vol.3 すばやい?行動力 - 2001年11月10日(土) 先月、インターネットでジャズピアノ情報を探した。「ジャズ何でも掲示板」みたいなのが見つかったので、「誰か教えてください…云々」とカキコしておいた。 しかし、数日たってもレスがない。確かによく考えてみると、自分だってピアノ教師である。そんなの見て「私が教えましょうか」ってわざわざ返事書いたりせえへんわ、そんなん。 で、JAZZ RINGなるものがあることを知った。確かにクラシック系のRINGがあるのだから、JAZZがないのはおかしい。で、そこでさっそく探してみることにした。 すると、自分の住む関西圏の通える範囲で教えている人のHPを何件か見つけた。高校出てすぐ修行した人とか、普通の大学に通いながら修行した人とか、音大で作曲を専攻してた人とか、バークリーにまで行った人とか… 確かにバークリーは魅力的ねぇ。でも、私が習う目的は、何もジャズのピアノ教師になりたいとか、はたまた無い才能振り絞ってジャズピアニスト目指すとかではない。いうなればピアノ教師、あるいはピアノ弾きとしての「知的興味」である。理論を押さえて、スウィングできて、即興などのアレンジがそこそこ出来るようになればそれで万々歳。私の本分はやっぱりクラシックなのだから。 で、自分が習いたい先生の必要最低条件を考えてみた。 1.ジャズピアニストとして食べている人…これはあたりまえか。一番避けたいのが「ジャズもクラシックも教えます」という人。絶対中途半端に決まってるよね。 2.若すぎず、年寄りすぎず…なんか50代以上のバリバリの人だと、こっちが気が引けてしまう。かといって、あんまりフレッシュすぎて、やたらとヤル気満々で教えてもらうとしんどい。これは過去の自分がそうだったから。40代そこそこのピアニストとしてアブラがのりかかった人がちょうどいいかな、と思った。ア、でも自分の将来のだんなは年上より年下がいい… 3.妻子持ちの男性。つまり当然ピアニストとして妻子を養えるだけの活動をしている人。もう一つ利点があるとすれば、先生の家でレッスンの場合、家のなかに奥さんがいてくれたほうが、余計な誤解をされずにすむ。(考え過ぎ?) 4.乗り換えなしで電車で通えること…遠いと続かないし。 それである一人のジャズピアニストが浮上した。エッセイがいくつか書いてあって、ピアノや音楽に対して繊細に感じているような文章だった。これは大変よい。しかも普段のライブではないちょっとしたコンサートの共演者に、私の知る某大御所ギタリストの名前があった。この人とするなら、間違いないのね、きっと。 Photoはどう?あんまりはっきりと写ってないね。ちょっとひたいの面積がキはじめてるような…顔もはっきり写ってないけど、この写真で判断する限り四十路だよな。 さっそくメールを送ってみた。数日後にあたりのよい返事をもらった。ちょっと嬉しかった。それが先月のことである。3週間くらい考えて、やっぱり弟子にしてもらおうと決心し、会ってもらうことになった。 ... vol.2 なんで今ごろジャズ? - 2001年10月17日(水) どうして急にジャズが習いたくなったか。 ひとつは、ガーシュインを弾くときにスウィングしたいから。以前、指揮法の授業でラプソディー・イン・ブルーを弾く機会があった。私なりにニュアンスつけて弾いたつもりだったが、指揮のセンセイに「よく弾けてるのはわかるんだけど、君のはクラシックだよ。スウィングしてないんだよ」といわれた。ちょっとショック。それまでは家でショボショボ弾いてただけのガーシュインをみんなの前で弾く機会が現れたというのに。 それから、ピアノ教師の知識として。子供の現代曲なんかでもリズムがジャズっぽかったりするのがよくある。そんなとき上手に説明できないのがとても悔しい。 最後は一人のピアノ弾きとして。ジャズピアニストとクラシックピアニスト、どちらが本当の「ピアノ弾き」なんだろうか。答えは両方なんだろう。 でもクラシック演奏家としてのレヴェルはともかく、どんな難解な楽譜でもとりあえず弾ける様になる読譜力くらいは持っていると自負している私だが、一段譜で演奏するトレーニングをしたことがないから、即興なんてできない。もちろん何かのメロディーに即興で伴奏はつけれるけれど、気がつくと主要3和音と属七の和音ばっかりだったりする。これは悔しい。もう一つのピアノ音楽を試さずにピアノ教師然として人生を終わるのは、あまりに勿体無いよね。 で、どこでどうして誰に習えばいいのかわからないので、インターネットで情報を得ることにした。 ... vol.1 まずは、きっかけから - 2001年10月16日(火) Jazzが弾けるようになりたい、と思った最初は17歳の高校生のときだった。 当時(今も?)ときめく美人ピアノデュオのラベック姉妹が弾くガーシュインのラプソディー・イン・ブルーに鳥肌が立った思いだった。 今考えると純粋なジャズではないのだが、クラシックとジャズの融合にすっかり魅せられた私と友達のNちゃんは、是非これは毎年開かれる高校の音楽会で弾きたいものだと、さっそく楽譜を買ってきた。 しかし何も知らない私達は、買ってきた楽譜がピアノソロとオーケストラ伴奏のピアノ版ということに、買ってから気がつくありさま。そして弾いてみたらこれまた結構難しかった。その上、音楽会で使えるピアノは1台まで、という制約があったので、音楽会で2台ピアノのガーシュインをする、という夢はあっさり消えてしまったのだった。 ラベック姉妹がそれぞれソロ活動をするときは、妹のマリエルがクラシックの室内楽、姉のカティアはおもにジャズを弾く、ということを知った私は、「そうか、ガーシュインを上手に弾くにはジャズが出来ないといけないんだ」と思い、同じ音楽大学のピアノ科を目指すNちゃんと「大学に受かったらジャズを習いに行こうネ!」と、抱負を語り合ったものだった。 一年後、二人揃ってめでたく音大に合格したが、大学でのレッスンの準備に忙殺される1週間。それでもそのうちNちゃんは、よその大学のテニスサークルなんかに入ってしまってそっちも忙しくなり、ジャズのことは忘れてしまったようだった。まぁ音大と違ってサークルには男の子もたくさんいたしなぁ…。 いっぽうその頃の私は、学内のヤマハショップでスコット・ジョプリンの楽譜を見つけて大喜び。でも、飽きるのにそう時間はかからなかった。だって、ちょっと見ただけですぐ弾けるようになるんだもの。それにどの曲も似たようなかんじー。 その後、ディズニーナンバーをジャズアレンジした楽譜を見つけたが、今度はすぐ弾けるとかいう問題ではなく、「ジャズ語」がわかんないので、ニュアンスつけて弾くことが出来ない。つまり、ジャズのセンスがないってこと。 ジャズは、クラシックの片手間に出来るものではないということを初めて悟り、 それ以後はおとなしくクラシックに専念することにした。 そして10ン年たった今日この頃、急にジャズを習いたいという気持ちがむくむくとよみがえってきたのである。 ...
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