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昨年出来たてホヤホヤの劇場公演。 地図を見る限りでは駅至近という感じなのに、 改札を出ても全く標識がないのには まいった。 「駅の隣の丸井の11階」と聞いてきたけれど、 丸井って、どこにあるのよぉぉ(泣)
外に出ようにも出口らしきドアは閉まってるし 仕方なく駅員さんに聞けば、何度も聞かれたのか いいかげん不機嫌そうな顔で「そこを左」。 左に行っても丸井は見えず。もう一度尋ねた お巡りさんの説明を聞いたら本当にすぐでしたが、 帰りに地下まで降りたら、ずっと標識ありで 迷いようがなかった。地上にも地図ください・・・。
ちなみに、劇場内もちょっと分かりにくいです。 入ると正面すぐに広い階段で1階席最後方に入れ、 その周りを馬蹄形の細いロビーが囲む形なので、 ロッカーの有無や手洗いの場所が一目では分からず 人が、入ってすぐの狭い場所に溜まりがちなんです。
でも そんなのはすぐに客の方が慣れるだろうし、 客席自体は、正面が千鳥配置で、端は斜め置き、 舞台もそう高くはなく、音響も前方ではまあまあ。 後ろからでも見やすいんじゃないかという印象。 椅子が固く感じたのは・・・、演目のせいかな(苦笑) とにかくきれいだし もう少し近ければ好きな劇場。 亀有と1駅違いじゃ、家から1時間半なんだよ・・・。
『デモクラシー』 <場所>1010シアター、3列15番(ほぼセンター) <時間>1幕:85分、休憩15分、2幕:65分(くらい) <出演> ヴィリー・ブラント(久々の社会民主党首相):鹿賀丈史 ギュンター・ギョーム(その秘書):市村正親 アルノ・クレッチマン(東側スパイ):今井朋彦 ホルスト・エームケ(官吏タイプの首相室チーフ):近藤芳正 ヘルベルト・ヴェーナー(社会民主党の重鎮):藤木孝 ヘルムート・シュミット(永遠の次期首相候補):三浦浩一 ウルリッヒ・バウハウス(ボディガード):小林正寛 ハンス=ゲンシャー(内務大臣・自由民主党):加藤満 ギュンター・ノラウ(ゲンシャーの部下):温水洋一 ラインハルト・ヴィルケ(事務官?):石川禅
「人の名前が覚えられないし、人間関係が不明、 政治状況を理解できずに疲れ果てる舞台」だと、 先に観た人たちから脅しまくられて観に行った舞台。 でも意外に、その点ではそこまで辛いと思わなかった。 各々の人物像や人間関係については、観ていると 自然に頭に入ってくる作りにしてあるから、最後まで 分かりにくかったのは、温水さんと禅さんくらいだし。
中で少し苦労したのは名前。その場にいない人の 話をすることが多く、場合によって姓名どちらでも 好き勝手に使われるので、20個覚えなくてはならない。 ただ、「姓名とも4文字で呼ばれるのは近藤さん」とか、 「ハンスのくせに、(私にとっては『ハンス』といえば、 石丸幹二アンデルセン)丸っこいのが自由民主党員」 「垂れ目のくせにラインハルト(某小説の金髪の小僧)」 「ヘルで始まるペアは悪巧み。姓名とも『ヴェ』が入るのが 何となくベッタリイメージの藤木さん」とか、結構頭に入る。 政治背景も、「1人だけ自由民主党員」ぐらいしか 頭に入ってなくても、特に困ることはなかったと思う。 聞き流したのは鹿賀さんの最初の演説くらいかな。
でも、他の意味で、この舞台は私には辛かった。 何が一番辛かったって、多分それは私が 「鹿賀さんって魅力的」と思えないことじゃないかと思う。 この話って多分、ブラントという人物が、良くも悪くも 周囲に興味を抱かせ、影響を与える人物だったってことが 主体なんじゃないかなと思ったんです。彼を利用しようと するヘルベルトたちも、彼に魅力があることは感じていて、 それを前提に話が進むから、私には共感しづらい。
だからか、私にとって救いだったのは今井朋彦@アルノ。 ブラントの身近にいないだけに、自分の感情としてでなく 冷静に、彼が人に与える影響力を分析して利用できる。 もともと私には、何かに情熱を持った集団というものに対して 感情移入できず、ナレーション的立場の人に惹かれる 習性があるだけに(だから『RENT』もマークだけ理解可能) 彼の立場に立ってしまうのは当たり前でもあるのですが、 初めて西独に出来た、祖国に有利になりそうな政権を 見つめるアルノの冷静な熱情を、ひたすら見つめていました。 社会主義政権の上層部にいる人に対しての偏見が、 彼のおかげで少しだけ、好意的に変わったかも(笑)
一応、劇場が変わるたびに1度ずつ観る予定で、 あと2回分のチケット取ってはあるのですが、 どうかなぁ・・・、劇場が変わったり公演回数を重ねれば、 私にとって鹿賀丈史@ブラントが「人を動かしてしまう 妙な魅力のある男」に見えてくる可能性が出てくる? ずっとそこで引っかかるとしたら、何度観たところで、 アルノ以外の感情は理解も共感もできない気がする。 鹿賀さんの演じる役に魅力を感じたことが一度もなかった というわけではないけれど・・・、ちょっと微妙。
| 2005年02月14日(月) |
『Never Gonna Dance』 |
確かに、昨日『I do!I do!』の劇場で、 坂本君から村井さんへのお花を見た時、予感はありました。 でも本当に今日、坂本君の舞台を観に来ているとは。 しかもマチネは近所のセゾン劇場で祐一郎さん観劇。 自分の楽が終わってツアー始まるまでのわずかの間、 観たい舞台を、できるかぎり観ておこうって腹ですね。 今月は私も観たい舞台てんこ盛りだから分かるけど、 それにしても村井さん、さすがに詰め込みすぎじゃ? これで、明日 北千住でもお会いしたら・・・、 改めて村井さんに惚れ直してしまうかもです(^^;
『Never Gonna Dance』 場所:国際フォーラムC、16列23番(12列目どセンター) 時間:1幕70分、休憩20分、2幕60分 演出:植田景子 出演:ラッキー:坂本昌行、ペニー:紺野まひる メイベル:大浦みずき、モーガンサル:三田村邦彦 リカルド:赤坂泰彦、Mr.パングボーン(店長):治田敦、 マーガレット(ラッキーの婚約者):秋山エリサ、 Mr.シャルフォント(マーガレットの父):前根忠博、 スパッド:渋谷すばる(ジャニーズJr.)ベルマ:藤林美沙 ボウズ少佐(コンテストの主催者):池田紳一 熱海将人、石山毅、板垣辰治、井上仁司、坂井成紀、 中尾和彦、原田優一、家塚敦子、大洋あゆ夢、 柏木ナオミ、林綾子、樋口綾、吉田ひかる
初めて、完全に坂本君目当てで舞台を観に行きました。 今までは、村井さん、東山君、歌穂さん、香寿さんと、 単体でも必ず観ると言うほどではないけれど、 でも好きで、観たいと思う人と一緒だから観ていた。 今回はメインに、是非とも観たい人はいない。 ただ、アステアのタップミュージカルに坂本君が 挑戦というだけで、観に行きました。
結果。「そこそこ」満足。 素直で品のあるな演技や歌が古き良き話に似合うし、 今回始めたばかりというタップや女性とのダンスが、 今ひとつ周りに比べて余裕なさが見えてしまい、 付け焼き刃だねと感じたりしつつも、背丈もあって 燕尾が似合うスタイルの良さで素敵に見せられてしまう。 何とも言えず全体的に、肯定的に感じさせる印象。
むしろ一番不満だったのは、主役オーラの不足だったかも。 彼は確かにジャニーズなんだけれど、例えば堂本光一系の 「スターです!」感が足りない。今回は隣に大浦みずきが いたせいもあって、食われ気味だったのが残念。 かっこいいのになぁ。でも、ふと見失いがち。それでも、 これだけ客を集められてなお、「そこそこ」でも満足させる 演技と歌と踊りがあるのは、非常に貴重な人材だと思う。
大浦みずきはもう、見せ場はパーフェクトに見せ、 歌も踊りもうまくて華もあり、文句なしだったんだけれど、 今回は相手役も、きちんと演技も歌も踊りもできてしまう 人だったというのも、坂本君が後一歩!に見えた理由かも。 特に紺野さんは、キャラにも合っていたんじゃないかな。 可愛くてちょっと気が強くて。坂本君と組んで踊ると、 彼女の方がリードしてるように見えたのは、ご愛嬌? でも身長バランスも良かったし、見栄えが良いペアだったな。
ラッキー&ペニーのダンスシーンがものすごく長いし、 この2人が満足できればそれでOK的舞台ではあるけれど、 ただ、歌手役なのに歌が下手だった赤坂泰彦@リカルドと、 オーディションを争うペアの男性スパッドは辛かった。 リカルドは、ただのお笑い担当と化していたし、 出てきた時はラテンっぽい雰囲気にまとめていて、 おっと思ったスパッドは、踊りも歌もまったくダメ。 なのに盛大な拍手で誰かと思ったら、ジャニーズJr.。 このレベルの人までミュージカルに出てくるから、 ジャニーズのイメージが悪くなるのよ(泣)
でも、他の周りの人たちはさすがで嬉しかったです。 女性陣は歌よりダンス寄りのアンサンブルさんかな? よく知らない人が多かったけれど、男性陣は石山さんが ベルマたちを操ってる怪しいボス役やってたり、 成さんはよく通る声で「ホットコーヒー!」売ったり、 リカルドのボーイズやら ちょこちょこと目立っていたし 結構幸せに満足なミュージカルを観たかなという印象でした。
| 2005年02月13日(日) |
『I do! I do!〜結婚物語〜』他テレビ |
今日の予定は、1時〜芸劇で村井さんの舞台楽日、 5時半に新宿でヤフオクの相手と会ってお取り引き、 7時〜『トップランナー』に長塚圭史、8時〜『義経』、 9時〜『Mの悲劇』、10時〜『ソロモン』で市村さん、 11時〜『情熱大陸』で演出家、小池修一郎。
計算違いだったのは、ヤフオクの相手と話が弾み、 はたと気がついたら圭史さんを見そびれてたこと。 でも最悪の場合、吾郎ちゃんまでに家に帰れば、 『トップランナー』は再放送あるからいいんですよね。 大河は多分、リアルタイムでないと見ないけれど。 その意味じゃ、ものすごくうまく回った1日。
以下、舞台とテレビをザクザクッと感想。
『I do! I do!〜結婚物語〜』 場所:芸術劇場中ホールE列8番 時間:1幕80分、休憩20分、2幕60分 出演:村井国夫、春風ひとみ
このペア好きだなあと、しみじみ思う。 2回目だけれど、前回より絶対に可愛くなってる。 実は最近の村井さん、ちょっと「好々爺」状態を 感じることが多くて男の人に見えにくかったのが、 見事に結婚初夜から初々しいじゃないですか! 春風さんの、最初のうちの微妙な固さもいいし。
ケンカして、仲直りして、子供たちの結婚を終えて 自分の位置を考え直した時の危機を乗り越え、 そして、客の前でメイクもカツラも変えて老い、 (つい拍手する場面)長年暮らした家を出て行く。 馴れ合わずに再演で慣れつつ練り上げたことが、 ますます良い雰囲気を作り出している感じ。
今回最も泣けた場面は、子が結婚して、親という 責任がなくなって寂しい2人。でも仕事を始める 夫に、家を出て行こうと妻が決めた直後の場面。 夜まで我慢できないよとプレゼントを持ってウキウキと 部屋を出てきた夫に向かい、「出て行くわ」と言う妻。
すれ違い、話し合い、だんだんと気持ちが解けてきて、 「でもあなたのプレゼントなんて、いつも自分が欲しい ものばかり」「そう、僕が読みたい本、食べたいチョコ、 でも、これだけは君のため」って、次々にプレゼント。 夫妻と子の名が彫られ、生まれてくる孫やひ孫の名を 彫る場所もあるブレスレット。もう知っている話なのに、 春風さんと一緒に感動して、ウルウルしてました。 素敵すぎるぞ、村井@夫〜!
途中では♪子供が結婚したら と期待を歌い上げ、 サックスとバイオリンの生演奏を聞かせてくれる 楽しげな姿に、そんな喜びを迎えさせてあげられない 私自身の親に、ちょっと申し訳ない気分になりながら。 もともとが、結婚を寿ぐための作られた作品だけに、 最後のナンバー♪結婚はいいものだ が、沁みてくる。 これを観ると結婚したくなるのよね。それだけが問題。
『義経』 中井貴一が「なよなよしてる」言われてるよ〜!(*^^*) いや、別にファンというわけじゃないはずですが、 腹に一物ある、温和な大人を見てるのは大好き。 特にそれが苦境の中での雌伏期の微笑みとなれば。 品のある整った顔立ちの、でも清盛を騙した子役から そのまま育ったような違和感のなさも予想どおりで、 嬉しい感じ。弁慶様も相変わらずワッハッハと楽しげに 笑ってらして、だんだん見てて楽しくなってきたかな。
『Mの悲劇』 吾郎ちゃんとハセキョンの話は先週で一段落。 次は蔵之介さん話が広がっていくかと期待したけど、 未だに彼の立場がはっきり分からず、イライラ。 まあこれは、ミステリの先が読めないイライラだから、 次も次もと見たくなるのに繋がって、いいんだけれど。 成宮君も、利用されただけじゃないよね?
『ソロモンの王宮』 前半の、お母様との嬉しくなるような話以外は 見事に『デモクラシー』宣伝番組と化していたかも。 おかげで禅さんもチラッと見られたけれど、 あの派手なシャツはきっと、衣装なのよね? 内容自体は、噂どおり面倒で難しそう。 予習しておかないと分からないかなぁ・・・。
でもやっぱり市村さんといえばサービス精神。 孝行息子として母と、長年の友人とともに、 そして、大先輩として話していても、どこかしら 可愛げがあるのは、そこから来るのかなぁ。 あと個人的には、キラキラ目で稽古を見つめる 藤原君と市村さんの会話が、拾い物でした。
『情熱大陸』 ほとんどが宝塚話で、正直、よく分からなかった。 ただ、歌唱力が思うように上がらない上がらないと 繰り返していた舞台は、先日『プルミエール』で たまたま本番をチラ見した時も、やっぱりひどかった。 それが、男役のトップ近くの人に急に女役をやらせた、 演出のせいなんだとしたら、そんな演出、私は嫌だなぁ。 宝塚って、男役がギリギリまで低い声を出す分、女役は 他の舞台より高い声を求められるらしいのにムチャすぎ。 まあ、トート役の人も歌は下手だったし、もともと 「歌がうまくない組」かもしれないから、小池さんにだけ 責任を負わせるようなものじゃないのかもだけれど。
| 2005年02月12日(土) |
『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』 |
<注!> 雑談が数行書いてありますが、 出演者の下はエンディングまでネタバレです。 全く気にしないという方だけお読みください。
終演後、友人に付き合って三宿に行きました。 古い家具を売ってる店だとかで、家の改装に当たって 自分の部屋のドアにするためのステンドグラスを 探しているんだそうな。およそ自分では考えつかない ような用事のために、垣間見た世界でしたが、 ステンドグラスつきボロの扉1枚10数万というのは、 劇場通いに数十万よりは安い趣味と言える…かな? 物心ついて以来ずっとマンション暮らしの身には 想像のつかない趣味ですが、家が出来上がったら 呼んでくれるそうなので、楽しみにしてみます。
『幻の心もそぞろ狂おしのわれら将門』
場所:シアターコクーンC列12番 時間:1幕70分、2幕65分 演出:蜷川幸雄 出演:堤真一、段田安則、木村佳乃、中嶋朋子、高橋洋ほか
オープニングから、浅間山荘の鉄球。 エンディングも、同じ事件を思わせるヘリや拡声器の音。 何だか、それに挟まれた舞台とものすごく違うものを 感じさせて違和感なのは、私だけなのでしょうか? 気持ち悪い思いを抱えて感想サイトを巡ってみれば、 「滅びの美学」という共通点があるんだそうで。 マジ?私、そんなものはチラとも感じなかったけど。 浅間山荘事件がそうだったとも思ったことないし。
追いつめられて逃げ落ちる中で頭に大怪我を負い、 自分は将門を狙っている武者だと信じ込むという狂気に とりつかれた将門(堤真一)の話。私にとってこの話は、 その参謀でもある三郎(段田安則)が主役と感じられた。 彼は、もはや逃げ延びること適わじとなった最後に、 「将門」を永遠に殺さないため=生きているという伝説を 口の端に上らせ、敵にも民衆にも忘れさせないために、 ひたすらに「将門」を探し求める男一人を逃げ延びさせる。 その男は、肉体は将門自身であるが故に、三郎が生涯 愛し憎み続けた男は、体も生きていくことができる。
そのエンディングが、滅びの美学であるとは思えない。 もしテーマがそうなら、私の感じたこのあらすじ自体が、 まったく違うということだったのでしょうか? 滅び云々がテーマだと書いていた人は1人ではないし、 私の感じ方が間違っていたのかもしれないのですが。
それにしても、鉄球やヘリなどさえなければ、ひたすら 三郎視点で観て、未来へ続く思いに満足し、涙して、 幸せに観終えることができたのにと、少々 不満。 せっかく好きに色々なことを感じさせられる脚本なら、 具体的に何かを指す演出をしないでほしいなというのは、 最近の蜷川さん演出で毎回のように思うことなのですが。 何かどうも、語りすぎてうっとおしいような。 間違った解釈してるやつに言われたくはない?
自分の方があらゆることに優れていながらも、 彼が持つ「伸びやかな精神」を自分が持ち得ないという ただ一点のために、将門に対して永遠の愛と憎しみを 抱いてしまっている三郎という人物は、立場的に、 非常に共感するものであり、私はその視点で観たのですが、 その視線の先にある堤@将門は、その思いに相応しいほど 狂ってしまっても尚、伸びやかに魅力的でありました。 その影から本物になろうとして成り切れなかった 五郎(高橋洋)も、兄さんに対する思いともども切実。
ただ女性陣は、少々演じすぎ感のある ゆき女(中嶋朋子) 逆に、演技が平坦だった桔梗の前(木村佳乃)ともども、 もう少し何とかなればなぁという気はしました。 まあ、中嶋朋子さんに関しては、蜷川さんの演出には 非常に合っていたと言えるのかな…。好みじゃないだけで。 でも全体として「役者さんは」非常に良かったと思います。 相変わらず物がドスドス落ちてきたり、役者たちに 異様に負担を強いる巨大階段とかの演出以外は…(-_-;)
| 2005年02月09日(水) |
WC最終予選1戦目。 |
アジア最終予選第一試合というので、 時間的にも問題なく見られるし、久々サッカー観戦。 狙いの一つは、きっと何の役にも立たないであろう テレ朝WC予選応援団長の香取慎吾(苦笑)
せっかくなので近所のとんかつ屋さんで ロースカツ食べつつキックオフ前の騒ぎを見てたら、 やっぱり見事に なーんの役にも立ってない団長。 今日の見どころは?と聞かれて「勝つこと!」って。 北朝鮮選手の説明した後に感想求められても、 一生懸命やるだけですね、みたいなことだけだし。
まあ、12人目の選手としての背番号12つけた ユニフォーム姿の慎吾は、サッカー好きなんだねぇと しみじみ思ってしまうほど満面の笑顔でかわいいし、 結局のところ、慎吾が幸せそうならそれで満足な 私は、ただのファンなんだろうなと思いつつ見る。
が、別にサッカーファンというわけでもない私、 「慎吾かわいいぞ」だけで、テレ朝の盛り上げに 2時間も3時間もついていけるわけもなく、 徐々に、慈英さんもうるさく感じ始めてしまい、 試合開始直前にNHKに切り替えて観戦。
以下、素人の試合感想。
とりあえず、勝てて良かった!ありがとう! 叫びまくって疲れちゃったよ。劇的だったけどね。
まず思うこと。 川口様々、川口大明神様。川口様ありがとう! 彼の顔が頼もしくて泣けそうになったことが、 何度あったか。キーパーが目立つ試合は嫌なのに、 日本代表の試合を見る度、彼の存在に感謝する。
次に思うこと。審判下手すぎ。 「そこ退け、邪魔だぁぁ!!」と叫んだこと数十回。 「何見てんだ、ボケェェ!!」と叫んだことも十数回。 パスコースにいるわ、思い切り背中に入った膝蹴りや 頭つかんで地面に叩きつけられたプレーを見逃すわ。 特に鈴木、よく怒らないものだと思いつつ見てた。 イエローものだと思っても、ファウルすら取らないし。
そして最後に、ジーコって監督として、いいの? 相変わらず安全第一の かったるい攻めばかり。 休憩中の監督の指示が、「急がずつなぐサッカーを しなさい」だったと聞いた時は、「急がずだとぉ?」と 中指立てそうになってしまったくらいイライラしてた。 防衛ラインで延々と回してラインを組み立てた末、 中盤のパスがつながらなくてボールが出ない攻撃。 後半、高原と俊輔が出てからはパスがつながって まともな攻撃ができるようになってきたけれど、 パス回しが通用しないなら、一発狙いをするとか 別の攻めを考えるべきなんじゃないの?
パスワークとかよく練習して、うまくいくメンバーを 使いたいから、国内組優先するという方針は、 基本的には間違いじゃないと思うんだけれど、 それが通用していないなら、個人技で何とかできる 可能性のある人を早くから出すべきじゃないの? そう思ったからこその、「残り10分」よりは早めの 海外組投入だったのかもしれないけれど、それすら 同点に追いつかれてからやっとの決断だったし、 彼の采配は何もかも、後手後手に回っている印象。 結果的には、いいところで雰囲気が変えられて、 ギリギリ勝利を得られたけれど、納得いかず。
今日の結果は、小笠原のインタビューどおり 「最低限の結果は出せた」だと思うから。 2-0か3−0ぐらいで勝ちたかった試合だと思うから。 北朝鮮は、運動量も豊富でパス回しが早くて、 思っていたよりいい(つか、好きな)チームだったけど、 でも、もっと貪欲にゴールを狙う試合をしていれば、 「勝ちを拾った」ゲームなんかではなかったはず。 日本代表の試合を見る度いつも感じるイライラが、 このままである限り「強い」「怖い」チームには 永久になれないような気がしています。 まあでも、良かった。次も頑張って。応援してる。
| 2005年02月08日(火) |
井上君の『ごきげんよう』 |
朝、時間を見るためテレビをつけたら 池松壮亮くんが何かの記者会見していました。 顔を見ただけで誰だか分かった自分自身に、 驚いていたら、内容を聞きそびれました(苦笑) 『鉄人28号』関係イベントだったようですが。 しかし、中学生の男の子の顔を覚えているとは 本気で気に入ってたんだなぁ、自分。
今日から『ごきげんよう』に井上君出演。 30分番組で、普通なら3人のゲストが1回ずつ 話したものを うまく時間内に収める感じなのが、 今日は各話が短くて早くに3人終了してしまい、 最初に話した井上君には2回目が回ってきて。
最初のお題「胸騒ぎがした話」に関しては、 ちっとも胸騒ぎじゃないなりに、初恋の人を 捜し求めて見つからなかった ちょっといい話を 爽やか君のままにまとめていたのに、2回目の 「私の秘密」は「実はおっさんと言われます」。
今日は全体的にそうだったけど、最初から一言 結論だけ言ってしまう形の話題だったので、 小堺さんが必死で話を広げて盛り上げて、 それで何とか番組時間を埋められた感じでした。 そろそろ井上君も、トーク番組慣れしてもいい頃 かもと思うけど、生だと まだダメなのかな。 しかし、何にでも下手に口を出す赤塚真人と 話がすぐ終わる井上君と、どっちの方が 司会者としてはマシなゲストなんだろう?(^^;
そうそう、新ルドルフのパクさん出演 『歩兵の本領』感想、2/1日記分に更新しました。
朝からヤバいなという気がしてました。 家を出る時は元気だったのに、外を歩いて 会社に着くころには、鼻はグシュグシュ 目はシバシバ、こめかみが痛くて熱っぽく。 絶対そうだと会社の人と言い合っていたら、 お昼のニュースで、今日から花粉本格化と。 そんなことが分かる体になりたくなかった(泣)
『ハチロー』3回「恋に落ちた」 ちょっと好きかな。 延々と♪麗人の唄でタンゴ踊ってる恋人とか 何の脈絡もなく歌う3人のシンガーによる ♪アラそうかしら を延々と流したり。 今回の前半みたいに、マメにその場に合った 音楽を流すつくりにして、音楽劇かと思える くらいにしてくれたら、もっと好きかもな。 実はエンディングの歌も、結構好き。
『不機嫌なジーン』 あるんだよね、どうしようもない男を、 だからこそ好きになっちゃう事って・・・。 最終的にはやっぱり、うっちーを好きな 話だということに諦めがついてきた気がする。
実は ものすごくヤな奴が相手の時のほうが、 ハマり度は大きくて、離れ難かったりする。 それは実は、遺伝子が自分に足りない部分を 持つ異性の遺伝子を呼んでるんだって説も、 どこかで読んだ覚えがあるような。そういう なんちゃって遺伝子論って、一時はやって、 大量に出回ったし、タイトルまで覚えてないけど。
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