遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
日記&アニメ感想の目次前の日次の日


2004年07月08日(木) 第212話 「闇の大神官」

第212話 「闇の大神官」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【今日のお言葉】

    闇の大神官 「私とアクナムカノンの出生の真実を! 我らが双子であったことを!!」



    双子でしたね…アク爺とカノン王…(-_-;)
    まぁ…そんな気はしていたんですよ。
    ただ顔がちょっと違うので、双子だとしても二卵性双生児かもしれないな…と勝手に想像はしていました。

    しかし双子…。
    それも「泣き声の大きかったカノン王が長男になった」とは…
    古代エジプトではそうやって双子の長男次男を決めていたんですか…知りませんでした。
    っつーか、誰がそんな事をアク爺に吹き込んだんでしょうね。
    ソイツが黙っていればこんな悲劇は起こらなかったのに…。
    シモンはこの「泣き声伝説」を知っていたようなので、王宮内では公然の秘密だったのかもしれないな…


    アク爺がカノン王に敵国への進軍を進言しているシーンは印象的で良かったです。
    あれを見るとカノン王がいかに理想主義の凡太郎かというのがハッキリしますね。
    だいたいこの時代、話し合いで回避できる戦なんてあるわけないのに…。
    対話を通して理解し合い、和平を保つなんてことを一国の王が信じているなら、その国の寿命は尽きているってことです。
    王様もその凡太郎の血を引いているけれど、カノン王よりはもう少し君主としての才があるように思えます。
    まぁ…セトと比べられると、やはり王様が不利になりますが…。

    カノン王はファラオにならず、宗教家になった方が良かったと思う。
    カノン王は生まれた時に大きな声を出してしまったおのれの不運を呪わなきゃいけないような気がするな…。


    社長登場!! 思わず『どぇぇぇぇぇ!!』って叫んじゃいました。
    暑苦しい戦闘服を着て、この砂漠で何をするんだろう…と思っていたら、いきなり記憶の世界に呼ばれるし…(^_^;)
    それも麗しい魂が盗賊王の栄養源にされちゃって、まさに”オイオイ”って感じでした。
    でも記憶の世界に飛ぶ時、ガニ股でなくてホッとしました。
    王様がガニ股三回転で記憶の世界に行ったことがすっかりトラウマになっているのです…(T_T)(あれは残酷でした)


    アク爺とセトの剣術シーンは笑いましたね。
    そのボーシ、邪魔だろう!! とツッコミ!
    ジジイに軽くいなされるセトにも笑いが…。
    そっと差し出された手を頬を染めながら(←勝手な想像)握りしめるセトに、おおおおおぉ〜と叫んじゃったぁ(*^_^*)
    濃ゆすぎるよ、この関係…。


★また王様の前説…ちょっと飽きちゃったなあ…★
    マハードによってディアバウンドは倒され…
    バクラは砂となって崩れ去った!!
    なのに何故か時が止まり
    アクナディンによってすべての千年アイテムが
    冥界の石盤に納められてしまった!
    何故だ…オレの勝ちじゃないのか!?
    気がつくとオレの前に巨大なテーブルが!
    あっ! この世界そのものが闇のRPG


    今日は構図がすごく良かった〜♪
    でも千年パズルを上から見下ろしている最初のシーン…
    『高所恐怖症』の私はアレだけでも心臓がバクバクになりました…(/_;)高いのは怖いんだよぉ〜

    アク爺のセリフが今日の見どころでしょうね。
    鈴木節は好きなのですが、やっぱり闇の大神官の声は聞き取りにくいんだよね…。
    ゾークもエコー(残響)がかかっているし…
    悪役=残響たっぷりの低い声っていうワンパターンは苦手デース

    千年魔術書が収められていた倉庫?の収蔵物が気になります(*^_^*)
    遺体の内臓を収めるカノポス壺や石棺っぽいモノとか…。
    ミイラ作りの家にあるようなモノがうやうやしく展示してあるのには苦笑しました。

★アク爺=闇の大神官に 「オレはおみゃーのパパなのだ!」 と告られ、動揺しまくりのセトさん…★
    アク爺:セトよ…
    セト:アクナディン様…(アク爺に近寄りながら…)先程言われたことは本当の事なのですか?
    私がアクナディン様の息子だと…(し…信じられないデース!)
    アク爺:事実だ…息子よ…もうすぐ大邪神ゾーク様が復活される…我らと共にあの男を倒し(王様をピッと指さす)、ファラオの座をお前のモノとするのだ!
    セト:…アクナディン様が私の父…
    ハサン:邪神に魂を売った俗物に耳など貸すな! セト…そなたは民に仕える神官! ファラオと共に民を…この国を守るのだ!
    王様:セト…(セトを見てうなずく王様…なにやら二人の間に信頼が生まれているような…いないような…(^_^;))
    アク爺:セト…お前に流れる王家の血潮…その声に耳を傾けよ! お前自身の運命に背いてはならぬ!


    先週に引き続き、今週もアク爺に告られ、動揺しまくりのセトさんから物語はスタートしました。
    セトさんはアク爺のことを本当に信頼していたから、姿形が変わろうと、やはりその言葉には重みを感じてしまうんだけど、横からハサンがアク爺の事を「俗」だの「悪」だのと印象悪く口出しするのが、私としては気に入らない。
    確かに闇に魂を売ったアク爺はどうしょうもなく悪いヤツだけど、ハサンが後半、口にするセリフを聞いていてもやはり一方的な言い方でカチンと来てしまいます…
    まぁ…ファラオの守護神だから敵の悪口くらいは言うのは当たり前なんですが…

★いきなり暑苦しい人登場!!!!★
    地下神殿へと下りていく社長…階段の途中で倒れ込んでいるバクラ発見!


      こいつはバクラ…何故こいつがここに…


    記憶の石版の前で倒れている愉快な仲間たちを見つけた社長! 
    真っ先に表くんの所に駆け寄る!!

      遊戯! 凡骨!! 気絶している…(よし、襲うなら今だ!!)
      何が起きた? ここで…

    何故か手に握っていた千年眼が光り出し、記憶の石版を照らし出す

      これは…


    石版に映ったのは記憶の世界で対峙するアク爺と王様たち!


    なんか登場しましたね…社長。
    しかし戦闘服の社長って本当に暑苦しいです(^_^;)
    表くんを発見した時、「遊戯!」って言いながら抱き起こしてくれるかと思っていたのですが…
    アニメスタッフの意地悪!!!(T_T)

    千年眼が社長に闇のゲームを見せるというキテレツな設定には驚きました。
    バクラが社長に千年眼を渡した理由は、社長を記憶の世界に呼ぶためだったとは…
    つまり千年眼は通行許可書の役割をしたんですね。
    そういえば、ペガサスも神のカードを作る時に過去のビジョンを見ているし…千年眼のお仕事内容は意外に多目的デース

★ちょっと長いですが、アク爺の語りを紹介します★
    アク爺の誘惑に心が揺れるセト…隣で見ている王様は内心ハラハラ…

    王様:セト! 惑わされるな! (オレの言葉だけを聞いてくれ!)
    オレたちの使命はこの地を…この国を守ること!(オレたちの使命はこの地で結婚すること!)
    そのためにゾークを倒す! この母なる大地を邪神などに踏みにじられてもいいのか?
    アク爺:ふふっ…母なる大地とは…(偉そうに…)
    では一つ聞こう! その大地を…この国を誰が今まで守ってきた?
    貴様か? いや違う! では貴様の父か?
    我が兄になど…アクナムカノンになどそんな事はできはしなかった!
    すべてはこの私が…弟であるこの私がぁぁぁぁ!!

    カノン王に敵国への進軍を進めるアク爺…

      カノン王:ダメだ! 我が国から他国へ戦をしかけるなどもってのほか…
      アク爺:しかしファラオ…かの国が我が国を狙い、すでに戦の準備に入っております…
      今ここで手を打たねば
      カノン王:黙れ!! 過ぎるぞ!アクナディン!!(頭を下げるアク爺)
      すまん…弟よ…そなたが私の事を…国の事を思う気持ちはよくわかる…
      だが私は戦わずして解決できる術をさがす…
      アク爺:ファラオ…
      カノン王:憎しみは新たな憎しみを生み、闘いは永遠に繰り返されることになる…
      アクナディン…分かってくれるな


    アク爺:だが私の予想は的中した…多くの…ファラオのために何千もの兵が死んだ…
    それでも民は…(カノン王を見て歓声を上げる庶民の皆さん…)
    その姿は紛れもなくファラオ(神)そのものであった…
    私は決断した! 兄が光なら…私は影になろうと…
    この手を血にそめても私は…

    千年魔術書を倉庫から持ち出し、千年アイテムを使って魔物を呼びだし、敵兵を粉砕するシーンが流れる

    アク爺:そして私は千年アイテムのチカラにより国を…いや兄を救った!
    シモン:何故だ!? アクナディン殿!! そこまで先王アクアムカノン王を想っていながら何故、今裏切る?
    アク爺:シモンよ…裏切りなどという俗な言葉で語ってくれるな! 私と兄の関係を!!
    ハサン:お前はアクナムカノンを利用しただけだ! お前に本来備わっていた闇に溺れただけであろう

    アク爺:何を言うかハサン! 貴様が歴代ファラオの守護神だと言うなら知っておろう!!
    私とアクナムカノンの出生の真実を! 我らが双子であったことを!!
    同じ時に生まれながら兄として抱き上げられたのはアクナムカノンの方だった…
    兄者の泣き声が私より大きかったというただそれだけの理由だけで…

    シモン:そなた…そこまで知っていたのか!

    アク爺:それでも私は兄者に仕えた…妻を捨て、セトを捨て、罪なき人々をこの手で血に染めてまでもその忠誠は揺るぎはしなかった

    だがセト…お前は戻ってきた…私の元へ…セトよ、感じないのか? この運命を!

    アク爺:死してひれ伏せ! 憎きアクナムカノンと共になぁぁぁぁ!


    アク爺はやっぱりカノン王を愛していたんでしょうな…セトが現れる前までは…。
    カノン王は凡太郎だけど、明るくて、また慈悲深い振る舞いがファラオとしての魅力に繋がっていたような気がします。
    その姿を見てアク爺も自らの存在を「影」として封印しようとまで決意したのに、セトの登場がすべてを壊してしまったとは…。
    と言ってもセトさんに罪はないよね。
    彼は彼なりに努力して神官の地位にまで登りつめたんだし…。
    まぁ…これも運命の皮肉ってヤツなのかもしれません。


    日本では先に生まれた方が弟という決まりになっているそうですが、古代エジプトでは泣き声で兄弟を決めていたんですね…。
    双子を不吉に思う民族もいるようですが、エジプトだと神様も双子だったりするので、割と受け入れられていたんですね。
    しかしアク爺は可愛いヤツです。自分より才覚のないカノン王を助けてやろうなんて…。
    その素直さ、一途さがセトに向けられた途端、こうなってしまうとは…。
    親バカにしては、少々哀れな気もします。


★ボバサ! お前は一体、何者だあぁぁ★
    食料庫の食料を食べ尽くして、なおも「お腹減ったぁ〜」と泣き続けるボバサ…
    仕方ないので、ボバサのために食べ物を見つけだしてあげようと宮殿内を探し回る愉快な仲間たち(マイナス本田)
    やがて表くんが中庭の巨木になっているブドウを発見!

    表くん:ボバサ! あそこ
    ボバサ:ブドウ!! お腹減った!!
    城之内:だから見つけてやったんだろ! 喰えよ!
    ボバサ:本当にいいの? モグモグモグ…

    ブドウを食べ終わった途端、ボバサの身体がぷぅ〜とふくれた。

    ボバサ:ボバサ…お腹一杯になったから…みんなの願いかなえてあげる!
    さぁ…みんな…背中に乗って! ボバサに任せて
    表くん:みんな! ボバサの言う通りにしよう
    ボバサ:みんなファラオの名前知りたがっている…
    表くん:ボバサはファラオの名前…知ってたの?
    ボバサ:知らない! 知らないけど知ってるトコ知ってる! 

    本田(バクラ):こいつはこのゲームのシナリオの一部…
    8番目の鍵を知るための隠しスイッチだったのか…
    遊戯たちがいなければあやうくスイッチを押し損ねるところだったぜ

    ボバサ:あそこだよ
    城之内:あれはもしかして…王家の谷
    杏子:王家の谷って王様のお墓のあるところよね…
    表くん:そうか! ファラオの墓は生前に造られるって聞いたことがある!
    神聖なファラオの墓ならもう一人のボクの名前も削られずに残っているかもしれない!

    ボバサ:みんなが優しかったから…みんながブドウをくれたから…ボバサお腹一杯になれたよ…

    【ボバサの歌】

    ボバサのボーは食いしん坊のボーで
    ボバサのバーは晩ご飯のバーで
    ボバサのサーはサ・ヨ・オ・ナ・ラ〜

    サヨナラを言った途端、消えてしまったボバサ…


    まさかボバサが道案内キャラだったとは…
    食いしん坊のモンスターにブドウを与えることでヒントをもらえる…なるほどさすがRPGです(^_^;)
    でももうちょっと活躍して欲しかったな。
    ちょっと意外な消え方に驚きました。

    登場から消えるまで、やはり頭悪い感じでしたね…。
    もうちょっと理知的な雰囲気も欲しかったんだけど…。
    あと”お腹減った〜”も最初は笑っていられたけど、段々ウザク感じられてきたのはココだけの秘密


★バクラが再び大勝負に出ました!! 意外な人も出ましたぁぁぁ!!!★
    バクラ:さぁて…オレ様は…いやぁ…大邪神ゾークが復活するカウントダウンももう間近…
    クライマックスが近づいて来たぜ! だがメインキャストたちが停滞したままじゃつまらねぇな…
    すこしかき回してやるか!
    大邪神ゾーク復活に主役がいないんじゃさまにならねぇからな
    お前も一度使ったはずだ!バーの振り分けを…お前の相棒からな…
    だったらオレ様も使わせてもらおうじゃねぇの…
    オレの手駒から…そう面白いヤツを招待してある
    ヤツをこの世界に招き入れ、バーを少し頂くとするぜ
    出番だぜ! 社長

    王様:まさか貴様…(オレの愛しい)海馬を!!

    その頃…千年眼が映し出すビジョンをノンビリ見ていた社長サマ

      なんだこの光は…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


    突然、光100%増しにビビっていたら、ギュゥーンと石版の内部に引っ張られ、社長も古代エジプトの世界に入り込んでしまった!

    社長:何!? どこだここは…

    バクラ:借りるぜ海馬…貴様の魂を…ちょっとばかりな…


    社長の魂がビニョーンと幽体離脱し、闇の大神官とハサンのビームの間に割って入った!
    ゴゴゴゴゴゴォと砂が舞うと共に、中から現れたのは、砂と崩れ去ったはずの盗賊王だったぁぁぁ!!


    戻ってきたぜ! ファラオのダンナ…あひゃひゃひゃひゃ!


    魂を振り分ける…それって王様と表くんだからこそ出来た裏技だと思っていたのだけれど、まさかバクラと社長の間でもそんな事が可能なんて!!
    海闇派としては、ちょっっと気になる設定ですよ…(^_^;)
    それなら王様が苦戦している時、表くんだけじゃなく、城之内や杏子、本田の魂も分ければもっとすさまじいパワーが得られたのかも知れないねぇ。

    盗賊王が現れる寸前に、セトが言った、「やっぱり私はファラオを…」

    良く言ったセトぉぉぉぉ!!!とガッツポーズ!!


    社長の魂をちょっと借りたからって、何も盗賊王のガウンまで、社長コートのようになびかなくても良いんじゃないでしょうか…(^_^;)
    どうせなら、腰回りのトンガリまで似せて欲しかったです


    ファラオのダンナ…親父みたい(笑)


★★★次回予告★★★
    あたしたちをファラオの名前がある場所まで
    案内してくれて消えてしまったボバサ…
    ありがとう! ボバサ!!
    きっとファラオの名前を見つけだしてみせるからね!
    でもここって…遊戯のおじいさんが千年パズルを見つけた王墓じゃない!?
    一方、復活したバクラは
    ファラオたちを分断してゾークが甦るまで
    手出しできなくしたの!


    次回 「邪神復活へのカウントダウン」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    期末テストの最中だけど
    遊戯王の放送だけは必ずチェックの海馬くん!
    最愛の”もう一人の遊戯”が記憶の世界でモテモテなのが
    やっぱり気になるみたいなの!

    今日の放送で「セト」と名を呼び
    彼に駆け寄ろうとする”もう一人の遊戯”を見て
    がぁ〜ん★とショックを受けてしまったけど
    もっとショックだったのは次回予告だったみたい!!
    カリムに恋の告白をするシャダと
    頬を染めながら、うなずくカリムに
    男同士の愛を見つけて、すごく感情移入しているみたい
    おまけにカリムの中に受けの素質を見いだした海馬くんは
    カリムと闇遊戯が似ているなんて言い出すの!


    次回 「ついに末期症状! カリムに萌える海馬 」
    おたのしみに!

    シャダ×カリム


作画監督=井上善勝
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=町田住人
演出=町田住人


2004年07月05日(月) 「好きだと言えない父親」と「第14話 漆黒のデュエル−闇晦ましの城」の感想

フリーマーケットが好きなので、よくリュック担いで冷やかしに行きます。
で…遊戯王カードを探したり、カードの売り主の子供と会話したりするのが楽しかったりします。

箱に無造作に積まれたカードを一枚づつチェックするのは楽しくもあり、恥ずかしくもあるのですが、子連れのパパさんと一緒に一つの箱をのぞき込んだりする事が良くあります。

    パパ:水属性のカードが欲しいんだろ?
    息子:うん…
    パパ:じゃぁ…コレとコレとコレとコレと…コレ×50枚……

漢字の読めない息子に代わって、恐ろしい勢いでカードを選別する父親…
目は真剣…
どうみたって子供より自分がのめり込んでいるのが一目瞭然!
カードを選んでいる間は無言…
私が「ここに積んである見終わったカード、見てもいいですか?」と聞くと、なぜか無言…。
売り主の子供が気をきかせて、「見てもいーよぉー」


じつはこんなパターンをもう何組も見ていて、どうしてこんなに父親の行動パターンが一緒なのか不思議に思います。
遊戯王カードにハマルのは大人として恥ずかしいと思うのかな…。
人を寄せつけない雰囲気を作り出すのはなぜだろう…。

カードを選び終わって、とりあえず半額に値切り…嬉しそうにしている父親が売り主のママさんに話しかけました…

父親:もう遊戯王カードはやらないの?
ママさん:今は違うのを集めてるんですよ…デュエル○スターとか…
父親:えええぇ〜そうなの! それは残念! 残念だよなぁ…(自分の息子に話しかける…)


その場で私も『遊戯王は楽しいよね!』と言いたかったデース!

シャイなパパさんをこれからもそっと応援するぜ!と誓った夏の午後でした(^_^)v


ライン



■第12話 黒き炎! レッドアイズブラックドラゴン


今日のお言葉−表くん 

    (プレイヤーキラーに食ってかかる城之内を押しとどめながら…)

    城之内くん…獏良くんの言う通りだよ! ここはボクに任せて! (ヘンシーン!!)

自分でデュエルするわけでもないのに「任せて」と言ってしまう表くんに 「でも他力本願でしょ!」 とツッコミを入れつつ、この頃から表くんと王様の中ですっかり役割分担ができていたんだな…と。
まだ会話さえ成り立っていない関係なのに互いの気持ちを察しあう…ちょっと羨ましい関係です。

この闇のプレイヤーキラーは気に入っています。
顔が好き(*^_^*)
あと王様に言葉責めされてオタオタするトコロも気に入っています。

火炎放射器をデュエルリングに仕掛けているのには大笑いでした。
なんでカードゲームにこんな過酷な設備を取り付けなきゃいけないのか不思議です。
彼に一言、言いたいのは…


    火炎放射器で王様を焼くなら、服だけ! 服だけ焼いてね!



王様の 「フフッ」 が良いですね。
あと 「お前は闇に隠れなければ何もできない臆病者だぁ!」 と言う強気なトコロも良いです。


作画監督は平山さんでヤンス!


2004年07月01日(木) 第211話 「新たなるステージ」


第211話 「新たなるステージ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【今日のお言葉】

    アク爺 「(乱心の理由を話せ!と王様に言われ…) ふっ…何を偉そうに…(ニヤリ)」


今日はアク爺が大活躍でした(*^_^*)。
壊れ方がとにかく素晴らしい!
どす黒い欲望に満ちた邪念が顔からオーラのごとく立ち登り、こっちは心臓がバコバコするほどその迫力に引きこまれました。
王様の事を徹底的に見下しているトコロも素敵!
「今日のお言葉」で取り上げたセリフも良かったけど、もっともっと言葉で攻めて王様をヘコヘコにして欲しかった。
そしてファラオを侮辱するアク爺を見て、深く心を痛めるセトも見たかったな…。
この辺りの微妙な人間関係をもっと切り裂いておくと、後で面白味が出てくるんじゃないかなぁと思いました。

アク爺の壊れた顔が好きなので闇の大神官に変身しちゃうと、顔が隠れてしまうのがちょっと残念。
それと声がイマイチ…。
私は普通にアク爺の声で闇の大神官を演じて欲しかった。
エコーを効かせすぎで、せっかくの美声が台無しだ…(-_-;)

闇のRPG…原作では首をかしげる設定だったので、アニメだとどうなるんだろう…と思ったけど、意外に分かりやすい展開になっていてホッとしました。
まぁ…ゲームの場所が異空間ってあたりが残念です。
個人的にはどこかの神殿内部に設置された、あやしげな(エジプトチックな)デザインのテーブルを使ってデュエルして欲しかったです。

バクラの笑い声…素☆敵!
アク爺の笑い声も地の底から湧いてくるような感じで、本当に上別府さんがアク爺を担当してくれて良かったです。

★勝ち誇ったような王様の声で前説発動!★
    バクラと神官団の闘いは
    死霊たちのチカラを得たバクラの
    圧倒的優位に展開していた!
    カリムが倒れ…もはやオレたちもこれまで!と思われた時
    オレの父…アクナムカノンの魂が
    死霊を冥界へと導いてくれたんだぁぁぁ(パパ。サンキュー)
    今だマハード! ディアバウンドにトドメを刺せ!
    勝負あったな!! バクラ!!!


    バクラが大笑いするシーンとか目をギョロっとむくシーンは迫力あって良かったです。
    今日の内容をアク爺vsバクラとするなら「アク爺圧勝」でしたが、絵だけで見るならバクラの方が破壊度は高かったですね(^-^)
    絵は安定していたし、構図も良かったし、演出も良かったしで久しぶりにバランスが良かったです。


    本田が迷い込んだ「語り部の部屋」は大爆笑でした。
    歴代のファラオは皆ミニスカ…。
    なのにアクナムカノン王だけガウン着ているし(^_^;)
    王様の姿も彫られてましたね。もちろんミニスカだよぉ〜ん♪
    あれって即位した時の姿を彫るんだろうから、ガウンを着ているトコロからすると、アクナムカノン王が即位したのはずいぶんと年齢が高い頃みたいだな…。
    先先代が長生きしたため王子の時期が長かったのかもしれないな。
    そのせいで年の割にスレてなくて正義感ばかりが強い…観音王はそんな人なのかもしれないな…と妄想。
    あと古代エジプトでは人物を壁画に描くときはデザインに決まりがあるのですが、アニメスタッフはその事を知らないようですね。アクナムカノン王の足先が正面向いているのは変です。
    足先は横に向け、肩は正面。そして顔は横向き…。これが決まりなんですが…。
    なんか目立つところが適当なんだよな…。
    もうちょっと勉強して欲しいよ…お願いだから。

★王様の名前を探すため、急いで王宮に戻ってきた愉快な仲間たち&ボバサ!★
    杏子:結局…またここに来ちゃったわね
    表くん:もう一人のボクの名前の手がかりがあるとしたら…やっぱりこの王宮の中だと思うんだ!

      もう一人のボク…キミがゲームに勝つためには失われた名前を手にしなくちゃダメなんだ!
      やっと分かったんだ…
      ボクたちがこの世界に来たのは
      失われたキミの本当の名前を見つけるためだって!
      だからお願い…ボクたちをこの王宮に入れて!
      もう一人の…ボク…


    表くんが王宮の門に触れると、手は門を通り抜けた!

    入れるよ! 大丈夫!! 入れる!!
    行こう!! もう一人のボクの名前を探しに


    今日の表くん…「もう一人のボク」というセリフがやけに色っぽくてドキドキです(*^_^*)
    王様のために手助けできると分かった時から必死に行動する様子が可愛いです。

    本田も良い感じにバクラしていて、ちょっとダークな態度やセリフに新たな魅力発見!!
    菊池さんの黒い笑い方がすごく素敵で、このアニメオリジナルの設定には感謝しちゃいます。
    猿ロボットを演じたり、本田バクラを演じたりと意外に菊池さんに求められるスキルって高いですよね(笑)

★アク爺の素敵なセリフを大量にゲットだぜ!!★
    マハードの攻撃を受け、息も絶え絶えなバクラ…

    バクラ:待ってろ…今、貴様らの息の根を止め、すべての千年アイテムを奪い闇のチカラを手に入れて見せる
    (ふらつき、倒れ込むバクラ) うぅぅぅぅ…クソ…
    王様:無駄だぜっバクラ!! 残りの千年アイテムがオレたちの手にある限りゾークの封印が解き放たれる事はない
    バクラ:うっ…うるせぇ…(千年アイテム(三角錐、秤、輪)を石盤にはめ込む)
    王様:(その様子を冷ややかに見つめながら…)諦めろ…バクラ! お前の負けだ!


    アク爺 : ふふふふふふふっ…それはどうかな!!(暗闇から登場!!\(^O^)/)


    セト:アクナディン様!
    アク爺:ふっははははは! これで蘇生の儀式に必要な物はすべてこの場に揃った!
    セト:あれは…シャダの千年錠! どういう事ですか!? アクナディン様
    アク爺:ついにこの時が来た!! ふはははははは

    突然、盗賊王バクラの身体からピンクの人魂が射出された!

    バクラ:(我に返ったように…)ここはどこだ!? オレは一体何を…あっ…はっ!? 何だ?
    (突然、バクラの手が砂に変わり、サラサラと形を崩していく…)
    バクラの声:ご苦労だったな…お前はもう用済みだ
    王様:この声は…
    バクラ:どうなっているんだ? たっ助けて !! た・す・け…(服だけを残し砂と散ったバクラ)
    バクラの声:必要のなくなった駒は消えるのがルールなんだよぉ! あひゃひゃひゃ!!


    アク爺の『それはどうかな…』 (/o\)渋すぎます…惚れた

    バクラから抜けたピンクの人魂がゾークの思念なのかな…。
    我に返ったバクラのセリフを聞いていると、一体、いつ頃から操られていたのかな…とちょっと考えたり。
    王様が即位した日から、ずっとゾークに洗脳されていたってこと?
    あの時、兵士に墓泥棒の罪で護送されていた時は、弱そうな感じだったから本来のバクラがあの程度の悪人だったって事なら、今、王様とプレイしている”バクラ”はどっから湧いて出てきた人格なのかな…。


★王様を侮辱するアク爺に萌えました(/o\)素敵♪爺パワー★
    バクラの様子に唖然としていると、物陰からヨロヨロとシャダが登場! 

    シャダ:アクナディン様…それは…私の千年錠 お返し下さい! アクナディン様
    アク爺:ええぇい! 離せ! この死に損ないが!!!(シャダを突き飛ばす)
    シモン:アクナディン殿! 何故このような事を! 乱心したか
    王様:これはどういうことだ!? アクナディン! 理由を話せ!
    アク爺:ふっ…何を偉そうに
    セト:アクナディン様…今のファラオに対する言葉…たとえアクナディン様とて捨て置けませぬ
    アク爺:うるさいわ!!(突然、セトの身体が光り、身動き出来なくなる)
    王様:どうした!? セト!!
    アク爺:うへへへへ(笑)! ああへへへへ(笑)!!
    時が来たと言ったはずだ! (王様や神官団に変な魔法をかけた!)
    どうだ…動けまいファラオ…
    王様:何をした…アクナディン (あっ、こら!変なトコロを触るな!)
    アク爺:あははは! ぬはははは!! 時の支配者…大邪神ゾーク様のおチカラにより時は止められた…
    今この時…行動が許されているのはこの私だけなのだよ!
    ふっ♪ ファラオになる資格もない青二才が!!
    千年錫杖+千年タウク! そして最後の一つは…ここにある!(己の目から千年眼を引き抜くアク爺)
    すべての千年アイテムは今ココに揃った!!

    バクラの声:…アクナディンよ…すべての千年アイテムを石盤に収めよ

    王様の疑問: 『何故だ』 を連発(笑)

      何故だ! 何故、バクラは死んだのに闇のゲームは終わらない
      それに何故、砂になって消えたはずのバクラの声がいつまでも聞こえる…
      何故だ!…何故、バクラを倒したのにオレの勝ちじゃない
      何故、時が止まる
      一体いつまで続くんだ?…この闇のゲームは!
      …ゲーム?… そうか! これは!!!

    アク爺が千年アイテムをすべて冥界の石盤に収めた瞬間、黄色い光が石盤から拭き上がったぁぁぁ!!

    アク爺の言葉責め…。ピンクで強調してみました。
    あれだよね…アク爺はずっとセトの方が王様より数倍、ファラオとしての資質があると思っていたから、ここに来て一気に腹に溜めていたモノが吹き出たって感じです。
    いくら兄を尊敬していたとしも、その子供も尊敬できるかっていうと、やはり出来ないですよね。
    まぁそれが自然な感情だとは思うけど。
    アク爺は深い所で兄に対して劣等意識を持っているから、その辺りからも臭いガスが漂っている気がします。


★闇のRPGがどんなモノかを説明★
    バクラ:やっとゲームマスターとして目覚めたようだな…遊戯!(寝顔が可愛かったぜ!)
    王様:バクラ…ここは!?(まさか寝室!?)
    バクラ:ここか? そうだな…さしずめ神の領域とでも言っておくか。
    こここそ究極の闇のゲームの正体 「闇のRPG」 だ!
    そう…ゲームの舞台は古代エジプト
    遊戯…貴様がファラオとして生きていた3000年前の世界はこのフィールドに再現されてる
    オレたちゲームマスターはキャラクターを操り…勝利条件をクリアすれば勝ちってわけだ

    王様:ならば…オレのキャラクターはファラオ。そしてお前は盗賊王バクラ
    しかしそのバクラが倒れた今、オレの勝利条件はクリアしたはずだ
    それが何故!?

    バクラ:残念だったな…遊戯。
    7つの千年アイテムが冥界の石盤に収められた瞬間、ゲームは新たなステージを迎えた
    当然…勝利条件も変わったんだ
    オレの魂は冥界の石盤に宿り、大邪神ゾークとして蘇るのさ!

    王様:つまりゾークを倒さない限りオレの負けということか
    バクラ:負けるだけじゃねぇんだよ…。
    お前を捜しに千年パズルの迷宮を越え、ゲームの世界に入り込んだお前の大事な相棒たちすべてがあそこで死ぬ…。
    死んじまうんだよ…
    大事な相棒たちを助けたかったら…お前はオレに勝つしかねぇ

    【みんなが動けない理由】

      『マスターアイテム』 の効果

      【停刻(ていこく?)の砂時計】−このアイテムがフィールドに出ている間、バクラが認めたキャラ以外の行動は禁止される

      【逆刻(ぎゃくこく?)の砂時計】−時の巻き戻し

      【降邪(こうじゃ?)の砂時計】−7つの千年アイテムが冥界の石盤に収められた時に発動!
      この砂がすべて落ちきった時が大邪神ゾークの復活の時



    アク爺がついにアイテムを石盤に収めた!! と思ったら、突然、場面が変わる…この辺の展開は本当に面白いですよね(*^_^*)
    王様の寝顔をじっと見つめていたバクラが気になりますねぇ〜。
    おもわず見とれちゃいましたか!? (/o\) こっそりチューとかしてたりして♪

    3つの砂時計の名前が聞き取りずらかったので、適当に字を当てました。
    特に最後の『こうじゃの砂時計』って何?
    「紅茶の砂時計」とか「降砂の砂時計」とか浮かんでは闇に消える言葉たち…真実はどこにあるんだろう…。


★アク爺とゾークの取引を実況中継★
    アク爺:大邪神ゾーク様…どうか我が願いをお聞き下さい!(聞いて聞いて!!)
    ゾーク:神官…アクナディン…我と闇の契約をするためにお前がここに来ることは分かっていた…
    なぜならお前こそ千年アイテムを生み出した張本人なのだからな…
    アクナディンよ…世界を支配する我が魂の奴隷となる変わりにお前の望みを叶えてやろう…
    アク爺:はっ! 我が望みはただ一つ! 我が息子セトを新たなる王とすること!!
    ゾーク:その願い聞き入れた…我がチカラ受け取るがよい! アクナディン


    このシーンでセトは自分の父親がアク爺と知ってしまうんですが、愕然とした表情が印象的でした。
    しかしこの状況で父と名乗られても、気持ち的には”いたたまれない”ってトコロでしょうな…。
    オマケに自分を王に据えるために邪神と契約を交わす情けなさ…。
    罪人に対しても憐れみを見せていた清廉な人…。
    そんな尊敬する師の激変ぶりにセトは相当のダメージを受けたんじゃないかな。


★バクラの言い分、王様の言い分★
    バクラ:遊戯…貴様は覚えちゃいねぇだろう…着々と歴史は再現されているんだよ
    多少…細かいトコロは変わっちゃいるがなぁ…
    3000年前の歴史が再び繰り返されていることに変わりはねぇ
    そう…あの時、貴様は自らの命を道連れにして復活したゾークを封印した
    だが…今度はそうはいかねぇんだよ…
    大邪神ゾークを復活させ世界を破壊と滅亡の楽園に塗り替えてやる

    いいか! これは神々のゲームだ! ゲームの上ではオレたちは神様だ!!

    バクラ:このRPGを制する者は全知全能の神って訳だ
    王様:バクラ! 貴様と一緒にするな!
    オレは神になどなるつもりはない! 
    オレは仲間とそしてこの世界をどんな事があっても守ってみせる!(だってボクはヒーローだから!)

    バクラ:勝手にほざけ遊戯! オレはこの世界の邪神となり破壊と殺戮の限りを尽くしてやる
    そしてお前に見せてやるのさ! この世の終わりってヤツをなぁ…
    もう遅いんだよ! 破滅へのカウントダウンは始まっちまってるんだからな


    赤で印したところ…ちょっと泣きました(T_T)
    史実の王様はこの時に死んじゃったのね…メソメソ…メソメソ…うわぁ〜ん(泣)

    バクラの望む「破壊と殺戮」…ありがちな願望だけど、どうしてそれを王様に見せたいのかが疑問。
    クル・エルナ村の事はどうでもいいような事を言っていたけど、まだ復讐したい気持ちは残っているのかな…。
    残っているからこそ阿鼻叫喚の世界を王様に見せて、苦痛に歪む顔でも拝みたいって思っているんだろうな。

    ハサン…素敵。
    スゲー身体が綺麗。
    肉食してますって身体ですなぁ〜。
    身体だけ見ているとカリムと兄弟でも良いような気が…(*^_^*)



★★★次回予告★★★
    ファラオの失われた記憶の世界
    そこが本当にゲームの世界だったなんて
    神官たちもアタシたちも
    ここではゲームの駒ってこと?
    大邪神ゾーク復活のカウントダウンが始まる中
    闇の大神官となったアクナディンは
    セトを次のファラオにしようと誘惑するの
    それにしてもボバサ…あなたのこの世界での役割って?


    次回 「闇の大神官」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★


    記憶の世界にたどり着いた海馬くん
    ウロウロと王宮を歩いていると
    果物を食べまくっているボバサを発見!
    美味しそうに食べ続けるボバサを見て
    海馬くんも自分の空腹に気がついたみたい

    海馬くんに気がついたボバサは
    手招きして自分の隣に座らせると
    そっと桃を差し出すの

    その桃の柔らかな手触りや、
    白いウブ毛を見ていると
    もう一人の遊戯のアラレもない姿が浮かんできて…


    次回 「桃☆尻☆王 ああぁ〜早く遊戯に会わせろ!!! オレも我慢の限界だ!!」
    おたのしみに!



作画監督=平川亜喜雄
脚本=前川 淳
絵コンテ=中村憲由
演出=鶴田 寛


2004年06月28日(月) 【感想】遊戯王R−決闘R3 KC決戦開始!!&第13話 「メタモルボットの罠 炎の剣士危うし!!」


借りていたレンタル・アンケートが急に停止となり、ちょっとショック…(-_-;)
似たようなアンケートを探したのですが、まだ見つかっていません。
なんとか水曜日までには設置したいと思っていますが、間に合わなかったらゴメンナサイ…(/_;)メソメソ
簡単に使えて、見た目がスッキリ。
投票も楽で、なによりページに貼り付けられるタイプが欲しいよぉ〜。



遅くなりましたが、遊戯王Rと再放送の感想をチョロリと書いてみたいと思います。


遊戯王R−決闘R3 KC決戦開始!!


連載も3回目…こちらも伊藤さんの絵に慣れ、純粋に作品を楽しもうという気持ちになります。
伊藤さんもこの辺りで、ガツンと「伊藤の遊戯王」というモノを確立しようという気概が見えていますが、う〜ん、やはり1話で1デュエルは少々キツイ感じですね。
おまけに登場するモンスターが『クイーンズナイト』や『キングスナイト』では、鮮度という点では落ちていると思わざるを得ません。
せっかくの新シリーズなのに…とても残念です。

今回、登場した敵方の『デシューツ・ルー』…ですが…素敵ぃぃぃ!
モロ好みだったのに…今回だけの登場とは…(T_T)。
彼を見た時、「R」は大人キャラが登場するんだ! ヤホォー!! と喜んだのですが、結局、彼は威勢ばかりが良いだけのB級デュエリストでした。
最初に登場する敵方は負けキャラだというのは分かるのですが…御伽っちがやさぐれたような風貌に一目見てメロリンしたので、あっけない敗北でちょっと悔しかったです。
それにしてもKCグランプリのように使い捨ての敵デュエリストがあと12人も登場するらしい…
個人的には味のあるデュエリストの登場を切望。

雑魚ばかりではちょっと悲しいです。

「魂の牢獄」のカードが出ましたが、このカードに杏子の魂が封印されているのかな…。
あの封印は千年アイテムのチカラがあったからこそ出来たのであって、普通の人がカードに魂を封印することは無理だよね。
いくら夜行くんが天才でも不可能だと思うが…。

それにしても杏子を気に入ったというルーさん…。
王様に向かって

「あんたみたいなチビにはもったいないぜ!」

チビ…確かにそうだけど…本人の前ではっきり言わなくても…(^_^;)
王様もサラっと聞き流していたけど、表くんは心の部屋で傷ついていると思う…絶対に…。



らいん



第13話 「メタモルボットの罠 炎の剣士危うし!!」


今日のお言葉−コマンダー本田


墓場にある墓石に彫られた「本田ヒロト」という文字を見て…

    なんじゃこりゃ!!!


    洋風の墓石に日本語で「本田ヒロト」…笑ってしまいました。
    おまけに絶叫が「なんじゃこりゃ!!」なんだもの…ククク(^-^)
    ちょっと天然ボケの本田が気に入りました。



とっても大好き、コスプレ・デュエル編(^_^)/
表くんのブラマジ姿が本当に可愛くて、もう出来ることならウニウニと抱きしめたいくらいです。

脚本は武上純希さん…やはりうまいよなぁ〜。
セリフに無駄がない!
特に表くんのセリフがいいねぇ〜。


    城之内:つまりカッコイイ遊戯と普通の遊戯がいるってことだろ!?

    表くん:そんな言い方ないだろう! ようし! ボクだってカッコイイとこ見せてやるぞ!



表くんが王様のカッコ良さに対して嫉妬しているシーンってあまり描かれないから、こういうやりとりはスゴク面白いと思います。
ちょっと子供っぽくて…でも杏子の前でカッコイイところを見せたいっていう「男の子らしい」表くんが自然に表現されていて、私がこのコスプレ編を気に入っている理由もその辺りにあります。


この頃の王様は表くんを「相棒」とは呼ばず『遊戯』って呼んでますね(*^_^*)
なんだか違和感があります。
会話も普通にしているし…。

千年リングを獏良くんが手に入れた経緯がこの回でサラッと紹介されていますが、リングと一緒にもらったカードというのが気になりますね。
このリングのエピソードはアニメオリジナルなので、ひょっとしたら今後、登場するかもしれませんね。
それにしても獏良くんのお父さんはちょっとロン毛な考古学者。

カードを売った男は闇の世界の住人…目が光ってました…(^_^;)
まさか記憶編で登場した盗賊団がこの住人の祖先ってことは…ないだろうな…。
いやあるかも…。


2004年06月24日(木) 第210話 「盗賊王バクラの最期」


第210話 「盗賊王バクラの最期」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【今日のお言葉】

    バクラ 「何だ? 何が起こってやがる!?

          …テメーら、こいつらへの恨みを忘れたのか?八つ裂きにするんじゃねぇのか?」

…うううううむ…(-_-;)
アクナムカノン王の登場が唐突すぎて、申し訳ないが 「誰か説明してくれよぉぉぉぉ」 と絶叫しちゃったよ…


    マハード:アクナムカノン王の魂がさまよえる死霊たちを冥界に導こうとしている…
    王様:父上の嘆きと哀しみが最後の救いを…


なんか納得いかないよぉ…。
クル・エルナ村の虐殺をアクナムカノン王は知らなかった…だから「カノン王は悪くない」というのが王様の言い分。
そして王様は言う…。「知らなかったとはいえ、罪は罪。その代償はオレの魂で償うぜ!!」
↑ここまではすっごく良かったんだよね…。

でもその後がねぇ…(-_-;) 
いきなりカノン王と共に死霊が成仏しちゃうんだもの…(タメイキ)

バクラが言うように村人にとって、もっとも憎むべき相手は軍を差し向けたカノン王であることにはなんら代わりがない。
だからカノン王が目の前で土下座しようが、なんだろうが、死霊は断固としてカノン王を許してはいけないはずなのだ!!
し・か・し!!! カノン王は微笑みだけで死霊を折伏してしまったよぉ…
なんというか…これはいくらなんでも都合が良すぎないか?

3000歩譲って、死霊を冥界に導くことが出来たとしよう…なら、地下へ落ちて行けよ!
冥界とは天空にあるのではなく地下にあるんだから。
カノン王は自分の魂を死霊に差し出したんだから、二度と甦ることのできない闇へと落ちろ。
自分の魂を死霊に喰わせて、過去の恨みを精算してもらえ!
まさかカノン王は死霊の魂を浄化させるほどの慈悲があるとでも言うのか?

王様が言った「最後の救い」というのも気に入らない。
一体、死霊たちの何を救済したというのか?
こういうあやふやな言葉を使って、視聴者を煙に巻くような展開はいかがなモノかと思ってしまう。


ディアバウンドの石版に骸骨がひっついているのは壮観でした(*^_^*)
でもよく見ると頭蓋骨だけじゃなくて背骨まで描いてあったのがちょっと残念…。
あの場合、頭の骨だけで埋め尽くされている方がインパクトあるんだよね〜。
海外には頭蓋骨を使って壁に装飾を施したり(イタリア)、地図を描いたりしているモノ(カンボジア)があります。
旅先で本物を見ましたが、頭蓋骨って古くなればなるほど艶が出て良い感じの飴色になるんですよ。

しかし骨も千年アイテムを作るために煮られたと思っていたので、こんなにたくさんの骨が残っていたのは不思議です。
いったい、クル・エルナ村にはどれくらいの村人がいたのかな…。

★最近は渋い感じに聞こえる王様の前説!★
    バクラを追ってクル・エルナの地下神殿へと
    やってきたオレは…
    千年アイテム誕生の秘密を知ってしまった…
    平和のために作られたはずの千年アイテムに
    そんな秘密が!!
    復活したマハードは死霊のチカラを得たディアバウンドに
    追いつめられてしまった
    このままでは…
    おぉっ! あれは!? マナ!!


    今日は”アクナムカノン(観音)王登場シーン”以外はすっごく良かったと思います。
    演出も構図も絵も良かった〜。
    観音王の絵が素敵でした。男前! 
    本当なら王様もあんなダンディーな大人になってたのかな…。
    あ…でも王様はシモン似だから…えっと…その…それなりか…(^_^;)
    声優さんのガンバリも嬉しかった。
    特にアク爺がイイですね〜(*^_^*)。ますます声に感情が入ってきて、演技とは思えないくらいです。
    マナの声もすごく自然だし、マハードと息もぴったりでした。

    今日はカリムが頑張りました(^_^)/
    でもすぐにやられちゃった…(/_;) もっと活躍させて欲しかった…
    でもヘタレな子ほど可愛いんですよね

    攻撃を受けた時は吐血して欲しいなぁ〜。
    吐血もNGなのかな…。

★師匠の危機を救う弟子登場おおぉ〜!!★
    マナ:お師匠様!!
    マハード:マナ…お前に助けられるとはな…。私の居ぬ間も怠けずに修行を積んでいたようだな…
    マナ:ハイ!!

    精霊になったマハードを重そうに引っ張り上げるブラマジガール…
    先週から気になっていたのですが、「カーって重いのか(笑)?」

    マナって可愛いな〜って改めて思ったのは、この「ハイ!!」を聞いたから。
    明快で元気の良い答え方が彼女の魅力ですな!

 
★マハードとアイシスの恋物語…まさに”エジプトのソナタ”★
    バクラ:これはこれは…神官団御一行様!
    シモン:ご無事でしたか!(王様の傍らに寄り添って…)
    王様:ああ (でもちょっとビビったぜ!)
    アイシス:マハード♪
    マハード:アイシス…(めちゃくちゃ目が優しいよぉ〜(*^_^*))
    アイシス:甦ったのですね…(瞳がウルウル〜)
    マハード:ああ…肉体は死すとも私の魂は永遠にファラオをお守りする
    シモン:あっぱれ! マハード!! さすが我が国最強の魔術師


    死んだと思っていた人が姿を変えて戻ってくる…。
    流行のドラマに似ているなぁ〜と思いました。
    マハードが甦って喜んでいるアイシスさんには悪いけど、肉体がないと恋愛してもつまらないだろう!?とツッコミしたい!!
    またマハードも「ファラオ、ファラオ」って照れ隠しもいい加減にしなさい!
    キミは気づいていないかもしれないが、その目は恋をしている目だぞ!(笑)
    しかし…どうしてマハードはアイシスさんへの気持ちに気がつかないのかな…。
    あれだけの美人よりファラオを選ぶとは…王様の美貌も罪だよね。


★アク爺大暴走! レンガで可愛い頭を殴打されるシャダ! この場面は面白かった!!★
    クル・エルナ村を一人さまようアク爺…髪は乱れ、顔つきがすでに尋常ではない

    アク爺:はぁ…はぁ…うっ…あぁ…甦る…あの忌まわしい記憶が…

      (クル・エルナ村を襲撃した当時を思い出すアク爺…)


    だがここは我が子セトが王となる場所
    (地中から亡者が湧き出て、アク爺に襲いかかろうとする!)
    うわぁ〜寄るな!! クル・エルナの亡者共! (足がもつれ、ドシンとしりもちをつくアク爺!)

    シャダ:アクナディン様!! アクナディン様大丈夫ですか!?
    アク爺:だっ大丈夫だ…
    シャダ:ファラオたちはすでにバクラの元へ向かいました!
    我々も…(シャダの千年錠がガタガタと大きく震える)
    アク爺:どうした? シャダ!!
    シャダ:何だ? このチカラは…アクナディン様…ここでしばしお待ち下さい
    アク爺:シャダ!!
    (地下へと続く階段を下りるシャダ…奥へ行くに従って更に震える千年錠) 
    シャダ:この先に何があるというのだ…

    暗い最奥部の部屋にたどり着いたシャダ! 持っていた千年錠で室内を照らそうとする!

    千年錠よ!!(かけ声と共に鍵が光る) ピカー(シャダの頭の光じゃなく、千年錠が光りました)
    シャダ:これは…

    光に照らし出されたのは巨大な石版に浮かび上がったディアバウンドとその回りを取り囲む数え切れないほどの人骨…!

    アク爺:これが…ディアバウンドの石版か…
    シャダ:アクナディン様!(いつの間にうしろに!!)
    アク爺:ディアバウンドはこの村の死霊が作りだしていたのか…
    その怨念を消し去らぬ限りディアバウンドは不滅…
    シャダ:ですが…この石版さえ壊せばディアバウンドは! 『双頭のジャッカル戦士ぃぃ』

    うっ!! アクナディンさ…ま…(アク爺に後頭部を殴打され、倒れ込むシャダ!)
    アク爺:貴様などに私とセトの未来を変えさせはしない!!


    ディアバウンドの石版!! 人骨付きとは意外でした。
    ディアバウンドはクル・エルナ村の人たちの怨念で出来ているらしいので、そうなるとバーの容量も大きそうですねぇ。

    セトをファラオにするため、アク爺がどんどん壊れていくのは見ていて楽しいです。
    でも亡霊に襲われそうになって、しりもちついてしまうシーンは可愛かった。
    セトには「キサラを殺せぇ〜」なんて非道な事をいうけれど、実は恐がりな性格っていうのもポイント高いです。

    今日はシャダが活躍しました。
    そういえばセトさんを助けてたな…。セトさんもめずらしく礼を言っていたっけ。
    シャダの双頭のジャッカル戦士ってカッコイイと思う。


★なんと! バクラは本田に種を植え付けたんですね★
    バクラ:こいつらはオレ様が始末するとして…もう一匹の遊戯たちには早いとこ8番目の鍵を見つけてもらわなくちゃな…

    (崖上で本田の首を押さえつけているシーンが流れる…色調が一瞬変わったあの時にパラサイトマインドされたらしい)

    バクラ:偶然とは言え、やつらにオレ様の分身を植え付けておいて正解だったぜ

    ボバサ:ボバサお腹減ったよぉ
    城之内:言うなって…。…にしてもブキミだぜ、あいつら…
    杏子:ぜんぜん襲ってこなくなったわね
    表くん:もう一人のボクと別れて僕たちを襲うチャンスはいくらでもありそうなのに…
    城之内:えへへへ…この城之内様に恐れをなしたか? なんてなぁ!あはは どうした?本田!!
    本田:えっあぁ… 遊戯!そんなことより早くオレたちのやるべきことってやつをやろうぜ
    城之内:へぇ? 珍しく積極的じゃねぇか本田!
    本田:まぁな
    杏子:本田の言う通りよ!それを探さなきゃあたし達、もう一人の遊戯に何の手助けもできない
    本田:オレぁ…思ったんだけどよぉ…オレたち役目を探すっつーより何かを見落としてるだけじゃねぇのか?
    表くん:見落としている…!? 本田くんの言う通りかもしれない
    何故もっと早く気づかなかったんだ? いや!! 気づいてたんだ最初っから!!
    けどそれがそんなに重要な事だなんて思わなかったんだ!!
    本田:ほぅ〜 (悪そうな顔〜(/o\)ちょっと素敵ぃ〜)
    表くん:ボクたちはこの世界に来てから…いや、そのずっと前から決定的に知らない事が一つだけあるんだ!
    そう…もう一人のボクの名前だ!
    思い出して!…どうして記憶の石版からもう一人のボクの名前は消されていたんだろう…
    本田:そりゃぁ〜消す必要があったからだろうな…
    そうさ…この世界はもう一人のボクの記憶を元に3000千年前のことを再現している
    シャーディーが言ってた…もう一人のボクの本当の敵「ゾーク」
    もしこの世界で3000年前と同じようにもう一人のボクがゾークと闘うよう運命づけられているとしたら…
    城之内:まさか…もう一人の遊戯の名前って
    表くん:うん、きっとそれがゾークを倒す鍵なんだ!


    本田がバクラを殴ろうとした場面の種明かしがこんなトコロで出てくるとは…。
    ちょっと予想外でした。でもワクワクしますね…こういう伏線は!!
    本田がバクラに殴りかかったシーンはちょっと浮いていたので、「なんなんだ? このシーンは!?」とその時は思っていました。
    まさかあの瞬間に種付けされていたとは…(^_^;)
    バクラに心を乗っ取られている本田はカッコイイですね〜。
    目が金色だし凄みも増していて、ちょっと惚れてしまいそう!

    表くんは王様の名前が8番目の鍵であると推理しました!
    「真実はいつも一つ!!」
    まぁ…本田(バクラ)の誘導が上手かった証拠ですが、この辺の本田の存在感は見事でした。
    いつもは「見えるけど、薄くしか見えない」人だったので、来週からの活躍に期待したいです。


★カリムのセリフ!★
    ディアバウンドに集中攻撃をしても効果が上がらず、困っていると…★

    セト:我々のカーの攻撃ではディアバウンドはビクともしない!
    カリム:セト! 私の持つ千年秤のチカラを使うのだ!
    王様:カー融合!!
    カリム:ハイ! 皆のカーを合わせ、結束のチカラで立ち向かうのです
    千年秤よ! 今こそ我らのカーを束ねよ! 出よ、竜魔騎士ディオスドラゴン


    カリムもマナと同じ「ハイ!!」の人なんだよねぇ〜。
    カリムも幼い頃はマナのように愛くるしいお坊ちゃんだったと想像。
    壺に入ってはしゃぐチビカリムは可愛らしいだろうな…(*^_^*)


★起死回生の鍵となったアクナム観音王のご光臨を一気に紹介★
    バクラの巧みな戦術に翻弄される愉快な神官団!
    攻撃を受けたカリムは倒れ、千年秤はバクラの手に渡ってしまう


    バクラ:テメーらにこの死霊たちの怒りを静める術なんてあるはずがねぇーんだよ!
    王様:死霊の怒り…
    バクラ:どうやら本当に決着がついたようだな…遊戯…
    テメーのトドメは死霊たちが刺してぇってよ
    王様:オレを…裁け! 死霊達よ…(←またそんなカッコつけて…(^_^;))
    シモン:ファラオ…何をなさるおつもりです
    王様:たとえ我が父、アクナムカノンが知らぬ事とは言え、千年アイテムのために多くの人が犠牲になったことは事実!
    オレも仲間が同じ目に合えばきっと同じ憎しみを持ったに違いない!
    その裁きを受けることがオレの呪われた王として消えることのない宿命

    バクラ:ふっ! 望み通り、ファラオの魂を喰らえ!!死霊ども!!
    王様:ぅおぉぉぉぉ(王様の胸に死霊たちが突撃する!!)
    バクラ:悶え死ね遊戯!!

    死霊が王様の心の奥を目指して爆走!
    最奥部にアクナムカノン王と父にすがる王様が!
    アクナム観音王の瞳から涙があふれ、波紋が王様を包み込む…

    悶え苦しむ王様の身体が光り始め、その光はやがてアクナム観音王の姿に変わった!
    両手を広げ、死霊の魂を向かい入れる姿を取る観音王
    その胸に死霊達は吸い寄せられ、ディアバウンドを構成する死霊たちも吸い込まれていった…

    バクラ:何が起こってやがる…ディアバウンド!

    …振り向く観音王…積年の悩みが解消されたかのようなスッキリとした表情をしている

    王様:父上
    マハード:アクナムカノン王の魂がさまよえる死霊たちを冥界に導こうとしている…
    王様:父上の嘆きと哀しみが最後の救いを…

    バクラ:テメーら、こいつらへの恨みを忘れたのか?八つ裂きにするんじゃねぇのか?

    王様:父上!  (光の泡となって天井に空いた穴から天へと登っていく)
    王様:今だ! マハード!! チカラを失ったディアバウンドなら
    マハード:この日を待ちわびたぞ! バクラ!!魔導波!!!!!!
    バクラ:うわあぁあぁぁぁぁ(ダメージが大きそう…)
    王様:千年の闇に眠れ! バクラ!!


    まぁ…上で散々書いたので簡単にしますが、なんで観音王は泣いたのかな…。
    っつーか、どうして観音王と王様(それもチビファラオのまま)が王様の心の部屋にいたのかな…。
    ああぁ〜!!意味がわからないよぉ〜(床をドコドコ叩いてみる)
    これじゃぁ雰囲気アニメだよなぁ〜! もっと骨太の理屈っぽい内容になって欲しい…(-_-;)

    嬉々としてディアバウンドに杖を刺しこむマハードに苦笑!
    よほど嬉しかったらしい(笑)
    この瞬間のために冥界で修行したんだものねぇ…。まずはおめでとう!!

    ディアバウンドの石版から解放されたシャダ…。
    なんで石版に取り込まれていたんだろう…。
    っつーか、人間を石版に取り込めることが不思議…(^_^;)


★★★次回予告★★★
    やったぁ!! とうとうバクラを倒したのね!
    だけどそこに現れたアクナディンは
    何か…様子がおかしいわ
    一方…ファラオの名前を探しに
    王宮へとやってきたあたしたち
    今度は王宮内に入れたんだけど
    何もさわれないし、ヒエログリフは読めないし
    一体…どうやって探せばいいの?
    ああぁ〜ん、何!?
    身体が動かない!!


    次回 「新たなるステージ」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    神官団とバクラが激しい闘いを繰り広げている中
    一人クル・エルナ村を探索するシャダ
    千年錠が激しく反応する原因を突きとめるため
    民家の地下室へと下りてみると
    そこには骸骨がはりついた巨大な石版が!!

    最初は驚いていたシャダも
    石版の正体を調べるために
    怖いながらもあれこれ見ていると
    適当に並んでいると思っていた骸骨たちが
    2体一組でポーズを取っていることに気がついたの!

    その中で自分によく似た背格好の骸骨が
    これまた神官セトによく似た骸骨に
    ちょっとエッチなポーズで迫っているわ!

    ジッと見ているうちにかなり過激な妄想が湧いてきて
    思わず頬を紅くしてしまうシャダ!
    その時、突然、背後から
    千年眼を光らせながらアクナディンが現れて!


    次回 「シャダよ…お前の妄想、スゴすぎる…(鼻血…)」
    おたのしみに!



作画監督=武藤公春
脚本=吉田 伸
絵コンテ=葛谷直行
演出=武藤公春


2004年06月22日(火) 【最終巻(38)−感想その1】と第12話 黒き炎! レッドアイズブラックドラゴンの感想


ようやく第38巻を買いました…。
噂に聞いていた「NEXT GENERATION」の絵を見ましが…なるほど微妙な位置に『社長に似た人』がいますね。

    しかし、似ているからと言って、この人は本当に海馬瀬人なのだろうか…(-_-;)

王様が冥界に帰ったので、現在のデュエルキングの地位が空席のままだから、その座を狙って社長が再びグランプリでも仕掛けるという設定なら納得も出来ますが、なんというか…ぶっちゃけた話
    王様のいない遊戯王を自分はおもしろいと思えるのだろうか…!?


    …う〜ん……(-_-)……う〜ん…



気になると言えば…高橋先生

第38巻の扉の写真も見ましたよ…。
想像以上の役者ぶりに不謹慎ながら笑ってしまいました。
写真を詳細に見ると、旅行帰り…それも成田空港に到着した直後の様子を撮影したみたいですね。
憔悴した土気色の顔と対比するような白い手が印象的です。

推測するなら、エジプトから戻ってきた…そんな感じがします。
(そうなると古い写真なのかな…)
旅行中にヒゲを伸ばしていた方が都合の良い国はイスラム圏なので、そう思ったんですが…。
でも10日くらいでこんなに伸びるモノかな〜。

以下は私の妄想です。

先生は遊戯王を描く前にエジプトに取材旅行に行っているので、この写真はその時のモノだと思います。
上記に書いた通り、空港に到着したので、バスか車、電車を待つ間に写真を撮った…そんな感じです。
リラックスした目線から、同行した奥様が先生のあまりに憔悴した様子がおもしろくて記念に残しておいた…そんな風に思えます。

で、ここからが妄想MAXですが…(^_^;)

先生が遊戯王のスタートだと思っているのは、ジャンプ連載開始日というより、この日本到着の瞬間からだと意識しているんじゃないかな…。
だからあえてこのくたびれた帰国直後の写真を最終巻に持ってきたような気がします。
なんて言うかこう…決意を胸に抱いて帰国した人は、「日本に戻ってきた瞬間がすべてのスタートだと思う」場合が多いので、先生も同じように思ったのかな…なんて想像しました。

だからこの到着直後の写真を扉に持ってくることで、「すべての始まりは帰国したこの瞬間からで、すべての終わりはこのコメントを書き終わった瞬間まで…」ということなのかな…と思いました。



あとがきは読んでいません。もうちょっと時間を下さいm(_ _)mペコリ


http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/4436/gameroom/line-blue.gif


第12話 黒き炎! レッドアイズブラックドラゴン


今日のお言葉−孔雀舞 

    どぉお? 城之内 チョコとスターチップ…交換しない?



腹が減ると悲しいよね。
特に旅先で空きっ腹を抱えて寝なきゃいけない時は涙で枕を濡らしちゃうよね…

↑…と、思わず自分語り…
毒キノコが美味そうに見える城之内に親近感を覚えました。


表くん:獏良くんはどんなカードが好き? 

獏良くん:ボクはこれだね→「心変わり」


この頃の獏良くんは正体不明の美少年って感じでしたが、東映版のバクラを知っていた私は、「あぁ〜猫かぶってる!!」とか思って、内心は笑ってました。
でもこちらの獏良くん(故・井上瑶さん)の方が品があるので、ちょっと惚れたりしました(*^_^*)

この回の脚本は吉田伸さんです。昔の方がセリフに想いをのせていたように思いました。


城之内と本田が杏子の様子を覗こうとして、表くんに止められているトコロは笑いましたね。
あと顔の肉を引っ張り合って喧嘩したり…。
みんなでキャンプしたり、料理したり、夜の暇つぶしに雑談したり…。
こういうシーンは本当に良いなぁ〜って思います。

しかし竜崎もおバカだよね。
あんな賭けを持ち出さなきゃ良かったのに…(^_^;)


2004年06月17日(木) 第209話 「死霊の村」


第209話 「死霊の村」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【今日のお言葉】

    バクラ 「まぁ…こんな死霊どもの恨みなんぞ…元からオレにはどうでもいいんだけどよぉ…」


↑上記のセリフを聞くまでは、『復讐のため』にバクラは王家に対して戦争を仕掛けていると思っていましたが…どうも違っていたようですね…。
私は権力欲や支配欲より「同族の恨みを晴らすために闘う男」なんてタイプに弱いので、今日のセリフを聞いてちょっと失望しました。
闘志の燃料は背負うモノが大きければ大きいほど燃えさかると思うんですが、個人の我欲に満ちた願望程度じゃ炎の大きさも大したことがないわけで、死霊の恨みをないがしろにするようなセリフは、いかがなものかと思いました。


ファラオが生きていたと知った瞬間のアク爺…。
もう少し”愕然”とした感じが欲しかったな…。
確かに周りにバレてはいけない事だけど、手が震えるとか足が震えるとか…。
アク爺にとってファラオ生存の知らせは殺意を増幅させるキッカケになるのだから、今回の演出は物足りなかったな…。

千年アイテムは『正義』なのか『悪』なのか?
バクラの言い分、マハードの言い分、今週はどっちも聞けて改めてこの問題を王様がどう考えるのかに注目していたのですが、あれですね…「やっぱり謝ったりしないんですね…バクラに…」
死ぬほど思い悩んだカノン王…この時は村人全員が死んだと思っていたから謝る事はできなかったけど、とりあえず王様の目の前には生き残りのバクラがいるんだから、やはり「謝罪」くらいしてもいいんじゃないかと思うが、やはりファラオは神だから、己の行動、己の父が犯した罪に対しても非は認めないんだね…。
っつかバクラもあっさり示談に応じて、慰謝料代わりに「オレ様と結婚しな!!」とか言ったりするのも楽しいような気がするのぉ(笑)

『王子! 一緒に水浴びしましょう!!』と呼ぶマナ…。
ボバサは服を着ていたけど、マナはまず脱いでくれないと…。ついでに見せてくれないと…(*^_^*)


★三途の川から甦った王様の前説!★
    バクラを倒したと思ったのもつかの間
    突然、時が巻き戻り…
    オレは千年パズルを奪われ
    谷底へと落とされてしまった!!
    気を失ったオレは
    夢の中で父の記憶を思い出していたのだが
    目が覚めると目の前にハサンと名乗る男が!
    『大邪神ゾーク』
    それがオレの真の敵なのか!!!


    今日はなんかテンポが変だな…と思い、ちょっと調べてみたら、5週分をこの回で消化していましたよ…。
    なんという駆け足…。
    っつーか、急ぎすぎじゃないですか?
    だから全体に細切れな感じがしたし、描き切れてないシーンも目に着きました。
    特にマハードがカノン王を語る辺りとか…

    変な骸骨兵士登場には笑ってしまいました。
    亡霊じゃなく、実体化しているのがさらに苦笑。
    こういうのは子供が喜びそうですね。

    モンスターが生き生きとしていたのが良かったな〜。
    シャダの精霊『双頭のジャッカル戦士』や『ディアバウンド』も肉付き良くて好みでした(*^_^*)

    というわけで、今日の感想も薄味で!

★おおぉ〜やっと社長が登場だ!!★
    エジプトの空を飛ぶ青眼戦闘機!
    眼下にはギザの3大ピラミッドと青く光るナイル川
    シュゥゥーンと青眼ちゃんが砂漠の上に砂塵も巻きあげず静かに着地 (ありえねぇ〜!!)
    コックピットから降り立った社長が向かうのは、イシズ姉さんの職場、謎の美術館だった!!

    玄関前で待ち受けるイシュタール姉弟+リシド

    社長:ふ〜ん! まるでオレが来ることが分かっていたようだな…
    (そりゃぁ〜そんな戦闘機で上空を飛んでんだから、悪目立ちするでしょうねぇ(^_^;))
    だがお前たちに用はない! オレが用のあるのはあの中にあるモノだぁ!!
    イシズ:残念ですが、あそこにあなたの求めているモノはありません
    社長:なに!?
    イシズ:この美術館に展示されている石版はレプリカです。本物は本来あるべき場所に戻しました
    社長:どこだ!? それは…
    イシズ:それを聞いてどうしようと言うのです?

    (胸ポケットから千年眼を取りだした社長)

    イシズ:それは!?
    マリク:ミレニアム・アイ!!
    社長:こいつをオレに渡したバクラという奴はふざけた挑戦…それをオレは受けた
    マリク:バクラ!? ボクたち以外に千年アイテムの秘密を知っているのは奴だけ…
    そうか!! もしかしたら奴も…姉さん! 
    イシズ:お行きなさい…瀬人…石版の元へ! あなたもまたそこで真実を知るでしょう
    社長:ふん(無表情&無感情)


    なんだかな〜。つまらないシーンでしたよ。
    久しぶりの再会! そりゃ〜あの社長が「よぅ!! ひさしぶり★」なんて言葉は死んでも言わないだろうが、あまりにも淡々としすぎて泣きそうでした。
    出迎えたイシュタール姉弟+リシドも無表情…。
    「何しに来たんだ?」くらいは言っても良いんじゃないかな…。
    イシズ姉さんも以前のような迫力がなくて寂しい(/_;)もっと男前な姉さんが希望〜

    相変わらず変な場所に建っている美術館(笑)
    目の前が砂漠だし…(^_^;)
    以前、マリク+リシドが押し入った以来の登場ですね。
    しかし、イシュタール姉弟+リシドは石版の遺跡(王の葬祭殿)からいつ戻ってきたんでしょうね。
    というか、この美術館自体が葬祭殿の横にでも建っているのかな?

    ものすごく静かに着陸した青眼ジェット機(笑)
    機上から見下ろしたギザの台地…どうも5000年前くらいの地形っぽいです。
    ピラミッドにナイル川が近づきすぎているんですよね…。
    それとも増水期の写真でも参考にしたのかな…。
    だとしたらスタッフはアスワンハイダム建設以前(1960年以前)のガイドブックを参考にこの絵を描いたことになりまする。

    そしてモクバがお留守番であることが判明!!
    この兄弟が別れて行動するのは王国編以来ですね。
    しかし可愛い弟を置いてきた理由はなんだろう…。


★ナイルの川縁でのんびり会話する王様と表くん…そして愉快な仲間達★
    表くん:もう一人のボク…千年パズルをバクラくんに…
    王様:ああ、だが必ず取り返す! あれは父から受け継いだ大切なモノだ
    表くん:おとうさん!? 記憶を取り戻せたの?
    王様:(首を左右に振り…)だが…少しだけ…あれは夢だったのかもしれない
    しかし…父の手の温かさをオレは覚えている
    その父が残した千年アイテム…この国の民を守るため父が平和の願いを込めて作らせたモノなんだ


    王様が股を広げてくつろいでいましたね…(*^_^*)
    思わずドキドキ★でした。絵も可愛い
    千年パズルのない二人…改めてみると不思議な感じがします。
    「記憶が取り戻せたの?」と聞く表くんに少々、ためらいがちに首を振り「…少しだけ…」と答える王様はちょっと可愛らしかったです。

    ボバサの腹で弾むマナ…ちょっとやりすぎ


★セトとアク爺…蜜月時代★
    眠り続けるキサラを見つめながらアク爺の爆走ぶりを思い出すセト…

      アク爺:『即刻あの女を殺し、白き竜を引き離せ!』


    セト:アクナディン様は罪人にさえ慈悲を与える神官団の指導者…

    (図書館で勉強するセト…真横に立ち、親身になって教授するアク爺)

    官位につきまだ半人前の私に”あらゆるコト”を教えてくださったのはあなたではなかったか…((/o\)夜のマナーも!?)
    そのあなたが何故!?

    どうしてセトが「製本された本」をめくっているんでしょうかね…(-_-;)
    この時代、どう考えても本はないと思うんですよね。
    まぁ…それを言ったら「千年魔術書」もツッコまないといけなくなりますが…。

    アク爺はセトが可愛くて仕方がなくて、もう手取足取り面倒を見てあげたくなるんだろうな。
    自分に似て聡明なセトが、これまた砂が水を吸い込むように教えたことを吸収してくれるのが、さらに愛おしさに拍車をかけているような気がします。
    父として、師として、きっとセトはかけがえのないモノとしてアク爺の中でどんどん存在を大きくしていったことが、後の災いを産むのだから、育ちすぎた愛とは残酷なモノです。


★クル・エルナ村−死霊の村★
    無人の廃墟と化したクル・エルナ村…白い亡霊がふるるるるぅぅぅ〜と飛び交っている

    シャダ:ここがクル・エルナ村…なんと不気味な場所だ
    王様:この村に入ってからというもの…胸をかきむしるような息苦しさを感じる…この村で一体何が!?
    マナ:ここ…なんかいるよ…

    兵士:うわぁぁぁ…だぁぁぁ
    マナ:で★出たぁぁぁ(地面から路地から、骸骨兵士が大集合!!)
    王様:何だ!? これは!!!
    バクラ:千年リングが反応してやがる! やっぱり生きていやがったのか…王様よぉ
    ようこそオレ様の故郷へ
    ここはオレ様のフィールドだぜ
    死霊共がざわめいてやがる…憎きファラオが近づいてくるのが分かるのか…
    へへへっもうすぐその恨み、晴らさせてやるぜ


    クル・エルナ村が「ゴースト系アミューズメント施設」に生まれ変わったようです(^_^;)
    っつーか、今時、剣を持った骸骨が襲ってくるなんて!!
    そのセンスに惚・れ・た・ぜ★

    胸をかきむしるような息苦しさ…ちょっと怖いですよね。
    そういえば深夜、胸の辺りが重く感じられ、おまけに妙な圧迫感が!!
    恐怖に絶えきれず、ガバっと眼をあけてみたら、たれパンダが胸の上に乗ってました…。
    まさか一人で這い上がってきたわけじゃないよね〜〜(T_T) ドロドロドロドロ〜


★いよいよ石盤を前にして、頂上対決★
    バクラ:ハハハハ、入ってきたな! 王様よぉ!(泣かずにちゃんと歩いてこれたかい?)
    テメーから奪った千年パズルはオレ様の首にぶら下がってるぜ!
    死の淵からはるばるようこそ! 王様よぉ
    王様:バクラ!(キィィィィ!!!)
    バクラ:まぁ…(そんなに血圧上げずに)落ち着いてコイツを見なよ
    王様:7つの千年アイテムを収める窪み…それが冥界の石盤
    バクラ:これこそこの世とあの世を結ぶ呪われた石盤だ!
    そう…ここには恨みを残して死んでいった者たちの怨念が今もなお漂っている
    この村の住人と兵士たちが千年アイテムを作り出すために生贄にされたんだからよ
    王様:生…贄…
    バクラ:貴様にも見えるだろ? 王家への復讐を果たすまで彷徨(さまよ)い続ける怨霊どもが…

    王様:平和のために千年アイテムを作ったオレの父…アクナムカノンがまさか!!

    バクラ:千年パズルを奪われたファラオに神を喚ぶチカラはない! 死霊共…奴を八つ裂きにしろ!!


    このシーンで初めて王様は千年アイテムが作られた忌まわしい過去を知ることになるんですが、この時点ではまだ「信じられない!」という感じですね。
    それはそうだろうな…。アイテムを作るために何故、人の命が必要なのかの説明がないしね。

    「記憶の石盤」と初めてのご対面!
    王様の立ち位置から穴全部を確認することは不可能な気もするが、それは黙っておくことにします


★マハード(ブラマジ)が語るアクナムカノン王の真意★
    クル・エルナ村の怨霊が王様の身体を締め付け、非常に、とても、ものすごく、エロっぽい声で悶え苦しむ王様!!
    じっとその声を楽しんでいるところに、突然、ブラマジが乱入!!

    マハード:我が魂…ファラオと共にあり!!!!!(すっごく張り切った声が彼らしい(^_^;))
    王様:マハード…
    バクラ:またお前か!! 頼りないファラオが心配で成仏出来なかったってか?
    マハード:お立ち下さい…ファラオよ
    王様:本当にお前なのか? マハード…
    マハード:私はファラオのご意志と共にある存在 ファラオの闘志なくば私も消え去る存在なのです
    王様:闘志…オレは…オレは千年アイテムは正義のために使われる物だと信じていた
    バクラ:正義だぁ? 笑わせるぜ! テメーのオヤジこそ極悪人よ!!
    オレは見たんだよ! あの惨劇の一部始終をな…
    この村唯一の生き残りであるオレ様が言うんだ…間違いはねぇ
    みんな殺された…千年アイテムを作るためにな…

      王様:オレの父が…そんな惨(むご)いことを…


    マハード:確かに千年アイテムは多くの犠牲の上に作り出されました
    王様:知っていたのか?
    マハード:私は千年リングに宿る邪念を感知し、千年アイテムが作り出された経緯を知りました
    それがどれほどの忌まわしい出来事か…
    しかし先王アクナムカノンはその真実を知らなかったのです

      (玉座にて−マハードがアイテム誕生の秘密を王に告げる)
      カノン王:まこと…そのような事が…! なんということだろう
      (病床のカノン王)
      私は間違いを犯した…だが息子にまでその罪を引き継がせたくない…
      頼む…マハード、息子を守ってやってくれ


    王様:父上が!
    マハード:先王の平和を願う心に偽りはありませんでした! 
    そしてその意志はファラオに受け継がれているのです

    王様:オレに…
    父は悩み苦しんでいた!
    それでもオレにこの国を想う心と使命を教えようとしたんだ!!
    その父をオレは信じる!
    そしてその意志を継ぎ、ファラオとして闘う!!


    マハードがアクナムカノン王にうっかりと真実を告げなかったとしたら…こんな悲劇は生まれなかったんでしょうね。
    どうしてマハードはカノン王に真実を告げたんだろう…。
    どうもその点が引っかかりますね。
    それも千年リングの仕業なんでしょうか。
    きっとそうなのかもな…。知らないうちにマハードはリングに操られていたのかも知れません。
    それとも単なるそそっかしい人間ってことなのかな。
    でもその代償は大きいよね…。

    <ファラオとして闘う>こういうセリフは好きです。
    王様はいつもいろんなモノのために闘ってきたけど、「ファラオとして闘う」なんて、もうドキドキ★にカッコイイセリフです。
    表くんの記憶を借りていた王様が少しずつ、自分の記憶から生まれた動機によって前へと歩いていく姿は本当に嬉しい気持ちになります。
    雛の巣立ちを見守る親鳥の心境ですな…。
    でも、まだまだ王様はうぶ毛だらけのヒヨコって感じですね(*^_^*)


★★★次回予告★★★
    バクラを追ってクル・エルナの地下神殿へと乗り込んだ遊戯
    だけど…千年アイテムと死霊たちのチカラで
    パワーアップしたディアバウンドの前には
    復活したマハードのチカラも通じない…
    その時、二人のピンチを救ったのは
    マナの精霊だったの!!
    神官たちも駆けつけ
    ついにバクラと神官団の死闘が始まるわ


    次回 「盗賊王バクラの最後」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    アクナディンを師と仰ぐ神官セトは
    少しでも多くを学んで彼の役に立ちたいと
    図書室で読書ばかりの毎日
    さすがに無理をしたせいかしら…
    棚から資料を取ろうとした途端に立ちくらみ!

    棚に手をついたはずみで、
    アクナディン専用のパピルス収蔵箱を
    床にぶちまけてしまったわ!!

    真っ青になって拾い始めたセトの手がとまり
    なにやら熱心に紙上に眼を走らせているみたい
    ちょっと横から覗いてみたら…
    これってコミケで配られるペーパーによく似ているわ
    まさかアクナディンってサークル活動しているの!?


    次回 「新刊発行! カップリングはセト×ファラオ 鬼畜責めだけど甘い二人のイチャツキも入ってます!」
    おたのしみに!


    ↑個人的にアク爺の描いたセトファラ読んでみたい〜!! なんか凄そう…



作画監督=山崎展義
脚本=面出明美
絵コンテ=又野弘道
演出=又野弘道


2004年06月14日(月) ラストシーンと第20巻


ついに最終巻が発売されました。
その話題を目にするにつけ、癒えたキズがパックリと開いてしまい、再びヘタレ込んだ日々を送っています。
コレを書いている時点では、まだ本は買っていません。
というか、購入はもう少し先に伸ばしたいと思ったり…。
終わったという事実を再び目の前に突きつけられるのが嫌なんだろう…と自己分析。
でも月末までには読みたいと思います。


調べモノをしようと取り出した第20巻。
なにげなく目に飛び込んできた扉絵と文章をボーッと眺めているうちに、あることに気がつきました。


「このカット、ラストシーンのネタばれじゃん!」

20巻コメントは伝説となっています。
それは以下のコメントが衝撃的だったからなんですが…

『遊戯王のラストシーンはすでに決めてあります!』


なんというか、原作者自らが堂々とこの巻でネタバレしている!!!

ますます高橋先生が分からなくなりました(^_^;)

ぶっちゃけた話、原作者がこの巻でネタバレするには何かしら意図するモノが背後にあるんじゃないかと思い、その謎を頭のスミに置きながらこの巻を読んでみました。
話の内容はマリクが仕掛けた「寡黙な人形」とのデュエル開始から勝利までが収められています。
マリクの「神のコンボ」を前に為す術もなく、あのプライド高き王様が片膝を折るというシーンがあったり。
手に汗握るターンの応酬で、個人的には社長戦より好きです。

で、本題…。
この20巻で何故、先生はネタバレしてしまったのか!


いくつか思うことはあるのですが、それは後日…。


ライン


第11話 「友情パワー! バーバリアン1号・2号」の感想


今日のお言葉−城之内



    (竜崎に) お前…(オレに)勝ったら(舞から)どんなご褒美、もらえるんだ?



城之内と本田の友情を描くために、倉庫(?)で不良と乱闘するシーン…
古典的だけど分かりやすいシーンだと思いました。
しかし、城之内より本田の方が兄貴みたいで、原作を知っている身としては少々トホホです。

    本田は城之内に憧れを抱いている…

本田と城之内の関係を見る上で外してはならない点がこの「本田の羨望」だと思います。
モクバがけっして兄サマと同じデュエリストにならないように、本田もデュエリストにはならない…。
この理由がけっこう面白いと思っているのですが、アニメの本田は影でこっそりデッキを組んだりしているようです(笑)。

友情とか仲間とか言っているけど、愉快な仲間達の心中はもっと複雑で、主になったり、従になったりしながら微妙なバランスを取り合ってる…私はそう思っています。


この回、城之内が舞さんを一人の女性として意識している発言が多めなのが面白かった。
「シモベ」と竜崎を呼び捨てにする舞さんの男らしいトコロが好き(*^_^*)
ドーマ編の少々ヒステリックな舞さんもそれなりに良かったけど、デュエルリング前で仁王立ちし、高飛車な笑い声で男どもを蹴散らす姿が似合うと私は思います。


2004年06月10日(木) 第208話 「生きていたファラオ」

第208話 「生きていたファラオ」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【今日のお言葉】

    ボバサ 「ボッ!ボン!ボー!! ボバサの「ボ」ーぉぉぉわぁ〜食いしん坊の「ボ」ぉぉでぇぇぇー!」


ボバサって何のためにいるの?
今回はマジで疑問を感じてしまった…(-_-;)
っつーか、今週の話、意味不明な点が多くて見終わった時に30回くらいは首をひねってしまった…。
まぁ…詳しいツッコミは下の方に書くつもりですが、これはどこに問題があるんだろうか…。
アク爺のセリフやバクラのセリフはすごく良かった。
特にセトの手を握るアク爺や三角錘を足で踏みつけるバクラは、彼らの心情がうまく表現されていて「あぁ…こういうのは良いなぁ〜」と思いました。
しかし、駄目なシーンの方が多かったのも事実。
特に後半の先王とチビファラオのシーンはなんのために挿入したのか理解できませんでした。
まぁ…私が気にしすぎなのかな…きっとそうだ…うん(-_-;)


マナが魚に魔法をかけて、空中をヒラヒラと舞わせるシーン…
錦帯橋で舞うツバメを切って、「ツバメ返し」を編み出した”佐々木小次郎”を思いだしたのは秘密…(*^_^*)

川からジャンプした魚…大きくて美味そうでした。
私はアスワンという街の駅前食堂でナイルで捕れた魚のフライを食べました。こんなに大きくないけど…。
揚げる油が悪かったのか、白身の淡泊な味よりドヨ〜ンとした油まみれの味に胃をやられてしまいました。
まさに『名物に美味い物なし』でした…(T_T)
王様が漁師の網にかかった魚を美味しそうに見つめていましたが、ちょっと捕れすぎだよな〜ってビチビチと跳ねる魚を見て思いました。
あんなに捕れたらみんな漁師になるよ…(笑)
★おっ久しぶり(^_^)/ 表くんの前説だ!!★
    闇に身を隠し、攻撃を仕掛けてくるバクラのディアバウンドに
    オシリスの天空竜は倒されてしまったぁぁ!
    だけどボクたちのチカラを得て
    ラーを召喚したもう一人のボクは
    バクラを倒した…はずだった…
    なのに何故か時が巻き戻り
    復活したバクラによって
    もう一人のボクは…(/_;)谷底に落ちたよぉぉぉ


    今回の絵…キサラがちょっと幼いのが気になりました。
    彼女の年齢は定かではないですが、どうも華奢に描かれすぎていて、私としては物足りないです。
    あまり肉感的ではマズイとは思うけど、少女すぎるのもイヤァ〜んなんです。
    女の魅力みたいなモノがもっと出てないと、セトが彼女に転ぶ時(もうすでに転びつつあるが…)に説得力が出ないと思うんですが…。


    赤ん坊ファラオ!…すごい絵を描いたな…と苦笑。
    これこそアニメオリジナルの醍醐味だぁぁぁ!!
    民衆の前で赤ん坊を高々と掲げるカノン王!!…なんだかスゴイシーンでした。
    あんな小さいのに髪の毛ふさふさ…前髪脱色!(笑)
    しかし母親らしき人が登場しなかったなぁ…。
    王様の母親なら美人だろうな…と思っていたので、どうせなら見たかった…。


    ディアハもなかったので、今週は短く、シンプルに!


★地下闘技場! 血に飢えた囚人たちのモンスターがキサラに襲いかかる!★
    面長顔:女だと!?
    丸顔:へっ! 誰だろうと関係ねぇ! 先に片づけちまおうぜ!

    アク爺:女…見せてみろ! お前のカーを…そのチカラを!!
    セト:アクナディン様…(アク爺の豹変ぶりに戸惑うヘッポコくん)
    (キサラの方を向いて…)何をしている! カーを呼べ!! …でなければお前は…

    アク爺:おかしい…死を目前にして何の抵抗も見せぬ…この女…本当にカーを宿しているのか!?
    (千年眼がキサラを透視する)なんだ!? あの光は…(眩しさに手で目を覆うアク爺)

    囚人:へへへっ(芋虫モンスターがキサラの身体に糸を巻き付けた! 身動き取れないキサラ!!)
    アク爺:女! カーを出すんだ!! 出さぬか!! 
    セト:何をしている…このままでは死ぬぞ! 
    (キサラが後ろにいるセトに振り向く! その表情から何かを感じ取ったセト)
    いないのか? お前にはカーが!!

    キサラに襲いかかるモンスター! その瞬間、セトが自分のカーをであるディオスを召喚した

    キサラとモンスターの間に立つセト!(素敵!!)
    セト:女…お前の名は…
    キサラ:キサラ…
    セト:キサラ…オレから離れるな!


    囚人:神官様はさぞかし美味かろうぜ! 喰っちまいな

    モンスターがセトとキサラに襲いかかろうとした瞬間、キサラの目が光り、その身体から青白い光が吹き出した!
    その光は白き竜に姿を変え、母竜が子竜を守るかのようにセトとキサラを己の身体で包み込んだ!


    セト:(白き竜の姿を見て…)これは…あの時の白き竜!
    囚人:なんだ!? あの竜は…!!
    セト:あの白き竜はこの女から生まれ出たカー
    囚人:クソーやっちまえ!!

    青眼ちゃん:ぼみぃぃぃぃぃぃ!!! →囚人とモンスターは消滅!

    アク爺:これぞ神のなせる業


    一気に書いてみました。
    けっこう、この辺りのシーンも思い入れがあるので期待して見ていたのですが、意外にあっさりと流れたな…という印象です。
    青眼とキサラはお知り合いだったんですか!? なんか意外な設定でした。
    キサラの中に眠る青眼はキサラの意識がない時に登場するというのが頭にあったので、意識があるのに眼を光らせたり、青眼ちゃんが登場したり、ぼみぃぃぃぃ〜とバーストストリームしたシーンは後でどう説明つけるんだろうと、そっちの方が心配になりました。
    っつーか、私は死を恐れないキサラに対して非常に興味があり、彼女がなぜ生に対して無関心なのかを雑文で考察したほどです。→
    もちろん、こんなところで原作と比較するのは反則ですが、キサラと青眼が抱える生と死の関係性をあっさりとアク爺のセリフのみで説明されてしまったことは残念に感じます。
    だからセトに助けを請うように、ちらりと後ろを振り向いた行動はちょっと違うよう思いました。


★一人の女をめぐり、二人の関係に亀裂が生じ始める…★
    アク爺:セトよ…白き竜のチカラ…バクラのディアバウンド、いやファラオの三幻神をも凌駕するやもしれぬ…
    あのカーは他のモノとは違う!おそらくは白き竜自身が「バー」
    セトよ! あの女からカーを奪え
    セト:しかし…カーとバーが結びついているのなら…白き竜を奪うことは女の死を意味します!
    アク爺:何をためらっておる! 即刻あの女を殺し、白き竜を引き離せ!! 神をお前のモノとするのだ!
    セト:アクナディン様…
    アク爺:その時こそ、王座はお前を迎え入れる…新たなファラオとして!
    セト:おっおっお待ち下さい! まだファラオの消息が分からぬ時に…
    アク爺:ファラオなどどうでも良い!(えっ!(^_^;))
    万が一ファラオが戻らぬ時、その後を誰が継ぐ! 
    分からんのかセト! お前だ!!
    まぁ…よい…いずれ分かる時が来る! お前自身の運命(さだめ)を…我が息子よ


    相手がキサラじゃなかったら、セトさんは率先してカーとバーを分けていたと思うな…(笑)
    セトさんはファラオを口実になんとかアク爺のキサラに対する興味をそらせようとしていますが、セトより3000手くらい先を読むアク爺はそんなセトの言葉に惑わされないところがいい。
    むしろ余裕綽々な悪っぷりがいいねぇ〜。

    うまく「カー」と「バー」を分けて、青眼ちゃんを取り出すことに成功したとしても、彼女がセトに従うかどうかはまた別問題でしょう。
    ディアバウンドのように石版に封じることさえ難しいと思うし、なんとなく青眼ちゃんは頑固そうだから、簡単には服従してくれないと思うな…。
    アク爺は少々焦っているから、そのあたりの事を忘れているみたい。


★なんか…気になる設定が…★
    バクラ:嬉しいか! そうだろうな!
    千年アイテムが揃えば冥界の扉が開き、オレ様の本体、大邪神ゾークが復活する
    そん時、8番目の鍵も出現するはずだ
    そいつさえ分かれば、現実世界で封印されたゾークを解き放つ事ができるんだからな

    まてよ…8番目の鍵は…しまった!!
    3000年前、8番目の鍵はゾークを封印した鍵だったんじゃねぇか
    だったらよぉ…この世界でそいつが出現するのはゾークが封印される時!
    ファラオによって! なのにそのファラオは死んじまった!!
    3000年前、ファラオは8番目の鍵ですべてをこの中に封印し、粉々に砕いた
    その後で8番目の鍵が何かを分からせないようにした…
    …オレならどうする…
    そうだ…すべての証拠を消し去る…消す…

    そうだ…分かってきたぜ8番目の鍵がよぉ


    気になる点が3つあります。

    バクラが自分の本体が大邪神ゾークだと告白したこと
    現実世界で封印されたゾークがいるらしい
    王様は過去のゾークを封印し、パズルを壊し、それから自分で記憶の石版を削ってカルトゥーシュに彫られた王名を消したらしい


    バクラの本体がゾーク…じゃバクラ自身はどこにいるんだろう…。
    それと現実世界にもゾークがいる!?
    確かに過去に封印されたんだから、どこかにいるだろうとは思うけど、それはすでに王様が封印しているんだから、解き放つことなんて無理でしょ!?
    解き放つことが出来るというなら、王様が死んだ意味がないじゃない!!!
    う〜ん、バクラとゾークのつながりも良く分からんし…。
    後日、オリジナルエピソードでちゃんと説明されるんだろうな…と期待してみる。


    石版から名前を削ったのは王様か…。
    簡単に種明かしされてしまったな…(^_^;)
    というか、封印し、パズルをくだいた時点で死んだのかと思っていたよ…。ちょっと順番が想像していたのと違ってました。



★王様の夢…でも意味不明…(-_-;)★
    崖から落ちたはずの王様…気がつけば、ナイル湖畔の洞窟内に…。
    ボーっとした頭に浮かぶのは、クルクル回る千年パズル…


    あれは…千年パズル…
    そうか…千年パズルはバクラに奪われて…

      【バクラ談】
      ふざけんな! 何が聖なるファラオだ!! アクナムカノン…こいつだけは…
      テメェーらが持つ千年アイテムを作らせ、邪悪なチカラを得ようとした張本人じゃねぇか!
      確かに千年アイテムを持つ人間には強大なチカラが与えられる…しかしそいつは持ち主の心に潜む悪意にたちどころに反応し、そいつを闇の世界に引きずり込んじまう…
      やっかいな代物なのさ!


    父上…なぜあなたは千年アイテムを作られた…
    この千年アイテムが引き起こす災いをあなたは気づいておられなかったのですか?
    しょせんは答えが出ぬ繰り言か…
    オレには父上の記憶さえない…(突然、眉間から光が!!)
    あれは…(夢見る王様!!)


    王様:おぎゃぁ〜
    シモン:おおぉ〜なんと神々しい! お世継ぎが…ファラオのお世継ぎがお生まれあそばしました!
    王様:ファラオの世継ぎ…

      アクナムカノン王が民衆の前で高々と赤ん坊王様を持ち上げ、披露!
      大歓声が巻き起こる!
      王宮内の庭園をよちよと歩く王様…アクナムカノン王の胸に飛び込み、泣いてみたり…


    王様:ならばこれは…オレを見守るこのぬくもりは…

      白骨化した遺体が転がる洞窟内…その奥を目指して進むカノン王とチビファラオ(すでに泣いている)


    息子:父上…行きたくないよ
    父:王の世継ぎたる身のお前がそのような言葉を言ってはならぬ
    息子:はい 父上…

    王様:分かる…感じる…父の声も震えている…

    息子:父上…やっぱり行きたくない
    父:ダメだ! 行くぞ!!
    息子:待って!! 父上

      神殿の奥、神々の像が建ち並ぶ祭壇に向かい両手をつき、頭を垂れるカノン王…
      大きな背中を見つめる、チビファラオ


    カノン王:偉大なる祖先の魂よ…私は取り返しのつかない大罪を犯しました
    この千年錘…いや7つの千年アイテムを作りし責めはすべて我が身に…
    どうかこの幼き息子に災いが起きぬよう…
    艱難辛苦をすべて我が身に
    すべての…すべての責めを我が身に…

    王様:そうだ…オレは父の愛を知っていた


    このシーン…祖先に懺悔するカノン王という設定はすごく良いと思うんですが、王様の使い方がちょっと違うと思いました。
    洞窟内を歩くだけでメソメソと泣いたり、ボーっとしていて足を滑らせたり…
    激しく同行するのを拒んだりしていたのですっごい怖い場所が登場するのかと思ったら普通の神殿内だった。
    なんでこれくらいで泣くの? 小さいから?
    まぁ臆病な子供ってことにしておくとしても、泣く子を叱りながら連れて行くカノン王の気持ちが分からない。
    神殿内にいる祖先霊に「この子だけは!」って念を押すつもりで連れて行ったの?


    息子の前で泣いているカノン王…それを見て父の愛を確認したと納得する王様…。
    この場でどうして父王に”愛されているとかいないとか”を確認しなきゃいけないのかは謎ですが、生まれた直後の自分を思い出す王様って不自然な気がします。
    いくら記憶の世界だからって、なんでも思い出せるというのは便利すぎる。
    それともハサンが超能力でも使ったというなら理解も出来ますが…
    それともこのシーン、後半に重要な意味を持って来るのかな…。


★マッチョ登場!!★
    夢から覚め、飛び込んできた顔は仮面の男!(/o\)身体が素敵ぃぃぃ
    王様: お前は…
    仮面男:我が名はハサン
    王様:ハサン…
    仮面男:ファラオよ…大邪神ゾークが蘇ろうとしている…ゾークを倒せるのはそなたしかいない
    王様:ゾーク…
    仮面男:先王アクナムカノンがそなたを見守っている
    王様:お前は父上を知っているのか!? ハサン

    王様の可愛い寝顔をのぞき込むハサン…狙ってますか(*^_^*)
    神々しく光る仮面が素敵です。
    っつーか、筋肉が良い!!
    そういえば今週も無事、カリムにセリフがあった!!
    もっとカリムが活躍してくれるといいのになぁ…。

    声がなんと池田政典さん!
    おおぉ懐かしい! 昔、ナレーションをしていた人ですが、こんな所で再会できるとは!!
    やるな! 三ツ矢さん!! 良い人選だぜ!
    久々に聞く池田さんの声、クセがなくていいねぇ〜でも渋みもちゃんとあってハサンにピッタリ!(*^_^*)


★★★次回予告★★★
    無事だったのね! 遊戯!!
    いくら生きているって信じてても
    こうして無事な姿を見るまでは
    やっぱり心配だったもの
    だけど千年パズルはバクラに奪われ
    記憶もまだ取り戻せていないのね
    神官シャダにバクラの居場所を知らされ
    クルエルナ村へと向かう遊戯
    気をつけて! どんな罠が待っているかしれないわ!


    次回 「死霊の村」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    谷底に落ちたはずの遊戯が気がついた場所は
    ナイル湖畔の洞窟内…
    ちょっと湿った風の心地よさに
    緊張もようやくほぐれてきたみたい

    身体も動くようになった遊戯は
    洞窟奥へ探検開始!
    何もないと思っていた最奥部には
    なんとハサンの『しめじ畑』が!
    薄暗い明かりの中、じっとシメジを見ていると
    一本だけすごく立派なしめじを発見!
    「あぁ〜海馬と同じサイズだな…」
    そうつぶやく遊戯の手がすっと伸びて
    ああぁ…勝手に摘み取っちゃったわ

    ハサンがいない事を確認し…
    ええぇ…スカートをめくってどうするの!


    次回 「やわらかいトコロも海馬そっくり」
    おたのしみに!



作画監督=関口雅浩
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=石田 暢
演出=石田 暢


2004年06月07日(月) 「和希の素・語録−朝日編」の雑感と第10話「逆襲のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」の感想


高橋先生の語録もなんとか3本目をUPすることができました。
新聞記事を引用するには、それなりに批評じみた文章を載せなければならないというのに、気がつけば記事の概略しか載せてないことに気がつきました…。
と、言うわけで、雑感などを書いてみたいと思います。

この企画、タイトル自体は地味なんですが、前後に掲載された記事を読んでいると、子供をとりまく世界を紹介するというより、ストレスを抱えた現代人(含む子供)が遊びを通して、癒しを得られているのかどうか?という問いかけが込められていて、なかなか奥が深い企画だな…と思いました。

他の記事の反響を読むと、子供より大人の方が「遊び」に対して敏感になりすぎているような気がしました。
高橋先生も担当さんの気持ちを察したのか、少々、大人批判の意見を出しています。

    今の大人、特に親は子どもを囲い込みがちで、
    子どもはなかなか自立心を培えない。
    子どもだけの楽しみだったはずのカードに大人が口をだすのは、
    僕はあまり望んでいなかった現象です。

遊戯王への反響としてあげた要約は私がまとめたモノ。
実際の反響はもう少しキツク書いてあります。

私も大人なので大人の言い分も分かりますが、悪い面ばかり取り上げて批判するのは勘弁して欲しいと思いますね。
でもこの記事掲載から4年経ち、子供を取り巻く環境はこの時以上に深刻になってしまったかもしれません。


あー、あと追加!
高橋先生が「大人は悪者」と書いていますが、コレに関してはちょっと反論。
遊戯王に登場する大人はどの人も「悲哀」を背負っていて、とても『悪者』と指さすことはできないなぁ…。
ペガサスとか御伽のパパとかマリクのパパとかアクナディンとか…。もちろん剛三郎や城之内の親父も…。
先生は悪者を描くつもりが弱い大人を描いてしまったのではないかという印象を持ちました。

「大人キャラだけで語る遊戯王」ってのも、やってみたいテーマです。


ライン


第10話 「逆襲のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」の感想


今日のお言葉−変なウサギ


    ハロー海馬くん! ハロー海馬くん!! ハロー海馬くん!!  ウゼー!!!!!



社長が『遊戯』と絶叫してくたから、6月5日は海闇記念日


というわけで…今回の再放送で二人のラヴっぷりにドクン★としてくれた人!! 海闇ワールドへようこそ(*^_^*)


海馬のデッキを汚(けが)し、心を弄(もてあそ)んだお前をオレは許さない!


↑このセリフ、海馬の身体を弄び…って聞こえるのは、どうして!?


「死の物真師」…実体はあんなに太っていたんですね…(^_^;)
あの身体をあんなに細く見せてくれた 『ガクラン型コルセット』…どこで売っているか教えて欲しいデース!
今、私に必要なのは、スターチップじゃなく、強力なコルセットなので、少々高くても買いマース!
でも社長サイズならなんとかなりそうだが、王様サイズだと命の危険もつきまとうような気がする…(-_-;)

王様が社長の声を聞き、「海馬は生きている!!」と悟った以降の怒濤の追撃は見ていて気持ちが良かったですね。
勢いづいて、闇のチカラでペガサスのグラスを割ってしまうシーンには苦笑してしまいましたが…。
この頃は王様も神秘的な存在だったよなぁ…と懐かしく思い返したり。


遺跡馬鹿 |HomePage

My追加