INDEX|←back|next→
| 2013年11月03日(日) |
「グランド・イリュージョン」 |
開始直後のダイヤの7でいきなり驚愕。なにあれすげええええーーー! ていうか私だけ?えっみんなダイヤの7だったよね?ね?ね?って思わず周囲の人に聞いて回りたくなりましたけども。どういうカラクリなんだろう?すげーすげー!
冒頭から気分良く騙されて掴みはばっちり、マジックは観る方も騙される気満々でスタンバイしてるわけで、こういう映画は細かいことにつっこみ入れずエンターテイメントとして素直に楽しめばよいと思います。謎の黒幕が凄腕マジシャン達を密かに集結させて「フォー・フォースメン」というチームを作り壮大なイリュージョンを仕掛ける話で、そこに富豪のスポンサーやトリックのネタばらしをなりわいとするクセモノ元マジシャンなどが絡んでくる。誰が黒幕なのか何が目的なのか最後までわからず、でも全てが明かされるとあのシーンであの人がああしてたのはそういうことか!と納得できたりして面白い。まあ正直言うと話自体は終盤に向けて失速していった感じでラストもそういう締め方かよーそりゃ展開読めんわ!と思わないでもなかったですが、前半のド派手イリュージョンは文句なしに楽しめたし映画としては満足。 ていうかフォースメンのイリュージョンがほんとすごかった!荒唐無稽すぎて!でもこういう荒唐無稽っぷりを視覚的に楽しめるのが映画の良さだし、ショーの様子もハイセンスでかっこよくてワクワクしたー。マジックには夢があるよね…! ただフォースメンのメンバーにはそれぞれもともと特技があったのに、チームを組んでからは個性があまり生かされてなかった点は少々残念でした。つかメンタリスト最強だな。催眠てそんな万能なのか…と、ちょうど「トランス」を観たばかりの私は思ってしまう(笑)。
監督はルイ・レテリエ、主演のアイゼンバーグくんは「ソーシャル・ネットワーク」の彼ですね!早口が印象的。みんなの弟分だったデイヴ・フランコくんはジェームズ・フランコの実弟なんですってね。知らなかったけどそう言われれば確かに似てる。あとはマーク・ラファロとかウディ・ハレルソンとか、マイケル・ケインやモーガン・フリーマンなどの大御所も出ています。新米ICPOを演じた全部メラニー・ロランが可愛かった!
****** グランド・イリュージョン 【NOW YOU SEE ME】
2013年 フランス・アメリカ /日本公開 2013年 監督:ルイ・レテリエ 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、 メラニー・ロラン、デイヴ・フランコ (劇場鑑賞)
| 2013年11月02日(土) |
「セイフ・ヘイヴン」 |
「きみに読む物語」の原作者と聞いてコテコテのラブストーリーを想像していたのですがラブ一辺倒ではなくミステリアス成分も結構多め、途中ハラハラ展開になりつつ最後はファンタジー要素も含み、終わってみればしっかり愛の物語という感じでした。監督はラッセ・ハルストレム。言われてみれば確かにラッセっぽいよ! 何かから死にものぐるいで逃げている女性が長距離バスに乗り、途中下車して辿り着いた田舎の港町で新しい生活を始めて数年前に妻を亡くした地元のシングルファーザーと愛を育んでいく話です。その間にも血眼で彼女を探そうと指名手配する刑事が迫る。過去に何があったのか?一体何から逃げているのか?…ってところが終盤まで明かされないので観ている我々も目が離せません。はじめ他人と距離を置こうとしていたヒロインが新しい土地で少しずつ心を開いていく過程には心温まるものがあるし、何より子供たちが可愛い。母親を覚えていない妹より記憶があって死を理解して感情を持て余しているお兄ちゃんが切ないなあ…などとホロリとしているうちに事態は急展開。ああそういうことだったのか!とわかったときにはもう危険が迫っているので終盤はハラハラドキドキでした。怖いよ… で、何とか危機を脱してほっとしていたら、最後の最後でやられたー。これは完全に不意打ちだった…!思わず涙ぐんでしまったじゃないか…!なんていうか、中盤以降のゴタゴタで観てる側の注意を“そこ”から上手に反らした監督の演出勝ちだと思った。予備知識なく観てほしいからほんとはこういうこと書きたくないんだけど、この映画はラストの5分がキモ。あらゆる意味で愛の物語なのです。
****** セイフ・ヘイヴン 【SAFE HAVEN】
2013年 アメリカ /日本公開 2013年 監督:ラッセ・ハルストレム 出演:ジョシュ・デュアメル、ジュリアン・ハフ、コビー・スマルダーズ (劇場鑑賞)
|