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朝日舞台芸術賞が発表されましたね。 結局グランプリは2年連続で観ていないもの。 新国立劇場の『喪服の似合うエレクトラ』。
山南さんの大河後初舞台だし(<間違っている) 気になる舞台として一応メモしてはあったけれど、 「ユージン・オニール作品を栗山民也演出」と聞くと、 『夜への長い旅路』の辛かった記憶が甦ってきて、 どうしても劇場に足を運ぶ気になれなかったもの。
案の定、感想を見て回ると「良かった」と感じた人と 「かったるかった」と感じた人、真っ二つという感じ。 じゃあ行かなくて正解だったかなと納得してたけれど、 賞を取る作品を毎年全く観てないとなると、妙な話、 「仮にも演劇ファンを名乗るのに」という気が湧いてくる。
いっそ本当に全く観たことないものばかりなら、 選考者と趣味の合わない賞だと切り捨てられるのに、 毎年誰かしら、気になる人が入ってるのも嫌な感じ。 阿佐スパ『はたらくおとこ』に対しての長塚圭史、 『ファウスト』での振り付けに関して、近藤良平。
近藤良平さんについては、「新鋭で清新さあふれる」 個人や団体に与えられる賞だから、朝日の賞の中では 若干、雰囲気が違うものが入っていても当然かもしれない。 でも、坂手洋二や野田秀樹という、観るたび「はい分かった、 君たちは頭がいいね、私はバカだよ」と感じさせられてしまう とても苦手な人たちと並んで「長塚圭史」の名が書かれると、 彼らの作品も、感性だけなら理解できないはずはないもので 「お前は単に、難しい作品を観て頭を使うことを放棄してるんだ」 と言われているような気がしてしまう。
思えば『ペリクリーズ』も、劇場の遠さや出演者だけでなく、 哲学っぽい面倒くさそうなイメージも嫌で、避けたっけ。 観劇なんてただの趣味なんだから、小難しいことが嫌いなら 避けていればいいだけのはずなんだけど、避け続けると、 逆にいきなり、コンプレックスが痛んでしまったりもする。 せっかくだから少しは、帝劇・日生・Parco・青劇常駐から、 コクーンや新国立にも足を伸ばしてみるべきかなぁ・・・?
| 2005年01月05日(水) |
『ありふれた生活238』他 |
もしかしてと思い、久々に買った朝日の夕刊、 大当たりで、今回のネタは『新選組!』忘年会。 ちょこちょこと描かれた慎吾や山本君の話が楽しくて、 ファンとして、とても有り難いネタ話。
スマステの『新選組!』最終回前夜祭の夜、 番組終了後に「飲みに行こう」と誘ったという慎吾。 慎吾ファンからしてみれば、芸能界で知り合った人を 自分から飲みに誘うなんて驚天動地って感じのこと。 彼にとって、この一年がどれほど大きかったのか 改めて知らされたようで、ファンとしてはうるうる。 なのに、みんな予定が合わずにNG。でもめげずに、 せっかく開いた扉を閉じないでくれよ、慎吾〜!
その話を聞いて幹事を買って出た山本耕史、人を集め、 近藤・土方・沖田・山南・伊東・平助・尾関・鍬次郎 つね・深雪太夫・明里・おまさ、スタッフが数人、 途中で芹沢・斎藤一、入れ替わりで源さんも集合。 「まあ、俺が声をかければこんなもんよ」と、 得意満面にしていたという彼も、「らしすぎ」。 この そつのなさ、調整能力はどこから来るのかなぁ?
彼にはまだ、土方にとっての近藤のような、何よりも 優先する「これ」が見つかっていないように感じるけど、 是非ともそれを見つけて化けてくれることを期待。 いや個人的には、一生『RENT』演ってくれてても いいくらい、山本マークには惚れているんだけど、 あと何か一つで、とんでもない男になりそうな気が するだけに、今のままだと勿体ない気分なんだもん。
今回、文章自体はあまり まとまりがないなぁと 思いながら読み進めてふと気づけば、文の最後は、 「とりあえずは、しばらく今のままで行こうと 思っています。今年もよろしく」と結ばれていました。 そういえば、1面にあった「酒席の苦手な三谷さんの 四苦八苦が面白おかしく描かれます」なんていう 煽り文句に惑わされてたけど、今日のタイトルは 「今年も『夜遊び』とは無縁かな」でした。 つまり今回のネタは『新選組!』忘年会ではなく、 年頭のご挨拶だったんですね。しまった、だまされた。 まあ、そう思って読み返しても、それほどまとまりが ある文章ではないですが、個々のネタがツボだったし、 今回は買ってよかったな〜♪という感じの日でした。 三谷さん、こちらこそ今年もよろしくです。
以下はとても関係ない話。
隣に引っ越してこられた方から頂いたものが 何だかはっきりと分からず困っていたりします。 小さな正方形のワッフル地、白と茶の2枚セット。 包みに「Dish Cloth」と書いてあるからには、 お皿用の布巾なんだろうとは思うんだけど、 こんなに小さくて何枚拭けるんだろう? お皿拭きに茶色??と疑問ばかりが多くて。
でも何となく可愛らしいし、きっとお隣は、 こういうものが多いお洒落な台所なんだろうと、 挨拶に来られた美人さんと かっこいい息子 (6歳)を思い出しながら考えたりしています。 せめてメイクを落とす前に会いたかったなと 思ったりもする私。多分彼女が数歳上だろうけど、 嫌みのないきっちりメイクの美人だったんだもん。 ああいう人の旦那、羨ましいな〜。
| 2005年01月04日(火) |
更新&『大化改新(後)』関係ない感想 |
起きたら7度3分。よし下がってる。 ありがとう、祐一郎さん。<なぜ? ありがとう、慎吾。<ドリスタン飲んだから。
会社に行けたので、年末に置き忘れてきた 『SHIROH』前楽&楽の簡単感想文、 12/29のところにアップしておきました。 ほぼ書き上がっていたので手直しは誤字程度で 観た当初まんまの感想です。今読むと、ちょっと 自分でもモニョる所もあるけれど、そのままで。
今日は残業なしでサクッと帰ってきたので、 一応、『大化改新』後編も見ておきました。 中大兄皇子役、どこかで見たことあると思ったら、 この名前は、藤原ハムレットのフォーティンブラス(^^; あの時はどうにもフォローしようがない演技だったけど、 今回は、品があって意外にいけてるなぁという印象。 少しは成長したのか、演出の切り貼りのおかげか? 以後も舞台に来そうな子だし、前者だといいなぁ。
でもとにかく後編の注目は、岡田准一君のお髯! (「髭」は口、「髯」は頬、「鬚」は あごのひげ らしいけど、あの形だと どの字を使うんだろう?) 不思議なほど似合ってて素敵。かっこいいぞ〜♪ 前編は、渡部篤郎に比してあまりに若造だったけど、 お髯が生えたらいきなり男っぽさが増して頼もしく。 思わずドキドキしながら生年月日とか調べちゃう私。 1980年生まれか〜。24歳ね。男っぽくなる時期かも。 しまった、慎吾より年下を好きになる予定はないのに(^^;
| 2005年01月03日(月) |
『大化改新(前)』超簡単感想 |
帰京してきました。 が、昨日からまずいと思ってたのが本当で、 ちょっと体温計はさんでみたら38.5℃・・・。 新幹線の中でも世界が回って気持ち悪くて、 新大阪で乗り込んでからほとんど寝てました。 チケットが取れなくて のぞみのグリーン席なんぞに 乗ってたんだけど、毛布が借りられたし良かったかも。 わずかに目が覚めた時の風景はこんな感じ。

あんまりきれいに撮れなかったけど、富士山。 夕方で雲が赤く染まっていて、いい感じだけど、 雪が少ないのがあんまり正月っぽくないかな。
帰ってきて少し寝て、正月ドラマSP『大化改新』。 目当ての祐一郎さんは前編で亡くなると聞いていたので グ〜ラグラ世界が回る中、一応前編だけ最後まで見て。 感想はといえば「良かった、後編まで見たくなるほど 面白いドラマじゃなくって」だったりするけど(苦笑)。 ものすごく正月らしい、まったりドラマですね。 あまり馴染みのない時代だからか解説台詞ばかりで。
でも、理想論を唱えながらも政治闘争にも 参加しようという山背大兄皇子は、結構いい感じ。 きれいごとが、この人の口から出ると、なぜか 単なる きれいごとに聞こえなくなるのが好き。 やっぱり普通の人間ぽくない雰囲気があるのか、 聖徳太子という聖化された人の息子である立場が 似合っていたのが、個人的に嬉しかったです。 でも、お月様に向かって元気玉いっぱい作ってたね(笑)
そんな感じで。もう寝る〜ん。明日から会社。
| 2005年01月01日(土) |
A Happy New Year! |
あけましておめでとうございます〜。 あまり書くこともなく、ボケ〜っと正月しております。 雪の富士山は、30日の出勤途中に見てしまったし、 路上に積もる雪も、大晦日に済ませてしまったし、 年賀状は関東の家に届くのでまだ全然見ていないし、 今年はSMAPは正月を休んでいるのでTVに出ない。 正月らしさといえば、ボケボケすることぐらい。 というわけで、甥っこと猫に囲まれて、 ただただ、ひーたーすーらー、寝正月。
今年は観劇の方も割とボケた感じで始まるので、 年に数回観るか観ないかという劇団四季から開始。 1月は『CATS』と『タック』×2回だけです。 手元にチケットが少ないのは何とも不思議な感じ。 でもどうせ2月になればバタバタ観劇生活が 復活するのだし、今のうちに、積ん読になってる DVDなど観つつ一年を始めたいと思っています。 今年もよろしくお願い申し上げます。
かずき@帰省中でございます。 遊び過ぎたツケが回ってきて、昨夜も深夜まで働き、 気がついたら大晦日、ダッシュで新幹線でした。 (驚くほど雪が積もってて、走れなかったけど) そして『SHIROH』前楽&楽の感想も書けぬまま、 年を越してしまうという羽目に。すみませぬ〜。
2004年は何だったかと振り返ると・・・、 私の場合はやっぱり『新選組!』だったのかなぁ。 普段ドラマを見ない私が、1年続けられたドラマ。 俳優で見ていた覚えはないから、本当に面白かった。 あとは、レミゼで始まりレミコンで終わった、 レミゼ追っかけツアーの一年だったということか。 SMAPツアーがなかった分、心置きなく、 レミコンツアーを追っかけられてよかったな。 あと、これを一年の総括に入れるのはどうかと いう感じかもしれないけれど、戸井勝海さんが 忙しくて、追い掛けてるうちに一年終わった感じ。
それくらいかなー。こんな、相変わらず バタバタしていて何かと至らぬ私とHPですが、 来年もよろしくお願い申し上げます。
| 2004年12月29日(水) |
『SHIROH』前楽&楽 |
『SHIROH』前楽&楽、観てきました。 本当は楽日に仕事休めないはずだったから前楽取ったのに、 何だか楽日も勢いで取ってしまって、取れたら行きたくなって、 休み希望したら重低音だけど「いいよ〜」と言われたので、 後のことは考えずに行くことにしてしまいまして。楽当日が 納会のはずが前日になったのもラッキーってことで。
んで。やっぱり、行って良かったなー! 結局、初日・11日・前楽・楽と4回観たんだけど、全然違う。 いや〜ん、テンポがいいわ!台本自体は変わってないし、 やっぱり、あらすじ的には不要なキャラクター多々多々だけど、 だから何さ!と思ってしまうような楽しみがあるんだよね〜。 ただひたすら絶対、四郎&寿庵の切ない恋が好きですが、 中川君の歌は、とにかく音楽の力を感じさせてくれるし、 前楽の じゅんさんの練り上げられたアドリブ(って、日本語が 間違ってるけどホントなんだもん)と、楽日でのボロボロさ、 それを苛める江守さんの圧倒的な存在感もやはりすごすぎ。 江守氏は、歌が歌になってきてることにも感動したし(笑) 楽は離れた席から観たこともあってライティングも堪能、 おお、新感線を観たなという満足感はたっぷり。
ただ、本当なら、思いっきり気持ちよく勢いの2日を過ごして、 「あー楽しかった!」って終わりたいところなんだけど、 やっぱりね、宗教がテーマというのは、私には重いらしく。 アンジョルラスでも思うんだけど「信じるもののために死ぬ」 というのは絶対に違うと、まず、拒否反応があるんですよね。 それでも、最初はそれを絶対に否定していたシローが、 「殉教だ!」と叫び、磔にされてしまうストーリー展開なら、 どうにか、ついていけそうな気もしつつ、でも、毎回観ていて、 ふと気づくと、どこかで置いてきぼりにされてしまっている。 そして、この舞台の時間では常に苦悩とともにある、 人間・四郎と一緒に「棄教すれば助かる!」と、叫んでる。
結局でも、何が大切かってことなのかなぁ・・・。 「大切な人のために死ねる」っていうのと、何が違うのかと 言われると、瞬間的にはありなのかなという気もする。 どうしても守りたいものって何か、って。それが、複数人で 同じものであり、見えないものであっても同じなのかなぁ? 四郎の最期の奇跡も、シローの最期の行動も、同じ? 最期に「さんちゃご、四郎様・・・」と呟く寿案も、同じ?
実は この瞬間は、シローやリオにも奪われていた 四郎の心が、完全に寿庵に向けられたという意味で、 ひたすら寿庵Loveな私にとって、すごく大切な場面なのです。 図らずもリオと同じ言葉を呟くことで、四郎の全ての意識が 寿庵の上に重なるんだろうけど、その内容が「さんちゃご」。 「自分の信じる道を戦いつづけてください」って事ですよね。 その祈りも、殉教のようなものかもしれないのかなぁ?
だから、何も実は分からないのだけど。でもいいんだ、 モードはひたすら、上川さんかっこいいー!だし(苦笑) 「悩める好青年」を演らせたらホントに世界一じゃないかな? きっと隣にいたら、いちいち何事もこねくって面倒に考えて、 「こいつ、うざーっ」なんて、敬遠するタイプだと思うんです。 でも、私が好きなタイプの、まさに「役者の歌」という、 感情が完璧に伝わりドラマが見える歌に引きずられたり、 寿庵の一途な恋に共感したりしてしまったせいもあって、 欠けた月である故の苦悩と努力に共感させられていて。 観劇中ずっと、寿庵と一緒になって、ただひたすら 何か彼の役に立てるならと願っていましたわ。
基本的には、上に立ってくれる人、好きなんですよね、私。 そんな訳で、楽日のカーテンコール4回目か5回目くらいで 「いいかげんに帰りなさい!」と叱ってくれた上川さん、 ますます惚れましたわ〜(*^^*)素敵素敵、LoveLove。 その直前の年末恒例餅まきではO列に座っていた私の 頭上はるかを餅が飛んでいくという豪腕を見せてくれたし、 もう、分からない舞台は素直にミーハーだけでいってしまえ! 「上川さん、かっこいい〜♪」今年はこれで終わりです(笑)
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