+ナス日記+

2010年02月12日(金) 城壁無き攻防

最近また体重が増えてきたなー
今までのサイクルがまだ残っているとしたら
そろそろ何かあってガクっと減るだろうなーと
予測していたら、やっぱり不健康にやせた!
一昨日と今日の自分の体型が別人のようです(苦笑)
自分のこういう、よろしくないサイクルを知っていることは
いいことだけど、原因を理解して改善しないことには
ただ繰り返すだけなので、健康のためにも
改善せんとあかんですね…そのまえに理解か。

さてその理解、なんですが
前回の日記で、箱庭に大事件が起きてしまったわけで。
(箱庭の住人関連を知らないと解らない内容ですが…
 このへん作品だけでなく、もちっとサイト内で説明をしないとね!)
魔法使いが、「ある領域」に踏み込んだことにより
一時的に箱庭の住人が消えてしまいました。
と同時に、住人が乗っかっていた箱庭も消滅。
今は海の上を箱庭の残骸がゆらゆら漂ってるよーな状態です。
残骸に乗っかって、住人も存亡をかけて魔法使いと対峙します。
対峙…というより、住人がもらしている毒を、魔法使いが
モロに食らっている状態です。
こういう自家中毒は、かつては箱庭の栄養となり、箱庭が
外の世界とを隔ててる城壁を強化する力になってたんですが
箱庭が瓦解してるので、単純に毒となって魔法使いに返ってきてる。
中の世界の状況としては、そんな感じ。
改善策としては…やはり魔法使いと住人の対話ですな。

で、実際それが具体的に私をどーいう状態にしてたかというと
仕事のアレコレで、自分の生活が非常に不安定な事になっていて
心配性と優柔不断が祟って毎日胃がキリキリしていて
ストレス発散に、今日は少しのもう…と口にした酒が
さらに体に逆効果を与えてしまい、丸一日寝込んでいたと(笑)

まさに因果応報です。自業自得です。
魔法使いと住人がお互い鎧のない状態で斬りあいを
始めることになったんですが、住人は滾々と毒を流しているのにも
関わらず、魔法使いが対応に時間をかけすぎた。勝負アリです。
しかし次は負けーん!だがそのまえに体調の回復だ…ぐふっ
(アンタそれでホントに次勝てるのか)



2010年01月29日(金) 呪いが解けた日

物心つく前から、獣を調教するように
親の一存で撫でられ、殴られ“教育”されてきた。
体が病弱で、いつも母を困らせ、外で出会う子供たちは
みんな私を傷だらけになるまで痛めつけ、無視し、否定の言葉を投げた。

「人の思い通りに動かねば酷い目にあう」
「私は皆に嫌われて当然の人間」
2つの擦り込みは、自分を殺すのに十分な理由だった。
毎日、毎日、何度自分を殺し続けてきたのだろう。
どんなに殺されても、消したと思っても
自分は死ななかった。暗闇の片隅、抑え込まれながら
健気に光を放っていた。本当に頭が下がるほどしぶとかった。

擦り込みが作った「世界」で生きていけるように
無数の心の傷口から、沢山の住人が私の中で生まれた。
指令を黙々とこなす、愚直な傭兵。
虚ろな快楽しか放てない幽霊。
堅牢な城に入り浸る孤独な女王。
否定をエサに絶望を育む堕天使。
群れることしか能がないネズミ。
独りよがりな分析で満足する、非情な魔女。
自分からは何をする気も無い、冷酷な庭師。
支配、搾取し悦楽に浸る将軍。

しかし住人は、「世界」で生きる私を守るために生まれた者。
私を守ることは、私が作った「世界」を守ることでもあった。
傷の痛みを、恨みを糧に叫び声をあげる住人たちは
いつしか自分を生んだ傷を増幅させるようになる。
傷があるから、我々がいる。そして我々が新たな傷を作る。
だから循環させなくちゃ、でないと我々は消えてしまうから。

それを少しはなれたところで見つめる者がいた。
彼は、暗闇に押しつぶされた光が恋しくて仕方なかった。
会いたくて、触れたくて手を伸ばす。あの光に還りたい。
でも、住人たちが必死になって引き止める。
彼を守るために生まれてきたのに
彼の言うことを聞かなくなってしまった人形たち。
人形には、いつからか呪いがかかっていた。
彼は、人形たちの呪いを解くために日々奔走した。
毎日彼らの言い分に耳を傾けて、問い続けた。
「で、結局、本当は、どうして欲しいの?」

どのぐらい繰り返したろう。
長かったかもしれないし、短かったかもしれない。
彼は人形の本音に触れた。
「まだだ、まだ足りない。あの「世界」への復讐が足りない。
 やってもやっても、まだ足りない。果てしない戦いなんだ」
本音に触れた途端、「世界」からも声がした。
「まだだ、まだ足りない。あの「世界」への復讐が足りない。
 やってもやっても、まだ足りない。果てしない戦いなんだ」
その瞬間、彼の目は「世界」を見抜いた。

「もういいよ。十分だよ。もう復讐しなくていいんだよ」
そう言うと彼は、人形たちの目の前に立ちふさがっていた
あるものをどけた。それは鏡だった。彼を中心にぐるりと囲む鏡だった。
人形たちは、居なくなった。
静かになった闇の中で、彼は一言お別れを告げた。
「今までずっと、ありがとう。大変な思いをさせてごめんね」

小さく押さえつけられた光が、一気にすべてを包み込んだ。
人形たちの魂も、彼らが必死に戦っていた「世界」も。
光は私を含むすべての存在を、やさしくなでて、愛でて、見守っている。

そう、それだけでいいんだ。
今のこの一瞬が存在している。それだけでいい。

私を28年間縛り続けていた呪いが、今日、やっと解けた。
生まれて今まで出会ったすべてのものに感謝します。



2010年01月22日(金) 変化の流れ

最近残業続きで寝不足のナスです…
ひとりジャンヌさん祭りも止まってしまいましたね。

このまま1月が終わってしまいそうなので
年始に書いた「今年の抱負」についてでも。

昨年は外面、内面ともに変化を感じた1年でした。
年の初めに撒いた種が、芽を出したのをそれなりに実感できた。
今年はその芽を枯らさないよう、育てていけたらと思います。

普段ヨノナカに疎い私でも
自分や身近な人たちが、ここしばらくの間
社会の変化のあおりをうけるようになったのもあって
ああ、変わる時期なんだなあという流れのようなものが
あるのに気づいてきました。

どっちかっていうとそれは、外面的には悪い出来事ばかりなんだけど
次の段階へ向かうための崩壊のような雰囲気を感じていて
なんとなーく、としかわからないんだけど
限界を迎えて崩壊する事にしがみつきたくて抵抗するものと
限界に気づいてたので、いったん壊して、反省して
きれいにして出直そうとするものの
2つに分かれてきていて、ボーっとしてると置いていかれる。
そんな感じがしています。

日本人総うつ病社会なんて言葉も聞いたけど
つまり、それだけ皆が無意識に沢山のことを抑圧してきたんでしょう。
こうあるべき、という見えない糸にがんじがらめにされて
気がつけば、気力も体力も、下手すると明日食べるご飯も
なくなってきてる。

何日か前に、某バンドのボーカルが何かの団体から脱会したニュースに
周りは「洗脳が解けてよかったね!やっと真っ当な世界に戻ってきた」って
喜んでたけど、みんな自分たちの言う「真っ当な世界」が
どれだけ沢山のマインドコントロールに満ちているか
気がづいているのかしら。
世間と団体の言い分に、両方ざっくり目を通しましたが
どっちが悪か?じゃなくて。
実はどっちも、やってることはおんなじだという事を
知ってる人はどれぐらいいるんだろう。

見えない糸でぐるぐる巻きになって喘ぎながら
「自分は何の団体にも所属してないし、宗教も入ってない。
 だからマインドコントロールされてない。健全だ」なんて
まさか思っていないだろうな。


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