木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2006年11月15日(水) 「おとうさんの庭」

ウエズレーの国」の作者、
ポール・フライシュマンの新刊絵本です。

アメリカの開拓時代、一人の農夫は三人の息子と
畑をたがやし、牛やぶた、ニワトリたちを飼っていました。
息子たちははたらきもので、一日中、
うたいながらはたらいていました。

ある春のこと、ちっとも雨がふらない日が続き、
大地は何週間も、ひからびたままでした。
農夫の親子は農場を売り払わなければならなくなって、
いけがきにかこまれたちっぽけな小屋に移り住み…。

自然の営みの厳しい中、農場を手放した後の
その後の農夫親子の生き方を描いています。
おとうさんが生け垣に託して、
息子たちに自分たちの人生を見つけさせて行く部分には
はっとさせられます。

自分の歩む道を指し示すもの、
それは自分のこころの底にちゃんとあるものなのですね。




2006年11月12日(日) 「ねこのパーキンスのおみやげ」

娘の最近の読了本から。



目の不自由な男の子が飼っているねこちゃん、
長期旅行から帰って来たら、
なんと自分の飼っていたねことちがうと気づきますが、
見た目がそっくりなので
家族はだれも信じてくれません。
でもおじいちゃんが探偵役をかって出てくれて…。

目の不自由な男の子とねこの交流、
家族とのかかわり合いの中に、
ちょっぴりミステリーな話も加わって、
お話に引き込まれて行きます。
子どもの気持ちに寄り添った本。

この本は配本でやってきたのですが、
つくづくいい選書だなぁと思います。
(配本リストにも載っていなかったのですが、
リストにある本はすでに予備の分も持っていたので、
この本をおすすめしてくださったのです。)
自分ではなかなか出会えない本に
こうして巡り会わせてくれるのは、
ブッククラブの醍醐味ですね。

子どもの気持ちをくめない親の態度には、
我が身を振り返り、ドキっとしたりしますが。。。(^^;



2006年11月06日(月) 「もりのてがみ」

大好きな「もりのてがみ」が
ハードカバーになりました。
嬉しいなぁ♪

落葉した広葉樹の森に
ぽつんとたっているもみのき。
ひろこさんはそのもみのきに
森の動物たちにあてた手紙を託します。

そして、ゆきがとけるころ…♪

さむいさむいふゆによむ
ぽっとあったかくなるお話。(^-^)


…と、これを書くために
本を開いていたら、
ココアが飲みたくなりました。
だってひろこさんが飲んでいるココアがおいしそうなんですもん♪
(↑なんて単純、笑)
今から、ミルクをあたためてきましょ…♪






2006年11月02日(木) 「十一月の扉」

何年か前に古本屋で手に入れて、
11月になったら読もう!と心に決めていたのに、
それが実現されませんでした。
(もっとも去年は本を読める状況じゃなかったけれど。)

今年こそ!
そんな訳で、やっと私も
十一月の扉を、”トントン”とノックして、
今日からしばらく十一月荘の住人です。(^-^)

そうそう、最近文庫版が出たのですね。
解説読みたさに買ってしまうかもしれません…(^^;

  



2006年10月24日(火) 「クリスマスのまえのばん」

今、気になっている本。

the night before Christmas
クレセント・C・ムーアの有名な詩に
いろんな作家さんが絵をつけていらっしゃいますが、
今年はリスベート・ツヴェルガーのが出たようです♪



別にコレクターじゃないんですが、
この「クリスマスのまえのばん」
ターシャ・テューダーのもの、トミー・デ・パオラのもの、
アニタ・ローベルのもの、ジェシー・W・スミスのもの、
それにロバート・サブダの仕掛け絵本が我が家にあります。
(充分にコレクターだって!(^^;)

ツヴェルガーの描くサンタさんは
どんな雰囲気でしょうか♪
楽しみです。

※なお、アニタ・ローベルのは「クリスマスイブのこと」
トミー・デ・パオラのは「あすはたのしいクリスマス」という
邦題になっています。



2006年10月23日(月) 「かえでがおか農場のなかまたち」

先日、「かえでがおか農場のいちねん」を
久しぶりに読みはじめました。
そうしたら、次の日、
娘が「今日はこっちを読んで♪」と、
かえでがおか農場のなかまたち」を取り出してきました。
娘はかえでがおか農場シリーズでは、
この本が一番のお気に入りなんだそうです。
いろんな動物たちの描写が、
彼女のツボにはまるのでしょう。

最後のページにあるように
確かに、かえでがおか農場のどうぶつたちが
読んでいる私たちにも
よろこびと わらいと いのちを
運んで来てくれます。(^-^)



2006年10月21日(土) 「あっおちてくるふってくる」

「どろんこハリー」のジーン・ジオンと
マーガレット・ブロイ・グレアムの作品です。
これが実はデビュー作なのだとか。

表紙の淡い色に惹かれて手に取りました。
全体を通して、色合いが素敵。
気持ちの落ち着く色です。

自分の身近なところでおこる
「おちてくる」ものと「ふってくる」もの
当たり前のことに視点を向けているところが
いいなぁと思います。

娘がまだ小さかったら、
きっとこれを読んだ次の日から、
「おちてくる」もの「ふってくる」ものの
見つけ遊びをしたでしょうね。。。(って遠い目、笑)






2006年10月18日(水) 「ルリユールおじさん」

久しぶりに絵本を買いました。
いせひでこさんの新作です。

ページをめくると、
パリの香りがします。

「RELIEUR(ルリユール)」というのは、
製本職人さんのこと。
フランスでは、こうした手仕事で製本される職人さんが
いらっしゃるのですね。

いったんバラバラになった本を
新たに再生して行く過程を見ていると、
本に対する愛情をとても感じます。

そして、こんなふうに人との出会いが
その人の人生につながって行く…
その大切さも感じるのでした。








2006年10月17日(火) 「火のくつと風のサンダル」

本当は夏休み中に娘に読んであげるつもりが、
今頃になってしまいました、(^^;

組一ばんのでぶで、学校一番のちびのチムは、
そんな自分がいやで、
おとうさんに自分の誕生日に
「ぼくは、ほかの男の子になりたい」と訴えます。
そんな息子のために、おとうさんが用意したプレゼントとは…。

旅の途中のおとうさんのお話が
いつもいいなぁと思うのです。
子どもが何か困難にぶつかったとき、
こうしてたとえ話をして、
生きるヒントを授ける…。
でも、そんなふうに、
さりげなくアドバイス出来るのって
本当はむずかしい。
だから…、
きっと私はこうして本に助けてもらっているのだろうなぁと
思うのでした。






2006年10月13日(金) 「 Fuzzy Yellow Ducklings」

先日、お知り合いに二人目のお子さんが生まれました。
ささやかなお祝いとともに、絵本を添えることにしたのですが、
スタンダードな赤ちゃん絵本は、
すでに上のお子さんの時にお持ちかもしれないと
いつも選本に悩みます。

そこで最近は、開き直って(?)
洋書の仕掛け絵本を贈ることにしています。
このところ気に入っているのは、
「Fuzzy Yellow Ducklings」

丸いところにふわふわの黄色い毛、
長方形にもわもわした白い毛…etc.
そのひとつひとつの手触りの質感が、
ページを開くまでの謎を紐解くヒントになっています。
ページを開いてみて、びっくり!

この絵本を楽しんでもらうのは、
もちろん赤ちゃんのつもりで贈るのですが、
むしろ、お姉ちゃんやお兄ちゃんになった
上のお子さんが喜んでくださるかもしれません…。
(うちの娘も喜んでたし…(^^;)




なお今回、お姉ちゃんになった1年生の上のお子さん用に
ミリー・モリー・マンデのおはなし」を
一緒にプレゼントすることにしました♪


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スズ [木陰でひと休み]

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