vol.47 ソロ - 2003年08月07日(木) いつもフルートとの仕事ばかり書いてるな。 今日はバイオリンとのデュオ。 ビオラ奏者が9月にならないと戻ってこないので 8月いっぱい二人でしないと行けない。 彼女はたとえギリギリでも必ず曲の打ち合わせの メールをくれるのに、 今回はなかった。ちょっとだけ気になっていた。 彼女はいつもよりも30分も早く来た。 で、マスターに深刻な顔をして何か話している。 私は自分のステージの最中だったのでよくわからない。 その曲が終わるとマスターが来て 「今日はピアノだけでやって」 「彼女は?」 「腱鞘炎で弾けないんだと」 「わかりました」 2ステージぶん用意してないよ… まぁソロ用の楽譜は持ってきてるけどね。 火曜に弾いた曲も弾くしかない。 いつもソロの曲は1週間に三曲以上のレパートリーを増やすことを 目標にしている。 たいてい難しくない譜面なのだが、知らない曲をレパートリーにするので その点で少ししんどさがある。 ポピュラーのままの楽譜なら適当に音を足して 出来るだけ聴き栄えするようにする。 ジャズの楽譜なら、あまりちゃちくない譜面を探して 中間にワンコーラスぶんのアドリブを、別の楽譜から 探してきてくっつける。 どんな簡単なものでもいいから、アドリブフレーズが 載っている楽譜を照らし合わせる。調が違えば移調する。 左手はコードをソレらしく弾けばいいから。 …でもこれじゃアドリブとはいえないね。 全くアドリブフレーズが載ってないものは、 自分でフレーズを作って5線紙に書いておく。 …自分で作ってるとはいえ、アドリブじゃないね、これも。 趣味が悪いとかスイングできてないとかの問題を抜きにすると 私は本当にその場でアドリブを弾く場合、 バラードよりもアップテンポのほうが弾きやすい。 本当はバラードのほうがテンポがゆったりだから 弾きながら考える時間があるのだが、 私のようにアドリブフレーズの研究をろくにしてなくて フィーリングのみでハッタリで弾く場合は Jazzyなバラードフレーズなんてちっとも思い浮かばない。 ちょっとづつ勉強しなければね。 ごまかしてるだけだもん。 しかしこうやって慣れでやっていくしかないみたいだ。 もちろんクラシックのレパートリーも増やす努力をしている。 といってもアンコールピース程度のものばかり。 ときにはショパンのエチュードの美しいものでも 弾ければ良いんだけどね。「エオリアンハープ」くらいかな。 「革命」は学生時代以来真面目に弾き込んだ事ないから もう一回やりなおししないといけないし。 一番よく知られている「別れの曲」は、ほら、あそこ、 クラシックの人はよく知ってるけど、 両手が6度音程でガチャガチャ弾くところがあって あれが「超」ニガテ。 リストも「愛の夢」くらいは弾けないといけないんだろうが、 あれも真剣に練習したことないから、ちょっとやらなきゃ。 ってか、もうそれは暗譜で弾くしかない。 っつーと、ジャズとポピュラーのことを考えると 中くらいの大きさのクラシックの小品ものは 1ヶ月に1曲の割合でいかなきゃならんな。 …まいったよ。しばらくまともな曲を弾いてなかったせいか、 「幻想即興曲」の右手の動きが鈍くなってる… …まいった。 ... vol.46 ??? - 2003年08月05日(火) 今回は先週のことがあったせいか、 彼女はすぐにメールの返事を送ってくれた。 で、当日の今日、私が学校の仕事をしている最中に 彼女から携帯に電話がかかってきた。 ピアノ弾きの仕事をしていることを職場では あまり知られたくないので 逃げるように研究室を出て廊下へ急いだ。 彼女の電話によると 今日はある常連さんの誕生日なので マスターがお祝いをしてあげたいそうなのだ。 その常連さんの「定番」の曲が2曲ほどあるのと ハッピーバースデーの曲をしなければならないとか。 常連さん定番の曲というのが、中国の流行歌なので 私達二人はよく知らない。一段譜の楽譜があるだけ。 1曲はバラードでもう1曲はノリのいい曲。 バラードのほうは常連さんが歌うための伴奏。 アップテンポの曲のほうは私達だけの演奏。 よくわからないので、よく中国の曲にありそうな ズンチャチャ ズチャズチャというリズムパターンで コードを弾き、前奏も後奏もコードを適当に弾いて もちろん二人ともアドリブなしで終わり、という 実に簡単な子供じみたもので終わった。 後から思うと中国の音階構成音で 適当に合間に入れればよかったなぁ。 あとは数曲、私のへろへろなアドリブ付の曲と もとから楽譜があるりベルタンゴなどを弾いた。 今日は彼女は私に対してにこやかだった。。。 ... vol.45 思いきった - 2003年07月29日(火) 相手にいやな思いをさせて演奏なんてしたくない。 ソロで弾いて誰かに「下手や、もっと勉強せえ!」って 言われるなら自分だけの問題だし、 全く別の仕事なら我慢もしよう。 でもこれはお客さんに対しての音楽のサービスだから。 それが不協和音の音楽だったら お客さんにも申し訳ない。 で、今日はちょっと早めにお店に行って マスターに相談することにした。 まず、私がてっきりクラシックの仕事だと思いこんで 面接を受けたこと。そして「コードわかるよね?」 と聞かれてうやむやな返事をしてしまったことを マスターに詫びた。 その上で次のように頼んでみた。 「彼女はたぶんかなり不満で吹いていると思います。 演奏はそういうのがすぐ出ますから。わかります。 これ以上彼女の足を引っ張りたくないし、 ジャズの勉強を再開しようと思っているので とりあえず3ステージのうち私が2ステージ弾いて 彼女とのデュオを1ステージに減らしてください。 そのほうが負担は大きいですが、精神的にかなり 楽になるので」 マスターは寝耳に水、といったカンジで 「そんなん気にせんでエエよ。そんな風に見えへんけどな」 と言う。 悲しいかな、お客さんはピアノオンリーよりも フルートやらバイオリンやらが入ったほうが 見た目に珍しいし喜んでくれるので、マスターとしては 出来れば今のままピアノ1ステージ、デュオ2ステージで 行きたいみたいだ。 まぁいろいろとマスターにたしなめられて?るうちに 時間が来た。 私がまずソロを1ステージ弾き、 彼女が来てからしばらくしてデュオをはじめた。 お客さんの数でステージ数が決まるのだが 今夜は少なめなので彼女とのデュオが終わった時は 殆どお客さんもいなかった。 今日はAll of meの曲を4コーラスぶんやった。 勇気を出して?3コーラス目は私のアドリブソロ。 伴奏譜がもとから左手がウォーキングベースになっているので それを弾きながらテキトーにフンイキでソレらしいジャズっぽい メロディーをやってみた。理論は無視。 私達の仕事が上がるころ、客足が途絶えたので マスターが私達を前に二人の関係を修復すべく 話し合いの場を作ってくれた。 彼女もそれこそ寝耳に水といったカンジだった。 私には一段譜で仕事が出来るようになってほしいのと同時に 自分がアドリブ勉強中なので一緒に勉強しませんか?という ニュアンスで私にいろいろ言ったのだという…。 それに今夜の私のアドリブで十分だと思うと言った。 いやぁ、、あれ、でたらめだと思うな。フンイキのアドリブだもん。 なんか狐につままれたような気分だ。 その場で、プログラムは毎回私の希望の曲で行くことに決まった。 ... vol.44 やれやれ - 2003年07月28日(月) 自分が100%いけないんだろうか? そう自問してみて心配になったので、お店のHPを もう一度確かめてみた。 正確に言うとお店のHPは今はないのだが、 過去に新聞で紹介されていたお店なので、新聞社のHPを見てみた。 「クラシックが流れていてくつろげる。(中略)音楽大の卒業生が ピアノやヴァイオリンを奏でる…(後略)」 ほら、やっぱり。これ見たら100%クラシックの仕事だって誤解しちゃうよ。 そう思いこんで面接に臨んだの。 で、即決のあとマスターに「コードわかるよね?」って聞かれた。 なんでクラシックの仕事なのにコードのことを言われるんだろう?と 疑問に思いつつ、「はぁ、、、」と曖昧な返事をしたのは確かだ。 その点は私が悪い。出来ないものは出来ないと言えば良かった。 でもクラシックだと思い込んでいたのよね。しかも、 「絶対クラシックじゃないとダメなんですか?ガーシュインはダメですか?」 って聞いたくらい。 「うちは何でもありやから、何弾いても良いよ」と言われた。 そこで私自身気がつけば良かったんだよね。ポピュラー主体だって… でも仕方ない。他のピアノの人も「私も初めは何も出来ませんでしたよ」 って言ってくれたし。嘘かもしれないけど信じてるよ。 マスターはアメリカで修行してきた人を断ってまで 私を採ってくれたのだから、私が努力すれば良いんだよね。 一段譜を読むための解説の本は、 自分で出来たのか出来てないのかがわかりにくい。 まず書いてあるものを暗譜して弾いて その後和音分析して(っていってもコードネームは書いてあるけど) こんどは一段譜だけで弾いて、、、 を繰り返す。 そして次の理論の段階へ行くのだが、なんだか自分でやると 凄い時間がかかりそうだ。 レッスンに行くお金がない。しかし、、、、このままでは… 火曜の仕事の件で彼女にメールをしたのが金曜の夜。 「市販の本はまた楽譜屋に行きましたが良いのがないので 買っていません。一段譜はまだ怖いけど、楽譜を見ながら フェイクならなんとか行けると思います。 いまは理論的にちゃんとしたアドリブは私には無理ですが このあいだお借りした楽譜は同じものを買いましたので その楽譜の中から選んで私のつたないフェイクでやっても よろしいでしょうか?そして私がフェイクをしているあいだは フルートは何を吹かれるのですか?」というような内容。 コードに合ったフレーズなら即興でもなんとか弾けないことはない。 ただ、ジャズ的なセンスがないだけだ。 つまり、対旋律のようなフレーズ。。。。ダサイか。 今日は月曜で仕事は明日なのだけど、彼女からはなんの返事もない。 よほど私に不満なの? いいさ、変なフェイクで行くからさ。 本当はそろそろジャズのレッスンを再開しようと思っていたのだが 急にこの仕事をするようになって、却って時間が取れないので 師匠にもう少し失礼させてもらえるよう こないだメールを出したところだった。 秋に母の入院と私の耳鳴りでレッスンに行けなくてメールした時は すぐに返事をくれたのだが、 春の母の入院の時は「夏ごろにまたご連絡します」というメールに 師匠は返事をくれなかった。 今回も返事をくれないので、もしかしたら私が嘘を言って レッスンをやめようとしてるのだと誤解してるのかも。 師匠のところはもう、駄目だな。生徒失格。 クラシック出身の人はジャズをきちんと教えてくれる先生に出会うまで 先生を渡り歩くことは珍しくないらしいから、 師匠も私がその一人だと思っているかもしれない。 とにかく、彼女のご機嫌を損ねていることはたしかだ。 そして更に確かなのは立場的に文句が言えないこと。 無理して習いに行こうかな。。。。 で、仕事先の幼稚園のすぐ近くにジャズを教えている教室があるのを ネットで見つけたので、私のような状況でも教えてもらえるか ゆうべメールしてみた。 今朝、さっそく返事をもらい、とりあえず無料体験レッスンを 受けてくれという。 数回のやり取りの結果、しあさって木曜日に行くことになった。 先生というのは私よりも若い男の子で クラブで弾いているらしい。クラブってどっちのクラブ? オネーチャンがいるクラブ?それともジャズクラブ? だいぶ違うんだけどなぁ。あ、でもあまり関係ないや。 私ができるようになればそれで良いから。 でもいったいどのくらいの期間で出来るようになるんだろう? ...
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