遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2004年06月10日(木) 第208話 「生きていたファラオ」

第208話 「生きていたファラオ」
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【今日のお言葉】

    ボバサ 「ボッ!ボン!ボー!! ボバサの「ボ」ーぉぉぉわぁ〜食いしん坊の「ボ」ぉぉでぇぇぇー!」


ボバサって何のためにいるの?
今回はマジで疑問を感じてしまった…(-_-;)
っつーか、今週の話、意味不明な点が多くて見終わった時に30回くらいは首をひねってしまった…。
まぁ…詳しいツッコミは下の方に書くつもりですが、これはどこに問題があるんだろうか…。
アク爺のセリフやバクラのセリフはすごく良かった。
特にセトの手を握るアク爺や三角錘を足で踏みつけるバクラは、彼らの心情がうまく表現されていて「あぁ…こういうのは良いなぁ〜」と思いました。
しかし、駄目なシーンの方が多かったのも事実。
特に後半の先王とチビファラオのシーンはなんのために挿入したのか理解できませんでした。
まぁ…私が気にしすぎなのかな…きっとそうだ…うん(-_-;)


マナが魚に魔法をかけて、空中をヒラヒラと舞わせるシーン…
錦帯橋で舞うツバメを切って、「ツバメ返し」を編み出した”佐々木小次郎”を思いだしたのは秘密…(*^_^*)

川からジャンプした魚…大きくて美味そうでした。
私はアスワンという街の駅前食堂でナイルで捕れた魚のフライを食べました。こんなに大きくないけど…。
揚げる油が悪かったのか、白身の淡泊な味よりドヨ〜ンとした油まみれの味に胃をやられてしまいました。
まさに『名物に美味い物なし』でした…(T_T)
王様が漁師の網にかかった魚を美味しそうに見つめていましたが、ちょっと捕れすぎだよな〜ってビチビチと跳ねる魚を見て思いました。
あんなに捕れたらみんな漁師になるよ…(笑)
★おっ久しぶり(^_^)/ 表くんの前説だ!!★
    闇に身を隠し、攻撃を仕掛けてくるバクラのディアバウンドに
    オシリスの天空竜は倒されてしまったぁぁ!
    だけどボクたちのチカラを得て
    ラーを召喚したもう一人のボクは
    バクラを倒した…はずだった…
    なのに何故か時が巻き戻り
    復活したバクラによって
    もう一人のボクは…(/_;)谷底に落ちたよぉぉぉ


    今回の絵…キサラがちょっと幼いのが気になりました。
    彼女の年齢は定かではないですが、どうも華奢に描かれすぎていて、私としては物足りないです。
    あまり肉感的ではマズイとは思うけど、少女すぎるのもイヤァ〜んなんです。
    女の魅力みたいなモノがもっと出てないと、セトが彼女に転ぶ時(もうすでに転びつつあるが…)に説得力が出ないと思うんですが…。


    赤ん坊ファラオ!…すごい絵を描いたな…と苦笑。
    これこそアニメオリジナルの醍醐味だぁぁぁ!!
    民衆の前で赤ん坊を高々と掲げるカノン王!!…なんだかスゴイシーンでした。
    あんな小さいのに髪の毛ふさふさ…前髪脱色!(笑)
    しかし母親らしき人が登場しなかったなぁ…。
    王様の母親なら美人だろうな…と思っていたので、どうせなら見たかった…。


    ディアハもなかったので、今週は短く、シンプルに!


★地下闘技場! 血に飢えた囚人たちのモンスターがキサラに襲いかかる!★
    面長顔:女だと!?
    丸顔:へっ! 誰だろうと関係ねぇ! 先に片づけちまおうぜ!

    アク爺:女…見せてみろ! お前のカーを…そのチカラを!!
    セト:アクナディン様…(アク爺の豹変ぶりに戸惑うヘッポコくん)
    (キサラの方を向いて…)何をしている! カーを呼べ!! …でなければお前は…

    アク爺:おかしい…死を目前にして何の抵抗も見せぬ…この女…本当にカーを宿しているのか!?
    (千年眼がキサラを透視する)なんだ!? あの光は…(眩しさに手で目を覆うアク爺)

    囚人:へへへっ(芋虫モンスターがキサラの身体に糸を巻き付けた! 身動き取れないキサラ!!)
    アク爺:女! カーを出すんだ!! 出さぬか!! 
    セト:何をしている…このままでは死ぬぞ! 
    (キサラが後ろにいるセトに振り向く! その表情から何かを感じ取ったセト)
    いないのか? お前にはカーが!!

    キサラに襲いかかるモンスター! その瞬間、セトが自分のカーをであるディオスを召喚した

    キサラとモンスターの間に立つセト!(素敵!!)
    セト:女…お前の名は…
    キサラ:キサラ…
    セト:キサラ…オレから離れるな!


    囚人:神官様はさぞかし美味かろうぜ! 喰っちまいな

    モンスターがセトとキサラに襲いかかろうとした瞬間、キサラの目が光り、その身体から青白い光が吹き出した!
    その光は白き竜に姿を変え、母竜が子竜を守るかのようにセトとキサラを己の身体で包み込んだ!


    セト:(白き竜の姿を見て…)これは…あの時の白き竜!
    囚人:なんだ!? あの竜は…!!
    セト:あの白き竜はこの女から生まれ出たカー
    囚人:クソーやっちまえ!!

    青眼ちゃん:ぼみぃぃぃぃぃぃ!!! →囚人とモンスターは消滅!

    アク爺:これぞ神のなせる業


    一気に書いてみました。
    けっこう、この辺りのシーンも思い入れがあるので期待して見ていたのですが、意外にあっさりと流れたな…という印象です。
    青眼とキサラはお知り合いだったんですか!? なんか意外な設定でした。
    キサラの中に眠る青眼はキサラの意識がない時に登場するというのが頭にあったので、意識があるのに眼を光らせたり、青眼ちゃんが登場したり、ぼみぃぃぃぃ〜とバーストストリームしたシーンは後でどう説明つけるんだろうと、そっちの方が心配になりました。
    っつーか、私は死を恐れないキサラに対して非常に興味があり、彼女がなぜ生に対して無関心なのかを雑文で考察したほどです。→
    もちろん、こんなところで原作と比較するのは反則ですが、キサラと青眼が抱える生と死の関係性をあっさりとアク爺のセリフのみで説明されてしまったことは残念に感じます。
    だからセトに助けを請うように、ちらりと後ろを振り向いた行動はちょっと違うよう思いました。


★一人の女をめぐり、二人の関係に亀裂が生じ始める…★
    アク爺:セトよ…白き竜のチカラ…バクラのディアバウンド、いやファラオの三幻神をも凌駕するやもしれぬ…
    あのカーは他のモノとは違う!おそらくは白き竜自身が「バー」
    セトよ! あの女からカーを奪え
    セト:しかし…カーとバーが結びついているのなら…白き竜を奪うことは女の死を意味します!
    アク爺:何をためらっておる! 即刻あの女を殺し、白き竜を引き離せ!! 神をお前のモノとするのだ!
    セト:アクナディン様…
    アク爺:その時こそ、王座はお前を迎え入れる…新たなファラオとして!
    セト:おっおっお待ち下さい! まだファラオの消息が分からぬ時に…
    アク爺:ファラオなどどうでも良い!(えっ!(^_^;))
    万が一ファラオが戻らぬ時、その後を誰が継ぐ! 
    分からんのかセト! お前だ!!
    まぁ…よい…いずれ分かる時が来る! お前自身の運命(さだめ)を…我が息子よ


    相手がキサラじゃなかったら、セトさんは率先してカーとバーを分けていたと思うな…(笑)
    セトさんはファラオを口実になんとかアク爺のキサラに対する興味をそらせようとしていますが、セトより3000手くらい先を読むアク爺はそんなセトの言葉に惑わされないところがいい。
    むしろ余裕綽々な悪っぷりがいいねぇ〜。

    うまく「カー」と「バー」を分けて、青眼ちゃんを取り出すことに成功したとしても、彼女がセトに従うかどうかはまた別問題でしょう。
    ディアバウンドのように石版に封じることさえ難しいと思うし、なんとなく青眼ちゃんは頑固そうだから、簡単には服従してくれないと思うな…。
    アク爺は少々焦っているから、そのあたりの事を忘れているみたい。


★なんか…気になる設定が…★
    バクラ:嬉しいか! そうだろうな!
    千年アイテムが揃えば冥界の扉が開き、オレ様の本体、大邪神ゾークが復活する
    そん時、8番目の鍵も出現するはずだ
    そいつさえ分かれば、現実世界で封印されたゾークを解き放つ事ができるんだからな

    まてよ…8番目の鍵は…しまった!!
    3000年前、8番目の鍵はゾークを封印した鍵だったんじゃねぇか
    だったらよぉ…この世界でそいつが出現するのはゾークが封印される時!
    ファラオによって! なのにそのファラオは死んじまった!!
    3000年前、ファラオは8番目の鍵ですべてをこの中に封印し、粉々に砕いた
    その後で8番目の鍵が何かを分からせないようにした…
    …オレならどうする…
    そうだ…すべての証拠を消し去る…消す…

    そうだ…分かってきたぜ8番目の鍵がよぉ


    気になる点が3つあります。

    バクラが自分の本体が大邪神ゾークだと告白したこと
    現実世界で封印されたゾークがいるらしい
    王様は過去のゾークを封印し、パズルを壊し、それから自分で記憶の石版を削ってカルトゥーシュに彫られた王名を消したらしい


    バクラの本体がゾーク…じゃバクラ自身はどこにいるんだろう…。
    それと現実世界にもゾークがいる!?
    確かに過去に封印されたんだから、どこかにいるだろうとは思うけど、それはすでに王様が封印しているんだから、解き放つことなんて無理でしょ!?
    解き放つことが出来るというなら、王様が死んだ意味がないじゃない!!!
    う〜ん、バクラとゾークのつながりも良く分からんし…。
    後日、オリジナルエピソードでちゃんと説明されるんだろうな…と期待してみる。


    石版から名前を削ったのは王様か…。
    簡単に種明かしされてしまったな…(^_^;)
    というか、封印し、パズルをくだいた時点で死んだのかと思っていたよ…。ちょっと順番が想像していたのと違ってました。



★王様の夢…でも意味不明…(-_-;)★
    崖から落ちたはずの王様…気がつけば、ナイル湖畔の洞窟内に…。
    ボーっとした頭に浮かぶのは、クルクル回る千年パズル…


    あれは…千年パズル…
    そうか…千年パズルはバクラに奪われて…

      【バクラ談】
      ふざけんな! 何が聖なるファラオだ!! アクナムカノン…こいつだけは…
      テメェーらが持つ千年アイテムを作らせ、邪悪なチカラを得ようとした張本人じゃねぇか!
      確かに千年アイテムを持つ人間には強大なチカラが与えられる…しかしそいつは持ち主の心に潜む悪意にたちどころに反応し、そいつを闇の世界に引きずり込んじまう…
      やっかいな代物なのさ!


    父上…なぜあなたは千年アイテムを作られた…
    この千年アイテムが引き起こす災いをあなたは気づいておられなかったのですか?
    しょせんは答えが出ぬ繰り言か…
    オレには父上の記憶さえない…(突然、眉間から光が!!)
    あれは…(夢見る王様!!)


    王様:おぎゃぁ〜
    シモン:おおぉ〜なんと神々しい! お世継ぎが…ファラオのお世継ぎがお生まれあそばしました!
    王様:ファラオの世継ぎ…

      アクナムカノン王が民衆の前で高々と赤ん坊王様を持ち上げ、披露!
      大歓声が巻き起こる!
      王宮内の庭園をよちよと歩く王様…アクナムカノン王の胸に飛び込み、泣いてみたり…


    王様:ならばこれは…オレを見守るこのぬくもりは…

      白骨化した遺体が転がる洞窟内…その奥を目指して進むカノン王とチビファラオ(すでに泣いている)


    息子:父上…行きたくないよ
    父:王の世継ぎたる身のお前がそのような言葉を言ってはならぬ
    息子:はい 父上…

    王様:分かる…感じる…父の声も震えている…

    息子:父上…やっぱり行きたくない
    父:ダメだ! 行くぞ!!
    息子:待って!! 父上

      神殿の奥、神々の像が建ち並ぶ祭壇に向かい両手をつき、頭を垂れるカノン王…
      大きな背中を見つめる、チビファラオ


    カノン王:偉大なる祖先の魂よ…私は取り返しのつかない大罪を犯しました
    この千年錘…いや7つの千年アイテムを作りし責めはすべて我が身に…
    どうかこの幼き息子に災いが起きぬよう…
    艱難辛苦をすべて我が身に
    すべての…すべての責めを我が身に…

    王様:そうだ…オレは父の愛を知っていた


    このシーン…祖先に懺悔するカノン王という設定はすごく良いと思うんですが、王様の使い方がちょっと違うと思いました。
    洞窟内を歩くだけでメソメソと泣いたり、ボーっとしていて足を滑らせたり…
    激しく同行するのを拒んだりしていたのですっごい怖い場所が登場するのかと思ったら普通の神殿内だった。
    なんでこれくらいで泣くの? 小さいから?
    まぁ臆病な子供ってことにしておくとしても、泣く子を叱りながら連れて行くカノン王の気持ちが分からない。
    神殿内にいる祖先霊に「この子だけは!」って念を押すつもりで連れて行ったの?


    息子の前で泣いているカノン王…それを見て父の愛を確認したと納得する王様…。
    この場でどうして父王に”愛されているとかいないとか”を確認しなきゃいけないのかは謎ですが、生まれた直後の自分を思い出す王様って不自然な気がします。
    いくら記憶の世界だからって、なんでも思い出せるというのは便利すぎる。
    それともハサンが超能力でも使ったというなら理解も出来ますが…
    それともこのシーン、後半に重要な意味を持って来るのかな…。


★マッチョ登場!!★
    夢から覚め、飛び込んできた顔は仮面の男!(/o\)身体が素敵ぃぃぃ
    王様: お前は…
    仮面男:我が名はハサン
    王様:ハサン…
    仮面男:ファラオよ…大邪神ゾークが蘇ろうとしている…ゾークを倒せるのはそなたしかいない
    王様:ゾーク…
    仮面男:先王アクナムカノンがそなたを見守っている
    王様:お前は父上を知っているのか!? ハサン

    王様の可愛い寝顔をのぞき込むハサン…狙ってますか(*^_^*)
    神々しく光る仮面が素敵です。
    っつーか、筋肉が良い!!
    そういえば今週も無事、カリムにセリフがあった!!
    もっとカリムが活躍してくれるといいのになぁ…。

    声がなんと池田政典さん!
    おおぉ懐かしい! 昔、ナレーションをしていた人ですが、こんな所で再会できるとは!!
    やるな! 三ツ矢さん!! 良い人選だぜ!
    久々に聞く池田さんの声、クセがなくていいねぇ〜でも渋みもちゃんとあってハサンにピッタリ!(*^_^*)


★★★次回予告★★★
    無事だったのね! 遊戯!!
    いくら生きているって信じてても
    こうして無事な姿を見るまでは
    やっぱり心配だったもの
    だけど千年パズルはバクラに奪われ
    記憶もまだ取り戻せていないのね
    神官シャダにバクラの居場所を知らされ
    クルエルナ村へと向かう遊戯
    気をつけて! どんな罠が待っているかしれないわ!


    次回 「死霊の村」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    谷底に落ちたはずの遊戯が気がついた場所は
    ナイル湖畔の洞窟内…
    ちょっと湿った風の心地よさに
    緊張もようやくほぐれてきたみたい

    身体も動くようになった遊戯は
    洞窟奥へ探検開始!
    何もないと思っていた最奥部には
    なんとハサンの『しめじ畑』が!
    薄暗い明かりの中、じっとシメジを見ていると
    一本だけすごく立派なしめじを発見!
    「あぁ〜海馬と同じサイズだな…」
    そうつぶやく遊戯の手がすっと伸びて
    ああぁ…勝手に摘み取っちゃったわ

    ハサンがいない事を確認し…
    ええぇ…スカートをめくってどうするの!


    次回 「やわらかいトコロも海馬そっくり」
    おたのしみに!



作画監督=関口雅浩
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=石田 暢
演出=石田 暢


2004年06月07日(月) 「和希の素・語録−朝日編」の雑感と第10話「逆襲のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」の感想


高橋先生の語録もなんとか3本目をUPすることができました。
新聞記事を引用するには、それなりに批評じみた文章を載せなければならないというのに、気がつけば記事の概略しか載せてないことに気がつきました…。
と、言うわけで、雑感などを書いてみたいと思います。

この企画、タイトル自体は地味なんですが、前後に掲載された記事を読んでいると、子供をとりまく世界を紹介するというより、ストレスを抱えた現代人(含む子供)が遊びを通して、癒しを得られているのかどうか?という問いかけが込められていて、なかなか奥が深い企画だな…と思いました。

他の記事の反響を読むと、子供より大人の方が「遊び」に対して敏感になりすぎているような気がしました。
高橋先生も担当さんの気持ちを察したのか、少々、大人批判の意見を出しています。

    今の大人、特に親は子どもを囲い込みがちで、
    子どもはなかなか自立心を培えない。
    子どもだけの楽しみだったはずのカードに大人が口をだすのは、
    僕はあまり望んでいなかった現象です。

遊戯王への反響としてあげた要約は私がまとめたモノ。
実際の反響はもう少しキツク書いてあります。

私も大人なので大人の言い分も分かりますが、悪い面ばかり取り上げて批判するのは勘弁して欲しいと思いますね。
でもこの記事掲載から4年経ち、子供を取り巻く環境はこの時以上に深刻になってしまったかもしれません。


あー、あと追加!
高橋先生が「大人は悪者」と書いていますが、コレに関してはちょっと反論。
遊戯王に登場する大人はどの人も「悲哀」を背負っていて、とても『悪者』と指さすことはできないなぁ…。
ペガサスとか御伽のパパとかマリクのパパとかアクナディンとか…。もちろん剛三郎や城之内の親父も…。
先生は悪者を描くつもりが弱い大人を描いてしまったのではないかという印象を持ちました。

「大人キャラだけで語る遊戯王」ってのも、やってみたいテーマです。


ライン


第10話 「逆襲のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」の感想


今日のお言葉−変なウサギ


    ハロー海馬くん! ハロー海馬くん!! ハロー海馬くん!!  ウゼー!!!!!



社長が『遊戯』と絶叫してくたから、6月5日は海闇記念日


というわけで…今回の再放送で二人のラヴっぷりにドクン★としてくれた人!! 海闇ワールドへようこそ(*^_^*)


海馬のデッキを汚(けが)し、心を弄(もてあそ)んだお前をオレは許さない!


↑このセリフ、海馬の身体を弄び…って聞こえるのは、どうして!?


「死の物真師」…実体はあんなに太っていたんですね…(^_^;)
あの身体をあんなに細く見せてくれた 『ガクラン型コルセット』…どこで売っているか教えて欲しいデース!
今、私に必要なのは、スターチップじゃなく、強力なコルセットなので、少々高くても買いマース!
でも社長サイズならなんとかなりそうだが、王様サイズだと命の危険もつきまとうような気がする…(-_-;)

王様が社長の声を聞き、「海馬は生きている!!」と悟った以降の怒濤の追撃は見ていて気持ちが良かったですね。
勢いづいて、闇のチカラでペガサスのグラスを割ってしまうシーンには苦笑してしまいましたが…。
この頃は王様も神秘的な存在だったよなぁ…と懐かしく思い返したり。


2004年06月03日(木) 第207話 「巻き戻る時間(とき)」


第207話 「巻き戻る時間(とき)」
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【今日のお言葉】

    アク爺 「神に背くほどの覚悟がなければ、神を越えるチカラなど手に入らぬのだ!」


今、一番、頑張っているキャラはバクラだとは思うけど、私はやはり『アク爺』に注目してます(*^_^*)。
確かにバクラもカッチョイイと思う。
魂の強さも盗賊としての腕っ節の強さも眼に眩しいくらいカッチョイイ!
特に本田をギリギリと締め上げたあの凄みはちょっと感動してしまいました。
でもでも、性格に裏表がないのはちょっと物足りないんですよね。
その点、今日のアク爺…シャダが思わず心配してしまうほどの豹変ぶり!乱暴な態度!!
バクラに汚染された千年眼の仕業と思う人もいるだろうけど、私なんかはあれが本来のアク爺なんだろうと思ってます。
もともと、冷酷でキツイ性格なのを無理して押さえつけていた…と思ってます。
アク爺にもあった光と闇の二重人格!
ニヤニヤしながらちょっと乱暴なアク爺にトキメキました。

ただ物語のラストで、「この悪行の原因はバクラに操られていたためで、心神耗弱ゆえの事。私の真意ではありません」なんて言い訳されるのだけは勘弁して欲しいな。
魔物におびえるキサラを見つめる冷たい目…。彼女の恐怖に歪む顔を楽しむアク爺に私は萌え萌え。

上記のセリフの「神」を「ファラオ」って入れ替えると、また意味が深くなって面白いです。

表くんと王様…手を握り合ってましたね(*^_^*)
表くんの胸の中にちょこんと収まっている王様が姫に見えました…(愛らしい)
なにより表くんが王様の手を握るところが、もうグッと来ますね。
アニメスタッフは二人の接触シーンを多めに設定している! 断言!((/o\)羨ましくて泣けてくる)
社長と王様もいつかはこんなシーンを入れてくれるといいなぁ(無理だろうけど)

原作でも話題になった「記憶の巻き戻し」
アニメで見ると、すっごく面白い! やはり動きがあると実感できますね。
破壊されたはずのオシリスが復活し、また破壊…。
悲惨なシーンですが、あの演出はすごく好きなので、お得感がありました。
この「巻き戻し」を操作している奴らの正体はまだ明かされませんでしたね。
いずれちゃんと説明されるんでしょうが、アニメではどんな設定を持ち出してくるのか非常に楽しみです。

ゲベルク登場! 想像通り、陰気な声でした。
ちっちゃくって可愛いです。
でも女性が声をやってるんですね…。あのしわがれた声は男性かと思いました。

    番人(ゲベルク):石橋美佳



★威勢だけは良い王様の前説! たまにはバクラもやって欲しいなぁ〜★
    バクラを追って街に出たオレだが…
    奴はディアバウンドで無差別に街を攻撃し始めた!!
    汚いぞ! バクラ!!
    罪もない人々を巻き添えにすることは
    このオレが許さないぜ!
    だが闇に身を隠したディアバウンドは
    どこから攻撃してくるのか分からない!
    このままでは…


    今日も人物の表情は微妙でした。
    なんかバクラの傷の幅が太かったり細かったり…(-_-;)
    まぁ…気にしない、気にしない。

    今日のオシリスは少々痩せすぎ!
    もうちょっと胴回りを太くしてくれると私の好みなのですが…。
    その反対にラーの翼神竜は姿が綺麗だった〜。
    神のランク(@天馬夜行)という言葉が頭をよぎる登場シーンでした。
    やはり演出で格の違いを出すようにしているのかな。
    ラーのスーパースター振りを見ると、あっけなく胴体をちぎられたオシリスが不憫に思えました。

    ラーに攻撃され、炎をあげてのたうち回るバクラの動きは良かったです。
    美味しそうに焼き上がりました。

    次週のタイトル…これ「ネタバレ」ですよ(笑)
    せっかくファラオの命はどうなったんだろう…ドキドキ★としていた視聴者が予告で「生きていたファラオ」とか見せられたら、ちょっとガッカリすると思うけど。



★絶対絶命のピンチをセトに救われた王様! セトとカリムがやっと追いついた!★
    カリム:ファラオよ! ご無事ですか!?(今日もセリフがあった! 良かった!!(^-^))
    王様:ああ
    バクラ:ちっ! 神官どもだ…ディアバウンド!!(ディアバウンドで追っ手の足を止め、この場を逃げ出すバクラ)
    王様:油断するな! ディアバウンドは闇に隠れて攻撃を仕掛けてくるはずだ
    セト:騎馬兵はバクラを追え! 街の衛兵は民衆を王宮広場に避難させろ!

    バクラとディアバウンドを追うため、それぞれの魔物を召喚し、追い込みをかけるが、ディアバウンドが振り返り、渾身の一撃を繰り出した!

    カリム:(自分の魔物がディアバウンドの攻撃をくらい消滅) だぁぁぁぁ…(痛そうに胸を押さえる(T_T))
    王様:カリム!
    セト:これしきの事でひるむなカリム! 我々の闘志が闇に背を向けた時こそ、王国の崩壊を招くのだ!
    カリム:だっ…ああぁ…大丈夫だ…


    今日、最初のセリフが愛しいカリムだったので、ちょっと嬉しかったです。
    カリムが召喚した魔物の名前…元ネタはなんだろう。「ヘイマイ?」変な名前…。
    ライオンに似た地味な魔物が彼らしいなぁ〜と思いました。
    しかし攻撃を受けて消滅。ダメージを受けて、ゴヘェ〜って苦しんでいるのにセトさんの一言…「ひるむな…」
    その前に「大丈夫か?」と心配するのが普通だと思うのですが…(^_^;)
    まぁ…カリムはそういうの気にしない人みたいで、やはりさっぱりとした男前な性格だと思いました。


★オシリスの胴体が…(/_;)痛々しくて泣けました★
    王様:行けオシリス! 神の名にかけて!
    攻撃の瞬間、ディアバウンドは姿をあらわすはず! 勝負だ バクラ!!

    バクラ:バカが…。お前の知らないところでしっかり手は打ってあるんだよぉ、

    (場面変わって)ファラオのウェジュの神殿にたたずむアク爺…じっと三幻神の石版を見つめている

    カリム:あれではみすみす神が標的になってしまう
    セト:ファラオは天空の神を囮にして敵をおびき出そうというのだ
    バクラ:神と共に死ね! ディアバウンドの攻撃! 螺旋波動! ゴォォォォ★
    王様:そこだ! 打て!迎撃のサンダーフォース

    オシリスのクチが開いた瞬間、場面はウェジュの神殿に移る
    手にしていた剣をオシリスの石版に投げるアク爺
    剣は石版の貫き、石版が放電
    攻撃しようとしていたオシリスの動きが止まる
    その瞬間、螺旋波動がオシリスの胴体をガァーっと引きちぎったぁ!

    頭を失い胴体だけになったオシリス…やがて爆発し、姿は消え、王様は強いダメージを受けてしまった…


    いやぁ…まさかこんな形でアク爺が行動を起こすとは思いませんでした。
    意外、意外!
    この時のアク爺はバクラに操られていたみたいですね…。
    オシリスの長い胴体が切断されましたが、次はラーでやって欲しいな(*^_^*)
    しかしオシリスもここまで汚れ役を引き受けるとは、大した役者です。

    突き刺さったはずの剣が外れた時、石版に傷はついていませんでしたね。
    他の石版のように破壊されたりすることはないのかな…。
    考えてみるとバクラは最初からファラオの神殿で大暴れして、石版ごと建物を壊してしまえば話は早かったんじゃないかな…と思ったり。
    まぁ…それじゃ物語がつまらなくなっちゃうね。



★王様と表くん…羨ましいほどのラヴっぷり…やるな! アニメスタッフ!!★
    バクラ:くたばれファラオ! 千年パズルはこのオレ様のモノだ!
    王様:こ・こ・ここまでか…(チカラ尽き、馬上から崩れ落ちる王様…)
    セト:ファラオ!

    王様が眼を開くと、そこには自分を心配そうにみつめる表くんの顔が…。

    表くん:もう一人のボク
    王様:あ・い・ぼ・う!?
    表くん:もう一人のボク!
    城之内:大丈夫か!?
    杏子:遊戯
    本田:遊戯!
    王様:城之内くん、本田くん、杏子!
    表くん:しっかりして! もう一人のボク! (王様の手をギュッと握ったぁぁぁ(/o\)なんて大胆!)
    キミには僕たちがついてる
    王様:(表くんから眼が離せない! オレはお前に溺れそうだぜって感じ(*^_^*))
    そうだ! オレにはまだチカラが残されていた!! かけがえのない『仲間というチカラが!』

    ひょいと馬にまたがる王様

    王様:バクラ! 殺戮という狂気の闇! 神の降臨によってうち砕く
    出よ! 『ラーの翼神竜』 

    <<^(゜¢゜)^>>(←ラーのつもり)

    バクラ:この真夜中に太陽だと!?
    カリム:おおぉ…この光は…
    セト:まさか…これは第三の神…太陽の神! 『ラーの翼神竜』

    バクラ:太陽の神だと? ばかな 天空の神を葬ったときに遊戯のバーも尽きたはず
    新たな神を喚ぶ余力などあるはずが…
    あいつらが現れたからか…器のチカラで遊戯のパワーが回復したってのか?

    王様:オレには感じる…相棒の存在、オレの中のもうひとつの魂!

    ゴッドフェニックスがディアバウンドとバクラの身体を焼いてしまった!

    王様:今度ばかりは危なかった…尽きかけたオレの魂にチカラを与えてくれた相棒…
    そしてオレの仲間…
    君たちのお陰だ! みんなが来てくれなかったら、今頃オレは…
    表くん:言ったじゃない! ボク達は仲間だって!
    王様:ありがとう…心から礼を言うぜ! 相棒
    表くん:もう一人のボク


    王様と表くんのラヴっぷりを抜き書きしました。
    私が良いなぁ〜と思ったのは、赤字で示した「オレの中のもうひとつの魂」というセリフです。
    今まで表くんの中に居候していた王様でしたが、このセリフでなんだかやっと対等な二人になれたような気がしました。
    記憶の世界であっても、今の王様は自分の身体を持っているわけで、本当は心の中に表くんはいないはず。
    でも遊戯王の世界では魂って分け与えることができたり、足したり引いたり、いろいろ出来るので、このセリフも違和感なく言葉通りに受け取ることができました。

    顔文字『ラーの翼神竜』…雰囲気出てますか(笑)

    王様が馬から落ちるとき、セトがザァァァっと滑り込んできて、王様を受け止めるかと思ったよ…(*^_^*)
    おいしい所を表くんに持って行かれて、海闇ファンとしては悔しいぜ!!


★アク爺とセトとキサラ…一気に書いてみます★
    ベッドで寝ているアク爺。心配そうに顔を見つめているのはシャダ

    シャダ:アイシスの予知が気になってファラオのウェジュの神殿に行ってみれば…アクナディン様は一体あそこで何を!?

    アク爺の真意を知りたくなり、千年錠でアク爺の心を見てみようとするシャダ

    シャダ:(運悪く、アク爺が目覚める) お目覚めになりましたか? アクナディン様(タイミングの良さにちょっとドキドキ★)
    アク爺:シャダ…「カー狩り」はどうなっておる…
    シャダ:実は一人、この私の千年錠をもってしても測り切れぬほどの『ヘカ』を持った異国の女を見つけました
    アク爺:千年錠でも測り切れぬ『ヘカ』…(無理を押して起きあがろうとするアク爺)
    シャダ:まだお休みになられた方が…
    アク爺:どけい! ドン★(シャダを突き飛ばす)


    セト:アクナディン様の様子がおかしい?
    シャダ:あぁ…例の異国の女の話をした途端にまるで別人のようになられて
    セト:(キサラの部屋の番兵に…) 異国の女はどうした…
    番兵:はっ! 先程、アクナディン様が地下闘技場に連れていかれました
    ゲベルク:(アヤシイ顔の番人登場) さようで…先程からセト様をお呼びでございます! さっ!どうぞ

    セト:これは…(囚人たちが魔物を闘わせている)
    アク爺:待っていたぞ! セト
    セト:アクナディン様! 一体何を?
    アク爺:(囚人に向かって) どうした!? 休んでいる暇などないぞ! 死にたくないなら闘え
    相手の息の根を止めなければ生き残れはせんぞ! 殺せ! 殺すのだ!!

    セト:ご乱心召されたか!? アクナディン様! 囚人同士、無益に闘わすなど言語同断
    ええぇい! 何をしておる、即刻ヤメさせい
    アク爺:静まれセト これぞお前が求めていたモノであろう…見よ! 

    セト:カーが成長した
    アク爺:セトよ…カーを強力にするモノ…それは宿主の命への執着心だ
    セト:命への執着心…

    アク爺:死への強い恐怖、死にたくないと言う強い思い! 
    それを増幅させることでより強力なカーを生み出す事ができるのだ
    セトよ…ファラオにもしもの事があれば神の守護無き王宮は砂の城も同然
    セト:心得ております! ならばこそ今ファラオの救出を!
    アク爺:それだけではダメだ! 真に必要なのはファラオなき後の新たなるファラオだ!
    ファラオは三幻神を操る選ばれしファラオであった…
    その三幻神をも凌ぐカーを手に入れなければ次のファラオにはなれぬ! セトよ!!
    神を越えるチカラを手に入れよ!

    セト:アクナディン様はこの私にファラオになれと…

    アク爺:余興は終わりだ! そこの女を闘技場に入れよ!

    セト:まさかあの女も同じ目に!!
    アク爺:聞けば…シャダの千年錠をもってしても測りしれない『ヘカ』を秘めた女だと言うではないか…
    ならば…相当のチカラを持ったカーを宿しているやもしれぬ…
    セト:お待ち下さい! このようななされよう…目に余ります
    たとえアクナディン様と言えど黙って見過ごすわけには…

    アク爺:ええぃ! 甘い! 甘いぞセト
    神に背くほどの覚悟がなければ神を越えるチカラなど手に入らぬのだ!
    両の眼を見開き、その女が恐怖に怯え、おののき、泣き叫ぶさま、しかと見るがよい

    キサラ:(振り向きながら) セト…


    アク爺が光ってますね(*^_^*)
    この豹変ぶりの原因はバクラの洗脳も考えられるけれど、やはり「焦り」もあるだろうな…。
    バクラと利害が一致し、バクラがファラオを倒した時に、すぐ対処できるよう色々画策しているんだろう。
    王が死んだら70日後には新しいファラオの元で葬儀を行わないといけないので、準備も大変だと思う。
    ここで準備を怠ると、別の王位継承権を持つ者にファラオの地位を奪われる可能性もあるし…。
    まぁ…王様に何かあった場合、どこの誰が王位を継ぐのか…王様の母さん?

    ファラオになれと言われた時のセトの表情が見たかったのに、ちょっと絵が小さくてよく分からなかったのは残念。
    もっと「ガーン★」って感じで大袈裟にやって欲しかった。
    信頼するアク爺が自分をファラオの後継者にと考えていることを知ったら、もっと激しく動揺すると思うんだけど。
    頭の中は「何故? どうして?」という疑問符がグルグル回っていると思うんだけど。
    そういう内面が分かるような絵がちょっと欲しかった。

    振り向いたキサタンが思い浮かべたのは、自分を助けてくれたときの幼いセトの姿…。
    これってまた助けて欲しいっていうメッセージjなの?
    とりあえず「ひゃぁ…思い出したんだ!!」って興奮してしまったけれど…。
    どんどん二人の恋物語も深まっていく感じですね。
    来週がとっても楽しみです。


★★★次回予告★★★
    バクラを倒した!
    …と思ったのもつかの間
    なぜか時間が巻き戻って復活したバクラに
    谷底へと落とされてしまったもう一人の遊戯
    記憶の世界が存在している以上
    無事だって遊戯は言うけど
    早く探しださないと心配だわ
    あら?あの子…どこかで見覚えが…
    まさかブラック・マジシャン・ガール!?


    次回 「生きていたファラオ」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    ディアバウンドの攻撃を受け
    谷底に落ちてしまったもう一人の遊戯
    愛する妻のピンチを救うため
    青眼戦闘機で乗り込んできた海馬くん

    バクラを援護する覆面軍団に
    容赦ないミサイル攻撃をぶちかまし
    「殲滅(せんめつ)!壊滅(かいめつ)! 皆殺し! ワハハハハ」と
    ドカドカ景気良く発射するのはいいけれど
    一発も当たらなくて…ああ敵が逃げちゃうわ

    「やはりここは『ラー』のように光攻撃をかますしかないな」
    そうつぶやいた海馬くん…
    全裸になったかと思ったら
    いきなり身体に何かを塗り始めたわ

    そして磯野さんが用意したライトの前で決めポーズ!
    まぶしい! まぶしい! まぶしいわぁ〜!

     
    次回 「海馬瀬人の金粉ショウ! つぼみの奥まで念入りに塗ってます」
    おたのしみに!



作画監督=南 伸一郎
脚本=前川 淳
絵コンテ=葛谷 直行
演出=渡辺正彦


2004年05月31日(月) 感想−【遊戯王R】決闘R2−アバターの神威と【再放送】第9話−起死回生マジカルシルクハット


遅くなりましたが、感想をちょっと書いてみます。


【遊戯王R】決闘R2−アバターの神威

第一話は新展開・開始って事で自分でも面白く読んだのですが、第二話になるとそろそろ気になる部分が出てきます。

今回、気になったのは、ズバリ『神のランク』ですな…(^_^;)

この太陽神を頂点とする神のピラミッドという発想は誰が考え出したのかな…。
やはり監修である高橋先生のアイデアなのだろうか…。
前からオシリスの立場がどうも微妙に低くて気になっていました。
王様が最初に手に入れた神なので、気安い仲ゆえに呼び出しやすいのかな…なんて想像していたのですが、どうもそうじゃないみたいですね。

…ランクが低いから呼び出しやすかった!?…

↑こういう設定が影にあったのかな…だとしたらオシリスが少々不憫ですな…。


思えば、王様はマリクのようにヒエラティック・テキストを唱えて「太陽神・ラー」を呼び出さなかった…
最後の最後まで呼び出さなかった…
これはひょっとして王様は『ヒエラティック・テキスト』を読むことが出来なかった…という事なのかな…(^_^;)
はっきりしないのでなんとも言えないし、記憶編が終わってからは表くんとしかデュエルしていないから「ラー」を呼び出すチャンスもなかったんだけど…。

個人的な意見を言うなら、神のランクは△ではなく直線だと思います。(オベファンには申し訳ない…)

(上)←ラー(太陽神)−オシリス(天空神)−オベリスク(大地神)→(下)



で、本題…。

この話、私たちはペガサスを傷つけた人間が『闇バクラ』だと知っているので、おもしろさが2割減になってしまうのは仕方ない。
夜行くんがどんなに恨みを言っても、それが見当はずれだってことを私たちは知っているから、むしろ夜行くんがあがけばあがくほど、滑稽に見えてしまう。
この辺…編集はどう思っているのかな。
それと申し訳ないが、夜行くんの目が気持ち悪い。
遊戯王はオカルト風味だが、ホラー漫画じゃないんだが…。

まっ、来月号に期待してみます。


本音を言えば「R」ももっと盛り上がってほしいんだけど、ちょっと先が心配ですな。来月は社長が出るんだと思うがどうなるか。


【再放送】第9話−起死回生マジカルシルクハット


今日のお言葉−偽海馬


    一緒に行こうぜ! 地獄にな…



ほんのり海闇風味の回でした(*^_^*)


お気に入りのシーンは 「Seto Kaiba-ONLY SECRET LINE」 と書かれたスクリーンセーバー(?)
マネして作ってみようと思ったことが何度かあるけれど、意外に難しくて断念してしまいました(^_^;)。
社長らしいデザインだなぁ〜と見るたびに思います。

しかし王様のデータにアクセスするためにハッキングを行う社長…嬉しそうなのが笑えました。
根っから好きなんだな…こういう腕試しみたいなことが…(^_^;)
「戦闘開始!!」←もちろん独り言…でも叫んでしまう(笑)
この辺りの様子は子供っぽくて可愛いです。

しかし、セキュリティ突破のシーンでダイナマイトとか、増設された記録装置が水に浮かぶ監獄棟とか…こういう遊びのシーンはすごく面白いなぁ〜と思います。


『エクゾディア』の言葉にいちいち反応する社長…すでにトラウマか!?


2004年05月27日(木) 第206話「千年アイテム誕生の秘密」

第206話「千年アイテム誕生の秘密」
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【今日のお言葉】

    アク爺 「7つの千年アイテムはクルエルナの村人たち…そしてそれを行った兵たちの生贄によって完成した!」


待ちに待った、千年アイテム誕生のエピソード!!
放送が始まる前からドキドキ★ワクワク★しながらテレビの前に座ってました(*^_^*)

なんと兵まで生贄にしたんですね!!
口封じも兼ねてって事なんでしょうね。
じゃぁ〜、『あぎゃぁ〜』とか言いながら鍋に飛び込んでいた影は生きた兵だったの?
…うむむむ、洗脳中なら恐怖も感じないんでしょうが…いやぁ…怖い怖い(/o\)

テレビの規制に演出がどれくらい立ち向かってくれたかも気になっていたのですが、さすがに鍋の中でもがく人の姿は描かれませんでしたね…(-_-;)
あれは是非、表現して欲しかったんですが…。
影だけだと何が起こったのか分からない人もいると思うし…。
千年アイテムのおぞましい誕生の瞬間をしっかりと視聴者に印象づけて欲しかったのにな…。
残念残念。

原作では記憶の石盤に直接、溶けた金属を流し込んでいましたが、今回はちゃんと別に鋳型が作ってありましたね。
私も考察した手前、いろいろ気になっていたのですが、ちゃんと現実の鋳造方法に従っていたので嬉しかったです。

アク爺の心理…特に錫杖を与えられたセトの姿を見て親バカ発動のセリフなんかはすごく良かったです。
原作で描ききれなかった部分を埋めるようなセリフが多かった今回の話の中でもこのシーンは良くできているなぁ〜と思いました。
でも、もう一歩、欲を言えばアク爺がいかにアクナムカノン王を崇拝しているかを、あと三割り増しで描写してくれると良かったかな…と思いますね。
なぜならアク爺の苦悩の根っこはこの兄に対する「嫉妬」だと思うからです。

おそらくアク爺にとってアクナムカノン王って理想とするファラオそのものなんだと思います。
だから崇拝もするし、弟である自分が誇らしいとも思っているはずです。
…ただ…
どんなに頑張っても自分はファラオの器ではない…兄を見ながら格の違いを見せつけられる。
兄を仰げば仰ぐほど自分が小さく見えてくる…そして心の闇に芽生える嫉妬心。

この辺りの心理がもうちょっと足されていたら、シモンに『十年に一人の逸材』と言わしめたセトとの対面がどれほど嬉しかったのかがこちらにもビンビン伝わってきたのに…。
セリフを生かすために感情のメリハリはキッチリ描いて欲しいな…とかこっそり思っている…


アクナムカノン王の声…すっごくピッタリでした(*^_^*)
まさに思慮深きファラオって感じ!
オヤジ声もけっこう萌えますねぇ。
そしてゾーク!! 声優さん、ご苦労様でしたm(_ _)m
ちょこっと調べてみたら、舞台版コチ亀で海パンデカをやっているそうで…。
演技の幅が広い方のようなので、後半の活躍に期待したいです。

    アクナムカノン王:コビヤマ洋一
    ゾーク:海津義孝

★やっぱ前説は毎回やって欲しいなぁ〜★
    オレの失われた記憶の世界で始まった
    バクラとの究極の『闇のゲーム』
    マハードを倒し、千年リングを手に入れて
    邪悪なチカラを増したバクラは
    再び王宮に進入してきた
    お前の次の狙いはなんだ?(まさか…オレの身体!? だがすでに海馬が売約済みだし…)
    そしてセトが助けた青い瞳の女は一体…(気にしないつもりでも気になるぜ…)


    人物の動きは良かったです。
    街の上を飛ぶオシリスの動きがもうちょっとかな…(-_-;)
    でも空に上がってからは良い動きしてました。
    私はオシリスのぶっとい下アゴが好きなので、もっと重たそうな感じになってたらもっと嬉しかったな…。

    今日は語りが多かったですね。
    「語らせたら右に出る者はいないね! 吉田さん」と思ってしまった。
    ドーマ編でダーツさんが延々と語るシーンを思い出してしまったし…(^_^;)
    でも挿入されたオリジナルエピソードも違和感を感じなかったし、非常に今回はうまく行ったと思います。

    今日はとにかくセリフばっかりで、あまり感想にならないです。
    先に謝っておこうm(_ _)mゴメーヌ!


★先週に続き、大股を開きながら、足でアク爺を踏みつけるバクラ…パンチラ御免!★
    バクラ:千年リングの邪念を取り込んだオレ様のチカラは無敵だぜ!
    アク爺:貴様…やはりマハードを…
    バクラ:ほぉぉぉ! クルエルナで大虐殺をやってのけたテメーでも仲間の死は気にするんだな…
    アク爺:なに…なぜそれを…

    バクラ:オレ様はそのクルエルナの生き残りなんだよ!
    まぁそんな事はどうでもいい…
    これは闇のゲームなんでな…。今のオレ様には関係ねぇ事だ
    (アク爺の首を締め上げながら)テメーには3000年前と同じくオレ様の手駒になってもらうぜ!
    こいつ(千年リング)からその千年眼に邪念を吹き込んでやる…
    3000年にわたる望みを今度こそ叶えてみせな!(千年眼に伸びるバクラの手!)
    アク爺:やめ…うわわわわわわわわぁ〜


    バクラのセリフに振り回されますね。
    コイツは過去に何があったかを全部思い出しているのかな…。
    セリフのあちこちに3000年前の史実と違うだの、今のオレ様には関係ないだの…こちらを振り回すような事を言うものだから、「じゃぁ3000年前の史実ってどうだったのよ!!(怒)」って気持ちになりますね。
    アク爺を悪に誘い込んだのはバクラなのかな…??
    あぁ…気になる!!

    義眼を取り出すだけで出血?とか思いましたが、乱暴に取りだしたらやっぱり血が出るか…。
    「パラサイト・マインド」するには手のひらで包まないとダメなのかな?


★カリムのセリフ★
    衛兵:バクラが現れた!!
    シャダ:おおおぉ…なんという事だ!
    セト:(アク爺をしっかりと抱きかかえながら) アクナディン様…しっかりしてください! アクナディン様!!
    シャダ:アクナディン様!
    アク爺:セ…セト…(きゅぅ〜ん、がっくり…ダラリ)
    セト:アクナディン様!(T_T)
    シャダ:(アク爺の脈を診て)気を失っただけだ…千年眼を奪おうとしたらしいな…
    セト:おのれぇぇぇ…バクラ! シャダ! アクナディン様を頼む! カリム…我々はバクラを追うぞ!!
    カリム:おう!!(追う!!←ここは笑うところらしい)


    カリムのセリフに突っ込むべきか…(^_^;)
    っつーかセリフがあると思えばこんなのばかり…。
    もっとオレ様語りして欲しいな〜。

★さぁ…追いかけっこの始まりだ!! 背後に潜むダーツさんを探すのも忘れずに★
    アク爺にケガを負わせ、さらにウェジュの神殿までボロボロに破壊したバクラ!
    衛兵が乗っていた馬を奪い、夜の街へと逃走する!(逃げろ逃げろ!!)

    衛兵:まて〜逃がすな!!
    バクラ:あひゃひゃひゃ!!近づく奴はディアバウンドの餌食だぜ!!!
    (待ちかまえていた兵士数名がディアバウンドに攻撃され消滅!)
    王様:はっ!!(かけ声と共にビリーに乗った王様登場!! 素敵(>_<)/)
    バクラ:王様直々の御出陣か!!
    王様:逃がさないぜバクラ!!
    神の召喚! 出よ『オシリスの天空竜』 ≧/\/\(←オシリスのつもり)
    バクラ:出やがったな…2体目の神…オシリスの天空竜
    いいぜ! 王様!! こっからは新たな戦いの第2幕だ!地獄の底まで追いかけてきな

    宮殿の門前で疲れて眠る愉快な仲間たち!
    突然、城門を破って飛び出してきたバクラの騒音に眼が覚める!
    バクラを追うため、全力疾走する王様の姿に気がつく表くん!!

    表くん:もう一人のボク!
    城之内:あっ遊戯!! 変な格好してたけど間違いねぇ!アイツは遊戯だぜ!
    本田:その前を走ってったの…バクラじゃねえか?
    表くん:みんな…ボクたちも行こう!!


    オシリスの天空竜が宮殿から現れるシーン…、オープニングの映像が美麗で、それに目が慣れてしまったせいか、今回の登場は少々迫力負けを感じました。
    あと登場した瞬間は、あの生臭そうな息を吐いて欲しかったな。

    愉快な仲間たち…杏子が表くんの肩に頭を乗せていたのはちょっとエヘヘでしたね(*^_^*)
    あの細い肩じゃ、乗せた頭も痛そうでした。
    王様に気がついたシーン、あまりにも一瞬すぎて物足りなかったですね。


★さてさて、千年アイテム誕生のシーンを一気に紹介!★
    バクラにより左目を負傷したアク爺は寝台で安静中。
    ぽつねんと寝ていると、脳裏にバクラの姿が浮かんでくる…


      オレ様は何もかも知ってるんだぜ…貴様がクルエルナでやったことを…
      そしてそのために捨てた息子がセトだってこともなぁ…


    バクラの言葉を受けるようにアク爺が忌まわしき過去を回想する…


    アク爺:そう…あれは十五年前…

    異民族が国境を越え、エジプトへと侵攻を繰り返す。
    長年の戦いにより、国力は疲弊し、王国壊滅は時間の問題だった…

    兵士:ご報告いたします! アクナムカノン王…
    敵国の侵攻、勢い…今だ収まらず、次々と防衛線を突破されております!
    アクナムカノン王:残りの軍勢でどの程度持ちこたえられる?
    兵士:おそらく7日が限度かと…

    アク爺:アクナムカノン王…諦めてはなりませぬ。
    この闘いは我が国だけではなく大陸の未来がかかっている闘い…
    敵の目的は間違いなく我が国に古代より伝わる『千年魔術書』

    アクナムカノン王:『千年魔術書』…そこに記されし、魔術の法を説いた者は神と魔物を操り、あらゆる軍勢も平伏(ひれふ)すチカラを得るという…
    アク爺:あの魔術書が敵の手に渡れば大陸全土は…
    アクナムカノン王:だが今だ魔術書に記された呪文の解読はなされておらん…
    アク爺:いえ…王よ、一部はすんでおります
    アクナムカノン王:何? それはまことか? アクナディン!!
    アク爺:はい、そこに記されていたのは『闇の錬金術』
    魔術により神秘のチカラを持つ7つの秘宝を作る方法…
    それに成功すれば我がエジプトは敵国の軍勢を排除し、平和を取り戻すことができるでしょう
    アクナムカノン:7つの秘宝が平和を…

    アク爺:それを作るには7日の期間が必要。ですが、すでに闇の錬金術を執り行う準備はこのアクナディンが整えております。
    アクナムカノン王:闇の錬金術…やむを得ん! 王国の未来と平和をその7つの秘宝に委ねる!
    頼むぞ! アクナディン…我が弟よ!!

    騎馬のアク爺−足下には美しい妻と2歳くらいのチビセトが!!

    すまぬ、王国を救う大義のため我が行いは永久に封印されねばならない
    そのため私は国王の弟という過去を捨てる
    お前もセトもすべての過去を捨て、私のことを忘れてどこか遠くの街で暮らすのだ
    セトにも”お前の父は戦いで命を散らした名もなき兵士”…そう教えよ!
    さらばだ…我が妻よ…そしてセトよ!!

    兵士を集め士気を鼓舞するアク爺…だがその目的は…

    ここに集まりし、我が王国の精鋭たちよ!
    諸君らの働きに我が国の未来はかかっている!
    さぁ勇者たち! 
    我々の目に宿る諸君らの使命、そして栄光の未来をしかと見つめよ!!

    カッと目を見開く神官たち! その目から催眠光線ビーム放射で兵士たちは皆、洗脳されてしまう

    諸君…心して聞くが良い!我が声は天の声なり!運命の声なり!
    なんぴともこの声にあらがう事はできない!
    我々はこれより王家の谷近くの村…クルエルナに向かう!
    この事は途中出会う者たちにもいっさい他言は無用である
    いざ、出陣!!!

    【アク爺の心の声】
      闇の錬金術…それを行うには魔術的儀式により多くの人間の生け贄が必要…
      国を守るためと言えど、これから行われる非道…その事実は例え国王であっても話すわけにはいかぬ…許せ兄者!


    【クルエルナ村が選ばれた理由】
    あれに見えるがクルエルナの村! 我らが王宮の墓を暴き続ける盗賊の村なり!
    この国の危機は奴らの行いが神の怒りに触れたためである
    奴らを裁き、その罪を償わせよ!! 誰一人逃がすな!!


    アク爺:闇の錬金術…それは神と悪魔の儀式…
    7つの千年アイテムはクルエルナの村人たち…そしてそれを行った兵たちの生贄によって完成した!
    だがその時!!

    地震が起こり、床が崩れ落ちる!
    その裂け目からあの記憶の石盤がズズズズズ★と浮かんで来たぁ!!
    そこにはなぜか千年リングがすでにはめ込んである


    −我々は知らなかった…7つの秘宝に秘められた恐るべき本当の役割を!−
    アク爺:なぜあの石版に7つの秘宝を収める窪みが!?

    石盤から黒い煙が上がり、その煙と共にゾーク登場!

    ゾーク:さぁ…残りの秘宝を収めるのだ!

    アク爺:(千年眼を自分の目に入れる…痛ぁぁぁ)悪魔よ! 退散せよ!!(千年眼の光でゾークを撃退する)


    【千年アイテムのチカラで精霊を使い、異民族を撃退する王と神官団】

    異民族:見ろ城を守ろうにも兵隊さえいやしねぇ! この国は我々の物だ!!
    (城門の前に勢揃いの王と神官団)こいつはお笑いだぜ! たった7人で何ができる!!

    アクナムカノン王:7つの秘宝よ! 我が国と民を守りたまえ!!
    精霊よ! 我らにチカラを!!(エクゾディアとかニギヤカに登場)

    アク爺:かくして王国は守られた…


    長かったですが、ズラっと紹介しました。
    いくつか気になる点がありましたので、箇条書きします。

    『大陸』について
    この頃、エジプト人は自分たちがアフリカ大陸に住んでいるという意識はないと思うんですが…(^_^;)

    コマーシャルが入る場所がちょっと気になりました。
    石盤がズズズズゥと地下から出る辺りで入れた方が良かったのに…。

    アク爺がいきなり目に千年眼を入れたのには驚きました。
    なんか状況説明がないんだもの…。
    手に持っているとゾークに取られると思ったから目にはめ込んだのかな…と勝手に納得したけど。

    神官たちが死んで一人で宮殿に戻ることになったアク爺ですが、どうして徒歩?
    まさか馬まで生贄に?
    っつーか、7日間の間に食べてしまったとか?(笑)
    王墓と宮殿ってそんなに離れてないと思うので、砂丘で倒れたり、「後はよろしく頼む」みたいな事を言って死んでいった神官は意味ないよな…なんて思ったのはここだけの話(*^_^*)


★アク爺とセト…そしてアク爺のやる気に火がついた!★
    私は先王アクナムカノン王の願いにより身分を隠し王宮に残った…
    王国に捧げた人生に悔いはない
    ただ一つを除けば…
    セト…私がこの手で未来を摘んでしまった分身よ…

    【セト、千年錫杖の持ち主と認められ、王に謁見】

    シモン:このたび…千年錫杖の新しい主となる神官セトでございます
    両親を早くに亡くし、辺鄙の出ながら難関の登用試験をすべて主席で突破した十年に一人の逸材でございます。
    アクナムカノン王:面をあげよ…セト
    セト:はっ! 千年錫杖の主となった今…これまで以上に王国の繁栄に心血を注ぐ所存です
    アクナムカノン王:頼むぞセト…いずれお前は我が息子の右腕となろう…
    セト:ありがたきお言葉!
    シモン:いかがなされた? アクナディン殿…

    アク爺:セトよ…お前には想像もできまい…あの日の私の感動が…
    一度捨てた息子が苦境をはね返し、己のチカラだけで最高の地位まで這い上がってきた喜びが!!
    セトよ…お前には天分がある!隠された血筋がある
    王となるべきは…セト! お前なのだ!!


    上で一杯書いたので、あまり言うことはないんですが、セトって頭が良いんですね。
    試験もすべてトップ合格! でも単なる天才児じゃなく努力家って感じがします。
    喋る内容もちょっと堅物な性格っぽいし、本当に好青年だな…。

    アク爺がセトをファラオにしたいという野心に火を付けたのはこの瞬間なんですね。
    捨てた子が立派になって自分の前に立ったら誰でも感動するよな。
    特にアクナムカノン王の隣でボーっと立っているチビ王様と比べるとそう思ってしまうだろう。

    アク爺とセトも良いけど、やはり社長と王様の運命もここから始まったのかと思うと感慨深いですねぇ。



★王様とバクラの追いかけっこ!継続中★
    バクラ:王様よ! こいつはゲームだぜ!!
    貴様がどこまで罪なき人々を救えるかって言うな…

    ディアバウンドをおびき出すため、オシリスにこっそりバクラを狙わせたつもりだったが、バクラに裏をかかれ、自分が絶体絶命のピンチになってしまった王様!

    このツメの甘い王様を助けた白馬の王子はだれ!?

    答えはセトでした。正しくはセトの精霊だけど…(^_^;)
    …っつーか、ディオス、色が青すぎ。



★★★次回予告★★★
    王宮に入ることもできず、
    途方に暮れていたあたしたちの前に
    突然飛び出してきたオシリスの天空竜
    あれを操っているのは
    間違いなくもう一人の遊戯だわ!!!
    無差別に街を破壊していくバクラのディアバウンドに
    防戦一方の遊戯…
    今こそあたしたちのチカラを貸す時だわ
    立ち上がって遊戯!!
    あたしたちがついてる!


    次回 「巻き戻る時間!」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    もう一人の遊戯を追って
    エジプトにやってきた海馬くん
    健康には気をつけてくださいと言われ
    ビタミン剤や薬を大量に持たされたみたい

    その中に中身がパンパンにつまった袋を発見!
    ドキドキしながら確認してみると
    なんとKCのロゴが印刷された検便容器が100本も!
    メモには”便が出たら取ってください”と注意書き
    意外に生真面目な海馬くんはエジプト滞在中
    100本全部に便をたっぷり取っていたけれど
    今頃、あることに気がついたみたい!


    次回 「日当たりの良い場所に置いていたせいか…なんだか発酵しているな…」
    おたのしみに!



作画監督=井上善勝
脚本=吉田 伸
絵コンテ=町田住人
演出=町田住人


2004年05月24日(月) 拷問道具と第8話「奪われたブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」


バクラが”ガニ股王”と一緒に記憶の世界に飛ばされた時、本家バクラは墓泥棒が見つかり、どこかに連れて行かれる途中でした。

もちろん彼を待ち受ける運命は 『死』 だと思いますが、おそらく手引きした者や仲間の所在、そして今まで盗んできた物の隠し場所等々を白状させるため、当然、拷問を受けることになると思います。


と・こ・ろ・で、週末に、超超超マイナーな展示会に行きました。
内容は韓国の旧石器と日本の旧石器を同時に展示し、『似ているか似ていないかをみんなで考えよう!!』…というモノで、まぁ…動物の骨も展示してありましたが、普通の人が見ると、ただ尖った形の石が並んでいるだけにしか見えない…そんな過酷な展示会でした。

場所は明治大学の美術館だったのですが、なんと、ここの常設展示の一角に日本の拷問道具が展示されていました。(入場料は無料・駅はお茶の水)
西洋のモノは「ギロチン」に「ニュルンベルクの鉄の処女」
日本のモノは「首吊り台」に首を晒した「獄門台」など。
そして尖った木を並べ、その上に正座させ、重たい伊豆石を抱かせるという「石抱責め」一式も展示されていました。

海外でもいろいろ拷問道具を見ましたが、やはり気持ちの良いモノではないですね…。
こういった資料はほとんどが『使用済み』なので、よけいにゾゾゾぉ〜と来てしまいます。


千年アイテムが心に潜む邪悪なモノを吸い出すというシステムは、刑事においては非常に効率が良いように感じます。
さっさと悪を吸い出し、罪人がスラスラと自白してくれれば、痛い拷問を受けさせる必要もないし…。
人民に最大限の気遣いを見せる王家ならではの便利グッズだと私は思います。
ただ…産み出された過程がねぇ…(^_^;)。


カードを奪われた男の子も可愛かった(*^_^*) こういうちょっとした役の男の子が可愛かったりする。「オレはしばらく旅に出る!」 一緒に連れてって〜!


第8話 「奪われたブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」


今回のお言葉−ペガサス・J・クロフォード


    世界最高のワインにゴルゴンゾーラ・チーズ、そして世界最高のコミック…
    これこそ私の至福の時デース

ずっと気になっていた『ゴルゴンゾーラ・チーズ』をデパートで見てきました。
紅シャケの切り身と同サイズで、765円でした。
これって高いのかな〜。安いのかな〜。
どうも私の苦手なタイプのチーズだったので買わなかったのですが、一口くらい食べてみたいものです。

海馬兄弟がついに登場!
やはりグッと話が面白くなりますね。
瀬人さんが”タダの悪党”から”悩み多き人間”として存在感を現してくる…それをたった1話で描ききった脚本家の手腕…頭がさがります。

モクバの使い方もすごくウマイ!
個人的には髪の毛をキッチリとキャップに入れているトコロが可愛くて仕方ないです(*^_^*)


【ペガサス】

最高級のワインを飲み、クセのあるチーズを食べながら、子供が読むような娯楽漫画で大笑い!

「この歪んだ嗜好は天才ゆえのことなんだろうな…」…と常識人、Mr.クロフォードは思っているだろうな…(^_^;)。

ビッグ5と商取引をするペガサスのビジネスマンとしての顔も好き!
それでいて逃げ出したモクバに対して「次は地下牢へ入れろ」と冷酷なことを言うペガサスも好き!
この複雑な精神構造を考えると、ペガサスだけは「○○な性格の人です」とは言えません。

あと王様がカッコイイ。
「オレがペガサスを倒す!」−この頃の王様は本当にヒーローだったな。
私もこのセリフを聞いた時は胸がトキめきました(*^_^*)
この頃から王様と社長の関係が濃い目に描かれるようになったなぁ…と思うんですが…。


2004年05月20日(木) 第205話「青い瞳のキサラ」


第205話「青い瞳のキサラ」
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【今日のお言葉】

    セト 「こうまでこの胸を掻き乱すのは…わたしはこの女を知っている!!」


すごいエピソードが来た!来た!!来たぁぁぁ!!!(興奮)

いやぁ〜なるほど!!(ポンとヒザを叩く)
セトとキサラの恋物語を深く印象づけるために、まさか牢獄から姫を助ける王子の話を組み込んでくるとは!!!
さすが吉田さん! あぁ〜もう感服しました。m(_ _)m
セトさんは生まれも育ちも王宮内と思っていたので、質素な服を身につけ、馬に乗って荒れ野を走るシーンが出た時は「誰コレ!?」でした。
し・か・し! キサラのために図体のデカイ大人を投げ飛ばしたり、紳士的な態度!
これからは、騎士と書いてセトと読むようにするかのぉ(笑)
あぁ…キサラが目を覚ました時が楽しみだぁ〜。彼女はこの一夜を覚えているのかな。
でもせっかく逃がしてもらったのに、その後も荒野をさまよう生活をしていたようですね…(可哀相)
私はセトとキサラがこの一夜の出会いを共通の想い出とし、同じ想い出を持つ者同志、グッと信頼を深めあうという展開はすごく自然で良いと思います。


初登場のボバサ! でも頭悪そうで残念!
太っているからって、あんなゴムマリみたいに、ボヨ〜ンと弾ませることはないと思うんだけど…。
それに食いしん坊すぎるよ〜。逃げながら、山盛りの果物をクチに押し込むのはいかがなものか…(笑)
大食らいの可愛い子ちゃんという設定なんだろうな。
声が想像していたのと違うのが残念〜!もっと太い声かと思っていた!…そのうち慣れるかな(-_-;)

    ボバサ:水島 裕
    キサラ:中川 里江

キサラの声は普通でした。キンキン声だったらどうしよう…とか思っていたけど、静香ちゃん風で安心しました。


実は今回のお気に入りはこれだったり…(^_^;)
    表くん:もう一人のボク…早くキミに会いたい
    王様:今、オレを呼ぶ声が…

愉快な仲間たちからそっと離れて、一人、石の扉に手を当てて「会いたい〜」とつぶやく表くん…
見た瞬間、あまりの色っぽさに、ドひゃぁ〜とひっくり返りました。
いいなぁ〜さりげなくラヴっぷりが増してますねぇ〜。
っつーか、やはりこの記憶編はセト&キサラのラヴロマンスよりも、離ればなれになってしまった表くんと王様のさびしさや絆をどれくらい表現できるかが勝負だと思うので、今日のような演出はすごくレベルが高かったと思います。

★前説なかったので、勝手に作ってみました★
    己の命をかけて盗賊王バクラと
    死闘を繰り広げたマハード
    たが憎悪を吸収し、チカラを増した奴のモンスターが
    マハードの命を奪ってしまった!
    石版に封印されたマハードの魂が
    奴を許すなとオレに語りかける!
    マハード、オレは誓う! 
    バクラを倒し、この世界に真の平和をもたらすぜ!



    今日はすごく楽しい放送でした。(*^_^*)
    ひさびさに作画・脚本・構図・演出がすべて花マルでした。
    特に城之内や本田の動きがすっごく良かった!!
    やっぱりアニメって動きがすべてなので、城之内が空腹のあまり尻を向けながらヘロヘロと倒れ込むシーンは大爆笑でした。
    そして群衆からキサラを助け出そうとした城之内と本田は男前のカッコよさでした。


    盗賊王バクラが川から上がってきましたが、無事、修練場から逃げ出してこれたんですね。
    でもどうして『滝』?(笑)
    今はアスワンにダムができてしまったのでナイル川の様子も変わりましたが、古代エジプトではアスワンのちょっと上あたりに滝があったようです。
    でもアニメに登場した滝はどうもナイルの源流と呼ばれる『エチオピアの青ナイル滝』みたいですね。
    バクラのいる場所がたとえアスワンだとしても、テーベから30kmほど離れています。
    …それも上流…
    川に押し流されるなら分かるけど、上流に引き上げられるというのはちょっと奇妙に感じましたが、まぁ〜滝がある方が背景に迫力も出るし、「絶対に変!」だけど、ここだけの話ということにしておこう(^_^;)


    特に丁寧な仕事をしているなぁ〜と感じたのはセトのマントがヒラヒラとよく動いた事!
    風を感じさせるような動きに感動さえ覚えました!


★マハードのカーが浮かびあがった石版を前に、しんみりとする王様&その他大勢…★
    マナ:お師匠様〜お師匠様((/_;)メソメソ)
    アイシス:マハード!(アイシス様がフトモモを露わにしながら馬に乗って駆けつけてきたぁ!!)
    マナ:王子! 王子なら石版から精霊を呼び出すことができるんでしょ!? お願いします! お師匠様に会わせてください。
    アイシス:マナ! マハードの傷ついた魂がチカラを回復するまで誰も呼び出す事はできません…
    それに例えマハードが現れたとしても今のあなたのヘカでは精霊を見ることはできない!
    マナ:アイシス様…(でもでも会いたいよぉ〜(/_;))
    アイシス:修行しなさい! マナ!! マハードの意志を継ぐのです
    マナ:お師匠様…あたし絶対立派な魔術師になって見せます! 絶対に! 絶対に!! (うわぁぁ〜ん(T_T))


    じっくり見ると泣けますなぁ…。マナの泣きじゃくる姿にジーンと来ました。
    マナとは対照的に、毅然と振る舞うアイシスがまた素敵だ!
    毅然すぎて、かえって痛々しく感じてしまいました。
    きっと人の見ていないトコロでしか泣けない人なのかもしれないな。


★王の間でグダグダと打ち合わせ中★
    セト:問題はマハードがバクラを葬ったか否か…。取り逃がしたのなら千年リングを奪われた可能性もある
    カリム:しかし…あの崩壊の規模! すべてを掘り返しその真偽を確かめるにも数週間を要するぞ!
    シャダ:その間、バクラが千年リングを手にしていたら…
    シモン:アイシス、そなたの千年タウクの未来予知はバクラの姿を捕らえられたか?
    アイシス:…いえ…何も…
    セト:これもすべてはマハードの未熟さゆえの不始末! アイシス…事が起こる前にマハードの身勝手な行動を予見すべきだったな
    アイシス:申し訳ありません

    セト:ファラオよ! ここは念には念を入れるべきでしょう! ただちに私の軍隊を街に配備し、警備に当たりたいのですが…
    ファラオよ! これ以上ナイルに哀しみの涙を流してはなりませぬ
    一刻も早く、民をバクラの驚異から救うのです!!

    王様:分かった! だがけっして民を脅(おびや)かしてはならぬぞ
    セト:はっ!


    セトがマハードをダシにして、自分の軍隊を街に送る策をめぐらしているトコロがこのシーンの見どころでしょうね。
    『神に匹敵するチカラを持つカーが欲しい!!』
    目的の為なら手段を選ばないセトなので、その暴走ぶりを心配するアク爺の動揺っぷりがこれまた見物ですね。
    <ナイルに哀しみの涙>名言だぁ〜。
    でも言っているコトは正しいので、生真面目な王様はセトの策略に引っかかってしまいましたね。

    千年タウクって未来を予知するだけが仕事かと思ったら、精霊を飛ばして遠隔操作とか出来るんだね〜。
    カリムの千年秤より役に立つ能力だ(笑)
    あぁ…あの秤は融合くらいしか使えないのかな…。もっと大活躍して欲しいな。


★何だかんだと言いながらマハードの死に様には敬意を払っているセト★
    大路を家来に担がせた輿に乗り、ゆったりと行進中のセトとシャダ!

    シャダ:セト…貴公は本当にバクラが生きていると思っているのか?

    セト:愚問だな!奴のカーが神に匹敵するチカラを持っていることをお前もあの時見たではないか!
    マハードは犬死にだ…状況は更に悪くなった
    奴は千年リングで間違いなく邪念を増幅させる!
    我々も早くカーを増強させねば奴はすぐにも手に負えぬ存在となる
    シャダ…お前のその千年錠で民の心を探り、民の中から強力なカーを宿した者を見つけてもらいたい

    シャダ:バカな!! 罪無き者の心を見ることはたとえ神官と言えど許されぬ
    セト:ならば聞こう…我々は今のままで千年リングを得たバクラと闘い対抗できると思うか?
    それとも再びファラオを危険にさらし、また神のチカラを頼りにするつもりか?
    シャダ…マハードの行動は愚かだった! しかし神にすがらずバクラに挑んだその意志は継がねばならぬ


    「犬死」とまで冷たく言い放ったセトですが、マハードの死に様に対しては敬意を払っているトコロがすごく良いなぁ〜と思いました。
    セトのやろうとしている事(カー狩り)は民を苦しめる事になるけれど、対バクラを考えたら至極もっともな事だとは思う。
    でも民が宿すカーを「憎しみによって強くさせよう」と考えている点が危険なので、その事をしっかり理解しているアク爺は「カー狩り」のその先の展開などを心配しているけれど、シャダくらいだと「カー狩り」の意味も良く分かっていないようなのが、まぁ彼らしくて可愛いかな(*^_^*)。

    シャダは貴公とセトを呼ぶが、セトはシャダを『お前』呼ばわりです…セトが年長だから? それともクチが悪いだけ(笑)


★セトとキサラと愉快な仲間たちが同時に再会!!★
    群衆から石を投げつけられ、傷つき倒れるキサラ!
    彼女を救い出そうと声を荒げる城之内と本田だが民衆には彼らが見えず、途方に暮れていると…

    セト:何事だ!?(人を掻き分け登場!!)
    城之内:海馬?
    表くん:海馬くん!!

    シャダ:どうしたセト…何だ!? この者のヘカは! 計り知れぬほど強大だ!
    ぐわわわわぁ〜うわわわ〜はぁはぁ…これほどのヘカを宿す者がいたとは!

    セト:何!? この女に強大なヘカが?
    すぐにこの女を連行しろ! 十分な水と食料を与え介抱するのだ!


    キサラのヘカが大きいからといって、いきなり「ぐわわわ〜」と絶叫し、腰を抜かすシャダ…思っていた以上にヘナチョコだった(^_^;)
    このヘナヘナなトコロが可愛いなぁ。オデコのイレズミも気に入ってます。
    一番若そうだよね…。17歳くらい?

    倒れていたキサラのフトモモが〜(/o\)色っぽい〜
    セトさんはフトモモよりシャダが言った「強大なヘカ」という言葉に反応しましたね〜。
    もう色気のない人だ!(笑)


★ウェジュの神殿で密会…★
    壁にずらりと並ぶ石版を眺めながら、思案中のアクナディン…
    ちょっと背中が寂しそう…
    そこにセトがやってきた


    セト:アクナディン様…ご報告申し上げます
    街でのカー狩りは想像以上の成果を上げております
    やはり民衆の中にも優れたカーを宿す者が存在しました
    アク爺:まさかセト…お前はその者たちを捕らえたのでは?
    セト:いけませぬか?(あっさりと返答!(^_^;))
    アク爺:セトよ…今からでも遅くはない! すぐに無実の者たちを解放するのだ
    後ろめたき行為は心に恐れを産む。恐れはいずれ人を果てしなき闇へと誘う
    セト:アクナディン様…我々にとって、そして民にとって危機とは一体何でございましょう
    王権崩壊の危機以上に恐れるモノがありましょうや
    私のこの行いはすべてファラオとこのエジプトの大地のため!
    間違っているとは思いませぬ

    アク爺:(セトを見送りながら…)セトよ…お前は私と同じ過ちを犯そうとしているのか?


    誠実な老神官…アク爺の存在感と声優さんの声質がピッタシで、日ごとにアク爺への愛が深まりつつあります(*^_^*)
    もともと爺趣味の私…アク爺とおいしいほうじ茶でもすすりながら、盆栽談義したいです。

    ここではアク爺とセトの対立がすごく面白いです。
    アク爺は「カー狩り」は【悪】であると思っているけれど、セトは【善】だと思っている。
    セトは「国を守るためなら手段は選んでなどいられない」…『カー狩り』は 『最大多数の最大幸福』 につながると思っているけれど、アク爺はその行為の裏に潜む『個人的な欲望』をちゃんと見抜いている…そこが面白い。
    セトはクチでは最大多数の…と言っているが、神をも凌駕する精霊が欲しいんだよね…。
    「チカラこそすべて」の人だし…。
    アニメではこのセトの闇の部分をちゃんと描いてくれるといいなぁ〜と期待。


★最大の見どころ…っていうか、驚き桃の木だったオリジナル設定がぁぁぁ!!★ 
    横たわるキサラを見下ろすセト…

    白き髪の青き瞳…いやそれだけではない…
    (眠り続けるキサラの頬に手を当て)こうまでこの胸をかき乱すのは…私はこの女を知っている…

    さぁ…すごいエピソードが始まるぜ!!

    「はっ!」 馬で荒野を駆けるチビセト(推定8歳)

    荒くれ者たち:うへへへへ! いい拾いモノをしたぜ! この国には珍しいからな
    あの白い髪に青い目! オレたちゃツいてるぜ! がはははは!!(物陰からじっとキサラを見つめるセト)
    キサラ:あっあなたは?
    セト:今、逃がしてやる!(鍵をがちゃがちゃと開ける) 来い!!
    荒くれ者たち:逃げたぞ! 娘が逃げたぁ!!
    セト:(馬に相乗りしながら…)この馬をやる! これからはお前一人で行け!
    一晩も走れば隣町に着くだろう! そこから自分の国へ逃げろ!(スっと走っている馬から下りる!(笑))
    キサラ:あなたの名は?
    セト:セト!! 
    キサラ:ありがとう〜セト!!(^^)/~~~

    自分の村が炎に包まれているのを発見する!

    セト:あれは…オレの村! クソ〜! かーさん!
    荒くれ者たち:探せ! 探せ!! あの青い目のガキはどこだ?
    テメーはあの時の小僧!! 娘はどこへやった!
    セト:離せ! かーさん(彼らに取り押さえられるセト)
    荒くれ者たち:ごははははっは!  (空を見上げ…)アレは何だ? 化けもんだぁぁ!!

    青眼ちゃんが逃げる荒くれ者たちにボエェェ〜と滅びのバーストストリーム!!

    我に返る神官セト…

    そうだ…この女はあの時の…そして私は白き龍を見た…


    えっと…すごいエピソードでした。
    なんとなく気になったのは、セトの青い瞳とキサラの青い瞳を後で何か…関係を持たせるような気がしました。
    兄妹ってことはないだろうが…やけに強調するから血のつながりくらいは出してくるかも…(^_^;)

    キサラを助けた事で、自分の村が丸焼け…(-_-;)
    「オノレがよけいな事をしたせいで、罪もない人たちが丸焼け…」
    それって…トラウマにならないか?
    自分を責めてしまいそうだが…セトはそんな過去はねじ伏せてしまったようですね。
    それとも民が言っていた、『魔女』という設定を印象づけるためにこのエピソードを入れたのかな…。
    「この女に関わると災いがふりかかる−だからキサラは一人、砂漠を放浪する運命にある」
    でも砂漠で拾ったって荒くれ者も言っていたし、きっと生まれた時からそんな生活だったのかも。
    そのあたりもアニメで放送してくれると嬉しいなぁ。

    突然あらわれる青眼ちゃん…。これはちょっと驚いた! 
    この登場は青眼の意志? 彼女の意志?


★バクラがネタバレ!−何故、お前が知っている!!★
    足でグリグリとアク爺を踏んでいる〜!(ミイラはダメでジーさんはOKなの??)

    おいぼれが〜! そのトロさじゃカーを一体も召喚することもなく勝負が決まっちまうぜ
    じいさんよ…この場でテメーから千年眼をいただくのは簡単だが…テメーにはまだ働いてもらわなくちゃなんねー事がある…
    3000年前の時のようによ…
    オレ様は知ってんだぜ! 千年アイテムを生み出すためにテメーがクルエルナ村で何をしたか…
    そして…そのために捨てた息子がセトだってこともな!

    おおぃ! なんでバクラがアク爺とセトの関係を知っているんだ?
    こうなるとバクラが他にどんな秘密を持っているのか気になりますね。
    王様がオベリスクを召喚した時点で史実と違ってきた…とバクラが言っていたので、このあたりの言動はもう史実に沿っているのか沿ってないのか、もはや微妙ですね。

    踏まれるアク爺…盗賊王のパンツ(ふんどし)がマル見えですね。
    ちゃんと布の中に収まっていれば安心ですが、あの角度はドキドキ★ですね。
    しかし美麗なフトモモさんです。バクラのフトモモって力強さを感じますね。部下もこのフトモモに悩殺されたんだろうと勝手に想像(*^_^*)



★★★次回予告★★★
    あたしたち、せっかくもう一人の遊戯の
    記憶の世界へ来られたのに
    この世界の人々にとって
    あたしたちが存在しないのと同じらしいの!
    王宮に入ることも出来ないし…
    これからどうしたらいいのかしら(/_;)メソメソ

    その頃、バクラに襲われていたアクナディン
    千年アイテム誕生にまつわるおぞましい記憶って!?


    次回 「千年アイテム誕生の秘密!」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    記憶編が始まってから残業を減らした海馬くん
    どうやらファラオ姿の闇遊戯を見るために
    めんどうな仕事は磯野さんに押しつけたみたい!

    盗賊王に踏まれるアクナディンを見ていたら
    Mrクロケッツの頭をジュラルミンケースに挟み
    そのフタの上から踏んづけた過去を思い出し
    「あの時は我ながらひどいことをしたモノだ…」とちょっと反省したみたい
    でもフッと闇遊戯に踏まれる自分を想像し…
    えぇ〜海馬くんの頬がピンクに染まっているわ!!


    次回 「遊戯! ハイヒールでオレを踏め! もちろんミニスカで…」
    おたのしみに!



作画監督=原 憲一
脚本=吉田 伸
絵コンテ=中村憲由
演出=鶴田 寛


2004年05月17日(月) 『死者の書』と第7話の感想


このサイトを開く準備段階から図書館に通って『遊戯王』に関係のある本…特にエジプトについての本をチマチマと読んできましたが(斜め読みですが)、2年以上も通い続けていると、さすがに読む本がなくなってしまいました(^_^;)
図書館がせっせと購入する本と私が読みたいと思う本にズレがあるので仕方ないんですけどね…。

で、新規開拓ってことで、ちょっと遠くの図書館に行ってみました。
そうしたら、行った甲斐がありました〜。
探していた資料に出会えました♪

それがタイトルに書いた「死者の書」についての本です

以前、『ペル・エム・フル』について、スペルと「日の下に表れることの諸章」という意味を教えていただいたのですが、自分でもその資料をちゃんと読んでみたくて、ずっと探していたのですが、これがなかなか出会えず、いつも心の片隅に引っかかっていました。
今回、ようやくお目当ての資料に巡り会えたので、ただいまホクホク状態です。

ざっと読んでみましたが、著者紹介を見てびっくり…歴史博士じゃなく作家さんでした…(^_^;)
なるほど分かりやすい文体だと思いました。
しかしもっと驚いたのは初版が1980年…今から20年前に発行された本でした…。
出会えただけでもトト神に感謝!

著者の石上さんは仏教の「輪廻転生」についての本も書いているので、死者の書に見られるエジプト人の死生観とインド人の死生観をさりげなく比較してみたりするのがとても面白く、ナイル川を三途の川に見立てた死後の世界についての解釈は秀逸でした。

おっと…読書感想文になってしまった。

『ペル・エム・フム』だけで1ページを埋めるのは無理なので、どこかのページに埋め込むつもりです。


いつも読んでくださってありがとうございます〜。投げキッス…チュ♪


第7話 「海神(かいじん)リバイアサン」



今回のお言葉−梶木漁太

    分かるか遊戯! オレはオヤジに変わって海と勝負しなきゃならんのじゃ! 
    そしていつの日かどんな荒波にも負けない日本一の漁師になってやるんじゃ!

 

大会に優勝して賞金を得る−王国編はみんな気持ち良いくらいお金目当て。
もちろん純粋にデュエリストの頂点に立ちたい子もいるだろうけど(羽蛾っちとか…)、私はこんな風に賞金を得て夢を叶える的ストーリーが気に入ってます。

梶木くんの目的は日本一の漁師になること! デュエルはそのための手段と言いきるけど、ゲームに対する真摯な態度に王様はグッと来たようです。

梶木くんが「今回のお言葉」を言った後の王様の反応がイマイチで、おまけに声もちょっとヘタレだったので、「あぁ〜こんな演出じゃ、せっかくの告白が王様の胸に届いてないように感じるよぉ〜」とか思ったのですが、ラストシーン、魚を捕りに泳いでいくカジキくんの背中を振り返りながら見送る王様の姿が好印象でした。
「なぁ〜んだ、王様は梶木くんのこと、一目置いているんじゃん!」
王様が対戦した相手に心を残すような態度ってあまり取らないから、こんな見返り美人のような姿にこっちがグッときてしまった。
2度目の再戦がなく残念でしたが、王様は梶木くんのこと、評価していると思います。
っつーか、王様はワハハハハ笑いの人に惚れやすいのぉ(笑)。
きっと豪快な性格の男がすきなんじゃないかと思う。


【今回の苦笑】

本田がサバイバルブックを持っていたこと
「なに〜!!!」で梶木くんが変身ポーズしたこと
「杏子:遊戯が勝った!」 「おっしゃ!!」で城之内と本田の猪木顔!(←懐かしい)


2004年05月13日(木) 第204話「死闘!マハードVSバクラ」


第204話「死闘!マハードVSバクラ」
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【今日のお言葉】

    神官セト 「マハードの奴め! あれほど言っておいたものを!」


昔からブラック・マジシャンが苦手でした。
だからマハードがブラマジになったエピソードをWJで読んだ時、どうして自分がブラマジの笑顔に拒否反応を示していたのかが分かったので、それを雑文に書きました。
今回、感想を書く前にそれをちょこっと読み返してみました。

う〜ん、もし先にアニメを見ていたら、私はあの文章は書いていなかったな…と思いました。


マハードがどうして王様にあれほど忠義を立てるのか! その答えが今週の放送でハッキリ分かると思っていましたが、やはり…なんとなく曖昧でした。
王様が「身分など関係なく自由に暮らせる世界をオレが作る」という発言をし、それに感動したマハードがその礎(いしずえ)となれるなら命を投げ出す…という設定は…やはりもうちょっと動機付けが欲しいところです。
それにセトが言っているように、「負けると分かっての出陣!」なのがどうも…(-_-;)
最終奥義でバクラを打ちのめしたとしても、マハードはここで死ぬつもりなんですよね…。
勝っても負けても死…。

本当にファンの方には申し訳ないが、殉職の美に酔うタイプなんだと思いますよ…彼は…。


ただその”死に花”が少々萎(しお)れ気味だったのが残念でした。


王様が独り寝…夜伽とかいないの!?
てっきり隣にカリムが添い寝しているのかと思っていたからドキドキして待っていたのに〜残念(*^_^*)
もちろん、可愛いファラオをお守りするための添い寝ですよ。手は出してません(笑)
★前説! 毎回、同じような出だしなのでちょっと飽きちゃったよぉ〜!(管理人)★
    オレの失われた記憶の世界…
    3000年前のエジプト…
    そこでオレとバクラの闘いが始まったぁ!!
    略奪と殺戮…死者をも踏みつけにするその振る舞い…
    バクラ…オレは貴様を許さないぜ!
    だが…逃げたバクラの行方は未だに分からない
    そんな中…マハードは王墓の警備に向かったのだが…


    今日は狭い洞窟内に造られた「魔術師の修練場」が舞台だったので、いろいろとモンスターを動かしにくいのは分かります。
    でも…今日はモンスターがダメだったなぁ〜。
    『ディアバ』も『幻想の魔』も顔が無表情なので普通に動かしていたんじゃ面白くないんですよね。
    派手にドカドカとやり合わないと…。
    なのに今日は動きが緩慢でイマイチ盛り上がりに欠けたように思いました。

    あと、『幻想の魔』が攻撃するシーンで『ディアバ』に弾があたっているんだけど、煙が弱めでダメージを受けているのかどうかが伝わりにくかった。
    っつーか、どの攻撃もヘッポコに見えました。
    螺旋波動もなぁ〜。強風にあおられているだけにしか見えなかった。
    「死闘!」の文字も泣く回でした。

    アイシス姉さんが涙をつぅーっと流すシーンは印象的で良かったです。
    ああぁ…やっぱり惚れてたのか!!と思いました。
    マナの涙も良かったです。っつーか声優さんの演技が良くてちょっとホロリとしました(/_;)うるる〜


★真夜中の砂漠! マハードの親衛隊vsバクラの親衛隊が洞窟前でにらみ合い★
    リーダー:よし! 入口は塞いだ! これで盗賊は出られまい! 石版を立てろ!

    部下たちが石版をエッコラ&ヤッコラと地面に立てる

    部下A:カーが石版に現れたらここは永遠に封印しろとのご命令だ!
    リーダー:マハード様は決死の覚悟でおられる! 我らはマハード様が心おきなく闘えるよう邪魔立てする者は切り捨てようぞ!
    部下全員で:命にかけて! おおぉぉぉ!!(崖下に待つバクラ親衛隊に攻撃するため斜面を滑り降りる)


    主人がファラオに忠義を立てるなら、マハードの部下もマハードに忠義を立てる…見ていて心が洗われるような気がしました(^_^;)
    しかし石版を支えなしであんな崖っぷちに立ててる…(笑)。
    でも確か原作も石版が支えなしで立っていたし、これはこれでOKなんだな。

    石版の色が赤っぽかったな…(-_-;)。
    ウェジュの素材は軽石と論を立てたので、次回からは軽石設定(色は灰色)でお願いしますm(_ _)m。


★魔術師の修練場で対峙する二人★
    マハード:貴様を待っていたバクラ!
    バクラ:ほぅ〜♪ そいつは嬉しいね! そんなにオレ様にその千年リングを渡したかったのか?
    マハード:貴様に千年リングは渡さぬ! そしてもはや貴様がここから生きて出ることは不可能!
    バクラ:あひゃひゃひゃひゃ(笑) 魔術師ふぜいがいっぱしのクチきくじゃねぇか!
    マハード:もう一度言おう…不可能だ! この闘いに私の持てるすべての魔力…ヘカを解放する!(やる気の炎がメラメラメラ!)
    我ら魔術師が代々術を磨いたこの修練場…バクラ…ここが貴様の墓場となる!!!!
    バクラ:そいつはどうかな…

    マハードは『幻想の魔術師』を召喚
    バクラは『ディアバウンド』を召喚

    狭い空間で闘い始める2体のモンスター


    マハード:はぁはぁはぁ…ぜぃぜぃ…(もう息が切れてきた!虚弱)だいぶ貴様のバーも減ってきたんじゃないのか?
    バクラ:抜かせ! ウォーミングアップにはちょうどイイ! 『ディアバウンド』の身体もようやく暖まってきたぜ
    マハード:ふふ、ならばもっと暖めてやろうか! 貴様の身も心も燃やし尽くすほど!(/o\)このセリフはエッチぃよぉ〜


    マハードのセリフ…妙にエッチぃです。
    情熱的な彼の性格が出てますね。<燃やし尽くすほど!>←激しいなぁ(*^_^*)

    自然の岩山…その裂け目から中に入るとこんな空間が!!
    その設定がすごくて笑ってしまった。
    ここでどんな修練を積むのだろうか…と、考えちゃいました。
    バクラにしてみると、魔術師は盗賊より格が下だと思っているみたいですね。そういう価値観は好きです。

    この後、マハードが、「伏兵のカー! シャドーグール」を出しますが、すぐバクラにやられてしまいます。
    そして『シャドーグール』の特殊能力だった「壁抜け」をディアバンドが使えるようになります。

    【その理由】

    −バクラ談−
      へっ! そういやぁ言ってなかったな!
      ディアバウンドの特殊能力は倒したカーの特殊能力を盗み出すことよ!
      どうだい盗賊に相応しい特殊能力だとは思わねぇか!? あはははは


★王様!! どうして天蓋付きのベッド!? おまけにあの枕は!?★
    (ハッと目を覚まし、上半身を起こす王様)
    王様:なんだ…この胸騒ぎは…(よちよちとベッドを下り、バルコニーに歩いていく)
    (目の前に何故かウェジュの神殿!)あれは…マハードのウェジュの神殿!風もないのに篝火(かがりび)が…

    ライトアップされたウェジュの神殿がゆらゆらと光を発している
    その神殿の門前でマナと衛兵が言い争っている!

    マナ:お願いだから中に入れてよ
    兵士:ダメだ! ダメだ!! マハード様が戻られるまでは何人たりとも入れてはならぬとのキツイお達しだ!
    マナ:(兵士に突き飛ばされて怒り気味)何すんのよぉぉ! (ひっどぉ〜いい)
    王様:入れてやってくれ
    マナ:あっ…王子
    兵士:ファラオ!!(土下座…)ははぁ〜ファラオの仰せのままに…

    【神殿内】
    王様:どうしたマナ…何故マハードのウェジュの神殿へ…
    マナ:さっき…あたし夢にお師匠様の苦しむ姿が見えたの…
    気のせいだと思おうとしても気になって眠れなくて…
    ここに来ればお師匠様の意志が少しは感じられるんじゃないかって思って…
    王様:マハードの苦しむ姿…


    どうして天蓋付きベッドなんですか(笑) それも海馬家に似たような…(*^_^*)
    で、あのダブルベッド用の枕はなんですか!? 
    当時の枕って今のようなフワフワタイプじゃなくて、日本の箱枕のように足つきの小さい木製枕だったので、あれはちょっと史実と違いすぎます。
    まぁ…妄想するにはOKですけど(*^_^*)

    王様が逞しい肉体の持ち主なので、ちょっとドキドキ★です。
    背中は子供っぽいのに…。
    で、寝ているのに額当てを付けているのはおかしいと思いますが…(^_^;)
    あれを取ると、オデコの『肉』の字がバレちゃうから(笑)

    マナがマハードの危機を感じ取るエピソードは二人の結びつきの固さが伝わってきて、すごく良いです。
    師匠を心配する気持ちが伝わってきますね。
    じっと千年タウクで成り行きを見守るアイシス姉さんとは対象的で二人の個性が出ていてGOODです。


★心の迷宮をさまよい歩く、愉快な仲間たち★
    城之内:ああぁ!!(驚) 
    本田:どうした?城之内
    城之内:見ろ! これを!!一度通った道が分かるようにマジックで印をつけておいたんだよ
    本田:マーキングか! さすが城之内!!
    杏子:ある意味、人の心に落書きを…(-_-;)
    城之内:ここはさっきも通った道…ってことはよぉ〜オレたち同じ道をただグルグルと回っているってことになるんだぜ!
    遊戯!! 聞こえネェのかよ、これだけオレたちが呼んでも…!遊戯!! どれが本当の扉なんだ?

    杏子:遊戯?
    本田:どうしたんだよ遊戯…
    表くん:どうしてだろう…この扉に近づくと胸が苦しくなる…(ドクン★ドクン★)

    ノブに手をかけ、ゆっくりと扉を開く表くん…中はガランとした空間が広がっている

    城之内:遊戯?
    本田:いるのか?
    表くん:獏良くん!?

    誰もいないと思っていた部屋の中、突然スポットライト(笑)を浴びた人物は獏良くん!
    最初は優しい顔だったが次第に邪悪さを帯びていく…


    バクラ:うへへへへへ、あひゃひゃひゃひゃ…うっげほほほほ

    バクラがモンスターに大変身! クチからぼえぇ〜っと火炎放射を愉快な仲間たちに浴びせる!
    あぢぃぃぃぃ!! 仲間たちはその威力に吹き飛ばされる!


    杏子:あの怪物は…
    城之内:部屋ごとなくなってるぜ!
    シャーディー:あれこそがファラオが闘う本当に敵!
    表くん:もう一人のボクの本当の敵…


    城之内が描いたマークの適当さに笑ってしまいました。
    っつーか、そのマジックはどこから出てきたんだ?

    バクラが本当の敵であることを視聴者に分からせるためにバクラをここで登場させたんでしょうが、ちょっと唐突すぎて、最初は意味が分かりませんでした。
    もちろん今も分からないけど…。
    これだとバクラの正体はモンスターですって感じにも受け取れるし、だいたい王様の敵をどうして表くんたちがこんな所で見つけなきゃいけないのかも謎!


★マハード散る★
    マハード:はぁはぁ(ヘカの消耗が激しいらしい)
    バクラ:魔術師野郎!所詮はその程度だ! 貴様がごときが敵う相手じゃねぇんだよ!オ・レ・様・は!!
    そういうレベルじゃねーんだ!! −さてと…そろそろトドメを刺してやろうかな!−

    がしゃ〜ん!!−バクラの足を挟み込む仕掛けが発動! 倒れ込む盗賊王

    バクラ:なっ! テメェ〜
    マハード:その罠は現実の罠…最初からそこにあったもの!我が魔術により貴様の目を欺いていたのだ
    バクラ:セコイマネしやがって!(イタイよぉ〜(T_T))
    バクラ…貴様を倒すためなら手段など選ぶものか!

    マハードが足下の石版を踏むと、どこからともなく大きな包丁が下りてきて、通路を切り裂くように揺れ始める!
    ついにバクラもお陀仏か!!!
    だがなぁ〜んと、マヌケにもその大包丁がいきなりバクラの罠を壊してしまい、あっという間にバクラは自由の身に…(^_^;)
    ディアバウンドがマハードと幻想の魔術師に最終攻撃をかける!!
    身も心もヘトヘトのマハード…、ついに観念したようだ!


    バクラ:決着はついたようだな…マハード…その千年リングはオレ様が頂くぜ!
    マハード:ファラオよ…あなたが目指す新しき世界…私も見たかった!
    だが…その礎(いしずえ)となるのなら私は喜んでこの身を捧げましょう
    バクラ:こいつ…まだやる気か!
    マハード:まだだ! 私のヘカはほんのわずかばかりだが残っている!
    貴様に見せてやろう! 『禁断の奥義』を!! 我が命を生贄とし、カーとバーを融合させる!!

    ファラオよ…我が魂…あなたの永遠の下僕(シモベ)なり!

    『ディア・ディ・アンク』が砕け散り、自分から大包丁に飛び込むマハード! たぶん”みじん切り”に…(-_-;)
    ちぎれた千年リングはバクラの手の中に!


    バクラ:ふっ最後は自滅か…(しかし目の前には『幻想の魔術師』が!!)
    バカな…どうしてまだ奴のカーが…何! 本当にカーとバーを融合させやがったのか!!
    マハード:世の人々の安息とファラオの掲げる新しき理想の世界のために−滅(めっ)・せ・よ!!
    バクラ:しゃらくせい!! ディアバウンド! あの死に損ないにトドメをさせ!

    魔導波vs螺旋波動→バクラは吹っ飛んだようです…。


    マハードが死んだ時、青い稲妻が皆の脳裏に走りましたね。
    あれこそオカルトチックでしたよ。
    あれも千年アイテムのチカラなのかな。

    バクラを捕らえた罠があっさりと壊されたのは残念でした。
    っつーか、ありえないですよね。あのタイミングは…(^_^;)
    バクラが手に入れた千年リング…、血の一滴でもついていた方が印象的だったように思うんですが、やはり残酷なシーンはダメなんでしょうか。

    マハードが残した<ファラオよ…我が魂…あなたの永遠の下僕(シモベ)なり!>はすごいよね…。
    王様はこんなに愛される資格があったんだろうか…。
    あぁ…その辺が気になります。


★届け! オレの気持ち!!★
    表くん:心の迷宮が震えている…! もう一人のボクの心が震えている!
    シャーディー:この迷宮は彼の心そのもの…彼の心は孤独に彩られている!
    その孤独にもその叫びにも耳を貸してやるのはキミたちをおいていない
    表くん:そうか! ボクたちが扉を叩いてもダメなんだ!
    扉をノックしているのはもう一人のボクのほうなんだ
    それをボクたちで…耳をすまして聴いてあげなきゃいけなかったんだ
    城之内:そういうことか! だったらもう一人の遊戯の声ってやつを耳の穴かっぽじってオレたちで聴いてやろうじゃねぇか!

    みんなで手を重ね〜


    表くん:会いたい…ボクはキミに会いたい!!


    そして扉は開いた!!!!!


    王様の真実の部屋に至る扉がどうやって開くのか…それが謎だったわけですが、謎も解け、扉は開きました。
    このタイミングでないときっと開かなかったと思うので、まさに『期は熟した』という言葉通りですね。

    表くんが王様に会いたいと訴える所が気に入っています。
    男前な発言ですねぇ〜。

    分かったような事を言うシャーディーがなんとなく…(-_-;)
    でも3000年もの間、王様ってずっと孤独だったんだよなぁ〜と改めて思い出し、その可哀想な身の上に切なさを感じました…(/_;)涙で前が見えないよ〜メソメソ


【気になったところ】
    王様が盗賊団とやりあうシーンが面白かった!
    「ああぁ!! 一人殺した!!」 とか思ったら生きてたし…(^_^;)
    やはり正義のヒーローに殺人は無理なんですね。
    あんな細腕で刃物を振り回す姿にオロオロ…。でもカッチョ良いです。


★★★次回予告★★★
    マハードの命を賭けた禁断の奥義によって
    バクラは奈落の底へと姿を消した…
    でも本当にこれでバクラとの戦いに決着は着いたのかしら
    一方、ついに真実の扉を探し当てたあたしたちは
    遊戯の失われた記憶の世界へとやってきたの
    だけど…ここの人たち、誰もあたしたちに気づいていない!?


    次回 「青い瞳のキサラ」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    マハードが命を賭けて遊戯に忠誠を誓うシーンを見て
    思わず泣いてしまった海馬くん…
    モクバくんには「年を取ると涙もろくなって困る!」なんて
    言っていたけど、内心はマジ泣きだったみたい

    確かに海馬くんも人型モンスターを持っているけど
    「闇道化師のサギー」や「ジャッジマン」は顔が怖いのよね!
    やっぱりマハードのように美形で忠義者でなくっちゃ♪

    でも命を『生贄』にしなきゃいけないから…諦めるしかないわよね…
    でも海馬くんは執念深いし…目的の為なら手段を選ばないから
    ちょっと気をつけた方がいいわよ、みんな!!

    あれ…海馬くんがニコニコしながらあの人の前に立ったわ!!


    次回 「磯野! 禁断の奥義を学ばないか!?」
    おたのしみに!



作画監督=武藤 公春
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=葛谷 直行
演出=武藤 公春


2004年05月10日(月) デュエルモンスターズとタロットカード&第6話の感想


タロットカードが某韓国ドラマに出てきて、ちょっと懐かしく感じました。

男の主役が一枚のカードを引くと、それは『運命の輪』が描かれていた…
友達は言う…「その絵と同じカードを持つ女性が運命の人よ」


王国編のラストで闇バクラがデュエルモンスターズのカードを使ってペガサスの事を占っていたのを思い出し、『第40話−キング・オブ・デュエリスト』を見直してみました。
バクラの占い方は【ケルト十文字法】かな…と思うんですが、中央のカードを2枚重ねしていないので、ちょっと違うみたいですね。

   ┌┐
   └┘
┌┐┌┐┌┐
└┘└┘└┘
   ┌┐
   └┘  ┌┐┌┐┌┐┌┐
        └┘└┘└┘└┘


確かこんな並べ方でした。

タロットカードは大アルカナの22枚をメインに使用するので、それくらいならM&Wのカードから似たような絵柄を揃えられるような気もするんですがどうでしょうね。

まぁ…そんな事を考えながら、カードカタログを見るのも楽しいですね。
ネットを回ればタロットの解説サイトも数多くあるので、気軽に始められそうです。

タロットカードのルーツは「トートの書」らしいので、ペガサスの事を調べる時にいろいろと文献を当たり、ヘッポコな考察をUPしましたが(デュエルモンスターズ誕生の謎)、ペガサスとトト神を結びつけようと悪戦苦闘していた当時を思い出して、ちょっと冷や汗かいてしまいました(^_^;)


スペインに行った時、「ジプシーの本場だし、ちょっと高くても良いタロットカードを買おう!!」なんて思って、ノミの市(泥棒市ともいう)や専門店を回ってみましたが、あまり好みのモノは見つかりませんでした(T_T)
でもデパートの文具売り場に山と積まれたタロットカードを見て、カード文化の深さを知りました。


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第6話「華麗なるハーピーレディ」の感想をちょっと

今日のお言葉

舞「もちろん賞金を頂いたら、世界一周して、フランスにアパートメント買って、ブランド買い物三昧!」


どんな理由でデュエルしようと良いではないか!! と思うんだけど、城之内が舞さんの言葉を聞いて「けっ! そんなくだらない事かい」と言ったのには、少々幻滅。
静香ちゃんの手術代を手に入れるためにガンバルのは良いことだけど、だからと言って人の理由をくだらない…なんて言うのはダメだよな。
発言に若さがない!(笑)


この頃の舞さんは、『遊戯ちゃん』に『城之内くん』と呼び方が丁寧。
まぁ…城之内を「坊や」と呼ぶ舞さんの男前な姿も好きなんだけど。

40種類の香水をカードに染みこませた『アロマ・タクティクス』は好きな戦術。
プロの調香師は3000種の香りを訓練によって嗅ぎ分けられるようになるそうなので、たった40枚程度なら、結構楽に覚えられるのかもしれませんねぇ〜。


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