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今日の私
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2004年02月10日(火) ふわふわ焼き

帰り道、お惣菜屋さんの前を通りかかったら
「今日の特選:ふわふわ焼き」と書いてあって
思わずふら〜っと、買いに入ってしまいました。
だって先週の土曜スタパ、ゲストが田畑智子さんで
先の『新選組!』の映像が少し流れたんですが、
何を食べたいかと聞いた つねさんに対して勇が
「ふわふわ焼き」って答えてたんですもん。
何それ?って感じで、気になっていた食べ物で。

後で つねさんが卵を買いに走っていたから
卵焼きみたいなものかなーと思ってはいたけど、
食べられるなら、せっかくの機会だしと思って。
でも、食べてみた小さいハンバーグ状のものは、
豆腐と何かをベースに、にんじんや ひじき、
黄ニラ?らしきものなどを混ぜて焼いて、
とろみをつけた醤油味のタレをかけた感じのもの。
これ、卵入ってないんじゃないかなぁ?

普段まったく料理をしないこともあって、
こんなに真剣に料理の材料を考えたのは
生まれて初めてじゃないかと思うほど真剣に考えたけど、
ためつすがめつ眺めたり噛みしめたりしてみても、
卵が入っている印象はまったくない。

仕方ないのでgoogle様にお世話になってみたら、
「ふわふわ焼き」って、ベースから多種あるんですね。
豆腐とはんぺん、豆腐と卵、卵と山芋etc...。
私の食べたのは言われてみれば最初のやつかな。
ちょっと、ちっ。悔しい感じ。
でも、調べたHPほとんどに作り方が載ってたのに、
自分で作る気は まったく起きないことを思えば、
体に良さげなものを食べる機会を与えてもらったことを
感謝すべきなのかも。ありがとう、三谷さん(笑)


そういえば『彼と彼女と彼女の生きる道』、
今週はちゃんとリアルタイムで見ました。
意外に、剛がいい人になってきても見ていられる。
自分のことより周りの事情に振り回されてるからかな?
でもとにかく今回は小日向さんが見ていて辛かった。
今回、誰かが飛び降りるのは知っていたけれど、彼とは
思っていなかったので、夜に独りで会社に戻ってきて、
もしかして?と感じた瞬間から怖くて仕方なかった。
誰かお願いと思い続けて迎えたエンディングは「続く」。
来週、見たくないなぁ・・・。いや、見るけど・・・。


2004年02月08日(日) 『新選組!』第5回

楽しかった。
もしかすると今まで見た中で一番かも。
江戸編登場人物たちの説明はほぼ終わって、
それぞれの人たちが使いやすくなってきたのもあるだろうし、
ほとんど試衛館から出ることなくドラマが進んでいく、
三谷さんお得意パターンの回だったせいもあるだろうけど、
ドタバタした笑いと49話の中での流れの配分がすごく巧い。

周りの説明に紛れてイマイチ固まらなかった勇の、
今後に続いていくであろう姿が見えたのも、嬉しかった。
斎藤を匿うと決めた時の態度には惚れたね。
勇「そうだとしても、俺はあいつを助けたい」
歳「なぜだ」
勇「俺を頼ってきたからだ。侍とは、そうしたものだ」

そのキッパリとした勇の態度に義母は気おされ、
山南は「私にとって大事なのは、追い詰められた
この人が あなたを頼ったという事です」として、
今後この男についていこうという姿勢を固め、
土方も(意図は違っても)勇の貫こうとする態度に
手助けしようとする。う〜ん、後の新選組基盤じゃん!

でも非常に個人的には、せっかく音五郎兄さんが
身代わりを引き受けてくれ、問題はあるにせよ、
「勇と楽しい仲間たち」なりに片をつけられそうに
なったところで、桂に出てきて欲しくなかったかな。
こういう人がいなくて、勇の理想論だけで回っていくから
新選組の最期がああなるんだってのは分かるんだけど、
今ぐらいは、身内と理想論で何とかなってほしかった気も。

この時の音五郎兄さんの
「埃だらけ」って話の使われ方は、すごく三谷的かも。
捨助が みつさんに肘鉄を食らわされるためだけに
出てきたのも三谷的。でも、こういうふうに現れても
おかしくないキャラが先に立ってるから、ここで使える。
この沢口靖子の肘鉄は、めちゃくちゃタイミングが良くって、
「みつ」という役柄が初めて面白く思えた瞬間だったなぁ。

オダジョー@斎藤も、初回を見た時にはテレビに向かって、
思わずヘタくそ!と言ってしまいたくなったし、
前回もニヒルぶってるだけで、どうよ?だったけど、
今回の「友達いないんです、助けてください」って、
捨てられた犬みたいな感じは良かったかも。
考えてみたら、勇より10歳年下なんだもんなぁ・・、
と思えたし、新選組最後までついてきてくれるのは、
あの時の恩義を忘れぬ忠犬って感じなのかな?なんて。

それと、今回最大に笑った場面はここ。
一「・・・おめでとうございます」
勇「それは いいから」
斎藤ってば、必死で切羽詰まって逃げてる時だってのに、
祝言の最中なんだと言われて思わず反射的に、
「おめでとうございます」って言っちゃう素直さが(^^;
確かに、こんなのが芯から悪い奴であるわけないよな。
今回いきなり、斎藤一、かわいく見えてきたよ。

慎吾@勇、良くなってきたとはいえ、
みつさんとの長台詞は まだちょっと辛かった。
まあ、この場面は、本当に初期に撮ったところだから、
それを知ってるファンとしては許せなくもない。
それに、つねさんに対しての長台詞は雰囲気出てたし、
鴨に対した時も、意外に迫力負けしてなかったから、
それでも徐々に良くなってきてるんだなと思うと、
長年見守ってきたスマファンとしては嬉しいね。
ちょっとファンモードに脱線。

もう一つ、全体の流れの中で嬉しかったのは、
源さんがしっかり描かれていたことかも。
斎藤を手刀で捕らえた場面、ちゃんとかっこよかった。
試衛館の兄弟子であり強いんだということを、
結構インパクトつけて伝えられたんじゃないかな?
動きがきれいだということは、こんなに違うんだなと、
慎吾の殺陣との違いでちょっと悲しくなったり。
そのうち、慎吾も強く見えるようになるのかなぁ?

そういえば、土方さんは今回、
「大〆めで」が、笑って欲しい台詞だったと思うんだけど、
なんかイマイチ笑えなかった。決めの魅力が足りず。
だんだん存在感が薄れてるように感じるのが気になるところ。
あと、表に出られる立場でもないし、出るのも嫌いだしで、
式にも出ず受付もやらないのは構わないけれど、
偶然、客に会っちゃった時ぐらいは きちんとしろよ!
親友のお式の受付で、普段どおりの着崩した格好に、
だら〜んと伸びた座り方で客を迎えるのは、ちょっと嫌。
大道場に挨拶状送りまくったりイメージ戦略を考える人なら、
それなりの表が必要なことぐらい分かるだろうにと思うのに。
誰の指定演出か知らないけど、土方イメージ大幅ダウン。

番外。今日、ものすごーーく関係ないところで笑った。
山南「今日は天気が悪いから出足が遅れてるんでしょう」
歳三「思っても無いこと、口にしない方がいいぜ」
この場面、BSで見た時だけ爆笑しました。
実は、合間で見た『砂の器』で、同じ台詞があったの。
「心にも無いこと、言わないでください」って。

松雪さんが、自分から主役の座を奪い、劇団から
追い出される原因になった後輩に向かって言った瞬間、
妙にデジャブったんだけど、BSで見て思い出して笑った。
歳三の山南さんへの負け惜しみに聞こえてしまって。
そういえば前回から、歳がやることなすことすべってる。
そんな所で見え見えの慰め言われたって嫌だよね。
自分、『燃えよ剣』でかっこいい土方に惚れてるのに、
すべる土方と、いつも自分だけは第三者的な山南という
ちっとも素敵じゃない奴らを面白く見始めてる。
なんだかなー。一年間 大河を見る予定の人としては
彼らにはまれるのは、非常に有難い話なんだろうけど。

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これ以後は、日記のタイトルと何も関係ありません。
あまりにテレビづけの ろくでもない一日だったので、
せっかくだし記念に残しておこうかと思っただけなので。
『いいとも!』と『砂の器』などの感想が、
数言ずつ含まれていますので興味ある方はどうぞ。

早起きしたので、朝食食べながら『砂の器』前回ビデオ。
10:00〜『いいとも!』を流し見しながらネットめぐり。
10:35〜WOWOWで『ロード・オブ・ザ・リング二つの塔』の
放送直前スペシャルをビデオ録りしようとして失敗、
本編はしっかり録画開始して、続けて『いいとも!』。
月曜日の慎吾の問題発言での音声を確認したけれど、
なんだ、これって慎吾が「飲まなきゃやってられない時」
という慣用表現の使い方を間違えてるだけのことだね。
本当にもう、人騒がせな奴だ。

12時に『いいとも!』終了、石原良純の大好きな
なると料理づくしを見てるうちにお腹が空いたので
昼食しながら『二つの塔』を後半だけ見る。〜13:52。
昨日フジテレビで放映してた1部を先に見たかったな。
人物とか社会情勢とか、忘れちゃってるんだもん。
でも、映画館で見た1部より面白いような気がした。
あとは地図があれば、もっと楽しめそうなんだけどな。
その後、つねさん役の田畑智子が出た土曜スタパの録画と
貸してもらった『僕と彼女と彼女の生きる道』前回分。
16時から30分ほど寝ようと思ったのに、気づけば18時。

慌ててお風呂入って食事して、19:45〜指輪物語の
放送直前スペシャル再放送を準備。また失敗(泣)
しかし、泣いている暇もなく『新選組!』に突入。
その後は『砂の器』、『新選組!』(BS)をこなす。

とは言っても『砂の器』、もはや私には旅行ドラマという
感覚でしかなくなりつつあります。永井大くんたちが
日本全国歩き回って きれいな風景を見せてくれる。
どこで乗り換えてどこへ行くかのテロップ付き。
あー、旅行行きたいな〜、日本ってきれいだな〜
なんて気分にさせられるドラマとしては素晴らしいかも。
寝台列車も懐かしかった。寝にくいけど結構好きなので。
もはや中居ちゃんが苦しんでる顔は見飽きちゃったし、
基本的に恋愛ドラマは面倒であまり好きじゃないし、
ミステリーとしては出来が良いと思えないし、退屈。
話はろくに見てないけど、流しておく分にはいいドラマ。

BS終了後に教育テレビの藤原竜也君インタビューを
見逃したことに気づいてしばし悲しみつつ、
昨年観劇した『青ひげ公の城』を途中から観る。
生で観てもよく分からなかったけど、テレビ放映になると
池田有希子の声が更にキンキンして最後まで観られず。
『新選組!』を自主再放送してから寝る。
一体今日は何時間テレビを見ていたんだろう・・・。
でも結局『ロード・オブ・ザ・リング』は、
1部2部とも、ちゃんと見ずにビデオに入っただけ。
テレビっ子するのも結構 大変なのかもしれないや。


2004年02月05日(木) 『ユーリンタウン』初日

<幕>1幕70分、休憩20分、2幕60分
<席>A列27番(4列目センターブロック)
<演出>宮本亜門
<出演>ロックストック:南原清隆
 ボビー:別所哲也、ペニー:マルシア、ホープ:鈴木蘭々
 リトル・サリー:高泉淳子、クラッドウェル氏:藤木孝
 入絵加奈子、杉崎政宏、安崎求、高谷あゆみ、荒井洸子、大森博
 小宮健吾、加藤満、川井康弘、水野栄治、原慎一郎、飯野愛

実は、あまり期待してませんでした。
全くもって舞台モードじゃなかったし。
昼休みに休出の予定を聞かれて手帳を開かなければ
忘れきって真っ直ぐ帰宅したのは間違いなしという状態。
でも失礼な言い草ですが、意外に結構楽しかったです。

オープニングからしばらくは、ダレダレ。
南原さんはキャラ弱すぎだし歌では声量がガクッと落ちて
何を言ってるのか分からなくなるしで、ストレスも高い。
歌は上手じゃないんだから、せめてソロの曲の音ぐらい
声域に合わせてずらせなかったのかと思ってしまう。
作者たちが来てたけど、その辺、相談しなかったのかな?
そして、舞台に入り込めないと高泉さんの「少女」も少し辛い。
別所さんが囚人番号を付けて登場したのが笑えたくらいで、
早くも、1幕何分あるのかな〜状態。

でも、マルシアさんの歌でいきなり観劇モード入りました。
気持ちいいなあ!基本、どうしてもどちらかと言われたら、
歌より演技をとる私ですが、やっぱり上手い歌は気持ちいい。
頑張らずとも歌詞が聞こえるのは嬉しいし(レベル低すぎ(笑))。
ジキハイの時に比べたら格段に、舞台の中で演技してるし、
やさぐれた感じが、なかなか似合って自然にペニーだし、
でもすごく「女」なのが個人的には非常に嬉しい感じ。
ファンテも良かったけど、最近この人、好きかも。

もう1人、1幕でいいなと思ってたのは藤木さん。
帰りにパンフレット見てたら、こういう役が演りたかったと
書いてあったけど、ホントに似合ってて好き〜(*^^*)
密かに彼を目当てに行った者としては、大満足の確信犯ぶり。
歌は確かに上手くないけど、キャラがしっかり立っていて
演技力があるおかげで何を言っているか分かるので、
聞き取れないことがストレスにならないところがプロ。
一方の主役であるボビーが、馬鹿で馬鹿で馬鹿な直情なので
それだけで善なんてできるもんじゃないんだよってことを
表す相手としては、他に望めない完璧さじゃないかな。

そのボビー@別所哲也も、可愛かったです。
マルシアさんや藤木さんの息子世代の単純馬鹿としては、
もう少し若さは欲しかったけれど、言っても仕方ないかな?
1幕は声も出なくてどうなることやらと思っていたけれど、
1幕ラスト〜2幕にかけて、アンサンブルメインの曲が多く、
音量も上がって客も乗せられてきてからは、なかなか良かった。

そう、この舞台をミュージカルらしくしていたのは、
マルシアさんの他はアンサンブルだったと、とても思います。
特に小宮さんかな?2幕頭に交互にソロを歌って目立ってた人。
(お名前間違えてました!小宮さんではなく杉崎政宏さんです。お二方共に、
大変失礼しました。お詫びして訂正いたします。2004/02/24)

背も高くてかっこいいし、声も出るし踊れるし、すてき〜♪
数名、パンフレットを見ても思い出せない人もいるけれど、
大体はキャラクターもはっきり出ていて面白かった。
現代のある面を思い切り拡大してみせてる舞台だから、
普通の地味な芝居してたってつまらないんですよね。
その点、しっかりやってくれてたなと思う。

だからやっぱり後は、南ちゃんと蘭々ですね。つまんないから。
彼らがもっと弾けてガンガンやれるようになれば面白くなる。
それと、2幕からの声を1幕しょっぱなから出せるように。
でも、初日だと思うと意外に随分 良かったんじゃないかな。
観終えてカタルシスをくれる類の舞台じゃないから、
私の好みからすると、そう繰り返し観たいものじゃないけれど、
てんこ盛りされているような気がする各種ミュージカルの
パロディ部分も、分かるようで分からなかったり、
気づきもせず見逃したものも多そうだから、
今度は安い席で、もう一度くらい観たいかなと思いました。


2004年02月04日(水) 頂きもの。

久々に本屋さんに行って目に入ったのは『江戸古地図』。
ここでもやっていた大河特集の隅っこにあったのですが、
この道を走ったのかな・・・と桜田門近辺を眺めつつ
頭に浮かぶ広岡子之次郎は橋本じゅんさん顔だったのに、
その後に現れた近藤勇は、未だに写真の顔でした。
更にその後ろから現れた山南さんは堺雅人の顔。
頑張れ、慎吾。(ちなみに鴨は想像中に登場せず)

少し前に取引先の人と話していて、
山本耕史楽を観に博多まで行ったんですよ〜と話したら、
同じ職場に、ものすごーーくファンの人がいるとのこと。
いつか会って話してみたいなと思っていたところ、
会うとか話すとかいう以前に、ものを頂いてしまいました(^^;
せめてもの気持ちで、その人のお名前だけは聞いたのですが、
それって本当に、ただの「気持ち」以外の何者でもない・・。
だからといって私ができるお返しなんて何もあるわけない。
他に好きな人はと聞いたら、V6の坂本に上川隆也。じゃあ!と
次の舞台にお誘いしてみたけど、返事ははかばかしくない。
あんまり人付き合いしない人なのかなぁ?
私がそうだから、それはそれで構わないけど、気にはなる。

その頂いたものはといえば、
『赤いカラスと幽霊船』LDと、それを落としたビデオ。
1989年制作、山本耕史くん主演映画。名前だけは
聞いたことがあったけれど実物を見たのは初めて。
宮崎駿が幽霊船をデザインしたとか書いてあったから
ちょっと期待しながら見たところ、雰囲気映画でした。
ほんの30分ぐらいの佳品で今見ると特撮が寂しいけれど、
山本君も相手の女の子も可愛いし、短いから素直に見られる。
いいもの見られたな〜♪というラッキー気分の作品でした。

今日は水曜日。大河5回目はまだ先だなぁ。
1週間がこんなに長く感じるなんて、すごいことかも。


2004年02月03日(火) 映画版『Sound of Music』

帰りに丸かじり寿司を買いに行ったら売り切れ。
新しく作ってもらおうにも、具はあっても
ご飯が切れちゃってダメなんだそうな。
やっぱり予約しておかなきゃだったんだと
しくしく泣きながら残り物を買って帰宅。
ちょっとすねながら食事中にテレビ欄を眺め、
BSのアカデミー特集映画を見始めてしまいました。

今日は『サウンド・オブ・ミュージック』。
気づけばそのまま3時間。やっぱり好きだな〜。
しみじみ思いながらテレビを消したら、あっ!
剛のドラマ見そびれちゃったよ!せっかく珍しく
続けて見てたのになぁ。意外に面白かったのに。
ま、あまり急展開しそうな状態ではないし
映画で十分幸せだったから、いいとしますけれど。

『サウンド・オブ・ミュージック』、
よくぞつけたりという感じのタイトル。
見ながら、たくさんたくさん歌ってしまいました。
やっぱりこの映画で好きなのは、「歌って楽しい!」
「歌ってすごい!」って素直に思ってしまうところ。
晴れ渡った空の下、風を感じながら思わず歌ってしまう。
修道院を出され、知らない家に行く不安でいっぱいの時、
歌っているうちに どんどん本当に元気になってくる。
亡き妻を思い音楽を禁止していた大佐の頑なな気持ちが、
音楽によって解かされ、温かく安らげるようになる。
ナチス占領下での音楽会という制限された場で
♪エーデルワイスが聴衆に広がっていく場面も、
音楽の力を感じて、思わず泣けてしまう。

映像も、風景自体が美しいことはもちろん、
リーズルとロルフが東屋で歌う♪もうじき17歳での
若者たちの臆病で幸せな初恋を表すダンスなんか、
しっかり覚えているのに何度見ても嬉しくなるし、
修道女たちの♪マリア(リプライズ)が流れる中の
俯瞰で撮られた結婚式も、バランスがとてもいい。
修道院の墓地に隠れる場面での静と動、明と暗の
切り替えの上手さ。ドキドキさせられてしまう。

こんな名作が、昔からあるんだよなぁ・・・。
中学時代に視聴覚室で、オープンリールのビデオを
一生懸命セットしては繰り返して見ていた記憶。
それが、衛星放送で更に美しい画像で見られる現在。
見終えてため息ついて満足して、やっぱり幸せ。
DVD買っちゃおうかなぁ?CDで我慢しておく?


2004年02月02日(月) どこに訴えればいいんだろう?

やっぱり最近とてもテレビっ子。
しかも何年ぶりかで真面目に香取慎吾ファンのよう。
まあ基本はやっぱり『新選組!』関係なのですが。

でも何を見ても気になるのが、慎吾の疲れ具合。
特に『笑っていいとも!』のオープニングなんて、
でろ〜んと生気のない顔で後ろの方に立ってるだけ。
スマスマで「目が覚める曲」だったかな?を聞かれて
いいとも!のオープニングテーマを挙げてたし。
疲れきって楽屋でも寝ていて、曲で飛び起きて、
とにかく出てきたけれど、でろ〜ん・・なのかな。

その、いいとも!バラエティコーナーの1つ、
「共感せずにはいられない」での今日の慎吾発言。
「飲まなきゃやってられない時」というテーマに
『新選組!』と書いて紙を。あわてる司会者に対して
冗談だよ〜という感じで取り替えたフリップには
「毎日」の文字。そのまま、もう取り替えず。
声は聞こえない状態で見ていたから、どんな雰囲気か
よく分からないけれど、半冗談・半本音な感じ。

確かに、もう何年も一緒にやってる現場だし、
いいとも!を見るようなファンなら、香取慎吾は
実は元気で明るいキャラじゃなくて、人見知りの、
微妙に露悪傾向のある性格なんだと分かってるし、
発言自体は、そう問題になるものじゃないかもだけど、
「大河の主役っていうのは、サッカーの日本代表に
選ばれるようなものだ」と渇を入れられて始めた大河、
本気で相当 重荷になってるのかなと不安。
スマスマも、短いコントぐらいは何とかなってるけど、
ビストロの合間なんか、ひどい疲れた顔をしてるし。

週4日拘束がデフォルトの大河ドラマという難行を
いいとも!、スマスマ、天声慎吾、スマステと、
ラジオを抱えたままで始めてしまったのは誰の責任?
大河ドラマ主役という噂が流れた時点で言われたのは
レギュラーだけでも週5日弱かかってるはずだから、
「何かをやめない限りどう間違ってもできない」だった。
それが、始めてしまって。

どうせ途中で見るのをやめるだろうと思ってた大河。
1クールですらロクに見続けられない最近の私が、
連続ドラマを1年間。飽きないわけがないと思ってた。
なのに既に1か月、一度も欠けることなく見ている。
面白い。そして慎吾も今のところ善戦してると感じる。
だから、苦痛にならず1年間続けて、いいものを作り、
たくさん吸収して今まで以上に成長してほしいだけ。
役を演じてない慎吾、生放送の慎吾。見たいよ、確かに。
コンサートもないんだもん、何もないと寂しいよ。でも、
でもファンとして、慎吾が壊れてしまわないためにも、
三谷好きとして、ドラマが面白く成功するためにも、
仕事、やっぱり減らしてほしい。


2004年02月01日(日) 今日の「新選組!」

う〜ん・・・、なんか今回はいまいち。
前回、日常の中に左内が紛れ込んできてバタバタする
非現実感が面白いなと思いながら見てたんだけど、
今回、勇が出かけてしまったので、外で起こる
広岡子之次郎や鴨たちと関わっている話と、
道場での話が平行してやたら細かく切り替わって。

もちろん、それぞれの話は面白いし、
人物造形もさすがにしっかりしているんだけど、
初登場の人物も多かったし、話がまとまりにくく、
こまごまと人物を書き込む三谷さんの良さが
逆に面白みを殺いじゃってるような気がしました。
書き込みすぎて筋が見えづらいなという感じ。
だから余計、人妻のくせに朝から晩まで他人の家にいて
稽古中も、家人でも門人でもないのに道場に居座り、
何も分からないのに、山南と勇の会話を勇の隣で聞いてる
みつのウザさがいつにも増して強く感じられたのかも。
ま、最後5分のかっこ良さで全てごまかされるんですが。

それと、第1回の時点で不安だったんですけど、
今回で、山南さんの声も 上目遣いのうすら笑いも
生理的に全く受け付けないと確信してしまったのも、
道場の場面要らないよぉと思ってしまった理由。

この山南って、自分自身は知識はあるけれど、
世界を動かすだけの覇気がないと分かっていて、
ついていく相手を探しているって事なのかなぁ?
深読みすれば勇を値踏みしてるのかもとも見える、
何か やたらに裏がありそうな気持ち悪い目つきで
世情を第三者的に語られると拒否感が先に立つ。

土方と山南なら、道場主の客人を利用しようとして
挑発しまくる土方の方がロクでもない態度なのに、
思わず土方に共感してしまうくらい、山南が嫌。
もともと堺雅人自体が、いつもこんな表情の人だと
三谷さんは承知の上でキャスティングしたんだろうし、
今回は土方をかっこよく見せ、沖田に負けて成長を
与えるために嫌な奴として描かれたのかもしれないけど、
新選組が「壬生狼」と嫌われていた時代ですら
人々に好かれていたと伝えられる山南像が好きなだけに、
恐ろしく違ったのが、思っていたよりショックです。

しかし、ますます漫画っぽいというか、
ゲームっぽいキャラクターが増えてきたような(^^;
演技が下手な人でもキャラが立っていれば、それに
当て書きして使っちゃう巧さが三谷幸喜だけれど、
あまりに、巧さよりキャラクターで見せる人々が
増えてくると、ストーリーの中で魅せてくれる
山本耕史の地味な上手さが霞んでしまうのが悲しいな。
巧さと存在感両方を持った人もいるんだから、消えて
しまうなら、それは山本君が悪いには違いないけど、
主要キャラには、三谷っぽいキャラが立つことと同時に
大河っぽい巧さも欲しいと思うのは、わがままかなぁ。

今回追加されたオダギリジョーや慎吾辺りは、
まだ話の中でペーペーの部類なのでいいにしても、
堺雅人、佐藤浩市、沢口靖子、それに田中邦衛!
この辺りにはいいかげん、それなりの巧さが欲しい。
それでも佐藤浩市に関しては、後半の使われ方が面白く
魅せてもらえたから良かったといえるけれど。

何か今の時点では、1クールの民放ならともかく、
1年間見続けるほどのドラマと思えなくなってます。
今のとこは面白い部分もあるから見続けるけれど。
あ、演出も少し考えて欲しいです。鴨の場面で
ちょこっとネギがあるくらいは面白いけれど、
「噛め。もっと噛め」で、亀の子だわしが
大アップになっていたのは、すごーく嫌でした。
ま、それでもゲストは先週に続いてすごく良かったし、
慎吾も徐々にいいような気がしてるから、来週に期待。

最後に、今日のかずき個人的チェック台詞。
1:「大老様が・・・」by勇
 感動したね。一言で、現在の勇の位置が分かった感じ。
 でもその後、罪人の死骸に合掌してるのはヤバすぎかも。
2:「おかわり!」by歳&惣次郎
 あんまり無邪気で、お前らなぁ(^^;と頭抱えたくなった。
次点:「・・・負けた。」by歳
 今回唯一、ちょっと色っぽい土方だったので。



面白かったり共感したら、押して下さい。
ランキングに反映され、かずきが やる気を出します。

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