ムッキーの初老日記
DiaryINDEX|past|will
トミーで思い出したが 大昔「噂の刑事トミーとマツ」というドラマがあったことを 初老各位は覚えておいでだろうか。 (知らない、または忘れてしまった方はこちらでチェック。)
ハンサムで、"ナイーブ�瓩噺世┐佇垢海┐�いいが 気弱な新米刑事トミーを国広富之が ガサツで三枚目でお調子者の先輩刑事マツを 演技初挑戦の松崎しげるが演じていた。
私はこのマツが大好きだった。
見た目的には全く好みではないのだが とにかくマツが大好きで大好きで、毎週夢中になって見ていたものだ。
きっかけは、ドラマが始まってすぐの回。 25年は前のことなので、細かい所は間違っていても許して欲しい。
補導した家出少女(高校生だったと思う)を 腹が空いているだろうと、行きつけの定食屋に連れて行ったマツ。 落ち込んで食欲のない少女が残していた、食べかけのおかずを
「なんだ、残すのか。もったいないなバチが当たるぞ。 しょうがねえな〜、じゃあこっち食うか?」
と、少女の食べかけのおかずをバクバクと食べ まだ手を付けてない自分のおかずを少女に差し出した。 そういう事をされた経験がなかったのであろう少女はビックリして
「私の食べかけ・・・汚くないの?」と聞く。
「汚い?バーカ。汚いことあるか! いいから、ほら、こっち食えよ!」
と、どんぶり飯をかっ込むマツ。 嬉しそうに微笑む少女。
・・・('-'*) マツ・・・!
この、ほんの2分ほどのワンシーンで 私はマツに惚れてしまった。
こういうガサツで口の悪い、だけど実は優しい男に弱い。 いつもは荒くれ者で強気な私であるが 「しょうがねえなぁ」だとか「バカだなぁ」だとか言われると、ホント弱い。
この頃からそうだったのだな・・・と 今これを書いていて改めて思い知った。
私も、案外チョロいものだ。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
|
先日、アメリカに住む友人G(日本人女子)に面白い話を聞いた。
彼女は横浜の実家に、母の好物の「蜂蜜」を送りたいと思い ネットで色々物色し、ある花蜂園のサイトにたどり着いた。
その花蜂園は60歳くらいのオジサンがやっているようだった。 そして、そのサイトの中でふと目に付いた
歌手として
というコンテンツをクリックすると・・・ どこからともなくありがちな演歌が流れてきた。 なんとそのオジサンは演歌歌手もやっていたのだった。
養蜂家にして演歌歌手。彼の名は、トミー(仮名)。
そのページには「日本の心を大切に歌っております」と書かれており トミーはとてもいい人のように見えたらしい。 ハチミツに関しても、トミーのこだわりと情熱が感じられたので Gはここで購入しようと決め、すぐさま電話をかけた。
電話に出たのは、声からしてどうやらトミー本人。
「横浜に送っていただきたいのですが」と言った後 「私はアメリカに住んでいますが、支払いはカードか もしくは日本国内の銀行口座からも振り込めます。」
と言うやいなや、それまで優しげだったトミーの態度が急変!
「えーーーっ!アメリカァー!? だめだめ!無理無理!勘弁してくださいよー。 うちは外国はやってないんだよね!」
「いやいや、アメリカに送って欲しいわけじゃないですよ? 送り先は横浜です。日本です。 私がアメリカに住んでるというだけなんですよ。」
とGがいくら説明しても
「でもねえ、請求書とかをアンタに送らなきゃならんでしょ!? 私はね、国際郵便の送り方なんか知らないんだよね! だめだめ。勘弁してよね。じゃあね!」
と言われ、ガッチャン!と切られてしまったそうだ。
トミーは聞く耳持たず。
私「なんだそりゃ!ひどいオッサンだな〜。」
G「でしょー!とんでもないよね。 送り主の住所が海外だってだけでこの扱い!」
「歌手として」の隣に「人として」ってページも作れ、だとか
絶対売れないね、だとか
おまえが人情を歌うんじゃないよ、だとか
「日本の心を大切に」してるから頑なに外国を拒むのか、だとか
攘夷派トミーだとか
我々は散々トミーの悪口を言い合い、うさを晴らした。
大体、エアメイルの送り方がわからなかったら 他のスタッフや、郵便局の窓口で聞いたらどうなのか。 ネットで通販しているんだから請求書はEメールではだめなのか。 お母様が直接買った扱いにするとか、色々代替案はあるはずだ。 なのにアメリカに住んでいると言うだけでこんな扱いをするとは。
演歌よりまず商売人としての心を学んだらどうだろう。
トミーはまだ鎖国中らしい。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
|
どんな物事にも、その中に「こうなったらいいな」という事と
「こうなったらいやだな」って事があるね。
そういう時は「いいな」という方だけ、信じていればいいよ。
もちろん「いやだな」の方になった時の事も
考えないって訳にはいかないけど
一回考えて、覚悟だけしたら、もう考えなくてもいいよ。
いたずらに怖がることはないんだよ。
たいがい、そう悪いことは起こらない。
それでも、時には「いやだな」のほうに転ぶこともある。
その時は、その「いやだな」の中にまた
いいなといやだながあるから、そのいいほうを信じるんだ。
そしてまたいやだなに転んでも、その中にいいなを探す。
そしてまた。
そしてまた。
その繰り返しじゃないかな。
何度「いやだな」に転ぼうと、絶対その中に希望はある。
君と私。悩みの種類は違っても、根っこはきっと同じだよ。
こう生きろ、とは言わない。
ただ私の大切な友達の君に
私はこう生きてるよ、とだけ伝えたい。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
|
初老になると、いつの間にか手さえも変わってしまう。と 以前の日記にも書いたことがあるが 実はあの日以来、私は爪を伸ばし始めた。
昔は丈夫な爪であったが、今はちょっと伸ばすと 割れたり、2枚爪になってしまったりで なかなか伸ばせずにいたのだが、再チャレンジである。
当時、憧れていた職場の先輩に
「おー?なんだこの手は!真っ白でスベスベじゃないか。 おまえ手がキレイなんだな。桜貝のような爪してんなぁ。」
と、公衆の面前でいきなり手を握られ 盛大に褒められたことがある。(今思えばセクハラだ!)
それ以来、手は私の数少ない・・・いや正直に言えば唯一の チャームポイントになり、大事にしていたものだ。 だがそんな自慢の手も、年月と共に関節がもっちゃりし 指先は荒れ放題、爪がもろくなり、いつの間にか 「どこから見ても中年の手」へと変貌してしまった。
あの頃の、すんなりした手にはもう戻れないけれど せめて爪ぐらい伸ばしてみよう。そう思った。
すぐ剥がれてしまう爪先を、やすりで削り マニキュアでカバーしながら、少しづつす少しづつ 根気よく伸ばして行った。 ある程度伸びてからは、よけい剥がれやすくなり困っていたが 「スクエアカットにすると剥がれにくいよ」と教えてもらい 爪先を徐々にフラットに削っていった。 爪の間にぬかみそやコネた挽肉を詰まらせながら、どうにか伸ばした。
爪が伸びると、その分手がスラッと細く見える。 おお。なんだか指が長くなった気分だ。
こうなってくると、マニキュアにも熱が入る。 安物のマニキュアではあるが、数種類購入し 三日に一回は塗り替える。
ネイルアートにも挑戦したが、これはあえなく挫折。 あんな細かい芸当は私には到底無理なお話であった。 その代わり、シールをちょっと貼ったりして楽しんでいる。
甘皮の手入れもするようになったし オイルもマメに塗るようになった。
その結果。 ほんの2ヶ月弱で、私の手は
「まるで家事をなーんにもしてない人の手ね。」
と言われるぐらいになった。 そんなイヤミも、今の私には最高の褒め言葉だ。
そうか。家事してないように見えるのか。ふ、ふふ(¬▽¬)・・・
初老ではあるが、まだまだ諦めてはいられないのである。 何事も。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
|
私はものすごい白髪もちだ。 染めなかったらきっと老婆のようだろう。
白髪が目立ってしまうので ロングヘアもストレートヘアも、とうに諦めた。 長さはミディアムショート、そして強めのウェーブにメッシュ。

美容師さんと色々検討した結果、これが一番白髪が目立たないスタイルだ。
「白髪?ムッキーが?うそー全然ないじゃん。」
「それがあんだよ、ごっそり。・・・ほれ。」
と、パーマのお蔭で目立たない根元のほうをめくって見せると
「うわっ!ホントだ!あるねー!でも全然わかんないよ。」
と言っていただける。ありがたいことだ。
それでも、髪の伸びが人より速く(美容師さんのお墨付き) 気を抜くとすぐに根元に白髪が目立ってしまうものだから 毎月の毛染めは欠かせない。
せっかく入れたメッシュが無駄になってしまうので 伸びてきた根元の部分だけを染めるのだが これはオッサン君の仕事だ。
前髪だけならまだしも、後頭部の根元までは とても自分では染められない。 毎月毎月、オッサン君にやってもらう。 ある日染めてもらっている時に
「あーあ、もうやだね白髪は。いっそ色抜いて銀髪にしたいよ。」
と言ったら
「おお、いいじゃん。そうしろそうしろ♪」
と大賛成している。 白髪染め作業もなかなか疲れるらしい。 毎月やらされるこのエンドレスの作業に オッサン君もけっこう参っているようだ。
「でもなあ。銀髪はいくらなんでも目立ちすぎるよね。 50歳になったらやろうかな?記念に。」
「50かよ!つうことはあと11年も染めるのか。 月1回として年12回・・・11年で・・・えとえと
・・132回!(゜□゜)あわわ」
「そうそう。あと132回。頼んだよ。」
「おお・・・(゜-゜)・・・」
オッサン君が遠い目をしたのが、鏡越しに見えた。
◆◇オッサン君の独り言◇◆
|
ムッキー

|