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2004年09月22日(水) 唐沢寿明「おしゃべりカフェ」

「この期間は、君たちの体は君たち一人のものではない」
と会社から言われた、連続お仕事2週間の真っ最中です。
仕事帰りに遊びに行った先で事故に会うようなバカなら、
死んでも幽霊になって働きに来いとまで言われたし。

何があっても放送時間に間に合わせなければなので、
始まりと終わりはきっちりしていて、それ以上の残業が
ないのだけは救いですが、どんなに難解なものでも
時間内に終わらせなければならないので、集中が肝心。
遅くとも8時ごろには家に帰っているのですが、さっさと
食事して風呂入って、日付が変わる前に寝ましょう。
は〜っ、ヤダヤダ、こんな生活。

そうすると、ここに書くようなネタがないんですよね。
ネタを探して久々に朝日の夕刊も買ってみたんだけど、
三谷さんのエッセイも、今回はイマイチ気が乗らない。
ぐっさんネタなので、最近の永倉がとみに気に入らない
私にとっては、ちょっと鬼門気味だというのもあるのですが。

ネタネタネタ・・・と思っていたら、
日曜に行ってきたトークショーのことを思い出しました。
ネスカフェ主催の抽選で当たる唐沢寿明トークショー。
私が当たったのは午後3時半開演の、寺脇康文との回。
「ふだん、友だちとお茶をする時のような自然体の唐沢で
臨みたいと思います」という招待券に書かれた言葉どおり、
ホンットに くだらない野郎どもの冗談の掛け合いばかりで、
しかも結構すべってるし、実は ほとんど内容覚えてない。
だからこの話はここではスルーかなと思っていたけれど。

でも1時間のうち最後の十数分だけはすごく真面目だった。
「飲みはすごく好きだけど、舞台の公演期間中だけは、
絶対に飲まない」と聞いて、その姿勢に惚れ直したとか。
私は普段、割合いつでも好きな時に休める仕事であること
=仕事上、自分が代替の効く人間であること を喜んでいるし、
今のような状況は2週間だけだから何とか可能だと思ってる。
でも、役者って、仕事のほぼ100%が、自分自身でなきゃ
意味がない職業なんですよね・・・。そう考えると重いわ。

あと記憶に残ったのは、唐沢さんの自己分析。
「山口智子」と自分を比較して、「ヤツは生きてるだけで
金になる。その人生が見たいとファンは思ってるんだ。
でも自分のような人間は、何か芸をやってナンボだ」って。
ただ歩いていて、その場所や服装が売り物になる彼女に
対して、自分は、何かをやらなければ意味がないと言う。

自分の妻である人間と自分自身に対して、
こういう発言ができるのって、なんだかすごく感動した。
良い悪いじゃなくて、客観的に「違う」ことを把握できる。
自分の歩いている道に きっちり自信を持っている上で、
相手を大切によく見ているからこその発言なんだろうな。
長年、同じ業界で働く同志みたいな間柄だからこその
視点でもあるのかなと、少し羨ましくも感じたり。

でも、こういう真面目な話をしたのは本当にわずかな時間。
司会の中井美穂が「こういう感じの話を、最初からできれば
良かったですね」みたいに最後をまとめていたけれど、でも、
ただの友人とのおしゃべりだったら、真面目な話になる時も
うだ〜〜っと馬鹿馬鹿しい話ばかりの時もあったりなんだし、
まさに「おしゃべりカフェ」のタイトルにふさわしい時間だった
と言えるかも。実はしゃべってる最中は、司会が口を挟むたび、
楽しげな くだらない会話のテンポやポイントが崩れるようで、
逆に放っておいてくれた方がいいのにと思っていたし。

たまたま最後にマジな話も聞けたけど、本当に「たまたま」。
つい間違って、そこで唐沢さんに惚れ直しちゃったけど、
本当なら、コーヒー飲んでお茶菓子食べながら、マジで
くっだらない話を1時間、横から聞いてよう企画だった感じ。
だから本当は、もっと「ファンです!」って人が当たって、
行くべき企画だったのかな・・・?あ、ごめん、ファンの人。
ポチッと気軽にボタンを押しただけで当たっちゃった時点で、
少し罪悪感も感じたから、ちゃんと一緒に行く人は探して
FC入ってて申し込みもした人と行ったから許してくれ。


2004年09月19日(日) 『新選組!』第37回「薩長同盟締結!」

『新選組!』第37回「薩長同盟締結!」

そういえば先週の感想を書いてないなと思ってるうちに
あれよあれよという間に日曜の8時になってしまった。
先週の感想はといえば、多分、ドラマ始まって初めての、
「自分から指揮を執る近藤勇」に感動したくらいかな〜。
いやもう、佐々木様との対決は相変わらず迫力足らずで
イマイチではあったんだけど、それでも、次々決断して
命令していく近藤に、ちょっと結構 ドキドキしましたとも。
その裏で、竜馬が何をしてたかと思うと、日本を動かす
算段をしてた人との間に差を感じちゃったけどね・・・。

さて今週。さらにその差は広がって。
松原の死に関して「その気持ち、しかと受け止めた」と
言ってる近藤さんは本当にかっこよかったんだけど、
「時代は訳の分からない方に向かっている」って・・(涙)
今回はタイトルからして仕方ないのかもしれないけれど、
どう見ても竜馬の方が主役ノリってのは悲しいです。
いつまでもいつまでも変わらず、身内の思いを大切に
することで生きている男の人生だから、仕方ないんだけど、
それが「大河ドラマ」枠で主役張るのは難しいのかなぁ。

ま、でも今回は面白かったです。
オープニング前の解説コーナーまでしっかりドラマして、
良順先生の新選組一斉診察、松原の死、薩長同盟締結と、
イベントぎっちり詰まって飽きている暇がなかったし。
後半の竜馬オンパレードは、ドラマとしてはともかく
新選組応援班としては、見ていてとても寂しかったけれど、
前半の松原関連話は、好きだったなー。ドキドキした。
このドラマって、色恋がどれも色気なくて嘘くさいけれど、
松原には「男」を感じさせる雰囲気があったからかも。
切なさがにじんでいて、とても良かったし。

この場面では、初めて斉藤がいいなと思えたのも嬉しい。
周りで徐々にファンが増えていく中、寂しかったんだよぉ。
松原を介錯する時の泣きそうな苦しげな顔が良かった。
河合さんの言葉だけで危ないと思ったのは、前職のせい?(笑)
今回は土方さんも怖いばかりでなく、なにやら憂いがあって、
ちょっと色気を感じながら見られて嬉しかったです。


2004年09月18日(土) Members Gathering

17日と18日の夜、代々木上原ムジカーザであった
石川禅さんのファンの集いに行ってきました。
いや、「ファン」と言ってはいけないのですが。
禅さんは「ファン」という言葉の本来の意味である
「バカ」とか「○○狂い」が気になるからと、
あえて「ファンクラブ」とは言わないんだそうな。
だからタイトルは「今、石川禅を好きな会員の集い」。
他のいろんな舞台や役者さんたちも見ている上で、
今の瞬間は、石川禅が好きだと思う人の集まり。

その感覚に、最近やっと慣れてきたかなと思う。
自慢じゃないが、好きになった頃って信者だったし。
禅さんが出演している舞台を好きになれなかったら、
それは私が何かしら悪いと、心から思ってたし(苦笑)
ここ数年でようやく、それは、それこそ「ファン」の
感覚で、私がありたい姿でも、禅さんが期待する
応援する人の姿でもないんだなと気づいたばかり。

まあ、禅さん好きの知り合いが増えてきてみると、
禅さんという人自身が、相手にそういう視野狭窄を
起こさせやすい人なのかなという気もしていますが。
友人曰く「ストーカーされたり、路上でいきなり
刺されたりしやすい人」だそうで、ものすごく納得。
だからこそ毎回 本当に丁寧に「ファン」の説明を
するのかもなぁと思ったりもするし、今のところ、
そういう勘違いの道を全く通らなかった友達は
禅さん好きでは1人しか知らないくらいだし(笑)
ああ良かった、私、刺しちゃう前に気づいて。

今回は参加者約100人。40分ほど歌って15分休憩、
幕間には紙コップですがコーヒーか紅茶をどうぞ。
入り口で渡された小さな用紙に書いて提出する
参加者からの質問全部に1時間ほどで答えてから、
ジャンケン大会で勝った人に手作りプレゼント。
出口でお見送りの時に、写真付きカードと握手。

最初の時点で金曜の夜しか申し込まなかったのは、
土曜昼は仕事だし、土曜夜は会員だけの集いだから
質問が愛にあふれすぎていて、ついていけなかったら
どうしようかなと思っていたからでした。それでも
金曜終了時点で追加したのは、後半がどうでも
歌だけで、5000円払う価値を私は感じられたのと、
あとは、同じように視野狭窄の道を通ってきた
久々に会う仲間が、土曜の昼夜だけ参加だったから。

結果、すごーく楽しかった。
失礼な言い方かもしれないけれど、帰りの飲み会で
後半のQ&Aも、立派な肴として機能してくれたし。
舞台上以外の禅さんに興味がなくなってしばらく、
ムジカーザのイベントには参加していませんでした。
でも、私なりのうんと離れた位置からの応援の仕方が
やっと少し分かったかなという感じで良かったです。


2004年09月16日(木) 『轟天vs港カヲル』

全然日記書いてなくてすみません。
『新選組!』の感想もまだだし、火曜にはいきなり決意して
『I Love You 愛の果ては?』橋本公演にも行ってるのに。
だけど、季節の変わり目のせいか疲れやすくなっていて、
帰ってきたらバッタリ寝たりしてしまっていて、何も書けず。
仕事も忙しいので、その最中に感想書けないのも大きいし。

そんな中、会社の健康診断に行ってきました。
全部終わって最後の問診、「体調は悪くありませんか?」
と聞かれて、「別に特に何もないです」と答えました。
医「階段上ると息切れしませんか?」私「運動不足なんで」
医「最近、疲れやすくありません?」私「もう年なんで」
医「急に起き上がるとクラクラと、めまいがしません?」
私「朝は弱いんで、気持ち悪いですけど」医「貧血ですね」
私「ああ、貧血気味とは前から言われてましたけど」
医「他の検査結果によりますが、多分 再検査ですね」
私「ええ〜っ?!」

つい最近、献血できたんですけどとか訴えたけど
数字は無情で、多分、この忙しいのに休んで再検査です。
確かに最近ちょっと、疲れやすいかなとは思っていた。
だから、朝昼晩ちゃんと食べて、早寝早起きを心がけていた。
でもどうせ、運動不足と肩こりと年齢のせいと思っていたのに、
ちっとも「健康」じゃなかったらしいことが判明しました。
まあね、ふと気づいたら、私の好きな人たちって ほぼ全員
今年でちょうど40歳なのに皆やたらと元気だったりするし、
私が「もう年で」なんて言ってちゃいけないって事なのかも。
とりあえず病院行くのは今月末の連続出勤を乗り切ってから、
ということになるけど・・・、とりあえず鉄剤買ってくるか。


ウーマンリブvol8
『轟天vs港カヲル〜俺を愛してきれいになあれ〜』

<出演>剣轟天:橋本じゅん、港カヲル:皆川猿時 ほか
<作>宮藤官九郎

ちょっと一気に病人気分になりながら行ってきたのは、
なんでそんなに元気なんだ?!ってほど元気で宇宙一強く、
顔も性格も暑苦しい、劇団新感線の名物キャラ・轟天出演作。
新感線の轟天シリーズは3本あって、どれも勢いあふれて
笑いまくっているうちに全編終わってしまい、カーテンコールで
「3時間、何も残らない舞台を観て頂き有難うございました」なんて
主演が挨拶してしまう、まさに「超楽しいだけ」舞台なのですが、
前回で終了した そのシリーズの主人公をクドカンが借りて、
大人計画の名物キャラ・港カヲルと対決させようという企画舞台。
轟天好きとしては、外しちゃいかんだろうと行ったのですが。

なんつーかなぁ、「微妙」。そういえば、
クドカンが遊んじゃえ企画「ウーマンリブ」シリーズは
前にも一度行ったことがあるけど、それも微妙だったっけ。
楽しいんだけど、どうにも気が抜けた感じで勢いは全然ない。
それはそれで中途半端なヒョロヒョロの今っぽさが好きだけど、
「熱く!」「どこまでも暑苦しく!」「真っ正面から濃く!」
という、どこにいても彼らしい魅力にあふれまくった轟天は、
クドカンの生温い気の抜けた世界と かみあってない感じ。

かをるちゃんも、冒頭の記者会見では「濃い!」とだけ
紹介されていたんですが、初見の私が「ちゃん」付けで
呼べちゃうような、愛嬌というか かわいらしさがある分、
暑苦しさに対して真正面から向き合ってない感じがあって、
その点でクドカンの世界にも十分に溶け込んでいる。でも、
轟天はあくまでもスマートさがなく、クドカン世界とは遠い。
その違和感が楽しいというほどまで消化されてはいないので、
「轟天」を観にきた今の私にとっては、クドカンの温さが嫌。
多分 私だって、ウーマンリブを観る気分で行っていれば、
逆に、轟天の暑苦しさが辛かったんじゃないかと思う感じ。

まあでも、クドカンが轟天を好きなんだなぁということは
ひしひしと感じられる舞台で、それは、同じく轟天を愛する1人の
ファンとして共感できなくもなく。すごい楽しそうに弄られてるもん。
仰向けから足腰を持ち上げた状態で ゆらゆら揺すられてたり、
ミニ丈のウエイトレス姿でパンツ脱がされそうになってたり、
思いっきりブチュ〜ってキスされて「こんな本 書くからだぞ!」
と、さすがにちょっと じゅんさん気味の轟天に言い捨てられたり。

外見からして いかにも薄〜いヒョロヒョロしたクドカンが、
轟天に弄られて幸せそうにしてる姿は、「ああもう、ただただ
これがやりたかっただけなのね・・・」としか思えなかったけど
彼の、少し ずるさ入った小動物系の笑いで人を見上げるような
中途半端な内気さも 結構それなりに可愛く見える私にとっては、
こういう舞台もありかなと、生暖かく見守れたものだったかな。
自己満足芝居の最たるものだとは思うし、こんなものに轟天を
つきあわせるなと思う気持ちもゼロじゃないけれど、まあ、
天下のクドカン様ですから。素直に、もう観られないはずだった
轟天がもう一度観られて嬉しかったと、そこに感謝しておきます。
どこにいてもやっぱりパーフェクトな轟天は幸せだったし。
あと、おみやげの轟天&カヲルちゃんウチワは、持って帰るの
恥ずかしいけど、ちょっとアイドル紛いで嬉しかったです。


2004年09月10日(金) G2『痛くなるまで目に入れろ』(初日)

G2『痛くなるまで目に入れろ』(ネタバレ付き)

<場所>紀伊国屋ホール M-16番
<出演>
 松田将:山内圭哉、晃(将の父):陰山泰、長谷川(執事):久保田浩
 肇(将の幼馴染):中山祐一朗、理沙(将の元彼女):松下好
 鰐淵(暴力団組長):坂田聡、美里(鰐淵の妹):岩橋道子
 ロドリーグ(鰐淵の妻):シルビア・グラブ、中川(若頭):曽世海児、
 海老江(構成員):久ヶ沢徹、新山(構成員下っ端):渡辺慎一郎
<休憩なし>2時間10分

ミステリじたてっぽい舞台だったのね。
そして、小劇場系ではほとんど期待していない事なんだけど、
観終わって「ああ、こういうタイトルだったんだ」と納得できた話。
(予約時に見たあらすじとは大幅に違ったようだけど(笑))
本当に痛くなるまで目に入れないことには、この父子の、
2人だけで完結してしまった関係性はどこにも向かわない。
父親が死ぬ時、息子を連れて行けなかったら、それこそ悲劇。

いやもう、そんなに真面目に書いたところで所詮、
最初の感想は「ひでぇ。」だけだったりするんだけど。
ホントめっちゃひどい話。あらすじは、すごくまとめにくいけど、
鰐淵組に追われて5年間 隠れ住んでいる将には、時々
記憶が飛んでしまうことがあって、前の恋人理沙についても、
葬式をした記憶だけ、どうして彼女が死ぬことになったのか
覚えてないという状況で。そこに幼馴染の肇が、記憶を
なくす前の将に預けられたと言って、将の手紙を持って現れる。
「あれは親父にバレないように あそこに隠した」という内容の
意味を探して彼らが動き出したことから帰ってくる過去の数々、
そして繰り返される新たな事件・・・ってな感じかな。

裏社会にも力を持ち、どんな事でもできちゃう父親が
息子を盲愛してて、レールを引きまくって管理していて、
レールから外れようとすると、あらゆる手を使って修正する。
感情が高まりすぎると、プツンと意識と記憶が途切れてしまうという
息子の病気もあり、多くの人を巻き込みながら何度も繰り返される
逸脱と修正。最後に凄惨な現場で将を抱きしめて「大丈夫、
大丈夫」と息子をあやす父親って・・・、ちょっと、ぞっとしたり。

母子だと割りと有りがちな感じで、もっとドロドロするだろうけど、
父と息子のせいかな?恋愛とか性とか そういう絡みがなくって、
越えられない壁と息子の間の対立の構図がカラッとしてて、いい。
息子側が記憶喪失という病気を乗り越えられないかぎり、
父との対立はどの方向にも全く進展する可能性がないのが
ちょっとホラーで怖かったけど、笑いをたくさん挟んでエンタメして
終わりは「うひゃぁ、救いがねぇ(^^;」と叫んで終われた楽しさ。
楽しませてちょこっとテーマなバランスがとても好みの舞台でした。


2004年09月09日(木) 解決しました。

書き逃げしていた下記の件、解決しました。

>2004年09月09日(木) 業務連絡です。
>
>すみません、昨日からメールが届いてません。
>ずっとお願いしていた転送メールの関係で、
>happy.club.ne.jp他、ほとんど使えていません。
>
>今日中には復活できると思いますが、
>一斉にメールが届くことになりますので、
>またしばらくお返事が遅くなるかもしれません。
>申し訳ありません。
>
>ちょっと余裕がないので、今はこれで。
>失礼します。

おかげで今、昨日届くはずだったメールに埋もれてます。
携帯なんて、消しても消しても迷惑メールが届く。
一日にこんなにたくさん消してたんだなぁと実感。
しばらく頑張りまーす。

後、帰宅したら昨日観てきた舞台の感想を書かなきゃ。
昨日はG2の『痛くなるまで目に入れろ』初日でした。
会場入ったらいきなり、高嶋お兄さんからの花を発見、
一瞬で、頭が先日終わったエリザベートに飛ぶ私。
禅さんやら祐一郎さんやら綜馬さんの名を聞くよりも
彼の名前の方が意識がエリザベートに飛びやすいのは、
シングルキャストだからなのかなぁ?ちょい不思議。

そんな気分のところに、亀有まで村井オヤジ様出演の
再演『オスカー』を観に行っている友人からメール。
「禅さん来てるよ〜。エリザキャスト集合。や〜い」。
思わず、携帯握り締めてフルフルしちゃいました。
亀有『オスカー』は、先日、割引の案内も来てた演目。
でも既に他のチケットを取っていたから諦めたのに。
私にとって基本的に舞台の優先順位は、早いもの順。
よほどのことがないかぎり、先に予定が入っていたら、
売る努力をしてまで他の舞台を入れはしないから。

でも、それだけの理由で、気持ちはあるのにやめた
演目に、年に数回しか観劇しない人もいると聞くと、
なんか・・・、やっぱり悔しいかも。あ、いや、
代わりに観てきた舞台も、時間さえ許せば追加したい
ぐらい好みだったので後悔はしてないけど、でも、
ちょっと微妙な気分になるのは仕方ないですよね?


2004年09月08日(水) 『Rhythm Rhythm Rhythm』初日

<場所>アートスフィアN列14番
<出演>リーバ・ライス、東山義久、浦井健治、安寿ミラ
   DIAMOND DOGS(大坂俊介、森新吾、SHUN、MITSU:KYOHEI)
   関仁史、佐々木重直、仮谷孝之、長内正樹、
   小山みゆき、紀元由有、高橋千佳、ヒルナオミ

ただでさえ順番や演目が記憶に残しにくいショー公演で、
パンフレットが売り切れていたため、曲目などは全く不明。
しかしなぁ、初日だよ?パンフ、なんで売り切れるのさ。
終演後にアンケート書いてから物販に回ってビックリ。

ついでに、1幕は何かしらストーリーがあったっぽいのに、
それも不明。最初の大坂君がいじめられてるような部分と、
浦井君の眠り姫な話は、どういう つながりだったのかな?
東山さんはずっと死神みたいに見えていたし、安寿さんは
死んでしまった息子?恋人?に、彼が近づくのを阻止しようと
しているように見えたのに、東山さんの口づけで死者が甦る。
う〜ん、う〜ん(^^;誰か、解説してくださいませ。

でも、東山さんを観に行った者としては、ものすごい満足。
1幕はずっと、燕尾みたいな長い背のついた黒い衣装で、
ほぼ主役?ってぐらい出ずっぱり。ガンガン踊ったり
男女問わずからペタペタ触られては「KING」って感じで
傲慢に退けたりする姿が、ちょっとトートでとても似合う。
プラチナの細い線を束ねたような、しなやかなオーラ。
この方、お顔は本当に「チュウ1」だと思うんだけれど、
踊っている姿は完璧に「きれい」。

なのに、笑顔見せると、めちゃくちゃ可愛いからずるい。
1幕最後、まるでカーテンコールのようにノリの良い曲で
個々に見せ場で出ては拍手をもらっちゃう場面も楽しいし、
2幕、♪Forget a Bad Boyみたいな歌詞がよく出てくる曲では
赤いロングドレスのキュートな安寿さんを次々に男たちが
ナンパしては振られまくるけど、白い衣装の東山さんも◎。
最後に真打として現れ、ナンパ成功したらしい浦井君を、
頭ポンとたたいちゃうのも、男の子っぽくて笑い取ってたけど、
何より体の動きがそのまま表情になるのが、彼のすごさ。

浦井君も、思ったより踊れるんだなぁというのが感想。
2幕では東山さんと同じ振りで2人で踊ったりもしたけれど、
長い手足や高い等身、キリッとした顔立ちに助けられつつも、
なかなか負けてない感じで踊れていて驚いたし。正直、歌は、
全幕通して、実は全くダメなんだと理解するレベルでしたが、
中日エリザ感想を探して回った時に各所で見かけた
「華麗な浦井君のダンス」という表現が、結構 理解できた。

今回の舞台は、多分、本来的には安寿ミラさんのショー。
チラシとかを見ると、「安寿、リーバ・ライス、東山、浦井」と
その他の人々のショーみたいな感じのものだったらしい。
その割に、浦井君の出番は(特に1幕は)激少だったと思う。
でもその分、安寿さんと東山さんが主役っぽく、1幕はシリアス
2幕はキュートな雰囲気で踊りまくり歌いまくり幸せだったし、
リーバさんの、まさにゴージャス!といった歌がガンガン聴けて、
♪All That Jazzまでついてきたり(振りは好きじゃなかったけど)
寝不足で行ったのに瞳孔開きまくった楽しい舞台でした。
もともと安寿さんのショーって好きだし、それに東山さんなら、
大きな外れになるわけはなかったんだけど、相当、当たり。
幸せな時間でした(^^)



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