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| 2007年12月26日(水) |
「サーフズ・アップ」 |
近頃CGアニメ界はペンギンブームなのかしら。いやでも普通に面白かったです。期待はずれだった「ハッ○ーフィー○」に比べたら私は断然こっちが好きヨ!
伝説のサーファー・ビッグZに憧れるコディ少年の成長物語。というよりコディとビッグZの友情物語と言うべきかな。単純で負けん気が強くて波乗りが好きだけど勝利や名声への憧れも捨てきれないコディに力を抜くことを教え、「“好き”ということだけで十分じゃないか」と道を示すビッグZ。一方で隠遁し変わり果てたビッグZの姿にも何ら偏見を抱くことなく、大喜びで懐いて彼を引っ張ってゆくコディ。この相互補完というのかな、コディ一人が成長するのではなく二人が互いに影響し合ってそれぞれ新たな一歩を踏み出す…ってところが非常に良いと思うのです。ただそのぶん周りの登場人物(登場ペンギン)の印象が薄いんだけどね(笑)…ヒロインにもあまり見せ場がなかったし、悪役(ライバル)ペンギンも仲間のチキンも文字通り脇役程度の存在感。 映像は美麗で迫力満点です。特に水の描写(波や水しぶきなど)、それから波に乗ってる時のスピード感がすごい。あと細かい話だけど、ペンギンの身体が水に濡れたときの、こう、背中の毛がぺちゃっとしてる感じ、それが超リアルだったよ。濡れた背中はほとんど実写クオリティ。
映画の中でコディの映画が撮影されているという設定で、常時そのカメラを通して話が進むんだけど、この演出はちょっとわかりづらかったような気がします。いやわかるんですが、話にのめり込んでる時に唐突にスタッフの声が乱入してきたりするので「えっ、今喋ったの誰?!」とか思っちゃうのよ(笑)。子供は見ていてついていくのが大変じゃなかろうか。インタビューとかも頻繁に挿入されるし、なんかアメリカのTV番組っぽい…あ、だからいいのかこれで。アメリカの子供たちには別に違和感ないのかこれで。
それでコディの声は小栗くんなんですけど!はっきり言ってすごい良かったです。もう最初から最後まで喋りまくりなのでファンには至福の85分。小栗旬を耳で味わう悦楽のひとときをお約束します。ほんといい声してるわあ。顔も好きだけど声も好きよ。コディは今風の若者だから「すっげーすっげー」とか「マジマジマジ?」みたいなセリフばっかりで、テンション上げて頑張ってる感じがひしひしと伝わってきました(笑)。個人的には「起きるのヤダ〜」って寝ぼけてるシーンがお気に入り。すごいかわいかった…すごいかわいかった!(二回言った) ちなみにオリジナルのコディ役はシャイア・ラブーフ君だそうで。なるほど納得!イメージ的にぴったりだよ。字幕版も見てみたいなあ。なぜ日比谷でしかやってないのだ。(基本的には字幕が好き)
そして見終わったらなんとなく山本周五郎の「鼓くらべ」を思い出してしまいました。…テイストも内容も全く違うんですが!(笑) でもちょっと似てない?
****** サーフズ・アップ 【SURF'S UP】 ※日本語吹替版
2007年 アメリカ / 日本公開 2007年 監督:アッシュ・ブラノン、クリス・バック 声の出演:小栗旬、マイク眞木、山田優、清水ミチ子 (劇場鑑賞)
| 2007年12月12日(水) |
「ダーウィン・アワード」 |
レイフの弟ジョセフ・ファインズ主演。あんま似てない兄弟ですよね(笑)。
最も愚かな死に方をした人を称える「ダーウィン・アワード」という賞があるそうで(実際に!)。なぜダーウィンの名がついているのかというと、自らの死をもって愚かな遺伝子を減らしたことで進化論に貢献したから…って、なんかいかにもアメリカっぽい発想ですが(笑)。いいのかそんなの。 このダーウィン・アワードに夢中になってしまった主人公マイケルが、こういう人々こそが保険会社に損害を与えているのだ、自分のプロファイリング能力ならそのリスクを回避できる、と保険会社に自分を売り込みに行く。それなら証明してみせろ、ということで全米各地に再調査に行くお話です。いやもういろんな人が出てくるよ。あんなところでダイナマイト使ったり、自販機の下敷きもすごかった…あと車にロケットエンジン積んじゃうとか!ありえないから!(笑) マイケルは元警官でプロファイラーだったんだけど、血が苦手な体質が災いしてクビになってしまったのね。ただしプロファイリングの腕は本当に一流なので、一見疑う余地のないように見える事例の真相を次々と解明していきます。行動を共にするのはウィノナ・ライダー演ずるベテラン保険調査員と、あと卒業制作ドキュメンタリーのためにマイケルを撮影し続けている大学生。この人がまたとぼけたキャラでなかなかいい味出していた。 マイケル本人もあれだけ素晴らしいプロファイリング能力を持ってるくせに自分の行動はやることなすこと裏目に出てしまう不器用なタイプで、見てると思わず笑ってしまう。一歩間違えたら自分がダーウィン・アワードなんだよ!いろいろ可哀想だったけど個人的には携帯電話が一番笑えました(笑)。 ただまあ笑えると言っても健全な笑いではなく(そもそも人の死を題材にしたものだし)、映画としてはブラック・コメディという感じ。とりたててオススメ!ってほどではないけどちょっと風変わりな印象の作品でありました。
ウィノナ・ライダーやジュリエット・ルイスって久々に見たなあ。クリス・ペンとかも出てます。メタリカも出演。なにげに豪華ですね。
****** ダーウィン・アワード 【THE DARWIN AWARDS】
2006年 アメリカ / 日本公開 2007年 監督:フィン・タイラー 出演:ジョセフ・ファインズ、ウィノナ・ライダー (劇場鑑賞)
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