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今日の私
BNリスト|昨日|明日
| 2004年04月07日(水) |
残念な感想。〜ブルースな日々〜 |
某舞台に行ってきました。理由はといえば、 応援してる大好きな役者さんが出演しているから。 それだけの理由で、全く興味がないのに行って、 しかもチケットは最前列なんか頂いてしまって、 でも楽しめず、不景気な顔で2時間弱を終え、 失礼なことしちゃったかなと思いつつ帰ってきました。
多分、悪くはなかっただろうと思うんですけど。 でも私にとっては笑えないし退屈な本だったから。 もちろん、誰も知っている人がいない芝居であっても、 楽しめることはあるんだけれど、今回はダメだった。 スピーカーの真ん前という席も辛かったから、 それで、気分が盛り上がれなかったのもあるのかも。 いろいろなんだろうけど。とにかく、ごめんなさい。
客観的に、後ろにいた歌のお姉さんたちは 気持ち良いハーモニーで上手だったと思います。 設定として、ある劇団の公演の話だったんだけど、 どこかの文化センターのアマチュア劇団?と感じるほど 生ぬるい雰囲気の、年齢もバラバラの劇団内にあって、 大手の劇団を飛び出してきたという役柄の人は、 ああきっとそこは新劇系劇団だったのかなという 雰囲気を漂わせて、ちょっと納得だった。
応援してる役者さんは、 ドラマならテロップ最後に出てくるゲスト主役的な 扱いで、出番は少なめだけど割とおいしかった。 劇団の熱に感化され、一度は捨てた自分の夢に 向かって、また努力していくという役柄は、劇団の 雰囲気自体が生暖かいだけに説得力がなかったけど、 目立ってはいけない場面では 目立たずに演技し、 最後の、さあセンターで歌うぞ!という場面では うまさと存在感を主張していて、ちょっと嬉しかった。
そんな彼の姿を最前列で見てこれたから、 今回は、それだけで いいや。満足する。 昨日観そびれた♪しきたりのパロディも観れたし。 途中から、空いてるんだから、開演前に頼んで、 センター席に移れば良かったと、ひたすら そればかり後悔していた舞台でした。ごめんなさい。
| 2004年04月06日(火) |
『屋根の上のヴァイオリン弾き』 |
<出演> テヴィエ:市村正親、ゴールデ:夏木マリ、 ツァイテル:香寿たつき、ホーデル:知念里奈、 チャヴァ:笹本玲奈、モーテル:駒田一、 パーチック:杉田あきひろ、ラザール:鶴田忍、 フョートカ:結樺健、ヴァイオリン弾き:日比野啓一 ほか
市村版『屋根の上のヴァイオリン弾き』に行ってきました。 とは言っても、思いっきり1時間遅刻。1幕半分以上観られず。 目当ては長女のカップルだというのに、何ということやら(泣) 何とかモーテルが初めて男らしくしゃべる場面は間に合ったけど。 期待していたとおり、もう本当に幸せそうな可愛らしい2人で、 実年齢なんぞふっとんで、この若い2人を許し見守っていこうと 思わせられてしまう、温かい雰囲気に満ちていました。 高い期待に見事に応えて、この舞台で一番好き。
でも、次女カップルはどうかなぁ? ホーデルって、何度も泣かされてきたおいしい役だと思うのに、 今回はストーリーが流れていっただけだったという感じで残念。 でも彼女の場合は、相手役がさらにひどかったのも可哀想。 パーチックって、若い理想に燃えた男でしょ?全然、違う。 杉田さん、どうしちゃったのかと思うほど声がこもっているし、 見かけにも演技にも声にも若さが全くないし、棒立ち。 知念さんの方は、まだ可愛げがある分、許せる気もするけど、 杉田さんに、クールフェラックの熱さを期待した私の気持ちは、 どこへ行けばいいのかと、思い切り怒りを抱えてます。
対して いきなり泣けて驚いたのが三女。 前に、青年座の小林さやかさんが演じた時にも、 こんなに目を引く役じゃなかったはずなのに・・・と思いつつ、 ボロボロ泣かされたけれど、芯の強さが良い方向に働いて、 しっかりした意思を持って道を選んだことが伝わった気がする。 フョートカも、いつもより前面で演技していたようで顔が見えた。 ユダヤではない以上、絶対に「家族」にはなれないのだけれど、 それでも、1つの絆のある人間という感じなのかな?
でも、最後の場面、パパからの別れの言葉は、あんなに 大きな声で観客にも聞こえるほど言うものなんだっけ? 荷物を片付けながら通りすがりにふとツァイテルに呟いて、 さっと逃げちゃおうとしたら、ツァイテルが大声で伝えちゃって、 というイメージだったから、Q列まで届いてびっくりしました。
なんかね、全体的に甘いのは仕方ないのかな。 フョートカの扱いに関しても感じたんだけれど、 「ユダヤ」っぽい頑なさが以前より薄いような気がする。 多分、西田テヴィエになった時にも言われたんだろうけれど、 上條さんもいなくなったことで、ますます拍車がかかった気が。 テヴィエも、危惧していた「市村」であることはなかったけれど、 温かいパパっぷりが強くてユダヤらしさってどこへやら。
思ったより夏木ゴールデにも厳しさが少ないことを考えると、 それが意図されたものであろうとは思うけれど少し寂しいかも。 あと、ヴァイオリン弾きが とても人間に見える意図は不明。 飄々とした駒田フィドラーを観慣れていると、やたら大きくて 何なんだろう?と出てくるたびに悩んでしまうし。 でもこればっかりは全編通して観てから悩もうと思います。
| 2004年04月05日(月) |
阿佐スパ『はたらくおとこ』 |
開演前に、戸井ファンに会いました。びっくりした〜。 阿佐スパでミュージカルファンに会うなんて思わないし。 聞いてみたら、成志さん目当てで初阿佐スパらしい。 少し話して、じゃあ お手洗いに行くからと別れてから、 余計なお世話かもしれないけれど、一言 忠告しておく べきだったかなと後悔。「多分、結構グロいよ」って。 戻ってから少し探したけれど、ロビーには見当たらず。 大丈夫だったかなぁ・・・。
<注> キャスト表の下から、いきなりエンディングネタバレです。
『はたらくおとこ』
<幕>全1幕、約2時間半 <位置>本多劇場、A列5番 <作・演出>長塚圭史 <出演> 潰れた工場社長:中村まこと、東京者の社員・夏目:池田成志 東京者の社員・前田:中村祐一朗、その弟・愛(出奔中):伊達暁 地元のアルバイト:池田鉄洋、その妹:志甫真弓子、 その兄でリンゴ農園主:松村武、地元の人:富岡晃一郎 トラック運転手:長塚圭史
・・・え〜と、夢オチ? 多分、トラックが突っ込んできてから後は、 意識を失った夏目の夢だったってことなんだよね? そうなると、夢の中で夏目が告白したことについて、 社長が「許す」というのは、同じ夢を共有してたから? なんか、最後に いきなり放り出されてしまったようで、 どうもエンディングがすっきりしなかったのが残念。 その前のグロが安易に使われたように感じてしまったし。
それまでは、感動してたんだけどなぁ。 やっぱり、長塚圭史の作品は野郎がかっこいいなと。 産廃の詰まったトラックのドアを閉めに行く、体が溶けてる前田、 その声に合わせて、♪ガラスの林檎 を大合唱する野郎ども。 ここをリンゴが育たない土地にしないために、ドロドロの 産廃を食らう社長。それに感じ、過去を告白して食らう夏目。 馬鹿馬鹿しくてグロテスクで、カタルシス。 有り得ないリアルな世界を顔を歪めながら観る快感。
でも、現実に戻ってきたからいいとも言えるのかも? 戻ってみれば、彼らはやっぱり、社会的には落伍者。 「死んだ妻が最後に買ってきてくれた記憶どおりの、 しぶくて歪んだリンゴを作る」なんて夢を持って リンゴ園も工場もつぶした社長と、その社員たち。 借金に追われ、傷害事件も起こし、逃げる場所もない。 さっきまでの夢は、やはり夢でしかないかと思う状況で、 全ての発端である ひき逃げ犯に「許す」と言う社長。 それが、夢の中での彼らの精神が やはり事実だという リアリティになると感じるべきだったのかもという気も。
反芻してみれば、もしかして、よく出来てたのかなぁ。 でも、観終わった時点では本当にガッカリしていた。 アンケートは書いただけで、出さないで帰ってきたけど。 たくさん笑ったし、中山さんは期待に違わず怪演してるし、 まことさんにも成志さんにも、ものすごく惹き込まれた。 だから、良かったんだけど。だけど。う〜んう〜ん・・・。
| 2004年04月04日(日) |
エリザベートとか新選組!とか |
今年は日曜日に舞台を入れちゃいけない。 せめてF1のある週だけでも避けなくちゃ。 ただでさえ体力なしが、忙しくて死にそうになる。
今日は、朝 日記を書いてからマチネに出かけ、 終演後お茶、更に遠くの劇場にチケ引き取りに行き、 食事して帰ってきたら、もう『新選組!』の時間。 9時からお風呂入って10時からBSでもう一度。 ちょっとメールチェックしていたらF1始まり。
目が覚めてから1日 休まず走り続けて、 気づけばもう、26時。明日から1週間仕事。 トロくさく生きてる私のような人間には、せめて 半日でも休みがないと生きられないのに(泣) それぞれは楽しいので、それも辛いのですが。 本当に、今日の感想は どれも簡単に。
F1。エディが消えたショックで昨年サボったため まだ顔と名前とチームも一致してない人が多いし、 パスしようかと思ったけど、今回はGP初開催地。 イスラム圏とあって、ポディウムでもシャンパンを かけられないとか、いろいろあるらしいし見なくちゃと。
場所はバーレーン。さすがに砂っぽいサーキットで、 レコードライン以外がTVで見ててもザリザリ。 こりゃオーバーテイクしづらかろうと思ったけれど、 それはそれの駆け引きがあって面白かった。 見た感じ、コースの幅自体は広いのかな? 砂さえなけりゃ、もっと抜きやすそうだったんだけど。
しかしアナは本当に「HONDA,HONDA!」って叫ぶねぇ。 以前ほど嫌じゃないけど、今、ぶつけてない?って 思うような時とか、なかなか解説が気になるんですけど。 裁定待ちのラルフに関しては向こうが悪そうだけど、 デビに・・・ぶつけてない?気になるよぉ。
『エリザベート』(山口・綜馬・浦井・藤本・苫篠) R列とはいえ、3か月で唯一のセンターブロック。 でも、やっぱり多少下がってもセンターはいい! 特に今回の舞台は正面から観ることを前提に 作られてるんだなということが よく分かったし。 でもとにかく、山口トートに見惚れた回だった。 「注目!」と言われて降りてくるゴンドラを見て、 鳥肌が立った。人外のものへ、その帝王への畏怖。
やっぱり、動いたり踊ったりするとスマートじゃないし、 今回初見の人に「♪最後のダンスって笑っても いいところだったの?」と聞かれてしまう状態だけど、 ただ立っている後ろ姿など、ぞくぞくする。 内野トートが、忍び込んでくるヘビのような死なら、 山口トートは、気がつくといつも傍にいる死。 子ルドに初めて声をかける場面、昨日の内野トートは 直前にシシィに拒否されて、方策を変えたように見えた。 山口トートの場合、そういった「理由」は彼の側にはない。 ただ、いつも隣にいた死に、寂しいルドルフが気づく。 こんなにも存在するものなのかと、ぞっとしながら思った。
『新選組!』13回。 分かりやすい回だったなぁという感じ。 やっぱり細かく場面は分割されているんだけれど、 宿割という唯1つのテーマに沿って話が進むので、 三谷作品にしては ついていきやすく普通に面白かった。
ただ、個人的には後一歩という印象。 シリアス一辺倒の真面目路線で通してきた永倉が、 会議の最中に流れを無視して いきなり昔話を始めたり、 土方に「あとは近藤さんが収めてくれる」と言われた 大将が「任せろ」と言って出かけて頑張っている時に、 総司がそれを信用せずに粕谷に助けを求めに行ったりと、 今までのドラマで感じ取られてきた性格に対して 違和感のある場面が散見されたのが気になるから。
多分、それぞれの場面の意図は見えたとおりだと思う。 後で水を運んでくる場所を永倉が知っているとか、 鴨に対して「あの男は、見極めようとしているのです。 浪士組の中で、誰が使えて誰が使えないのか」という 説明を言わせるためだっていうことだよね?でも、 いくら目的が分かっても、違和感はあるんだもん・・・。 つか、「目的見え見え」と言われるドラマって何?(苦笑)
でも、山南さんを上手く使って感謝されてたり、 「あんたに賭けたんだ」モードの土方はかっこいい。 最初の方のオロオロっぷりや、「後々のことがあるから 一応言っておくが」と言われて「はい」「はい」と 答える勇の姿も、初めは情けなくも見えたけれど、 普段は周りが動いて何かあった時の最後の最後は 何とかするという形のかっこよさもあるんだなぁと思う。
佐藤浩市(鴨)も、今までは大した役者じゃないなと 思っていたけれど、鴨にとって目に入ってる男と 入っていない男に対する態度の違い(土方は入ってないかな) とか、最後のにらみ合っているときの感情の変化とか、 なかなか細かく面白かったと思う。まぁあそこは、 鴨の「アチッ!」だけじゃなく、勇の鬢がチリチリと 焼けたり、火の粉が飛んだ瞬間まばたきをする、ぐらいの ありがちな芸があっても良かったんじゃないかと思うけど。 右半分は焼けるほど熱くて左半分は寒くて息が白いという 状況なんだというのは自分の記憶から分かるけど、なぜか あまりリアルに感じられなかったので。何のせいだろ?
あとは、祐天がちょっとかっこよく見えた。 大村の「仇」って、ものすごーく伝聞の あやしい話だし、 部屋が一緒になったことで少し変わっていくといいなぁ。 この話は、全く史実を知らないので先が気になってしまう。 結構 好きな、山岡&佐々木のタヌキの化かし合いは、 清河がいない方が緊張感が続いていい感じかも。 白井さん好きとしては、ちょと悲しい感想だけど。 最後、「近藤勇」って何人もが繰り返す場面とか、 くしゃみエンディングの決め方が「ああ、伊勢田演出」でした。
| 2004年04月03日(土) |
『エリザベート』ソワレ(内野・禅) |
久々に、観劇後に飲み語りしてしまって 午前様で帰宅後、バッタリ熟睡。寝坊。 既に語りたいぞ気分は結構満たされている上に 時間もないので、箇条書きっぽくいきます。
初日以来の内野トート。 初日は何だったのよーーっ(怒)という出来の良さ。 これなら確かに歌が上手くなっているというのも納得。 ♪最後のダンス だけは、テンポについていけない歌に 気持ち悪く思っていたら最後ロック調に盛り上がってて 思わず、気持ちよさそうだねぇと苦笑してしまいましたが。 でも、端だけどG列から観ていたので細かい表情も分かるし なぜここでトートがこう動いたのか、一目惚れの瞬間とか 細かく細かく考えて伝えてくるのが嬉しい感じ。
ただ、1個の人格として非常に納得できる作りだけれど、 シシィを人間的に愛しているのが見えすぎてしまうため、 最後が納得できなくなってしまうのが ちょっと残念。 どうしても「俺のもの」と思っていそうなトートの愛は 受け入れた時点で、また縛られてしまいそうな気がして。 エンディングの「私だけに」より「俺だけに」が 人間的に満足げに聞こえてしまうことに納得できず。
ここが、前回までのエリザベートという作品で 私が最大に満足できなかった部分で、毎回毎回、 シシィを手に入れて満足げな人格的なトートに 納得できず、うぬぅと悩んでいたのですが、 今回は、シシィが棺に納まるという演出になったことで トートとの愛というより、死と生きることを選んだということが 分かりやすくなった演出になって、すごく嬉しかった。 なのに、それまでの雰囲気があまりに人格的だと、 やはりトートが皇帝に勝ってシシィを得たように見えて、 どんなに彼個人が成長していても私にとっては辛いものがあります。
石川フランツ。良かった。ひたすらシシィを愛する姿が、 内野トートと組むと、更に悲劇度を上げる気がする。 本当に、知らず滅亡を招き寄せた人なんだなぁ・・・と。 前に観た時には、この人、皇帝としての義務を果たしてる?と、 ちょっと不安を感じるところもあったのだけれど、減ったし。
あまりに時間がないので後はカット。 朴ルド、お初でしたが、歌は全く文句なく。 ♪闇が広がるでは、あまりの迫力と広がり具合に、 内野トートの歌がどんどん良くなると感じたくらい。 これは、また是非聞きたい組み合わせだと感じた。 けれど動きがちょっと重く感じるのと、腕の表情がない。 何となくいつもブラブラとしているのが目立ったのが残念。
子ルドは今日は塩野君。やっぱり彼が好きです。
だから、いつの日記をいつ書いているんだか(^^; 今は金曜日の昼過ぎです。思いっきりダメすぎ。
この日は確か、残業して帰宅。W杯予選まで 時間があったので30分寝ようとして4時間爆睡。 深夜に目覚めて愕然、結果だけ確認してまた寝て。 でも中田のコメントによると、どうやらまたしても、 見ていてイライラする試合だったみたいですね。 寝てた方が少なくとも精神衛生には良かっただろう。 なんか そんな試合ばっかりって、嫌だなぁ。
そして水曜は、三谷エッセイのため夕刊を買う日。 今回は同じ面にエリザベートの評も載っていておいしい。 写真は一路エリザ&内野トート。実際に劇場で観るなら 今期は祐一郎さんの方が好きだけど、雑誌など見る限り、 内野さんの方が写真映えはする気がする。羨ましい。 良さがこれぐらい写真に写れば、観たことない人にも 薦めやすいのに。現時点での内野さんの歌は 前回までよりもっと人に薦められない印象なのに、 薦めやすいのは内野トートの方って、ちょっと悲しい。
評もほとんどが内野トートと一路エリザだけど、 個人的には禅さんへの「陰影に富む演技」が気になる。 そういった、繊細さのある表現の感想は、むしろ 綜馬フランツの方が似合う気がするんだけどなぁ。 禅さんのって、良くも悪くも分かりやすい印象で、 「陰」なら「陰」、「陽」なら「陽」。「陰」と「影」の 微妙な濃淡みたいな雰囲気は、ちょっと違う気が。
まあ、記事の雰囲気からして、内野-禅の回だけを 観て書いたようで、比較対象はないみたいだし、 単体で観れば、そういう感想も出てくるのかな。 もしや、内野さんと組み合わせると出る雰囲気とか? 私自身はまだ内野-禅は観てないので、ちょっと楽しみ。
目当てだった三谷さんの『ありふれた生活』は、 今回も微妙に『新選組!』に関わった話。 お気に入りのテレビ演出家さんに会った話だけれど、 彼に対する表現が「台本にないものを加えることなどで 強く自己主張するのではなく、台本の意図を読むことで 地味だけれど、確実な良さを作っていく演出家」だとか。 (原文が手元にないので、私が覚えている限りの意訳)
そうか、三谷さん、大河演出陣が気に入らないのね。 確かに今まで何回も、おいおい(^^;って演出はあったし、 テンポ悪すぎて、台本そのまま読んだ方が絶対に 面白いだろうと思える回もあったことは確かだけれど、 でも、共同作業で1つのもの作り上げてる相手じゃないの? いいのかなぁ、こんな公けの場で嫌味言っちゃって。 前回の、関係ない漫画家に対してとは違うと思うけど。
喜劇人大賞なるものが出来て、第1回が三谷さんに決定、 30日に授与式が行われたらしい。でもそこでも三谷さん、 「僕が書くものは、歴史を冒涜しているなどと言われて 風当たりが強いのですが、こんな立派な賞をもらうと ますます風当たりが強くなりそう」なんて言ったそうな。 何だか最近、自嘲や露悪が強くなりすぎているようで心配。
『新選組!』後半の本を書いている時期だろうから、 暗い場面が多くて滅入りがちなのかもしれないと思うけど、 何とか持ちこたえて、一年まとまったいいものを書いてほしい。 演出も すごく面白い回だってあるんだし、そういう時に、 「せっかくの演出なのに今回は脚本がダメすぎ」なんて 思いたくないし。私が三谷さんに会う機会があれば、 「生まれて初めて時代劇を続けて見てます!」って、 自信持って誉めてあげるのに、悔しいなぁ。頑張ってくれ!
日曜日に歩き回って、火曜の夕方ごろ筋肉痛を自覚。 それって(^^;と思っている、肉体年齢70歳のかずきです。 これ、診断されたのが既に数年前だけど、今はいくつだろ? 万歩計は、28日14時頃からで、まだ20000歩弱。 ちょっと気にして歩いてるぐらいじゃ全然足りないなぁ・・・。
桜が色あせちゃってる。今日は結構降ったもんな。 まだ蕾状態の木も多かったから散り切ってはいないけど、 やっぱり、日曜日に花見しておいて良かったなと思う。 あとは、もうちょっと満開になって花吹雪状態になったら 並木を歩きに行こうかな。その時期が好き。
『ミス・サイゴン』ナビザーブ、やっぱり全滅。 ナビザ、一度も1枚も当たったことないんですけど、なんで? そこまで高望みばかりしてるとは思わないんだけどなぁ。 自分の誕生日が市村・笹本。ちょっと観てみたいだけなのに。 まあ、他に面白そうなのがまた出てくればいいんだけど。
剛が月曜に国連大学で講演したらしい。 「児童の権利に関する条約」批准10周年記念シンポジウムだとか。 Yahooによると、「子供の権利を広い意味で取り上げた連ドラ 『僕と彼女と彼女の生きる道』に主演し、SMAPとして人気を誇る 草なぎに白羽の矢を立てたという」だそうな。そ・・・そうなの? あのドラマで「子供の権利」なんて、そんなに言ってたっけ? 結局 凛ちゃんって、大人に振り回されただけのような・・・。 確かにいろいろ考えてくれはしてたけどね。でも。 まあ「人は支え合って生きているとアピールした」そうだから、 そちらに関しては納得だし、こんなニュースが私の網に 引っかかってくるぐらいだから、効果はあったと言えるのかも。
さて。ちょっとネット落ちしてる間にまたメール溜まってる。 返事書かなくっちゃ。ついでに、しばらく来なかったウイルスも 新種がザクザク来てるみたいだし、削除しておかなきゃ。 金曜の吾郎ちゃん主演、一孝さんと戸井さんも出演ドラマや 土曜のエリザ感想も、できれば書きます〜。頑張る。
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