■映画の感想です。映画館で観たもの中心。普通にネタバレしてるのでお気をつけください。
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2003年08月06日(水) 「REM」、「ティント・ブラス/秘蜜」

だんだん感想書いてない映画が溜まってきたので少しペースを上げて行くぜい! 今宵はとりあえず公開されてた時に気になりつつも結局見送ってしまった二本。レンタルで鑑賞。


■ REM

これ確か「インソムニア」と同じ頃やってたんだよね。それで同じ不眠症の話だしサスペンスだろうと勝手に思いこんでいたら、何やら少々違いました。まあ広い意味ではサスペンスと言えなくもないんだけど、どっちかっていうと、…幻想系? 微妙にリンチみたいな?
不眠症の主人公が、いなくなってしまった妻を探す話。なんだけど、ちょっと面白いのは、「探す」と言っても自分は家から一歩も外に出ないんですよ。妻の友人に電話を掛けたり警察を呼んだりするから来客はひっきりなしにあるんだけど、自分は仕事を放り出して終始家に引きこもっているのね。そして不安から多量の睡眠薬を摂取し、次第に現実と幻覚と記憶の境がなくなってゆく。

結構いい感じの気味悪さでした。こういうテイストだと思ってなかったからそれなりにインパクトあったなあ。不眠症を描きたかったというよりはむしろ、この不条理映像を撮りたいがために不眠症という設定を選んだだけなんじゃないかという印象を、個人的には受けました。特に根拠はありませんが。気色悪い赤ん坊とか人間の指とか出てきますので苦手な人は注意。

あと、刑事役の人どっかで見たことあるよなーと思ってたら、アリーmyラブのビリーね! ああそうだよね! 即座に思い出せなかった自分にびっくりだ。




■ティント・ブラス/秘蜜

ほんとは観たこと内緒にしとこうかと思ったけど、まあいいや書いちゃえ! イタリアン・エロスの巨匠ティント・ブラスによる新作でございます。しかもヘア解禁版(おいおい)。もうご覧の通りタイトルからしてエロティックムード炸裂。なんたって「秘蜜」ですよ、「秘蜜」! んまあ破廉恥なッ!

…という 期待 予想に反して、実際のところは別にそれほどやらしく感じなかったなあ。そりゃまあ5分に1回モザイクかかっちゃうような映画ではあるけどね、でも要するに熟年女性が普通に若い男に溺れてるというだけだから(いや若い男に溺れること自体が普通かどうかはまた別の話として)、すごくノーマルなんですよ。官能と愛欲の世界に普通に溺れているという意味で、性的に健全だと思う。イタリアだなあ。話は暗いんだけどね。第二次大戦末期、中年の人妻・リヴィアが若いドイツ軍中尉・ヘルムートと恋に落ちる。ヴィスコンティ「夏の嵐」のリメイクだそうです。主演は「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナ。音楽はエンニオ・モリコーネ。んまあ豪華な!

でですね、私はこの映画、実は半年くらい前に映画館で予告編を見た時からもんのすごい気になってたんです。だってヘルムートを演じたガブリエル・ガルコ君が美形。そして軍服萌え。いえ、この人厳密に言うと私の好みとは微妙に異なるのですけれど、何と申しましょうか、ちょっと20年くらい前の少女漫画から抜け出してきたような乙女向け軍人風情が、予告編の段階でわたくしのツボをぐいぐいと刺激したのでございます。
そしたらアナタ、それがもう見事に期待通り、この人出演シーンは全部軍服。そうじゃないときは(笑)。帽子からコートから手袋までバッチリきめた完全武装軍服姿か脱いでるか、常にどっちか。いやあ素晴らしい。どんな人か見てみたいですか?くす。じゃあ→こちら! …いかが?軍服萌えにはたまらないルックスでございましょう?

ということでストーリーはスカスカだったけど、ガルコ君(の軍服姿)には満足の一作でした。この人今上映されてる「永遠のマリア・カラス」にも出てるらしいので絶対観に行くぞ〜。早いとこ空いてくれ!




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レム/REM 【CHASING SLEEP】 

2000年 アメリカ・フランス・カナダ / 日本公開:2002年
監督:マイケル・ウォーカー
出演:ジェフ・ダニエルズ、エミリー・バーグル、
ギル・ベロウズ
(DVD鑑賞)


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ティント・ブラス/秘蜜 【SENSO '45】 

2002年 イタリア / 日本公開:2003年
監督:ティント・ブラス
出演:アンナ・ガリエナ、ガブリエル・ガルコ
(ビデオ鑑賞)


2003年08月04日(月) さよなら、クロ

よくよく考えてみたら私これが2003年初めての邦画です。去年はずいぶん観たのになあ。…といっても普通の感覚からしたらきっと信じられないくらい少ない方だと思うんだけど、でもあれでも私にしてみれば結構画期的な進歩だったんですよ〜。だって昔は邦画を観るために映画館に行くなんて絶対考えられなかったもん。

ということでクロ。苦手な邦画なのにこの作品に限ってなぜ前売りまで買ってスタンバイしていたのかというと、単に犬が好きだからです(あと前売り特典の特製オリジナル缶バッジが欲しかったからっていうのもちょっとあります)。もう予告を見た時からクロに一目惚れ。タイトルからして「さよなら」だし悲しい話なのかなあ〜絶対泣いちゃうよ〜とか思っていたらオープニングでもうさっそく涙ぐみそうに…(早すぎ)。

ところが私の反応もあながち間違ってはおらず、というのはですね、以後はそれほどでもないんですよ。この映画で一番涙を誘うのは実はオープニングではないかと(笑)。ってそれは冗談ですが、私はもっと犬が中心のお話だと思っていたのね。そしたら意外と青春ドラマ要素が強い。もちろん主役はクロなんだけど、並行して、妻夫木君と伊藤歩ちゃんの不器用な恋とかその他学生教職員の姿をノスタルジックに描く。…そう、そうよ、ノスタルジィ。舞台設定となっている昭和30〜40年代へのノスタルジィ映画ですよこれは。あの年代の雰囲気とかいい感じに出てると思いました。舞台となった学校は、「時をかける少女」でも使われた校舎なんだって。すごいなあ。その他色々情報は公式サイトで。→コチラ


妻夫木君と伊藤歩ちゃん二人ともよかったけど、やっぱり主演のクロが超かわいかったな。犬って寂しい時とか「キューン…」て鳴くじゃないですか。あの声聞くとこっちまで切なくなるというか、別に私が悪いわけじゃないのにあああ悲しませてごめんね!今行くから待っててね!と反射的に思ってしまいます。あと子犬時代のクロがはしゃぎまわって遊ぶ様子を見てうちの犬が子犬だった頃を思い出したなあ。我が家の駄犬もあの頃はたいそう可愛かったものですが、今ではすっかり中年太りでシェルティのくせしてコリーになってしまいそうな勢いです。こんな感じ。




しかもオスなのに気が弱く常にビクビクしている所為かいまだにメスに間違われるという(……)。しっかりしてよー。

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さよなら、クロ

2003年 日本
監督:松岡錠司
出演:妻夫木聡、伊藤歩、新井浩文、
田辺誠一、柄本明、井川比佐志
(劇場鑑賞)


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