女次第。そう、強く思った舞台でした。
と言っても、世間様的に盛り上がっている 『新選組!(前編)』ではないんです。 期間内の予約をし忘れてしまったところで 予約特典がなくなると思ったらやる気がなくなって、 そのうちどこでも売りに出すさーと思ってしまって。 今日届いたのは、もっと濃いぃぃぃ〜もの。 その名も、「笑劇の格闘巨編『轟天BOX』 闘ったって笑わせたって『いーんじゃない?!』」。
轟天とは、橋本じゅん持ち役の新感線名物キャラ。 赤銅色の顔に、くっきりラインでしわを描き込み、 三股四股に分かれた極太眉毛、アイスラッガーとして 使えるほどの固まりまくった真っ黒剛毛。 容貌のとおり、ひたすら熱く!濃い!勘違い野郎。 風魔の秘伝をただ1人会得した、ばかっ強い男だが、 女にだけはめっぽう弱い。おかげで下ネタ満載すぎ。 そんな野郎が主役の、3部作セット4枚組DVD。
もうー、勢いで観る舞台なんですよ。 220%ぐらいでぶつかってくる じゅんさんに、 さらにその上を行くぐらいの真剣さで笑って笑って、 何もかも忘れて劇場に置き去り、すっきり帰れる舞台。 何しろ私が初めてこの舞台を観た時のカーテンコールでの じゅんさんの挨拶が「劇場を出たら何も残らないような 舞台を3時間、ありがとうございました」だったもん。 本気できれいさっぱり内容を忘れていて、でも、 劇場には疲れて行ったはずが元気になって帰れて、 その記憶だけはやたらと鮮明な舞台。 それが、家でいつでも観られるなんて!幸せすぎ。
とはいえ、4枚組はさすがに一晩では観られず。 1枚目は2時間15分と短いので、それだけ観て、 轟天にはもちろん、敵役のさとし@ノロイも見ては かっこいい〜♪と惚れまくり、騒ぎまくり、 そのまま副音声に突入して、さらに2時間15分。 独り暮らしだからできることだと思うけれど、 完全に自分だけの世界で画面にのめり込めるから、 十分、DVDでも元気もらえました。
時間がないけど疲れた時は、BOXを眺めるだけでも 一徹なバカバカしさに、ちょっと笑みが洩れてくる。 なんか、手元にあるだけでも嬉しいや。 時間見つけて見つけて、少しずつ観ていくぞ〜♪
| 2005年02月26日(土) |
『CATS』(今年2回目) |
この日は甥っこの2歳の誕生日。 という訳で、親族そろってアンバサダーに前泊し、 朝は開園時間から出かけて中で朝食をというコース。 なのに、なんでそんな日に会社の観劇会かなぁ? 「ほぼ毎年幹事」としては抜けるのもおぼつかず、 入園後3時間でディズニーランドを後にしました。
でも、初めての子連れDLは知らない事だらけで 数時間でも満足できた感じ。キャラクターたちが テーブルを回って挨拶に来てくれる朝ご飯とか、 まさにスター!状態でミッキーが現れるショーとか、 遊園地状態のDLではなく、こだわりまくって 嘘の世界を作り上げたDLらしさを堪能した感じ。 何よりも甥っ子が、ポカ〜ンと口を開けて ショーを見上げる顔とか、イーヨーを怖がる姿とか、 そんなのを見ているのが とにかく楽しかったです。 もっと居たかったけど、CATSも楽しかったから、 今日はおいしいとこどりしたと思って満足、かな。
<時間>1幕60分、休憩15分、2幕65分(くらい) <場所>CATSシアター(五反田)13列87番 <出演(覚えている限り、目立つ順)> タントミール(毛足の短い猫):滝沢由佳、 マンカストラップ:趙宇、ジェニエニドッツ:磯津ひろみ、 ラム・タム・タガー:荒川務、グリザベラ:金志賢、 ガス=グロールタイガー、バストファージョーンズ:村俊英 マンゴジェリー&ランペルティーザ(泥棒猫):李涛&章ヤヤ オールドデュトロノミー:石井健三、シラバブ:荒井香織 ジェリーロラム=グリドルボーン(海賊の愛人猫):秋夢子 ギルバート(シャム猫軍団隊長):千葉ヒカル スキンブルシャンクス:百々義則、マキャヴィティ:上田龍雄 ディミータ(茶)&ボンバルリーナ(黒)(マキャヴィティの歌): 増本藍&池田さやか、 ミストフェリーズ:松島勇気 (以下はあまりキャラの見分けがついていない猫) ジェミマ:飛田万里、ヴィクトリア(白猫):大月悠、 コリコパット:虎尾信弘、カッサンドラ:大口朋子、 タンブルブルータス:齊藤翔、ランパスキャット:幸田亮一 カーバケッティ:丹下博喜
会社の観劇会なので、今回はA席、上手の端っこ。 グリドルボーンの登場シーンが丸々見えなかったり、 マキャヴィティの最後(最期?)も見えなかったり、 ラムタムも結構しょっちゅう声だけだったりしたから、 会社の初見の人たちがどう感じるか不安だったけれど、 相当寝ていた人も含めて皆、「面白かった〜」そうで。 まあ、ストーリーは ほとんどないみたいなものだし、 個々の猫がちょっと分からなくても問題ないのかな。
1月頭に比べて女性キャストが大きく変わってました。 そしてそれは私的には結構、当たり。冒頭の タントミールからして存在感があって良かったし、 何よりもシラバブが可愛い〜(*^^*)声がきれいなのは シラバブ役者として当然だけど、姿も華奢でしなやかで。 隅っこでじゃれてたり、ジェミマ(?)の後ろから顔だけ 出したりしていると、拾って連れて帰りたくなってしまう。 いいな〜、これだけ無邪気だと、話も納得しやすい。 グリザベラも 今日の人の方が何となく説得力。
対する男性陣。前回気に入らなかった2人、 マンカストラップとミストフェリーズが、相変わらず(泣) マンカスは、歌ってる時は大した文句もないのですが、 台詞になると、何を言っているのか意味が取れなくなる。 別に差別するつもりはないですが、ネイティブでない人は 音楽の力を借りないと厳しい面はあるんじゃないかなぁ。 よほどの表現力がつくまでは、台詞の多い役柄は、 避けてもらえると嬉しいなと思ってしまいます。 泥棒猫sが途中で飽きるのも、そのせいかなと少し思う。
ミストは、今回のラムタムが愛らしいこともあって、 下半身の重さが更に目立ってしまった感じが悲しかった。 ミストのイメージは「細くて小さくてしなやかな黒猫」。 なのに、妙に筋肉質な太ももなどが可愛げをなくす。 隣にいるラムタムが、暑〜い芝さんではなく、 「やっぱりアイドル出身なんだねぇ!」と思ってしまう 年齢不詳の荒川ラムタムだというのも一因なのですが、 どうも、ドラマティックでもなく、重いんですよね。 そうそう、荒川ラムタム、芝ラムタム以上に 黒が似合いません。彼だけでも白ラムタムに戻して(泣)
あとは、大好きだったシャム猫軍団長ギルバートが 変わらずいてくれたのが、すごく嬉しかったです。 遠くて顔が見えなくても、踊りで分かるキレの良さ! そして私の席ってば、ギルバートの握手席でした〜♪ カーテンコールで一目散にこちらに走ってきてくれる 姿を見て、ちょっと ときめいちゃいましたよ。 パンフの写真より猫メイクの時の方が かっこいいし、 ずっとギルバートでいてくれると嬉しいなと思っています。
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